日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

カウントダウン

2008-06-17 14:55:09 | フランス
帰国の日まであと1週間になってしまった。
最後の最後まで働こうと考えたので、家にいる
時間が相対的に少なく、全然部屋がかたづいていない。
こりゃ、大家に怒られるよな、退去日に(笑)。

昔の書類など整理していたら、過去のパスポートなど
出てきて、かつての自分の写真など見て笑ってしまった。
昔の自分はこんなやせていて、ギスギスしているのが
伝わってくるような写真だった。
体重は増えたが今の自分のほうがいいや。

久しぶりにlisa loebを聞いている

2008-06-15 18:09:34 | 音楽(種さん以外)
久しぶりにLisa Loebを聞いている。彼女と言えば
ちょうど90年代、映画「リアリティ・バイツ」が
流行っていたとき、その挿入歌として使われた"Stay"が
全米で大ヒットしていたころ、アルバムを買って聞いていた。

最近なんかのきっかけでまたリサ・ローブを聞くことがあった。
あの頃のまま、リサ・ローブの歌う世界は
情けなくて、孤独で、気後れてしていて、内省的だった。
そういう内省的なことを、さらっと歌うところが彼女のいいところだ。
Ituneで早速ダウンロード。"fools like me"という曲を
よく聞いている。タイトルが、またリサ・ローブ的。


everybody go
the party is over
i wanted to be alone in my room



こだわりなんて何もない

2008-06-12 06:52:14 | フランス語
事務所の廊下を夜半に歩いていたら、夜警の
警備員と出くわした。顔見知りの、僕より少し
年上ぐらいの警備員だ。病気で休んでいた時期があり、
少し赤ら顔のスキンヘッドのやつだ。

「日本に戻るんだって?」とやつはいった。
「そうそう、仕方ないよ。もう長いことフランスにいたから」
「ああ、そう」と彼は言った。「自分もいつまでここで
働くか分からないけど。別にここにずっといたいわけじゃないし」
と警備員はぶつぶつ話し出した。
「行くんだったら、北イタリアに行きたい。知り合いが
北イタリアに移住したんだ」

そして彼は言った。

je peux partir du jour au lendemain.
il y a rien qui me retient ici.

(いつだってすぐにでも旅立てる。
ここには俺を引き止めるものなんて何もない。)

なんか映画みたいなセリフだよなあ、と思った。
いずれにせよ、何もこだわるものもない態度は潔い。
真に大事なものというのはそんなにないもんだ、と思う。

日本に還る日

2008-06-07 06:36:04 | 自分について
実は唐突ですが、会社の仕事の関係で日本に今月末に
帰国することになった。帰国と言っても出張じゃなくて、
東京で働くために。配置換えなんて自分には起こらないと
思っていたけど、現実に起こって、ああ、自分も
一介のサラリーマンなんだなあ、と変な感慨に一瞬ふけった。

といっても毎日仕事していて、帰国の準備なんかしてる暇がない。
相当やばくなってきたので、来週はやってしまおうと思うが。
でもまたフランスに何年か後に戻ろうと思っているので
一時的さよなら、なんだが。

何も飲むものがない

2008-06-06 06:15:43 | フランス語
よくカクテルの案内に次のような文言を書く。

à la fin de la conférence,
nous nous retrouverons autour d'un verre.

(会議のあと、一杯のグラスを囲みましょう)

なんて表現なんだが、まあグラスをそれぞれ傾けて
談笑しましょう、みたいなニュアンスだ。

で、顧客用に行うカクテルの話をしていたのだが、
予算がなくて、どうするか、うんうんうなりながら
同僚のバレリーと打ち合わせをしていた。すると彼女、

nous ne pouvons nous retrourver autour de rien!
(何もなかったら、何も囲めないじゃん!)

などと言い放ってどっか行ってしまった。
やっぱりお金のこととか、細かいこととか考えるの
苦手なんだよ、あいつは。





嫌悪すべきもの

2008-06-04 06:27:21 | 自分について
自分は全然オシャレじゃないし、大概何を着ても
あまり似合わないので服など必要なときしか買わない。
だから買い物とかすごい嫌いなのだ。そんな自分だが
これだけは着たくない、ものがある。
薄い色の横縞のポロシャツ。
昔から苦手なんだよね。なんでポロシャツなのに
線が入っているのか理由も分からないし、あと
薄緑とか薄い青とか、ああいうパステルカラーというのが
異常に嫌いなのだ。もともと濃い色の服を親が好んで
子供の僕に着せていたので、それで嗜好が確立してしまったのかも
しれないが。なんかおやじとかでいるよね、薄い色の
シャツ着て、ブカブカしたズボン(ジーンズですらない、
ゴムで止めるようなやつ)履いて、ノタノタ歩いているおじさん。
ああいう中年にはなりたくない、と思っているのだが。

something good イビサ島探訪記(10)

2008-06-02 05:42:25 | スペイン
イビサ島の夜は深夜12時を回っても、まだハイシーズン
になってもいないのに、騒々しくて賑やかで、心が
ウキウキしてしまうようだ。
カフェやレストランはまだしも、薬局や普通の店まで
平気で深夜営業している。パーティー好きな若者が
ヨーロッパ中から集まってくるのが分かる。

通りに面したあちこちのバーから
いろんなビートが流れてくる。

イビサ島探訪記(9)

2008-06-01 00:54:47 | スペイン
夜のイビサの街は、まだハイシーズンじゃないこともあって
シャッターの下りている店もちらほら目につくが、
それでもかなりにぎやかだ。マリナ地区(港のすぐ脇)には
おみやげ物や、シーフードのレストラン、アクセサリーショップ、
バーなんかが軒を連ね、さまざまな国の観光客が結構入っている。

レストランに入ったのは夜の11時過ぎ。それでも結構これから
レストランに入ってくる他の客も後を絶たない。
せっかくスペインに来たので「パエリヤ」なんぞ注文する。
ありえないぐらいの大量のパエリヤが運ばれてくる。
これが一人分かよ!でも貧乏性なんで我慢して全部平らげる。
最後らへん、過剰な満腹感で味覚を失う。って本末転倒かも。

写真は宵の口のイビサの街。