日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

リアルライフ

2015-01-12 22:32:32 | パリ右岸
新年も始まって早々の先週の水曜から続いた、悪夢のような3日間で
目が覚めてしまった。水曜の午前終わりに起こった、シャルリ・エブドの
編集部襲撃事件。翌木曜の朝、パリ南郊の銃撃事件、そして金曜の
パリ北部と、バンセンヌで同時に起きた籠城事件。テロリストたちは殺され、
またその犠牲になった一般市民も14人命を落とした。

それでも日々の生活は続く。人生も続いていく。
改めて自分が人々や宗教や民族の間の緊張の中で暮らしていることを思う。

いつか好きだった、ウッディ・アレンの映画「カイロの紫のバラ」の中の
せりふを思い出す。夢見がちな、空想に世界に逃避するようなヒロインが
最後のほうで口走るせりふがある。「現実は汚いのよ」と。
ただそれは、現実に対して捨てばちになっているとか、そういうんじゃない。

現実の世界がきれいごとじゃないことを自覚して、それでも
やり過ごしていかないといけないことを悟ったセリフなのだ。

福岡帰省中3

2015-01-04 20:25:55 | 福岡
そして前からまた行きたかった今村カトリック教会へ。
実は実家の近くの大刀洗町の中心部にあるのだが、交通の便が悪いため
なかなかふらっと行くこともできないのだ。



画像が横になってしまっていておかしいのだが・・・。

相変わらず今村教会はそっけなくて、観光ずれしていなくて、
誰もいなくてしんとしていて、なんだか心が落ち着くような感じだ。

さてとドライブも終わったので、次は温泉か。

福岡帰省中2

2015-01-03 06:37:12 | 福岡
そして僕らはちょっと足を延ばして、八女市立花というところまで車を飛ばす。
もともと立花町と言われていたところで、今は市町村合併で八女市になったところだ。
昭和初期の大物政治家の生家がレストランになって自然食など食べさせてくれるスポットなり
にぎわっているということだったのだが・・・年末で閉まっていた。



旧大内邸という建物です。

仕方ないので周りをぶらぶら散歩してみる。ここら辺までくると
もう福岡県も南の端、熊本の県境なんかも近い場所なのだ。




福岡帰省中1

2015-01-02 08:36:26 | 福岡
年末でフランスから福岡の実家に帰省してきた。
なんだかセンチメンタルジャーニーみたいで気恥ずかしいのだが、
親が実家の周辺をドライブに連れて行ってくれた。親と姉と僕。まさに
昔の家族のように。

その日は泊りがけで家族や親戚と原鶴温泉に泊りがけで遊びに行くことが
決まっていたのだが、その前に空いた時間を利用してあちこち見せてくれる、
ということらしい。



実家から車でそのまま福岡県を南下。広い空が広がる船小屋温泉につく。
ここは新幹線の駅ができてから急速に整備された場所で、広い公園が造成され、
その中に美術館なども立っていた。

子供のころ、何度も親に連れて行ってもらった場所だ。矢部川のほとりは
水遊び場になっていて、浮き輪をもって真っ黒に日焼けするまで遊んだ。
夏の夜は花火大会も開かれる。川べりの土手から、空いっぱいに広がった
大きな花火を、母親に手を引かれて見上げていたことをまだ覚えている。

妙にこざっぱりしてしまったけれど、たくさんの思い出があちこちに詰まっている。