日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

種さんと連帯感

2005-01-29 08:25:57 | 種ともこ
昼休み、会社の同僚(主に女性)が
固まって、またサンドウィッチを食べていた。
集団行動アレルギーの自分としては見るのも苦痛かも。
ああいう風に連れ立って何かするのって、
会社員の勤めなのかな、なんて日本にいたら思うだろうが、
ここはフランスなんで何も感じない。

僕のほうは近所のパン屋に
ケバブ・サンドイッチを買いに行く。
日本でも渋谷とかによく店が出ている、
羊の肉のサンドイッチだ。店のおじさんは
僕の顔を覚えていて、何も言わなくても
「ケバブ・サンドイッチとミネラルウォーターだろ」
と言って、サンドイッチを作ってくれる。

夜に、宮沢和史のパリ公演を見に行く。
もともとファンではないのだが、懐かしさも
手伝ってちょっと顔を出してみた。
そういえば、彼の中央線っていう歌があったなあ。
あと、彼の犬みたいな顔と僕が似ている、と
言われたことがあったなあ、なんて思い出しながら。

種ともこがパリで公演したらすべてを投げ出して
見に行くんだけどなあ、なんて思う。
でも日本でもなかなかコンサートしないぐらいだから
海外の公演なんて夢のまた夢かも。
以前種さんの自叙伝を読んだことがあるんだけど、
「人の輪に入っていなくても平気な感覚」を
語っていて、それは僕と同じだ、と共感したことが
あったっけ。
みんなと同じことをしなくても平気な気持ち。