日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

大阪最終日

2011-09-29 17:33:06 | 大阪
前回ブログを書いたときにカウントダウンなんて言っていたが
怒涛のような毎日が続いて、結局今日が大阪最終日になってしまった。

実は今週は三日ぐらい東京で会議のため出張して、
昨日になって大阪に戻って引越しの準備などし、今日は机の整理のため
事務所に戻ってまた仕事をしていたのだ。最後の最後までバタバタしている。
まあ、自分らしいが。最近こういうパターン。

ということで職場の同僚が飲みに誘ってくれた。もっと要領よく
ことが進めば大阪市内まで行って、法善寺横丁の水掛地蔵のところで
お参りしたり、難波のお好みやに行ったりといろいろしたかったのだが、
結局、そんなふうにことは進まず、空港近くの町にずっといた。

これから僕の人生はどこに行くのだろうか?
また筑後に戻ってこれるのか?それとも鹿児島に回帰できるのか?
もしくはフランスに長くいることができるのか?
いろいろ考えつつ眠りにつこうと思う。

1週間

2011-09-23 01:47:49 | 日本
フランスに行く日まで1週間となり、カウントダウンが始まってしまった。
そういう意味もあって、新幹線に乗って広島と山口の友人に会いに行った。

広島の友人は大学生の頃から、山口の友人は高校3年の頃の同級生、
とものすごく昔から知っているのだ。20年近く知っていることになる。
考えるだけで恐ろしくなってしまうのだが・・・。

広島では川沿いのレストランで地元の素材(もみじ豚とか)を使った
パスタを食べ、山口では地元の地酒と魚介類の料理がたくさんある
居酒屋に行った。と書くとまるでグルメみたいですが、全部友人が
紹介してくれた店に行っただけです。

そういえば広島の友人が博多の人間は弾けていて、思い切った行動に
出る人が多い、保守的な広島人と対照的だ、みたいなことを言っていた。
もしかして、そんな感じだから、福岡人は東京など大都会に行ったとき
浮いてしまって、周りとうまくやれなかったりするんだろうか?
(でも、浮いていることに気がついていなかったりする。自分も含め)

ちなみにアビスパ福岡の応援歌の歌詞はこんな感じです。

♪博多の男なら 気持ちを見せろ~
おそれることはない さあ 行こうぜ

平行して進行する人生

2011-09-19 16:31:10 | 大阪
先週の金曜日、堂島にあるシチリア料理のレストランで
「レモンのパスタ」というパスタを食べたのだが、あまりに美味で
感動してしまった。パスタにはレモンのソースしかかかってないし、
トッピングも皮抜きしたレモンだけなのだが、これがこのうえなく美味。
シンプルなんだけど、レモンのすっぱさとフルーティな味が
パスタを引きたてるような味に昇華されていてすばらしかった。

まあ、それはそうと、転勤で大阪を離れることになった。去年の5月末に
こっちに来たんで、結局1年3カ月ちょっとしか住んでいないことになる。
異動先はフランスだ。今日、大使館から申請していた査証が送られてきた。
実際に査証を取得して、異動が現実味を帯びてきた。査証が来るまでは
なんだか、今回の異動も嘘みたいな感じで半ば半信半疑だったのだ。
ようやく本腰を入れて引越しだの、異動の諸手続きやらないといけないなあ、
と思い始めたところ。とはいえ、フランスに出発する日は10日後なんだけど。
全然準備してねえや。

こうしてまたフランス行きのことを考えると不思議な気がしてくる。
僕は2002年から2008年までフランスにいて、そのあと3年間日本にいたのだが、
フランスにいるときは割りと何も考えていなかったのだが、日本に戻ったら
フランスにインパクトが強くて、日本は仮の生活であって、本当の自分は
フランスにある、みたいな意識がどこかにあった。そのせいで、いつでも
フランスに戻れるように家財道具とかよけないものを買わずに身軽にいよう、
としていたっけ。それが大阪に転勤になり、フランスとか東京とか
あまり考えなくなっていた矢先だ。

似たような錯覚はこれまでもある。東京で就職したときも、心のどこかで
東京の生活は仮で、いつか九州に戻るし、九州にいる自分が本来の自分なんだと
自分に言い聞かせたりした。もっと遡れば、小学校のころ僕は途中で
福岡から鹿児島の小学校に転校したんだが、そんときも鹿児島では
ここでの生活は本当の自分じゃなくて、そのうち自分は福岡の本当の
自分の人生に復帰できるはず、と子どもながら考えていたっけ。

でも今度のフランスはどうだろうか?行ったらやっぱり自分は日本が
本来の自分がいる場所で、日本に戻らないといけない、みたいなことを
考えたりするだろうか?それとも日本こそ仮の宿で、フランスこそ
本来いるべき場所である、なんて考えるんだろうか?

離阪すること?

