ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

私の食養生・『粗食のすすめ』

2004-06-25 | 食生活
6月23日(水)夕方から、
日本テレビのニュースプラスワンを見ました(6:17~6:36、
「急増する乳がん」)。
格別 目新しい内容が ない中、
乳がん患者は、ごはんを一日三杯食べなさい」というのが、
今までの 似たような番組にはなかった 提案だったと 思います。
その、変な発言をしていた、
変なナマリのひとが、
『粗食のすすめ レシピ集』(東洋経済新報社、1999年6月10日、1500円)で
突然有名になった 
幕内秀夫という 管理栄養士です。

私がこの人の言うことを信用するのは、
同じ いばらき県の出身だからではありませんし、
注目したのは、
癌とわかる、ずっと前です。

実は、亭主が、胃腸の弱い人間でして、
まれに どうしようもなくなってしまうことがあり、
花の中年になって、これじゃあイカンと、模索をはじめたころに、
『粗食のすすめ』が 話題になったのです。 
私が 十年以上前から 少し気にしていた、
ゆずり原の人々の食生活を 調査していた人が 書いた本でした。
最初に読んですぐ、気に入りました。
ミーハーおばさんなもので。

ある時、亭主のおなかが、危機的になりました。
『粗食のすすめ』を忘れかけた頃です。
その時手に取ったのが、
『胃腸は語る』(弘文堂、1998.7.15、1800円)です。
有名人(中曽根康弘、江崎玲於奈、竹下景子、etc.)の検診を、
たまに日本に帰ってきてやってる、という、
米国・アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授の、
新谷弘美という人の著書でした。

(ミーハーで、)面倒なことがきらいで ちょ~アバウト人間の私には、
これら2冊の本の 言ってる事は、同じだ! 
と思われたんです。
(ちがってたら、ごめんなさいね、先生方。)
これで! 幕内氏の言うことを、信用したワタクシです。
(幕内先生、ゴメンネ)
そして、幕内氏は 次々と本を出しているけど、
主張に 一貫性があり、ひとつひとつ、納得がいくように思います。
(もちろん、五千人以上のがん患者の食事指導をしている、という実績も、
 発言に自信を感じさせるのでしょう。)

でも・・・・・・亭主は、白米至上主義者で、胚芽米さえいやがり・・・(泣) 
朝は ご飯はいやだと、菓子パンを食べ・・・(号泣!) 
夫婦別メニュウも度々です・・・(怒!)

ただし、面倒がキライで、超アバウトな 私としては、
いくらでも自分に都合よく アレンジしてよいことに なっているので、
先生方が 喜んでくれそうな食事内容には なっていません。
菓子パンも食べるし、牛乳も飲むし。
ただ、「よくない」と言われているものを、
これは良くない、と認識しながら
摂るように心がけてます。
自然と、回数が減ります。
そして、ご飯が増え、
お魚が増え、
味噌汁や 納豆の 登板回数が増えました。
コーヒーが減り、
お茶が増えました。
生クリームは、減りました。

でもでも、
牛乳も、ヨーグルトも、ココアも、ホワイトソースも、
カスタードクリームも、ラーメンも、パスタも、それに、ビーフも好きなんです!


・・・・・・無理なく、が、長続きのコツですよね。