ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Stage / David Bowie

2019年10月16日 | クラシック・ロック

Stage / David Bowie (1978)

デヴィッド・ボウイ(David Bowie)が78年に発表したライヴ・アルバム「Stage」。小学生の頃から長姉が所有していたアナログ2枚組で聴き倒して、CDでは2005年に発表されたリマスター盤(ジャケ下)で購入した。でもそのリマスター盤、コレジャナイ…。音質の事ではなく、オリジナル盤と比較して曲順が元のコンサート形式に並び直されているのだ。もちろんそっちが正しかったと言われればそうだが、自分がアナログで聴き慣れたオリジナル盤は1枚目がヒット曲の数々、2枚目が当時発表された「Low」などの重厚なインストを含む曲順だった。本当のコンサートを体験していない自分はもちろんコンサートの流れは知らないし(知ったのは後にブートレグを聴くようになってから)、しっくりこない。そこで90年代にRykodiscから発売されたCDを改めて購入してみた(こういう事してるからCDの数が…)

自分は元々ボウイのCDはライコ盤で集めた。持っていなかったのはライヴ盤のみ。1曲目はもちろん「Hang On To Yourself」。コレコレ。やっぱりこうこなくっちゃ。そして「Ziggy Stardust」。この頃のバンドはカルロス・アロマー(Carlos Alomar)がバンマスのような役割をして、ギターもキング・クリムゾン(King Crimson)のエイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)など、腕っこきが勢ぞろい。ベルリンに走ってエレクトリックな音楽に触れた経験からかシンセサイザーも大活躍。自分がボウイを聴き始めた時期がこの頃なので、やはり細胞が喜んでいる(笑)。でもオリジナル盤はどうしてこの曲順にしたのだろう。やっぱり「Warszawa」から始まる地味な展開ではアピールしないと読んだのかな。そういえばあの頃も1枚目ばっかり聴いていたっけ。未成年の頃に聴き込んだ音楽って、オッサンになっても変わらずその頃の空気感を呼び覚ましてくれるし、明らかに今も影響し続けている。 

オークションにて購入(¥595)

  • CD  (1992/1/20)
  • Disc: 2
  • Format: Import
  • Label : Rykodisc

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