日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

三つ目の世界

2005-01-16 07:22:39 | パリ右岸
今朝、掃除をしながら、ペットショップボーイズの
「セアヴィダエ」という10年ぐらい前に流行った
曲を聴いていたんだが、今聞くと、必要以上に若さを
礼賛していて、嫌な感じの曲だなあ。つーか、じゃあ、
聞かなきゃいいんだが。

午後ヨーロッパ写真美術館に行ってみた。
何が企画されているかも知らずに、いつもここに
とりあえず来てしまうのだが、今日は「三番目の目」
という展示をやっていた。何だと思ったら、心霊写真特集。
幽体離脱とか交霊会とかそういったオカルトな写真ばかり。
これが、また大好評なんだ。こんな混雑見たことないぐらいの
入場者で会場はごった返していた。僕が中学生の頃
雑誌で見た、「イギリスで撮られらた妖精の写真」も
展示されていた。まあ、トリック写真だったんだけどね。

そのあと切れるような寒さの中、バスティーユ広場まで
歩いていった。夜の空気の中でバスティーユのオペラ座が
銀色に瞬いていた。『猫が行方不明』という映画がここらへんが
舞台だったなあ、などとぼんやり考える。