ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

わげぇしら

2005-06-25 | 昔語り
『いばらぎじゃなくていばらき』の最初の項目が
「わげしを都会に連れでって(ディレクターズ・カット版)」で、
私としては この項目名からして、
可笑しくて、懐かしい。

そうして 思い出したこと。

昔 実家の辺りには ‘わげぇしのあづまり’があった。


ttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttt

変わった色の イトトンボ。

青緑のメタリック・カラー。

子供のころから、こんな色のイトトンボは
見た事ない。

22日撮影。

ttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttttt


‘わげぇし’または ‘わげし(と、茨城王は言った)’。

それは、たぶん、‘若い衆’のこと。

‘若い’→‘わげぇ’、この変化は 方言としては
基本的なものだと思う。

そして‘わげぇしのあづまり’、
すなわち、‘若者たちの 集まり’とは・・・。

文字通り、若者たちが集まる事。
(なんのこっちゃ。)



実家に 時折 若い男の人たちが
夜に 大勢 集まっていた。

それは 一月に一度か二度程度だったのかもしれない。

わたしはまだ幼くて、
集まってくる若者たちが
身体も声も大きくて、怖かった。

もしかしたら 幼い私には大きく見えても
高卒程度の年齢だったかもしれないが。

それとは 別に、B型気質、人が大勢集まるのが
嬉しかった。



食べたり、
飲んだり(何を? 知らない、寝かせられてて)、
しゃべったり。

もてなす母は 今考えてみれば大変だったかも。

母は、‘わげぇし(=若者たち)’という
複数を意味する接尾辞をつけたこの単語に
さらにいろいろくっつけて 口にしていた。

曰く、‘わげぇてえ’、‘わげしてぇ’、‘わげぇしら’。
さらに、‘わげしてぇら’。
‘てぇ’も ‘ら’も 複数を意味する。
‘てぇら’はもっと大勢?
‘衆・てぇ・ら’は、もっと、もっと、大勢?



私は姉と二人姉妹。

男の兄弟はいなかった。

お寺という家業(家の業:ごう)に生まれた
二人目の女の子は 
少々、厄介だ。

要らないものを見る目つきをされることがある。

これは ヒガミかもしれない。

ヒガミかもしれないが、
「この子が 男の子だったら、ねえ。」
とは よく言われた言葉。

いろんな人から。見知らぬ来客からも。

そして 父も母も 
異常なまでに 男の子が可愛いかった。



もしかしたら そんな父が 
言いだしっぺ(‘ぺ’がつくけど、共通語だよね?)
になって 始めた 集まりかもしれない。

自分の周りに、男の子をはべらせて 
悦に入っていたのかも。

男の子、と書いたが、
記憶では 結婚すると 脱退、という
暗黙の了解があったような気がする。



また、これは もしかしたら、
‘若衆宿:わかしゅうやど’と呼ばれる制度
(テレビで見た事がある)をまねして
始めたものかもしれない。

また、或いは、
戦後 日本各地のお寺で盛んになった
仏教子ども会や 仏教婦人会の流れの中の
仏教青年会の ひとつの形態だったのかも知れない。

B型で 人と交わるのが好きな父が
真面目に布教に取り組んだかどうかは別として、
集まってくる人たちも
結構楽しみにしているように見えていた。



いつの間にか 
そう、各家庭に テレビが普及してからかも知れない、
消えてなくなっていた 集まりだった。

あんな集まりも それなりに意義があったようだったし
(なんとなく そう感じていた)、
今でも あれば それなりに 意義が見出せると思う。

先輩や 大人(父は30代前半だったか?)から
助言ももらえるし。

イジメがないようにも 気を配れると思うし。

人と人との交わりが 少なくなりすぎる時に、
今あると 結構 いい役割が与えられそうな気がする。

そんな面倒な事を 寺の人間がするかどうか、
そんな面倒なことろへ 引きこもり気味の人が
出かけてきてくれるかどうか、
そこのところは わからないが。



父が亡くなって、
あれは、密葬の時かもしれない。

(なにしろ、その前後の記憶は、極めて曖昧。)

お清めの席の一角に 懐かしい面々が集まっていた。

あのころの‘わげぇし’のメンバーたちだ。

面影が消えないどころか、そのままなのが可笑しい。

彼らは
騒ぐでもなく
大声を上げるでもなく
しゃべりまくるでもなく
ただ そこに座って 静かに
語り 飲み 食べ 
時折 ぽつりぽつりと 何かを語り
そして 
いつまでも 席を立たなかった。

もしかしたら
父の突然の死を
一番 心から 痛んでくれていたのは
あの頃 父を アニキのように慕ってくれていた
彼らだったのかも知れない。

(なにしろ、私たち親族は
 悲しくも辛くもなかったので。 
 その時はまだ。)

ミュージック・バトン

2005-06-25 | 考えたこと
または、ミュージカル・バトンとも言うらしい。

適当?(笑)

