日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

北の星3.

2015-12-13 22:19:02 | 海外(フランス、スペイン以外)
アラビアの工場から帰り道、市街地に降りてヘルシンキ大聖堂に立ち寄る。
夏の大聖堂とはうってかわって、曇った空が背後に続いている大聖堂だ。



石段を上がって、広場と街を見下ろす。
この大聖堂は割と高い場所に座しているのだが、周りに
景色を遮る高いビルが多く建っているので、実はあまり眺望はよくない。
とはいっても、広場が見下ろせて絶好のロケーションであることには
変わりはないのだが。
広場ではクリスマスマーケットの準備の真っ最中。本当はマーケットの
見物に来たのだけど、まだ始まっていなかった・・・。
ドイツなどはクリスマスの一か月前にマーケットが始まるし、
パリでもマーケットのようなものはもうすでに開いていたのだけど、
ヘルシンキの人たちはちょっと呑気みたいだ。



本当に厳しい寒さの時にフィンランドに来てみたいなあ、と思う。
1月か2月。大自然を旅してみたいなあ。


北の星2.

2015-12-06 22:19:39 | 海外(フランス、スペイン以外)
深夜に着いた翌日は、のろのろと起きだして
ホテルの朝食ビュッフェなどに行く。
今回デザインホテルのようなホテルに泊まったのだが、
朝食堂に行ってびっくり。これまでのヘルシンキ旅行では見たことのない
繊細な朝食メニューがカウンターに並んでいた。
ルバーブのジュース、クランベリーのジュース、キュウリの切れが入っている
ミネラルウォーター、サーモンのサラダ、キノコのサラダ、
小魚の燻製、など見ているだけで楽しくなるようなフィンランド式の
朝食メニューが並んでいる。なんだか幸せな気持ちになって
朝食をとる。食事って大事だよなあ。

そのあと、市電に乗って今回の旅行の目的でもある
アラビアのファクトリーショップに行ってみる。なんか話の流れで
彼女にアラビア行ってきて、みたいに頼まれてしまったのだ。
それまではアラビアなんてよく知らなかったのだが。

市電に揺られて郊外まで行くと、いきなりアラビアと工場が。



工場とデザイン大学とアウトレットショップといろんな施設が
同居している場所なのだが、なんとか入り口を見つけて入館する。



僕はあまり陶器とか皿とかに興味はないのだけれど、
そんな僕でさえ、ずっと立ち止まって見入ってしまうような陶器製品が
所狭しと並んでいる。こんなデザイン製品に囲まれて生活している
フィンランド人はなんて幸せなんだろうか。
まあ、みんながみんなアラビアを持っているわけではないだろうが。

北の星1.

2015-12-04 23:37:32 | 海外(フランス、スペイン以外)
思い立ってヘルシンキに出かけてみた。
8月に行って、非常に気に入って、冬に来てみたらどうなんだろう、
とずっと思っていたのだが、思い切ってフライトを予約し、
仕事を早めに切り上げて、空港に向かい19時の飛行機に乗り込む。

3時間飛行機に乗れば、もうヘルシンキについてしまう。
1時間の時差があり、かつ出発の際に機材トラブルなんかが起こって
離陸が遅れ、ヘルシンキ空港に着くころにはもう24時ぐらい。
深夜に異国に到着するというのはなんとも心もとない。というか心細い。

11月末のヘルシンキは雪もまだ積もってなく、拍子抜けするぐらい
気温も下がっていなくて、なんとも北欧っという感じはしないのだけれど、
空港バスの中から外のネオンサインなんか眺めているといつの間にか
心が落ち着いてくる。ああ、フィンランドに来たんだなあ、と。



ようやく中央駅に空港バスが到着する。
バスを降りると夏にみた通りがそこに広がっていた。
ホテルまで足早に走っていく。途中で、有名なデパート、ストックマンの
イルミネーションが目の中に入る。