日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

新しい友人関係

2010-06-29 20:40:50 | 大阪
気がつけば僕も早40台になってしまい、もう新しい友人なんて
できないだろうな、などと思っていたのだが、
大阪に引っ越してきてこないだ仕事関係の会議でNPOの人から
メーリングリストに加わりませんか、と誘われ
断る理由もなかったのでそのまま入れてもらった。

まあそのNPOの人たちがどういう人なのかよく
知らないのでなんとも言えないのだが、ざっと見たら
僕と同じぐらいの年代で、なんかコンプレックスの塊のまま
大人になってしまったような成人たち、という感じがした。
結構苦手かも。というか僕も、かなりコンプレックスが強かった、
いや、今も強いので近親憎悪なんだろうが・・・なんだかなあ。

最悪の友人関係とは、同じ欠点をもつもの同士が意気投合して
欠点を慰め合う人間関係だと、ある人が言ってたがまさにそうだと思う。
NPOの活動自体はいいんだけどね。





東京往復の日々

2010-06-27 22:51:55 | 大阪
土曜は東京の大学の授業を受けるために、日帰りで新幹線で上京する。
という予定だったのだが、授業後、昔の友人と一緒に
夕方から青山通り沿いのスペイン料理のレストランで食ったり、
飲んだりしていたせいで終電に間に合わず、結局東京に一泊して、
今日の午前中に大阪に新幹線で戻ってきた。
そういえば昨晩部分月食だったのだ。
まったく忘れて飲んでいたぜ。

なんか今日は、往復の生活にちょっと疲れて家で伸びていた。
今、週に二回東京に行っているのだ。まあ、前期の授業が
終わるまでなんであともう少しこういう往復生活も終わるのだが。

移動の新幹線の中で本を読んだりする。家じゃ気が散ってなかなか
本を集中して読めないのだが、新幹線の中はほかに
することもないので、あまり面白くない本でも腰を据えて読む。
これは利点かも。

夕方に体力が回復して、電車に乗って難波のジュンク堂まで
本を買いに行く。
買おうと思っていた本の在庫はなく、結局何も買わず。
でも、マルイに行ったり、地下街を歩いたり、
難波の商店街をぶらぶらしたり、と都会の夏の雰囲気を満喫する。
もっと暑くなったらどんな感じなんだろう?

ミナミの夕日

2010-06-24 21:34:57 | 大阪
タイトルがVシネマのようだ(笑)
編集画面を見ていたら、ブログの開設から2000日と
表示されていた。ブログ始めてからもう2000日も経ったんだ。
長い・・・。俺、何歳だよ一体?

今日は午後、大阪市内で外勤があり、会合も済ませ
難波の街角をぶらぶら、帰りの電車までの時間、暇をつぶしていたのだが、
ふと、ビルの先に見える夕焼けがあまりにも美しいので
足を止めてしまった。写真まで撮ってしまったよ(笑)


法善寺横丁

2010-06-21 07:10:13 | 大阪
法善寺横丁で昔の友人(数少ない関西在住の友人)と
お好み焼きを食べる。大阪のお好み焼きはそれこそ
すさまじい種類があり、お店によってさまざまなバリエーションが
楽しめるという。と言いつつ、「ミックス海鮮」とかという
割と普通のお好み焼きを食べただけだったのだが。

お好み焼きを食べたあと、夜の法善寺横丁をぶらぶら歩く。
苔むした、水かけ不動に観光客が集まっている。
夜の横丁は石畳にネオンが反射して、なかなかいい感じだ。

そのあと丸福珈琲店へ。ミナミにある名門コーヒーショップである。
時代を感じさせる店内は、観光客やら、地元の人やら、
あと一人できて時間をつぶしているひとやら、さまざまな人々で
にぎわっている。10時過ぎても、お客は途切れない。
またコーヒー飲みに来よう。


開かれていること

2010-06-18 21:54:59 | 日本
広島に出張してきた。外国からきたお客さんをアテンドする
ツアーのような仕事だった。
広島はひどい猛暑で、コンクリートの地面から湯気が沸き立っているようだった。
あんなに川があるのに、なぜ、こんなに暑いのか?

