日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

ちょっと異邦人になりにゆく

2005-01-02 01:52:56 | Weblog
福岡の実家にまだいる自分。年が明けてしまった。

新年に聞く定番ソングとしては、僕らの世代なら
ユーミンのA HAPPY NEW YEARなんてあげる人が
多いかもしれないが、僕は種ともこの初期の傑作アルバム
「OHAYO」に入っている『謹賀新年』を挙げたい。

寒空にクルクル舞う凧揚げの色たちが
吸い込まれそうで切なく見上げてた僕・・・

とかそんな歌詞なんだが、すごく種さんらしくていい!
思わず実家の近所の筑後川土手にて新春の空を眺めつつ
口ずさんでしまう。

ちなみに最近、これも種さんの初期の傑作著作
『ちょっと異邦人になりにゆく』をアマゾンで
入手した。これもなかなかいい。種さんがデビュー当時
ソフィアの音楽祭に参加するため、ロンドンやブルガリア
を旅行したときの印象が綴られているのだが、
浮遊感があって、種さんの独自の言語が散りばめられてあって
種ワールド全開なのだ。

正月も過ぎていく。もうすぐ帰国(海外のほう)の準備しなくては。
種さん流に言えば、また「異邦人になりにゆく」ということか。