日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

久しぶりに

2013-03-29 23:23:16 | 自分について
久しぶりにバレリーに会った。もう半年振りぐらいだろうか。
共通の知り合いが日本に帰ってしまうので、三人でランチしたのだ。

バレリーはあまり外国語が得意ではないので、フランス語しかしゃべらない。
ただいつも感心するようなことをいつも言うので、毎回聞きほれてしまう。

今日もランチしながらもったいつけて、彼女は僕に向かって、
「人生は複雑なのよ~。La vie est complique!」と言っていた。
歳はひとつしか違わないのだが、相変わらず人生の先輩気取りだなあ、と思った。


30分といくつか

2013-03-22 23:17:46 | パリ左岸
今日は仕事関係のクレームを電話で受けていた。
クレームというか先週の仕事にかかわった人の反省とでも
いえるものなんだが。

その人は怒っていて、誠実に仕事を遂行しない、仕事の
パートナーを怒っていた。通訳業務だったのだが、仕事仲間が
かなりいい加減な仕事をしていたらしい。

僕は仕事を頼んだ側だったのだが、なんだか自分まで恐縮してきた。
というのも、仕事を誠実に遂行する、なんて普段すっかり忘れて仕事
しているからだ。責任ある仕事のために徹夜で資料読んだり、
分からないことを質問したり、とか久しくしていないのだ。
なんだか自分へのクレームのように聞こえてしまった。

それにしても通訳業務というのは本当に大変だと思う。
翻訳というのは原語をどれだけ理解しているかというよりも、
翻訳された言語の力をどれだけもっているかで決まる、ということを
前良く聴いた。人々が関心する和文仏訳は、どちらかというと
いかにフランス語力が高いのか、というほうが日本語の理解力より
重要なのだと思う。

といいつつ、僕もあまりフランス語が上達していないのだが。

健康について

2013-03-08 22:33:22 | 自分について
健康というか健康診断に行っただけなんだが。
医者に年齢の割りにみかけが若い、みたいなことをいい意味で言われた。
たしかに、白髪は最近増えてきたといえ、まだそんな目立たないし、
ほうれい線もないしな。

などと喜んで家に帰ってきて、会社のFACEBOOK掲示板みたいなのを
見ていたらもう10年ぐらい会っていない同僚の写真がたまたま出ていた。
最初見たとき、どこかの初老の老人かと思ってぐらいふけていた。
頭髪も真っ白で薄かった。あだ41歳ぐらいなのに。
僕は彼が長髪のころしか知らなかったので、非常にショックを受けたわけだが、
人生って分からないよな。老化も個人差あるし。
などと頭の中で反芻する・。

福岡つながり

2013-03-06 22:11:54 | 福岡
今日はフランスの進出企業の人と初めて会って、打ち合わせなどを
していたのだが、たまたまその人が福岡出身とわかって
にわかに盛り上がってしまった。

西新とか六本松とかの地元の地名とか、
牧のうどんとか、ラーメン屋とか地元の人間だったら誰でも知っているような
ローカルな話題でしばし盛り上がる。
なんか相手が九州人だと、訳はないのだが安心するなあ。

そのあとフランス人の翻訳者と仕事のことで話したのだが、
「詩」について印象深いことを話していた。日本語詩をフランス語にするとき
一番難しいのは、いかにフランス語の詩のように翻訳するのか。
つまり、意味やニュアンスを追うだけではなく、音として、音楽として
どんな響きを言葉に与えるのかが問題だ、と言っていた。
なぜそれがフランス語に翻訳したときに複数になるのか、単数になるのか、
その冠詞がつくのか、その単語がくるのか、そういう気の遠くなるような
翻訳作業の話を聞いていて、やっぱアウトプットがフランス語の翻訳は
フランス語が母国語になっている人にしかできないんだろうな、
という気がした。
後半、福岡と関係ないな、この文章。