珍しく家族が揃っていて、イタリアンっぽいものが食べたいという娘と、ピッツァなら食べたいという息子の意見を尊重して、居場所から近かった黒川の「ワヰン食堂 バル de Ricotta」へ。最近は無国籍料理で「バル」を名乗る店が雨後の筍の如く増えて、どこがどうだか全然分からないし、イタリアンのメニューがあるかも分からなかったが、駐車場があったのでここを選んでみた。
店に入ると雑多だがお洒落にしてある店内のソファ席に案内される。深く座る布地のソファの席って初めてかも(クッションも置いてある)。少々うるさめの音で音楽が鳴っていて賑やかさを演出していたけれど、店の中は3分位の客入り。好きなものを頼め、と煽ってもなかなか決められないみたいなので、結局自分が適当に選んでいく。手書きのメニューから、タパス3種、スペイン風ポテト、海老の春巻き、バーニャカウダ、アヒージョ、ミックスパエリア、そして息子のマルゲリータ・ピッツァ。メニューは全体的にスパニッシュ・バル+イタリアン+αといった感じ。運転手(嫁)が居るのでハウスワインをカラフェで注文した。
ワインはキンキンに冷え過ぎていたが、ハウスワインだから気にしない。軽めの口当たりで可も不可もなし。お替り自由だというバゲットが付いているが、風味が弱いものなので、少し炙ってくれると良かったかな。バゲットをつまみながらテーブルに運ばれた料理をみんなでつつく。一番大皿のパエリアは、米がやや柔らかくてジャポニカ米のようだったけれど、風味は悪くない。あとのタパスも子供らとシェアして少しづつ食べるには充分なもの。バーニャカウダのソースやアヒージョのオイルをバゲットで吸い取って美味しくいただいた。子供らはパンナコッタをデザートに注文して、ディナー終了。(勘定は¥12,000程)
ワヰン食堂 バル de Ricotta (リコッタ黒川店)
愛知県名古屋市北区黒川本通4-47
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