ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

東亭 (4) @岐阜県岐阜市

2022年10月11日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

古い建物もポツポツと残る岐阜市今町で100年以上の歴史を持つ食堂「東亭」へ。階段を昇って店内に入ると、この日はまだ先客はゼロ。いつも座るテーブル席に腰を下ろし、調理場の壁に掛かる品書きを眺める。何を食べようか決めてはいなかったが米を食べたいナと、お茶を持ってきてくれた給仕の女将さんに丼物の中から「たぬき丼」をお願いした。テレビのニュース番組を見上げながら出来上がりを待っていると、ポツポツと後客が入ってくる。

しばらくして運ばれた「たぬき丼」は大きめの丼に盛られ、とろっとした玉子がご飯を覆い、上から刻み海苔が散らしてある。具材は短冊状に刻まれた厚揚げ、ねぎ、そして天玉といったところ。それらが玉子でとじられ一体となっている。さっそく箸を付けてかき込む。つゆはこちらのどれもそうだがやや濃いめ。それがとろっとした絶妙な加減の玉子でちょうどいい感じにまとまって、旨い。時々口に入る天玉のサクサクとした口当たりもいい感じ。つゆの量も丼の底に溜まってしまわない程度で良かった。途中でたくあんとお茶を挟みながら綺麗に平らげた。120円ほど足せば「天玉丼」があって、たぶん海老天も入るのだろうが、これはこれで満足。(勘定は¥630)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

 

東亭

岐阜県岐阜市今町3-18

 

( 岐阜 ぎふ あずまてい 東亭食堂 お食事処 百年食堂 麺類食堂 大衆食堂 食堂 たぬき丼 )


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2 コメント

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Unknown (南田神田)
2022-10-11 12:42:02
ハリーさんこんにちは。お世話になっています。
東亭さん。セルフでとれるお惣菜が入った冷蔵ケースがあったような気もするのですが、今もありましたでしょうか?

以下ご報告2件。
1,浅井森醫院へ健康診断に行ってきました。表からは見られないモノを見ることができて
なかなかの体験でした。
かなり(こっそりと)写真を撮ったのですが、どうやら一番高い大屋根の瓦はほかと違うようで、近々に望遠レンズ持参で撮りに行きます。どこかでまとめておきますね。
2,近くの大衆食堂「旭美屋」さんへも行きました。
今日のAランチは 「オムライス・サラダ・赤だし」。
ほかの客が注文したので見てたら従来の堅焼き卵巻きスタイル。
おばちゃんに聞いたところ、前回ワタシが食べた時の「トロトロ卵上掛けスタイル」は、たまたまやってみただけのようでした。
「アレだと卵が多く要る」
「他の人も堅焼きの方が評判がいい」
ということで、ランチでは自動的に従来スタイルにするようです。
ま、650円のオムライスにサラダに赤だし付けて700円ですから。
どうやら知ってる人は「一応はあのスタイルで頼むこともできる」みたいです。
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Unknown (ハリー)
2022-10-11 17:37:48
南田神田さん、こんにちは。

>お惣菜が入った冷蔵ケース

うーん、自分の見た限りでは無かったんじゃないかなと。あれば大抵のぞきますので(笑)。

>浅井森醫院
>一番高い大屋根の瓦はほかと違う

おぉ、南田神田さんのまとめが楽しみです。

>「旭美屋」

あれあれ、古い店なので頑なにスタイルを守ると思いきや、”たまたまやってみただけ”
っていうのは進取の気風があって面白いですね。自分も所謂”ふわとろ”なオムライスには
全然興味が無いので戻って良かったです(笑)。
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