西高蔵のバス停前にある中国料理の「李苑」を再訪。バスではなく電車だったので神宮前駅からわざわざ歩いて店に辿り着いた。入口の横に掛けられた小さな「営業中」(写真下左)の文字を確認してやれやれ。表のサンプルはガラスケースなのかも分からない程曇っている(笑・写真下右)。中に入って土間のテーブル席の崩れそうな椅子に腰掛けた。歩いて来たのでもしやと主人に「ビールありますか?」と尋ねると「やってないです。」との返事。残念。中華でビール無しっていう店も珍しい。大人しく食事をと「天津飯」をお願いした。壁に貼られた”昼のランチタイム”〔ママ〕という品書きには値打ちなセット物があり、少し足すだけで麺類とのセットに出来るのだが、腹具合を見て単品で。
しばらくして「天津飯」の出来上がり。本当にこの値段かと訝るぐらいちゃんと普通の量の「天津飯」。以前と同様の錦糸玉子の入ったたっぷりのスープ付き(味付けが薄いのも前回と同じ)。銘の入った皿に盛られていて、ご飯の上にしっかり焼きの厚めの玉子がのり、上から濃い色の餡がかかっている。上にグリーンピースが3粒。脇には紅生姜が添えてある。これまた銘の入ったレンゲを使って食べてみると、かなり甘い味付け。甘い餡の店は時々あるが、ここまで甘いのは初めてかも。これはこれで旨い。少し卓上の酢を使ったりもして平らげた。次は300円という信じられない値付けの「柳麺(ラーメン)」をいただいてみようっと。(勘定は¥450)
以前の記事はこちら (1)
中国料理 李苑
愛知県名古屋市熱田区外土居町9-30
( 名古屋 なごや たかくら りえん 中華料理 中国料理 ラーメン 中華そば 天津飯 てんしんはん )
東別院の「水月楼」は知らない人がビールを頼むと
「ねぇよ、酒屋で買ってこい」と怒られるそうですが(苦笑) 中華でビールが無いのは残念ですよねぇ。
食べることに専念せぃってことでしょうけど。
それにしても外観は中小田井「大珉軒」が良い勝負ですが、内観はぶっちぎりで突っ走ってる絶滅危惧店ですね。
>「水月楼」
いつか行きたいナと思いっていたんですよ、あそこと「東京庵」。
なかなかチャンスがありませんが、ビールで怒られるのか…(笑)。
>絶滅危惧
自分はまだ他の客を見かけたことが無いのですが、時分どきは
どうなんでしょうね。けれど知る限りこの状態で何年も続いている
んですから逆に当分大丈夫なのかも(笑)。
こちら、6月3日土曜日にようやく訪問できました。(ディサービス様様です)
300円柳麺はなるほど!簡素にして基本、万人受けでしょう。毎日でもイケそうな感じ。
最近はやりの気合いが入ったドヤ!的なラーメン専門店の一杯1000円するような物と一緒にしたらいけませんが、こういう穏やかな味わいは大事に残して欲しいです。
表にツイートしましたが、餃子を止めたのは昼営業のみにしたからですが、御主人の体力的に夜営業は止めたのでしょうねぇ。
昼だけでも長く続けて頂きたいものです。
>穏やかな味わい
そう、そういうのもまたイイんですよねー。
にしても「梅はら」はいいですね。あの辺の遊郭の痕跡を探しに歩いたことも
あるのですが見逃していました。しかも現役の店だったとは。
そういえば近くの「十州樓」の建物もギリで見逃してしまったんですよねー
(あれだけシンポとかやっていたのに買ってでも残しておかなかった名古屋市は
アホかと)。
梅はらは、長年BMのままだったのが念願叶ったことを
別にしても実に良かったです。女将さんと家屋の話をしてて普通に「城東園が~」なんて言葉が出てくるのでうれしくなっちゃいます。
書きませんでしたが、まだ79歳とかでまだまだお元気です。
でも、「ボケて来てキリンかアサヒか聞いて、奥に取りに行く間に忘れちゃう」ってぼやいてました。
早めに行ってみて下さい。
日曜休・18時~営業
ただ、6時前でも中に入るから声をかけて頂けば開けますから~ということでした。
>日曜休・18時~営業
あの朱の器に盛られたおでんを拝見してしまってはもうたまりません。
平日夜はなかなか難しいですが、万難を排して伺いたいっと勇んでいる
ところです(笑)。
結局「梅はら」さんは2週連続訪問となりました。
女将さんは今はごく大人しいおばちゃんですが、
若い頃は呑み歩いたタイプらしい。
ホストクラブなんかより一人呑みの方が性に合ってる!と言い切ったのは感心しました。
また、昔の森下・平安通り・大曽根界隈の話やら
花街の話が普通に出てくるので聞いてて面白いです。
是非!
>「梅はら」
> 花街の話
あの辺りの路地の花街の痕跡はごくわずかになってきましたが、往時はどんな
感じだったんでしょうねー。それこそ女将さんの代が居なくなってしまったら
覚えている人もぐっと少なくなるんでしょうね。
にしても「梅はら」で出てくる酒肴は堪らなく渋いですね。早く行ってみたい。
「長太屋」は何年も前から事あるごとに足を運んでみたのですが、結局一度も立ち飲み
の場所が開いている時に遭遇することはことはありませんでした。あそこ、ちょっと
遠いんですよね、どこからも。なので閉まっていると余計にショックが大きい(笑)。
一度入ってみたかったなァ。