ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

泉屋食堂 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2020年03月29日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

日曜祝日が休みのようだし、(たぶん)駐車場も無いのでなのでなかなか伺う事が出来なかった岐阜駅の南、加納にある食堂「泉屋食堂」にやっと行くことが出来た。たまたま仕事で平日の昼に岐阜駅周辺に居たのでこれ幸いと店へ。今まで何度車でこの店の前まで来て引き返したことか。サンプルケースもある渋い外観の店の暖簾をくぐる。店に入ると左手が調理場、奥に向かってテーブル席が7つ程並んでいた。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃる。女将さんが元気な声で「いらっしゃいませっ。」と声を掛けて下さった。主人が給仕、女将さんが調理を担当している模様。店内は年季は入っているものの隅々まで掃除され綺麗に整っている。もうこの時点でベタ惚れだ。壁に掛かった黒札に白文字の品書きの他に卓上にも品書きがあった。麺類、中華そば、丼物、洋食とひと通り揃っている。好物の「オムライス」があったのでお願いした。女将さんの手際良い調理が始まる。

しばらくして出来上がった「オムライス」を主人が運んでくれた。平皿に盛られた「オムライス」はキュッと両端が絞られた綺麗な紡錘形。控えめにケチャップがたらされていて赤い福神漬が添えてある。それ以外にも吸物と(某Y社の物によく似た)乳酸飲料が付いていた。早速スプーンを入れていく。中はチキンの入ったケチャップライス。味付けは控えめ。グリーンピースが沢山入っていた。吸物で口を湿らせながら掻き込んでいく。旨い。あっという間に平らげた。まだもう少し食べたいナと思ったが、麺類を追加すると多過ぎかなと、これまた好物の「ワンタン」を追加。ラーメン鉢になみなみとスープが注がれた「ワンタン」の水面にはチャーシュー2枚、赤縁のカマボコ2枚、メンマ、刻みネギが盛られ、コショウが振られていた。やや濃いめの色をしたスープをレンゲですする。ラーメンスープと同じだろうがちょっとコショウが効き過ぎか。ワンタンをすくっていただく。トゥルンとした舌触りのワンタンが沢山。量もしっかりあるので、これだと麺類をいただいているのと変わらないか…(苦笑)。次は丼物を頂いてみたいナ。(勘定は¥1,220)

※令和3年12月末を以って閉店されたそうです

この後の記事はこちらこちら

 

泉屋食堂

岐阜県岐阜市加納桜道1-8

 

( 岐阜 ぎふ 加納 かのう 泉屋 いずみや いずみや食堂 大衆食堂 麺類食堂 うどん ラーメン 洋食 雲呑 わんたんスープ 閉店 廃業 )


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Abeille.S (アベイユ・エス... | トップ | Ghost Ⅴ: Together, Ghost VI... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゲンゴロウ)
2020-03-29 09:33:54
佇まいが完璧な日本食堂ですね。
存在は知ってましたが未訪です。
いつものことですが、ハリーさんの先陣に続いて行ってみます。
返信する
Unknown (ハリー)
2020-03-29 18:31:39
ゲンゴロウさん、こんにちは。

>佇まいが完璧な

いやほんと完璧ですよね。自分はもっと雑多な食堂なのかなと想像していたので
ぴしっとした店内の佇まいにズキュンとやられてしまいました。ゲンゴロウさんなら
きっと気に入るはず!
返信する

コメントを投稿

岐阜県(岐阜・老舗)」カテゴリの最新記事