日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

早朝のポンピドーセンター

2005-01-10 05:41:02 | パリ右岸
前日に昼寝をしすぎたせいで、朝6時とかに目覚める。

読書とか掃除とかしているうちに朝9時になり、
着替えをして町に出る。

ポンピドーセンターの一階にある書店に本を
買いに行こうと決め、メトロに乗ったのだが
降りる駅を間違え、SENTIERの駅で降りてしまう。

驚いたことに、SENTIERの駅から南に向かう
歩行者天国の道、モントルグイユ街は日曜の
朝にもかかわらず人でごった返していた。
商店もパン屋もカフェも、CD屋も金物屋も
全部開いている。パリでもこんな日曜の朝に
営業している界隈があるんだと、少し感心。
カフェに座って優雅にコーヒーを飲んでいる
人々を眺めながら歩いていると、なんか目があってしまい
決まり悪い。

そのまま歩いてポンピドーセンターへ。
ソフィ・カルの展覧会カタログを買う。
僕の好きな『盲人たち』も『本当の話』も
すべて収録されている。魂を削り取って、写真と
テクストに昇華するような作品の数々。

ポンピドーを出ても、まだ正午過ぎといったところ。
今日は何をしようか。