ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

尾藤家 @岐阜県関市

2015年08月24日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県関市肥田瀬(ひだせ)の248号線沿いにあるうどん・そばの店「尾藤家」。HPのURLからいくと”びとうけ”と読むのかな。創業年は分からないが、自分の知る限りずいぶん前からある店のはず。ずっと以前には道路向かいにも同じような麺処があり、どちらもよくやっていけるなァと思っていたが、その店はもう閉めてしまったようす。何度も入っているが、こちらは昼時になるといつも駐車場に車が一杯になる人気店。この日も雨にも関わらず、開店直後から次々に客が入っていた。地元の客が中心だが、交通量が多い通りだけに営業らしきサラリーマンの人達もよく見かける。店に入ると品書きも見る事なく注文する人が多いので、いつも立ち寄る常連客に支えられているのだろう。テーブル席に座って「天ぷら入り煮込み定食」を注文。こちらの品書きに書いてある煮込みは基本的に「味噌煮込み」だ。広い厨房の中の調理も、給仕も、女性ばかりで賄っている。

定食には五目ご飯が付いてくる。煮込みは土鍋で出てくるが、名古屋の某有名店のように土鍋の蓋を皿代わりに使うのではなく、とん水が付いてくる。やや細めのうどんは強いコシこそないものの、この地方では標準的なやや硬めの食べ易い煮込み用うどん。つゆはコクがあるが濃過ぎず、いい塩梅。熱いけれどするするといけてしまう。海老天はやや小さめだが、やっぱり天ぷらの衣が溶け込んだつゆは旨い。五目ご飯は人参が多く、やさしい味加減。こちらもあっという間に胃袋の中へ。他にも、夏は岐阜市のソウルフードと言っていい「冷やしたぬき」も人気だそうだ。値付けも安く、安心して食べられる店。食べ終わる頃には、ほぼ満員になった。(勘定は¥1,030)

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尾藤家

岐阜県関市肥田瀬2734

 

( 関 関市 びとうや びとうけ 味噌煮込み みそ煮込み 冷やしたぬき 尾藤屋 )


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