日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

マラガを目指して(7)

2013-05-27 22:24:52 | スペイン
午後は郊外電車に乗って20分ぐらいの場所にある、コスタデルソルのリゾート、
トレモリノスに足を伸ばす。前にも来た事がある町だが、のんびり
地中海でも見てみたかったのだ。

実際にビーチにつくと、果てしないリゾートホテルとマンションで
通りは埋め尽くされ、のんびりどころじゃない。
写真はトレモリノス駅前のプロムナード。


マラガを目指して(6)

2013-05-26 10:07:35 | スペイン
後ろ髪を引かれるような気持ちでグラナダからマラガに戻る。
次にグラナダにこれるのはいつなんだろうか、などと考えながら
窓の外の景色をじっと見ていた。

翌朝は早起きをし、ピカソ美術館へ。実はピカソ美術館に来るのは
二回目なんだが、せっかくマラガに来たんでまた訪問してみた。
前回来た時に目に付いて離れなかった、「座るジャクリーヌ」の絵も
そのまま展示されていた。
郷愁を帯びたまなざしと、そのポーズの絵は一度見たら忘れられない。

写真は美術館の中庭から見上げた、アンダルシアの空。


マラガを目指して(5)

2013-05-25 09:35:20 | スペイン

今度はアルハンブラ宮殿から反対方向、シェラネバダ山脈の方向を見て、
写真を撮る。
雪をいただく山脈と(本当に雪が積もっている)、肥沃や平野が広がる
風景が眼前に現れる。
アルハンブラの中にはパラドールがあるのだが、あのパラドールに泊まって
こんな風景を見ながら朝目覚めたら、どれだけ気分がいいだろうか、
などと夢想してしまった。

マラガを目指して(4)

2013-05-24 22:05:44 | スペイン
最初にグラナダに来たときは、フランス人の友人らとグループで、
まだ90年代の半ば、フランスで留学していたときだったと思う。
そのあと1998年にも一回一人でスペインに来たことがあったっけ。
それから2000年代後半にも当時の彼女と来たことがあった。
そうすると今回は4回目のグラナダか。

グラナダは町の中心で路面電車の工事をしていたり、ちょっと小奇麗な
遊歩道ができていたりしてちょっとずつ変わっているようだが、でも
やはりあの懐かしい、イスラム王朝の夢がまだ残っているような
アルハンブラ宮殿はそのままだ。アルハンブラから見下ろすアルバイシンも
白い壁の町並みがそのまま残っている。


マラガを目指して(3)

2013-05-22 22:34:33 | スペイン
着いた日の夜は街の中心部の通りに張り出したテラスで
スペイン名物パエリヤなんかを食べる。実はマドリッドでも
食べたんだけど、パエリヤ、どこで食べてもおいしい。
マラガはおそらく5年ぶりぐらいだったんだが、町のあちこちの
通りや街路樹の場所なんか記憶に残っていた。印象にずっと
残っている街だ。

そして翌日はバスに乗ってグラナダに。バスターミナルから
グラナダ目指して、バスはアンダルシアの荒野を走っていく。
窓から見える人も誰もいない景色。ただ、オリーブ畑が地平まで
広がっていたり、禿山が立ちすくむような荒々しい自然。
アンダルシアに、また僕は来たんだなあ。

マラガを目指して(2)

2013-05-20 23:12:02 | スペイン
ソフィア芸術センターでダリ展をほかの入場者にもみくちゃにされならが見て
(というかほんとにすごい人ごみだったのだ)、アトーチャ駅に戻りAVEに
ようやく乗車。午後6時過ぎに電車は静かにアトーチャ駅を出る。

マドリードからアンダルシアまでは何もない。ただ平原がずっと続いているだけだ。
この路線を何度も一人で乗ったことがある。90年代半ばに一人で
スペイン旅行したときも、マドリードからセビリヤまでAVEに乗ったっけ。
アンダルシア州に入る前に小さな町があったのを覚えている。
やはりこのときもその町を通り過ぎた。当たり前の話なのだがなんだか
うれしい気持ちになる。

アンダルシアに入って、コルドバを過ぎ、電車はどんどん地中海へ
近づいていく。21時前にマラガに。21時だけど外は薄暗くなく、
通りも多くの人が行きかっている。気温は28度。汗が出そうなくらい。

マラガを目指して(1)

2013-05-20 10:53:35 | スペイン
5月は今年はフランスも連休が多いことから、どっか近場へ旅行でもしようか、
ということになった。日本からもその時期旧友が来るし。
ということでスペインに行くことにした。

オルリー空港から1時間40分でマドリッドのバラハス空港へ。
本来はそこからマラガ空港に乗り換える予定だったのだが、何週間か前、
いきなりフライトがキャンセルされてしまったので、しかたなく
スペイン版新幹線AVEに乗って鉄路で向かうことに。

まるで空港のようにばかでかいアトーチャ駅まで近郊電車で行き、
そこからAVEの切符を購入。出発までかなり空き時間があったので、
駅近くのソフィア王立芸術センターに行ってみる。ピカソのゲルニカが
展示されていることで有名な美術館だ。近・現代アートが専門で
フランスでいえばポンピドーみたいなもんか。
行ってみるとちょうどダリ展をやっていた。たぶん、去年ポンピドーで
やっていたものと同じものでは。ポンピドーでは結局見にいけなかったので
なんか得した気分だ。