ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

ほめる子育ては本当にいいのか?

2007-10-26 | こどものこと
これは、先日の話の内容とは 
まるっきり反対の内容なんだけども・・・(汗)。



アメリカに暮らして何年、という女性同士のネット上の会話で

「アメリカでは 親が子どもを褒めてばかりいるが
 あれは良くない!」

ということで盛り上がってている場面に出くわしたことがある。

「うそ!?」と思ったよ。




ダンギク。先月の撮影。






だって、日本は 自分の子どもや身内を
人前でけなしてばかりで自信を失わせるから、
だから、良くない、って言うでしょ?

子どもを褒められない自分を
「これじゃ、良くない。」と思って反省しながらも

いつも正反対の事をしてきた私。

「子どもはほめて育てよう」「ほめる子育て」

そんなタイトルの本や雑誌の特集が 山ほどあったんじゃないかな?








段々になってる。





私は 小さい頃 体が弱かったおかげ?で
姉や 横森理香氏ほどには
母の叱咤を受けずにきたようだけど

横森理香氏の言うように考えていたので
この在アメリカ女性の会話には
素直にうなずけなかった。

これも 戦後の 
「アメリカは美しい」「アメリカは正しい」
「すべてアメリカの言う通り」という
あの法則にのっとってしまったが故の
間違った「あこがれの国アメリカの正しそうな道」だったのか?







この色が、好き。






先のアメリカ在住の女性のひとりが言うには

「あなたが一番!」「あなたは世界一!」
と褒められて育った子どもが壁に突き当たって

決して自分は 世界中で一番ステキな人間で
誰よりも素晴らしいことをやり遂げる人間ってわけじゃない、

と知った時に
そういう絶望感に免疫がないからドラッグに走るのではないか、

アメリカの若者を中心に
ドラッグがこれほど蔓延している背景には
「褒めすぎる子育て」が影響しているのではないか、

ということだった。



褒めすぎもイカンのか。。。(タメイキ)

せめて「呪いの言葉」だけはかけないようにしないと(汗)。