日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

ちょっと心に残る言葉

2014-10-19 11:53:19 | フランス語
ベルギーのゲントから戻って、仕事が忙しくなり、また
その合間にナントに展覧会なんかを見に行っていた。

お酒は相変わらず飲んでいない。どうしてもっていうときだけ
週に一回ぐらいの頻度でちょっと飲むぐらい。おかげで
味覚が戻ってきたようだ。それから読書の時間も。

ということで今週はフランスの雑誌を読んでいたのだが、ある
イスラエルの女性作家のインタビューで以下のような言葉があった。

En fait, j'étais consciente,dès mon plus jeune age,
de pouvoir tout perdre en quelques secondes.
L'anxiété venait de là, du sentiment de
la fragilité de l'existence

実際に、子供のころからずっと、一瞬のうちにすべてが消えてしまうって
知っていた。不安な気持ちはすべてそこから来ていたの、
存在のはかなさの感覚から。

読んでいるうちにホロッとしてしまった。誰もが子供のころに感じる感覚。
大人になってからもっつきまとう、居心地の悪さ。



ゲントまで4

2014-10-03 22:35:48 | 海外(フランス、スペイン以外)
そして教会の中を見学したあと、僕は運河沿いを歩いてレストランへ。
地球の歩き方に出てきた、郷土料理ワーテルゾイというチキンシチューを食べに。

ワーテルゾイとは、ゲントの郷土料理で
見た感じチキンシチューに似ている。写真のとおり注文したら、
これって家族みんなで食べるんじゃないのか、ってぐらいスープが
運ばれてきた。一口食べると、クリーミーなスープに
ちょっと酸っぱさが混じっていて絶妙なおいしさ。
この酸味はなんだろうとスープをかき回すとセロリがたくさん出てきた。
セロリの輪切りがたくさんスープに入っている。しかもおいしいセロリ。