2011-09-16 00:24:31 | 大阪
大阪に帰ることは帰阪する、というから
大阪を離れることは離阪する、というのだろうか?
おそらく。日本を離れることも離日する、というし。

ということで急遽、月末に大阪を転勤で離れることになった。
よく考えると1年ちょっとしか住んでいない。しかも、
中途半端な関わりしかしなかったので、あんま、馴染んでなかったなあ。

捨てられない漫画や雑誌や本に囲まれて、ゴミ屋敷のような
恐ろしい状態のアパートで暮らす日々。

人生のきしみ

2011-09-13 14:10:36 | フランス
本を読んでいたら、某有名なキュレーターが、自分はくだらない
天気の話とかしないんで、他人からはとっつきにくいと思われている、
みたいなことを書いていた。その気持ち分かるなあ。
どうでもいい話って、本当にどうでもいいのだが、それを
欠落させると人付き合いがしんどいのだ。って、人付き合いなんて
最初からあきらめているが、自分の場合。

雑誌に載っていたSIGUR ROSの音楽をYOUTUBEで検索していたら
こんな画像が出てきた。人生にきしむような音がするようなとき、
明日に行き詰るような感覚を覚えるとき、こんな音楽と映像があれば
なんかほっこりした気持ちになるなあ。






フランス語個人レッスン2回目

2011-09-09 14:21:43 | フランス語
東京出張から戻ってきた後、凝りもせずにまた
フランス語の個人授業に行ってきた。これまで勝手に
自分は喋れると思ってフランス語を喋ってみたが、
やはりネイティブのフランス人の先生の前で、授業として
話すといろいろ直されることが多く、結構ひどいフランス語を
喋っていたんだなあ、と顔から火が出るような感じ。

たとえば「あなたは静かでいられる」とかいう意味で

VOUS POUVEZ ETRE DANS LE CALME

と言ったら、

VOUS POUVEZ ETRE AU CALME

になおされた。あとお酢のことを女性名詞かと思って
思わずLA VINAIGREと言ったら、男性名詞で、LE VINAIGREだった。
とかそんな感じ。語学って上達しないもんだな。

浅い眠り

2011-09-06 14:49:29 | 東京
出張で東京に行ってきた。会議に出席するだけの、あまり大したことない
出張だったんだが、会議の終わる時間が結構遅かったので、東京で
一泊することにした。で、翌日は代休とってゆっくり大阪に帰るシナリオ。

で、いつもは駅に近い、割とどこでもいいような場所のなんでもいいような
安いだけのホテルをネットで予約するのだが、今回は某ホテルチェーンの
『眠りにこだわる』というのが売りのホテルを予約してみた。宿泊料1万円。高い・・・。
実は、福岡のテレビ番組で去年安眠特集をやっていて、いかに安眠できる
設備を備えているか、ということでこのホテルが紹介されていたのだ。
また、僕は「ねむログ」のサイトで睡眠時間を毎日記録するほど、最近
睡眠にはこだわっているのだ。

で、泊まってみたのだが、結果から言うと、別に大したことはなかった。
レインシャワーという天井から降ってくるシャワーもあったが、
どちらかというと浴槽があったほうがありがたいし
(浴槽つきの部屋はもっと高い金を払わないといけないのだ)、
ベッドとか、椅子とか、とくに安眠を誘うような感じでもなかった。
ただ、東京駅近くのホテルの18階の部屋だったので眺望はサイコーだったが。
先週とまった、新橋駅近くのホテルサンルートのほうが、部屋のつくりとか
まったく一緒で料金6000円弱だったんで、全然お徳だったかも。

台風とフランス語

2011-09-03 16:18:29 | 大阪
今日は台風直撃の一日になる、という話だったのだが、
あまり風も雨も強くなかったのでノコノコ大阪市内まで
出かけていった。

まずスペイン語のクラスに行こうとしたのだが、なんか
途中でいやになってサボってしまった。代わりに、大阪駅の
新しい駅ビルで、観光ガイドブックや自然食品などを物色。
奄美産のさとうきび酢を買ってしまった。ああ、奄美大島行きたいなあ。
時間なさそうだが。

で、そのあとフランス語学校に行く。なんか語学オタクの行動だが。
最近、思ったのだが、僕は自分でできると思っているだけで、
実はフランス語がちゃんとできていないのかもしれない。その場合、
ネイティブの人についていろいろ発音やら文法やら、そういうのを
チェックしてもらうべきである、とのことだ。これこそ初心に戻る、
ということであるべき姿のはず。

で、学校の登録用紙にフランス語学習歴とかを書く欄があって、
一瞬躊躇したのだが、とりあえず適当に10年と書いた。
本当は大学生の頃からやっているから10年どころではないのだが。
ただちゃんと勉強した期間という意味では10年でいいのかな、と。
で、個人授業をやってもらったのだが、自分ではおかしなアクセントが
喋るときでる、と思い込んでいたのだが、「別に問題ない」とかと言われ、
なんか自身の要求水準の高さだけ自覚するような結果に。
とはいえ、今月、あと3回ぐらい個人授業やる予定。

筑後は永遠の故郷である

2011-09-02 14:16:06 | 福岡
鹿児島に帰省したり、ルーツを云々書いたりしたりした後でなんだが、
もう一つの故郷、実家のある、かつ幼少の頃から住んでいた
福岡の筑後地方のことをネットで調べていていたら、こんな
すばらしいサイトができていた。

のんびりした、スローフード、スローライフな風土、
そして土の温かみが残る大地の恵み、文化進取の気風、
そんなもんが体現されている、なんかいい感じのインターネットサイト。
デザインもいいし、すごく洗練されていると思う。

ということでよくできたサイトです。

http://www.crossroadfukuoka.jp/chikugo/