日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

日本に戻ったのはいいが(2)

2012-04-30 23:35:50 | 福岡
福岡2日目。
うちの親は息子が久しぶりに戻ったので何か
しないといけないと思っているらしく、ムズムズしている。


ということで親に誘われて、八女市の藤棚祭りに行ってきた。
もと黒木町と言われていた、八女の奥、九州山地に近い
山間の町だ。樹齢600年の巨大な藤が神社の境内に
咲いている。その近くの駐車場には物産展とかと言って、
福岡や熊本の山間部の農産物が売られている。
うちの母親はめざとくそれを見つけて、1000円で
干しシイタケを買っていた。僕らは神社の藤棚を見ながら、
奥八女の風物詩を感心して眺めていた。

写真は福岡市の一蘭本店。新しくできたらしい。

日本に戻ったのはいいが(1)

2012-04-29 11:45:52 | 福岡
ということで一週間だけ日本に戻ってきた。1週間のうちに、福岡や
沖縄や東京に行って、その間に友人と会ったり、仕事関係の人と
打ち合わせたり、あと実家の家族と団らんしたり、とえらい忙しいのだ。
全然、バカンスじゃないみたいな様相になってきた。

飛行機で福岡に夕刻に戻ってきてみると、親が待ち構えていて、
車で筑後川向こう、佐賀県にある寿司屋に連れて行ってくれた。
この寿司屋、基本回転ずしなんだが、休日となると駐車場が満杯に
なるくらい人気で、やすくておいしいのだ。
有明海、玄界灘、瀬戸内海の魚を使った寿司が食べれるということで
地元でも評判な様子。自分は、呼子産のイカを食べたが絶品だった。

で、家の両親は「ゆっくりしなさい」と僕に言うわりに、
いろいろ見せたり、させたりしないと思っているらしく、
両親、姉、甥っ子の合計5名で、翌日の午後は八女市にある
藤棚祭りを見にドライブ。沿道で売っていた国産しいたけのパック
を買ったりと、買い物にも余念がない。

福岡は2泊3日しかいなかったのだが、家では家で親と
例によってビールだのワインだのいろいろ飲み、とアルコール
三昧であった。でも、久しぶりに食べた実家の食事も、
明太子とかポテトサラダとか、から揚げとか、庶民的だったが
相変わらず美味だったのだ。

写真は疲れてぼんやり、二階から見下ろした家の近所の風景。
温室ばかり。



一瞬帰国

2012-04-19 22:55:32 | パリ右岸
明日の夜から、1週間だけ日本に帰ろうと思って
今準備をしている最中だ。
絶対帰らないといけないわけではないのだが、
今年の年末に福岡の親に会わなかったので、なんだか
良心に悪い気がしていたので、顔でも見に行こうか、
と思っている。

あと、仕事の関係でも東京の関係者に会ったりしないと
行けないしね。
ということで、今から、1週間のうちにガチガチに予定を
入れた。手荷物は軽く、出会いは濃く、みたいな感じ。
福岡には二泊しかしないが、久しぶりに筑後川や、
耳納の山や、大好きな筑後平野の景色などぼんやり
眺めようと思う。

刊行物センター

2012-04-14 23:45:12 | パリ左岸
来週の金曜の夜から1週間、日本に帰ろうと思って、
休暇届けを出した。今となっては、帰っても帰らなくても
よかったのだが、年末に実家に帰らなかったことや、
あと、親がそんなにもう若くないことなんかを考えると
家族にはできるだけ会えばいいのかなあ、なんて思い
一週間の帰国を決めた。チケットは、もうかなり前に取ってたが
全然実感がわかず、今日ぐらいになってデパートに
スーツケースを買いに行った。

昔から使っていたパタゴニアの巨大なバックパックが
破れたりして使い物にならなくなったため、日本旅行用に
手ごろなバッグを買いにプランタンまで。
プランタンはラファイエットと同じく、中国人観光客で
あふれていたのだが、カバン売り場は上の方の階に(8階だった)
あることもあり、かなり閑散としていた。
僕は売り場でいろいろ迷って時間をかけることが苦手なので
近くにある、適当なものをとってレジに。最近のカバンは
PCをいかに収納するかでデザインを考えるみたいで
そんな風なケースを購入。しかし、僕は旅行に
PCを持っていくことはまずないだろう。

写真はそのあと通った、DOCUMENTATION FRANCAISE
の書店のウィンドー。大統領選関係の本ばかり。

見知らぬ観光客

2012-04-06 23:27:22 | パリ左岸
今日、会社帰りにいつものように会社と自宅と中間地点にある
わりと大型のスーパーマーケットで、野菜やらおかずやら、あとワインなど
を買っていたのだが、ふと、東洋系のおばさんがやってきて、
話しかけられる。

「あの…日本の方ですか?」
「は・・はい」
と答えると、そのおばさんの娘とおぼしき女性もいきなり
近寄ってくる。
「すみませんが、シ―ドルはどこに売ってますか?」との質問。

なるほど。たしかに僕はワイン売り場にいたのだが、このスーパーの
ワイン売り場は結構広くて、赤とかロゼとか白とか
延々と並んでいて、そのあとにラムとかパスティスとか
アペリティフのコーナー。そしてその次にビールの棚。
そのあと、ソフトドリンクに交じってシ―ドルが置かれている棚がある。
シ―ドルはもはやソフトドリンク扱い。
そりゃ、ワインの棚を見てもないよな。

ということで親切にシ―ドルの棚までその観光客とおぼしき
親子を連れて行って商品説明する自分。店員かよ、などと
自分に突っ込みを入れつつ。

アートというライセンス

2012-04-02 22:19:07 | パリ右岸
今日は仕事の関係でアートに携わる人にあったのだが、
ネクタイの先までアートが詰まっているようなぐらい
きちんとしていて、なんかだらしない自分がかなり
つまらなく思えてしまった。

そういえば、かなり若い時にニューヨークのMOMAに
行ったことがあるのだが、受付の女の子から監視員の女の子まで
美意識の高そうないで立ちで、ちょっとクラッとなったことを
思い出した。

やっぱ都会とか、外国(フランスとか米国とか)ってストレス
を感じる分、アートに触れる機会も多いので背筋がチャンとなるなあ。
大阪府の南にいたときにはかなりゆるーい感じだったんで。
(と言いつつ、大阪市内にいけばそれなりのアートスポットは
確かにあったんだが)