日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

バルセロナ三昧2.

2016-04-22 22:57:28 | スペイン
ガウディ建築をぶらぶら見てホテルに戻るころには
もう夜も更けて、頭上には夜空が広がっている。

ホテルはバルセロナの空港バスも止まるスペイン広場に面した大型観光ホテル。
ちょっとホテルを奮発したので、最上階に泊まることができた。
ホテルの屋上にプールバーがあるというので、思い立って行ってみる。

エレベーターを抜けるそこにはうっとりとするような世界が広がっていた。



映画か80年代のミュージックビデオに出てきそうなプールバー。
ああ、これがバルセロナなんだなあ。

バルセロナ三昧1.

2016-04-17 10:10:34 | スペイン
バレンシアからの電車は18時過ぎにサンツ駅に到着した。
まだ空は明るい。そして高い。ホテルに荷物を置くと、
夕方の時間を利用して、サグラダファミリア教会に行くことにする。

地下鉄の出口を抜けると、そこには何度も写真で見たことのある
教会がそびえたっている。



そのフォルムよりもファサードに細かく細工された彫刻群が異様さを放っている。
美しいというよりは、畏怖を感じさせる不思議な建築物だ。

調子に乗って、ほかのガウディ建築も見に行ってみる。
実はガウディ建築はバルセロナの街のあちこちに散在しているので
効率よく見て回るのは結構大変だ。バルセロナ自体、広い街だし。




バレンシアに行く3.

2016-04-17 09:58:06 | スペイン
あんなに興奮して、騒いで、ホテルに戻っても眠れないくらい爆竹の爆音が
朝まで街全体に響き渡っていたのに、20日の朝、9時ぐらいに目を覚ますと、
通りはまるで何もなかったように静まり返っていた。
翌朝は知らんぷりで、普通の静かな日曜が始まっていた。

僕は以前来た時にも訪ねた、バレンシアのちょっと郊外にある
科学文化都市に行ってみる。川の流れを地下化し、その上に緑地、オペラハウス、
映画館、水族館などいろいろな文化施設を建設した再開発エリアだ。





近未来的な建築が観光客を楽しませる。
未来的過ぎて、ちょっと落ち着かないのだが。

今日の夕方は来た道を引き返し、電車に乗ってまたバルセロナに戻る。
電車を待つ間、バレンシア駅の待合室のような場所にちょっと入ってみた。



壁や天井にポルトガルのようなフレスコ画のようなセラミックが埋め込まれていて
ほっとするような空間が広がっていた。こんな素晴らしい空間なのに
見学者は僕らだけ。地元の人は見慣れすぎていて、目もくれないんだろうな。

バレンシアに行く2.

2016-04-16 00:00:54 | スペイン
バルセロナから地中海沿いを走る特急列車に乗って、夕方18時ごろバレンシアに到着。
バレンシアの中央駅前は、火祭りのフィナーレの日とあって、すっかり人混みで
ごった返している。前に進むのも困難なぐらい。



人混みをかき分けて、中心街にあるホテルに到着するころにはすっかり外は
暗くなってくる。

今回僕は彼女と旅行したのだが、フィナーレが始まる19日の深夜になるまで、
一緒に街角のレストランでパエリヤなど食べながら時間を過ごす。バレンシアは
パエリヤの発祥の地で、バレンシア風パエリヤなど食す。普段食べているパエリヤと違い、
ウサギの肉やチキンとインゲン豆が入っている、シンプルなパエリヤだ。



そして、12時。街のあちこちで火がくべられる。街角に飾られていた張りぼての人形が次々と
燃やされて、炎の中に消えてゆく。炎の強さと、人混みの多さで、なんだか
町中がカオス状態になっているのだが、こんなどこにもない、この日しか体験することができない空気、
熱狂を感じるために、ここまで旅してきたんだ、と心の中で思う。


バレンシアに行く1.

2016-04-10 10:08:16 | スペイン
バレンシアは不思議な街だ。スペインで4番目の大都会なのに、
まったく大都会のような気がしない。中心街は旧市街で昔の通りがそのまま残っていて
大きな通りもなく、マドリッドやバルセロナように都市の整備が行われなかったようだ。

前回バレンシアに行ったのは2008年だから、あれからもう
8年もたってしまった・・・。

ということで、3月19日深夜のバレンシア・火祭りのフィナーレを見物に
僕はバレンシアに戻ってきた。