日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

ヴェネツィアへ(4)

2017-07-30 11:40:02 | 海外(フランス、スペイン以外)
ビエンナーレをとりあえず見終わった後、なんか鑑賞疲れして
ホテルにいったん戻る。無数の展示をみるのは最初は楽しいのだが、
いちいち作品世界に没頭していくと、根気も、注意力も、集中力も
徐々に低下していくのだ。

ベネチアの夏の暑さも疲労に拍車をかける。
緑が極端に少ないので、日陰というものがなかなかなく、汗ばかりかいてしまうのだ。

ギンギンにクーラーの聞いたホテルの部屋でビール飲んだ後、
ひとしきり昼寝をする。そうするといい具合に、夕刻に目が覚めて、
さあ、これから夜の街に繰り出そうか、という気持ちになるのだ。



アカデミアやリアルト界隈をうろつく。20時を過ぎると
だんだん日差しも収まってくる。あちこちのレストランを眺めては
感じのよさそうな店にあたりをつけて、ぐるぐる街を回る。

最終的に入った店は、お客はそんな多くないけれど、ウェイターの
おじさんが愛想のいい店だった。ほかの、例えば英語や中国や
多言語のメニューがおいてあるような店は、カモでもみるような
扱いを客にするのだが、この店は感じがいい。

ということで海の幸パスタを頼む。



うまい。アドリア海って偉大だなあ。


ヴェネツィアへ(3)

2017-07-30 11:25:52 | 海外(フランス、スペイン以外)
ベネチア2日目は、早々と起きて今回の目的でもある
ベネチア国際ビエンナーレ会場へ。今年は美術展だったのだが、
メイン会場のジャルディー二公園は朝から、この世界最古の
ビエンナーレを見る客でごった返していたのだった。

スウォッチ館のイアン・ダベンポート。



チェコ館のユーモラスな展示。



ジャルディー二公園からもう一つのメイン会場、アルセナーレに行く。
ブラブラとベネチアの街をさまよう。迷子になりそうな、迷路のような
通路と運河と細い道。


ベネチアへ(2)

2017-07-24 20:34:18 | 海外(フランス、スペイン以外)
着いた日の夜は、とりあえずガイドブックに出てきた
魚介料理が有名な店に行ってみる。
トラットリアなんとか、という名前の、ガイドブックによると
隠れ家的な店、とのこと。
でもガイドブックに載っている時点で、もう隠れ家じゃないんだけどね。

地元の人で込み始める時間を避けるように、
19時過ぎに店に行ってみると、もうそこには
テーブルの半分ぐらいが埋まっている。イタリア語なんて
聞こえてこない。英語の会話ばっかり。僕のようなアジア人もそこそこ。

一人だと告げると、結構、入口近くの席に
ぶっきらぼうに座らせられる。

えっと、思ったがそのあと頼んだ
プロセッコとビールが運ばれるとなんだかいい気分になる。
観光客ずれしてぞんざいな店なんだが、
魚介はベネチアだけあって、そこそこおいしい。
さすがアドリア海。





カニと、イカのフライでお腹はいっぱいになるのだ。

ヴェネツィアへ1.

2017-07-23 01:27:15 | 海外(フランス、スペイン以外)
2年ぶりにヴェネツィアビエンナーレに行ってみた。
日本館だとか、フランス館だとか見てみたかったし、
あと、パラッツィオ・グラッシでダミアン・ハーストの展示などやっているというので
それものぞいてみたかったからだ。

easy jetに乗ってオルリー空港から1時間半。
意外にもヴェネツィアは非常に近距離の場所にあった。
空港を降りたとたん、日差しが指すように強い。
空港からヴァポレット乗り場までの通路を歩くのだが、
灼熱の午後の日差しで背中が痛いくらいだ。

ヴァポレット乗り場までくる。目の前にいきなり広がるアドリア海。
これから海の国、ヴェネツィアに向かって出発する。