三日目のセビリヤ。というかフランスに戻る日。
名残惜しさもあって、なんだか朝早く目が覚めてしまう。
そそくさと準備。泊まっていたホテルはサンタクルス街の
ひっそりとした界隈にある、質素だが清潔なホテル。
高い天井とか、赤茶の壁の色とか、ぼんやり眺める。
チェックアウトを済ませて、昨日と同じホテル近くの
バルにまたずかずか入っていき、カフェオレを頼む。
またもやコップに入ったカフェオレが。今日はちょっと
余裕もあって、バルの内装など眺めながらカフェオレを
味わう。壁の黒板にはタパスのメニューがチョークで殴り書き
されている。そのほかに、闘牛や万博の、古いポスターが。
こういう大ざっぱなインテリアもセビリヤぽいなあ、などと思う。
バルから駅までサンタクルス街の白い街角を抜けて、
ゆっくり歩く。朝早いのに、あちこちでもう人々は
働き始めている。工事中の道路、内装工事中のアパート、配達のトラック。
そういえば平日のセビリヤを見るのは今回の旅行で初めてだった。
こんな美しい街に暮らせて幸せだろうな、などと思う。
住民はもう馴れてしまって、そんな感覚ないんだろうけど。
サンタクルス街と並行して走る通り、アヴェニダ・レカレドは
セビリヤの大動脈のひとつ。低層の商店やホテルが立ち並ぶ
交通量の多い通り。昨日の夜、10時ぐらい酔って朦朧とした
頭で通りを歩いていたんだけど、こんな美しい光景は見たこと
ないってぐらい印象的な夕映えの街が広がっていた。
日はもうほとんど沈みかけているんだけれど、空は
深いオレンジ色がまだ残っている。街灯は少しずつ瞬き始めている。
そして道路の両脇のカフェやバル、
時々現れるシャッターの下りた商店、ブティック。
どこか郷愁を誘うような光景だ。
またセビリヤに戻れるように。その日まで今の自分であるように。
名残惜しさもあって、なんだか朝早く目が覚めてしまう。
そそくさと準備。泊まっていたホテルはサンタクルス街の
ひっそりとした界隈にある、質素だが清潔なホテル。
高い天井とか、赤茶の壁の色とか、ぼんやり眺める。
チェックアウトを済ませて、昨日と同じホテル近くの
バルにまたずかずか入っていき、カフェオレを頼む。
またもやコップに入ったカフェオレが。今日はちょっと
余裕もあって、バルの内装など眺めながらカフェオレを
味わう。壁の黒板にはタパスのメニューがチョークで殴り書き
されている。そのほかに、闘牛や万博の、古いポスターが。
こういう大ざっぱなインテリアもセビリヤぽいなあ、などと思う。
バルから駅までサンタクルス街の白い街角を抜けて、
ゆっくり歩く。朝早いのに、あちこちでもう人々は
働き始めている。工事中の道路、内装工事中のアパート、配達のトラック。
そういえば平日のセビリヤを見るのは今回の旅行で初めてだった。
こんな美しい街に暮らせて幸せだろうな、などと思う。
住民はもう馴れてしまって、そんな感覚ないんだろうけど。
サンタクルス街と並行して走る通り、アヴェニダ・レカレドは
セビリヤの大動脈のひとつ。低層の商店やホテルが立ち並ぶ
交通量の多い通り。昨日の夜、10時ぐらい酔って朦朧とした
頭で通りを歩いていたんだけど、こんな美しい光景は見たこと
ないってぐらい印象的な夕映えの街が広がっていた。
日はもうほとんど沈みかけているんだけれど、空は
深いオレンジ色がまだ残っている。街灯は少しずつ瞬き始めている。
そして道路の両脇のカフェやバル、
時々現れるシャッターの下りた商店、ブティック。
どこか郷愁を誘うような光景だ。
またセビリヤに戻れるように。その日まで今の自分であるように。
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