ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Alligator Bogaloo / Lou Donaldson

2016年02月07日 | ジャズ

Alligator Bogaloo / Lou Donaldson (1967)

「訳も分からずブルーノートのアルバムを激安で買っちゃったよ」シリーズ第5弾。ジャズ・ファンク(ソウル・ジャズ)の雄、ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)の有名盤「アリゲーター・ブガルー」。ジャズを聴かない人でも表題曲はたぶん耳にしたことがあるはず。60年代後半らしさが一杯のヒップなジャケットもいい。ジミー・スミス(Jimmy smith)との共演で有名な彼の作品は、編集盤や、他のアーティストと組まれたコンピ盤ではいくつも所有しているが、単体でのアルバムを買うのは初めてかな。でも初めてっていう気がしないくらいよく聴いている。

もともとハモンド・オルガンの音が好きなので、90年代位の「レア・グルーヴ」「アシッド・ジャズ」全盛の頃にもオルガンの音が主体の音楽を中心に音源を集めていった。もちろんジミー・スミスはいくつかアルバムも持っているので、芋づる式にこの周辺のアーティストは聴くことになり、既にルー・ドナルドソンのアルト・サックスはたっぷり聴いていたわけだ。でも最近でこそジャズのアルバムでパーソネルを見るようになったが、昔はそんなにしっかり見ていなかったので、ブルー・ノートのアルバムを見ると、あぁ、あの人もここに、この人もここに、って裏で繋がっていることが多く、狭い世界で切り盛りしていたんだなぁと感心する。

ファンキーだけれど、この頃はまだよりソウル・ミュージック寄りの落ち着きがある(こんなジャンル分けは無意味だナ)。確かこの後にはJB(James Brown)の曲をカヴァーしたりするんじゃなかったっけか。60年代は当時のヒット曲や流行を1年も経たずにジャンルを超えてカヴァーしてしまうことも多かったようだが、それって今考えるとすごい。どの曲もかっこいいが、ただ最後に一番メローな曲を持ってくる曲順だけは苦手。

Lou Donaldson - alto saxophone
Melvin Lastie - cornet (#1-5)
Lonnie Smith - organ
George Benson - guitar
Leo Morris - drum

中古店にて購入(¥180)

  • CD (1997/6/25)
  • Disc : 1
  • Format: Original recording remastered
  • Label : EMIミュージック・ジャパン

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