ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

佳津屋 @名古屋市港区・稲永

2021年04月11日 | 名古屋(港区・南区・緑区)

ずっと前から一度寄ってみたかった港区稲永のうどん屋「佳津屋」。平日の昼間にこの辺りに居られる事はまず無いので、ある休日の早い時間(10時)に出掛けてみた。店から少し離れた場所に駐車場がある。車を停めて店へ。年季の入った外看板には”玉麺”の文字が見える。中の明かりが点いていて、かろうじて暖簾が掛かっているのが確認出来たので(笑)、中に入ってみた。土間にテーブル席が並んでいて、調理場の前には麺箱の中に各種の麺やつゆが並べてある。こちら、持ち帰りも出来る製麺屋さん。開店準備をしている老夫婦に声を掛けて腰掛け、いわゆる”「相盛り」が出来る事は事前に知っていたので、「きしめんと中華そばを。ハム天のせて下さい」とお願いした。特に問題なく注文が通る。

さほど時間はかからず主人が丼を持って来てくれた。刻みネギは卓上に用意してある。つゆは濃い色をしていて、やや甘めの味加減。早速きしめんから手繰る。白い麺肌ののど越しの良い麺。次は中華そばの部分を手繰る。中華そばらしさはあまりなくぷるんとしていて縮れも少なめ。麺箱では黄色い色をしていたが、丼のつゆの中では色白に見える。上にのったハム天は薄衣。すぐにつゆに衣が溶けてグズグズになるのもまた良し。相盛りで頼んで量が多過ぎたらどうしようと思っていたが、ちゃんと1人前にしてくれているようだ。きしめんのところに少し一味を振ったり、中華そばのところに少しコショウを振ったりして遊びながら、スルスルといただいて、いい朝食になった。次はクーラーボックスを持参して麺とつゆを持ち帰ろうかな。(勘定は¥470)

 

 


 

↓ 中川区春田野の東海道脇にある「鬼頭景義・勘兵衛宅跡」(江戸期・建造・のち移設)。寛永から明暦にかけて尾張や美濃に於いて治水や新田を開拓した景義の屋敷跡。現在はこの長屋門だけが残っている。

↓ 中川区下之一色町の「新元湯」(大正13年・1924・建造、昭和27改装)を再訪。どういう事情か以前に訪問した時より煙突が短くなっている。不定休なので未だ入浴は叶っていない。写真を撮っていたら、ちょうど店の方が外に出ていらした。尋ねるとこの日は残念ながら休み…。いつ営業するかは電話で訊いて欲しいとのこと。それでもまだ現役を確かめられたのが嬉しい。次こそきっと。

 

 

 

 


 

うどん・中華そば 玉麺 佳津屋

愛知県名古屋市港区稲永5-8-14

 

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