私にバトンを渡してくださったのは、
空がうまれる瞬間
tsukimati-bunkoさん。



1.PCに入ってる音楽の容量

2.最近聴いてる曲

3.最後に買ったCD

4.よく聴く、または思い入れのある5曲

5.カラオケでよく歌うのは

6.バトンを回す方5名

を記事に書いて、トラック・バック するらしい。



新手のチェーンメールか?
と オバサンは 警戒心を抱いたのだが
別に 人に迷惑をかけなきゃいいんだし、
ということで、
面白そうだから ちょっと書いてみます。

ただし、次の人に回すのは 
ちょっと 止めておきたいと思うので、
もし 気になる方がいらしたら
ぜひ 書いていただく事にして、
TBはしないことにします。

ここで途切れるか?

それとも
ほそ~く、ほそ~く 繋がっていくか。

そちらの方にも 興味があります。

記事になさった方は ぜひ ご連絡を。



さてさて、

しょっぱなから なんなんですが(笑)、

1.PCに入っている音楽の容量

   パソコンに音楽なんて 取り込んだ事がない!(爆)
   
   いや、多分、入ってると思うんだけど、
   私が入れたんじゃないし。
 
   入れ方なんて、知らないし。

   若いって、スバラシイ、こんな内容が 次々と
   いろんな人に手渡されていたんだね。



2・最近聞いてる曲、
3・最後に買った曲

   Def-Tech というんだったかな、確か。
   
   風力発電の白いプロペラが 
   ゆったり回る映像が印象的な
   ヨコハマタイヤのCMで流れている、
   Def-Techという男性二人組みが歌う、
   ‘MY WAY’という曲。

   売れてる曲を買うのは好きじゃない
   へそ曲がりオバサンですが、
   あの曲は気に入っていて、
   マチのレコード・ショップ(と、今は言わないのか?)
   で売られていたので、即、買ってきました。
   
   子供たちに喜ばれました・・・・・・。

   これ、たぶん、パソコンに入っていると思う。

   インディーズで売れ出したこの曲を
   持ってる友達から借りてきた娘は 
   よくパソ子を膝に抱いて 聞きながら歌ってた。

   このCDを 持って行ってしまった息子に
   代わりに預けられたのが、
   ポルノ・グラフィティの‘サンプ・サンプ・サンプ’。
   (今、変換したら、‘産婦・産婦・産婦’だって;笑)
   (いっくら、私のお腹が出てるからって!怒)

   だから 今 車の中で聞いてるのは、
   このCDになります。



   4・よく聞く、または 思い入れのある曲
   
   入院中によく聞いていた 大好きな曲は
   癒し系が多かった。

  ①エンヤの‘Paint The Sky With Stars' というベスト版。

   なにが一番好きだろう?‘Orinoco Flow'かなあ。

   ‘BOOK OF DAYS'も好き。

   エンヤのアルバムは いっぱいある。
    

  ②小野リサ の ・・・。
   
   ああ、曲名どころか、アルバム名もわからない!
   
   今 亭主のところを あちこち探したけど、なかった。

   彼女がシャンソンを歌った ‘DANS MON ILE' もいいです。

   

  ③白鳥英美子 ‘Re-voice'

   彼女の声、いいです!

   あと、いまミュージカルになって 新宿コマにきている
   クイーンも好きで。

   入院中の昼間は、クイーンが多かった。
  



  ④Back Street Boys の ‘I Want It That Way'

   ミーハーオバサンと呼べ。

   もちろん、子供たちの影響。



  ⑤Blue の ・・・なんていう曲だろう?

   ‘Blue'という曲だろうか?
  
   これも 子供たちの影響。
  
   Blue は、いいよ。



あら、クラシックや スイングル・シンガーズが
抜けてる。

ま、いいか。



5.カラオケでよく歌うのは
  
   懐メロばかり。

   フォークソングからニューミュージックへ、
   という時期が ちょうど青春だったので。

   ボサ・ノバや ジプシー・キングスの歌は歌えない。

   英語と中国語以外は、読めない。

   さて。

   何を一番よく歌うか?

   イルカの ‘なごり雪’にでも しておこう。

   ちょっと、面白みに欠けるな。
 
   この間は、『若いってすばらしい』を歌ったよ。

   古すぎて、亭主は知らなかった。

   牧みちる? 知らないよね。



6.バトンを渡す方 5名

   というわけで、どなたか、受け取りたい方、
   ここにテキトーに 何本か 
   バトンを置いときますから、
   取りに来て!(笑) 



実は今、私のCDプレイヤーが 壊れてしまって、
ウチ中で 私だけ CDプレイヤーがないの。

誕生日に デラックスなのを買ってもらえるかと
期待してたんだけど、
最近お金はピンチだし、
父の日を 家族全員で無視したし、
しばらくは 車の中だけが
私のミュージック・エリアです。

ああ、結構、面白かった!