ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

夏祭り

2005-08-06 | なんでもないこと
先週末は 当地のあちこちで お祭りがあった。

八坂神社の祭礼。

祇園祭りだ。



祇園祭に関しては いろいろ書きたいことがあるが
調べてからでないと 嘘八百になりそうなので
まあ、そのうちに。



7月の最後の週末にお祭り。

これは 近年 人が集まらないので
苦し紛れに編み出した秘策。

そして これで 定着してしまった。

実家の方のお祭りも
同様に週末に行われるように 変更されたらしい。

農業や自営の家が少なくなって
土・日がお休みのサラリーマンが増えたせいだろう。



その先週の土曜日に
お使いで出かけたら
素晴らしい彫刻を施した山車の上から
声が聞こえてきた。

例の、
「カシコミ カシコミモ マオス~~~」
とかなんとか いうやつ。

祝詞(のりと)か、あれ。



おーーー!
と思って見上げると
確かに山車に乗って
神官の装束をつけた 若めの男性が
後ろに お祭りの役員さんとおぼしき男性人を従えて
こちらを向いて(!)座って、
祝詞をあげている。

ふっくらしたうりざね顔で
黒い烏帽子(えぼし)を被って 
最近流行のあごひげの生えたあごのしたで紐を結び、
千年も前と ほとんど変わらない衣装をつけて
声を出している姿は
思わず目を惹き付けた。

この暑いのに汗もかいてないし、
なにしろ、似合ってる!

じっと見つめてしまいそうだったが
何人もの人が こちらを向いているので
そういうわけにもいかず、
残念だけど 早々に 用事を済ませて
帰宅してしまった。

本当は もっとよく 
(つまり、じろじろと)見てみたかった。

神主さんの衣装を。

和服と同じに、そして お坊さんと同じように、
夏物の 絽(ろ)とか 紗(しゃ)とかの
装束なのかしら。

それにしても、
禰宜(ねぎ)さんも 暑かろう。

お坊さんも 暑いけど。



そういえば、
御みこしの前とか 神殿で
祝詞をあげる神主さんの姿は
何度か見かけているが
山車に乗っかって 「カシコミ・カシコミ」は
初めて見たなあ。




ノート・パソ子が オーバーホールから帰ってきて
ようやく 絶好調になった。

デジカメは まだ修理(!)から戻ってきていないが
撮りためた写真があるので
少しずつ アップしていける。

きょうの写真は 鳳仙花(ホウセンカ)。

最初の年に 
確か電気屋さんからもらった種を蒔いたが
それ以後は 毎年 勝手にあちこちから芽を出す。

歩くのに困る場所に生えた芽を
次々に引っこ抜いているのだが
それでも そっちこっちにまとまって咲く美しい花で
庭を彩ってくれる。



ああ、写真、撮りたい!