ツアーと言いつつ、僕自体は付添みたいな感じで、実際のアテンドは
通訳も兼ねた地元の方がやってくれた。広島の歴史や
戦争について分かりやすく、しかも面白おかしく説明してくれた。
あまりに仕事ぶりがすばらしいので、ずっと観察していたのだが、
結局彼女の場合は、僕ら、他人にたいして心が開かれているのだと思った。
なれなれしいとか、気安いとかそういうんじゃなくて、
伝えようとするメッセージがあって、それを相手に伝えるために
心が開かれているのだ。だからどんなつまらない質問にも
耳を傾けるし、相手が困らないように、いろいろ想像して気を使っている。

他人に対して開かれているというのは非常に難しいことと思う。
どんな年齢の人にも、どんな職業の人にも。僕なんか
自己防衛的だから、無理だなあ。

思考の整理

2010-06-15 00:04:11 | 東京
今日は大学で授業がある日だったので、会社で半休をとり
昼から飛行機で東京に。8時まで授業受けて、そのまま
また大阪に飛行機でとんぼ返りする。こういう生活7月頭まで
続くらしい。交通費で貯金が飛んでいく・・・。
後期になったら少しは楽になるはずだが。

羽田に向かうモノレールの窓から東京の夜景をぼーっと眺める。
前、種さんのブログに書いてあったのだが、ただ無心で
歩いたり、旅をすると、そのあと、思考がどんどんと
あとからあとからこぼれ落ちてくるのだそうだ。
僕もそうなればいいと思って、無心でモノレールから見える夜景、
飛行機から見えた大阪湾、闇に沈む大阪の郊外の風景など
ぼーっとずっと眺めていたのだが、家に戻っても別に
思考がこぼれおちてくるという感覚は味わえなかった。
邪念が残っていたのかな。

子供のころ

2010-06-12 04:39:02 | 自分について
最近、ツイッタ―のつぶやきに慣れてしまい、
長文を書くのが億劫になってしまった。いかん。
論文もまだ書き始めていないのに・・・・。今年、論文完成するんだろうか。

とそれはそうと、他人のブログを読んでいて僕も子どものころ
のことを思い出した。幼少のころは親に甘やかされて育ったので
それなりに幸せだったのだと思う。

学校に入ってから、急に違和感が出てきて、一気に
人生がつまらなくなった。
できれば学校なんてやめたいといつも思っていた。
早く義務教育が終わればいいのに、いつ思春期が終わるんだろうか、
とかそんなことばかり考えていた。
学校に行くと、なんだか息の根を止められるというか
窒息感ばかり感じていつも居心地が悪かった。できれば
学校のない世界に行きたいと思っていた。

というのも、何か話しても周りの人に通じなかったり、
あと転校が多かったんで、もともと自分はよそ者だという
意識が強かったのだ。それでも無理やり周りに合わせようと
努力をしていただのだが、全然不自然なんでぎこちないだけ。
成績もそこそこだったし、ルックスもパッとしなかったし、
要するにコンプレックスの塊だったのだ。

今思えば、浮いてもいいから自分らしく、自然に生きたらいいじゃん、
と思えるのだが、それに気づくのにどれだけ時間がかかったことか。
などと回想してみた。

街の形

2010-06-08 15:05:28 | 大阪
大阪府民になって1週間が過ぎて、少しずつ街の形がはっきりしてきた。
それはこんな感じだ。昼間、ただぼーっと電車に乗っていると
住宅街の連続でしかない景色、夜はわびしい老人ホームや
国道沿いのファミリーレストランがただ瞬いているだけの景色、
そういったものの合間にも実は市町村の境目があった、
たとえば堺市とか、泉大津とか、熊取町とかいろいろな市町村が存在している
ことを認識することだ。

県境や市町村の境なんて、本当には存在しないのに、あたかもそこにあるように
人間が認識しているに過ぎないボーダーだと大学の社会学の時間に学んだが
そういった境界の認識しながら、人は世界を構築していくのだなあ、
などと実感。

初めての週末

2010-06-05 19:27:27 | 大阪
大阪に引っ越してきて初めての週末が来た。
先週の日曜にこっちに来たから、まだ1週間しか経っていない。
だけど、なんだかもう1ヶ月ぐらいここにいるような気がする。

慣れる、という感覚はどういうものなんだろうか?
昔の僕は、どこにいっても居心地の悪さを感じてそこから
逃げることばかり考えていた。家庭、学校、大学、福岡、東京。
そのうち「居心地」とか自体あんまり考えなくなってしまった。
そこにいるところでやるしかないじゃん、みたいな。
大阪はまだ何も知らないし、街も人も分かってないのだが。
とりあえず新居のベランダで本日、ビールを飲みながら雑誌を読む。
至福のひと時。

電車と人ごみ

2010-06-02 21:27:42 | 大阪
大阪に来てもう3日が経った。
僕が住んでいる場所は大阪でも南部の郊外で
かつ職場も郊外なので、東京のとき死ぬほどいやだった
通勤ラッシュからは解放されることになった。
もちろん、朝は空いた席が見つからないときもあるけど、
基本的に僕の乗っている路線は朝も夕方もそんな込んでいない。
かなりストレスから解放されたかも。
去年の夏、生まれて子供のころ住んでいた鹿児島の種子島に行ったとき、
本当に人影がなくて、こんなところに住んでいたら
ストレスもなくていいだろうな、自然と共生できて、と思ったが
あそこまでは過疎ではないが、適宜人が少なくていい感じだ。
福岡もこんな感じか、市内に行かなかったら。