ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

千成壽司本店 @岐阜県岐阜市

2022年04月06日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

岐阜駅の北、長住町の交差点にある「千成壽司本店」へ。こちら創業は昭和28年(1953)というからもうすぐ70年になろうという歴史のある店。この日はいわゆる「まん防」実施時期(訪問3月)。岐阜県は何故か酒の提供終日禁止という”エビデンスはどこに?”という独自方針で昼夜を問わず酒が呑めない。なので営業を止めてしまっている店が多く、何軒か目当ての店に振られてこちらに辿り着いた。実はこの店、小さい頃に親に連れられて入ったことがある。もちろんまだこの建物では無かったと思うが、確か母親と一緒だったはず。どうして母子だけで寿司屋に入ったか覚えがないが、その頃から寿司種の大きい握りが有名だったと記憶する(←自信は無い)。大きな建物の小さな入口から店内へ。店内1階はカウンター席のみ。握り手の後ろには大きな水槽がある。迷ったが、大昔に食べたかもしれない「ビック寿司」〔ママ〕をお願いした。常連客の相手をして賑やかにおしゃべりしていた握り手がカウンター上の冷蔵庫からタネを取り出す。品書きからいくとタネは大きいが、種類は並寿司と変わらないようだ。

パパッと握り終わり、皿に盛られた「ビック寿司」が渡された。寿司ダネは中トロ、海老、ヒラメ、イカ、サーモン、玉子、そしてかっぱ巻とねぎとろ巻が2つづつ。通常はヒラメではなくカンパチらしいがタネの都合でこの内容に。さすがにタネが大きい。いわゆる女郎寿司。昔もこんなだったかどうかは知らないが、ごはんの量は普通の寿司よりもやや小さいくらいか。なので余計にタネの大きさが目立つ。ま、タネが大きくてもこのくらいの量ならオッサンでも無理せず食べ切れる。玉子なんてデカい玉子焼きの上にちょこんとご飯が乗り、申し訳程度に海苔で巻いてあって面白い。3つに切り分けないと口に入らなかった。タネの質は並寿司と同じなので値段なりだが、名物料理を食べられて良かった。次に機会があれば酒が呑める時に”お好み”で注文してみようっと。(勘定は¥1,900)

 

千成壽司本店

岐阜県岐阜市長住町4

 

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