ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

The Greatest Hits / Cheap Trick

2022年08月12日 | クラシック・ロック

The Greatest Hits / Cheap Trick (1991)

ふと気まぐれで聴いてみた「at Budokan」が思いのほか良く、スタジオ音源も聴いてみようと思うに至ったチープ・トリック(Cheap Trick)。オリジナル・アルバムを集める前に、ざっと俯瞰してみようとベスト盤を探すも色々あってよく分からない。その中で2枚組のヴォリュームのタイトルを中古で値打ちに見つけたので購入してみた。この「The Greatest Hits」、実は世界的には1枚物で、2CDのうち2枚目がそれに当たる内容。では1枚目はというと当時日本限定発売でヴォリュームをアップして付け足された物らしい。”彼らをビッグにしたのは私達日本人だ!”という自負のなせる業か。という訳で自分が買ったのももちろんライナー付きの日本盤。

前から知っている曲もいくつかあるが、全年代に渡って小気味のいいロックンロールが並ぶ。そうか、こういうバンドだったか。”日本人の女性ファンの黄色い声援を浴びるアイドル・バンド”的なイメージや、実際に映像で見るリック・ニールセン(Rick Nielsen)のコミカルな動きがずっと邪魔して遠回りしてしまったが、なるほどかっこいい(特に初期は)。80年代以降の曲でちょっとバラードっぽい曲で好みでないのに当たるのは他の大物バンドでも一緒。自分がそういう音が苦手なんだろう。メンバーは色々と変遷があった後に、現在はオリジナル・メンバーからドラムのバン・E・カルロス(Bun E. Carlos)が抜けているようだ。世知辛い世の中で、ロックの殿堂入りまで果たしたこんな高名なバンドでも、現在はメジャー・レーベルとの契約では無いとのこと。

ネットにて購入(¥580)

  • Label‏ : ‎ エピックレコードジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B00005G3V8
  • Disc ‏ : ‎ 2

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