ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

将門 @岐阜県岐阜市

2019年03月09日 | 岐阜県(岐阜)

日ノ本町の「イトシン浴場」でひとっ風呂浴びてから歩いて名鉄岐阜駅東の酒場「将門」へ。まだ口開けの時間なので先客はおらず。カウンターの端に座らせてもらって何は無くともビールを。「赤星」(サッポロラガー)の中瓶。最初の1杯は注いでくれる(男性店員だけど…笑)。銭湯で喉はカラッカラなので冷たいビールが五臓六腑に滲みて…ウッ、ウメー。何も食べずとも1本空けてしまいそう。まずは串を注文。「とり」「肝」「ハツ」をたれでお願いした。厨房の中は年配の親父と強面だが優しい若いのの2人(のちに若い女性給仕が1人)。

丁寧に焼かれた串はどれもややレア気味の焼き加減。肉質が良くどれも旨い。次は日本酒。冷蔵してあるもののうち「松の司・生酛純米」を。若いのが冷蔵庫から取り出し、小さいコップ+桝にこぼしてくれる。ちょっと冷え過ぎなのでコップを手のひらで包んで温度を上げて開かせた。追加は「自家製塩辛」と「しめさば」。「しめさば」は淡い漬け加減。これも鮮度よく旨い。「長良川」を追加。ここは1升瓶の蓋を開けてもいちいちエア抜きをしていてエライ。店のBGMは有線だろうか80年代の歌謡曲中心。桑名正博、八神純子、ツイスト、YMO、etc…。ドンピシャの世代なので知っている曲ばかりで和んでついつい酒が進んでしまう。

本当は河岸を変えようと思っていたのだが、汗をかいた後に酒を流し込んだものだから、酔いも回ってもう面倒臭くなって腰を落ち着けることに。酒は「Aハイ(下町ハイボール)」(天羽飲料)に変更。カットレモン入り。つまみは「ハラペーニョの揚げ春巻」。サルサソースでいただく。これはしっかり辛い。次は訳も分からず「男巻」なるものを。豚バラと漬物か何かを巻いたもの。次の「ささガリ」も分からないまま注文。生姜か何かと予想していたら、これはガーリックの意。ささみのフライだった。次の酒は「バイスサワー」(コダマ飲料)。さっきのといい、東京の下町の酒場でしか見ないような渋い酒を置いているなァ。冷製の「酢もつ」と「コブクロのねぎポン」。これは完全に被った(苦笑)。どちらも刻みネギたっぷりで酸っぱい味付け。もつの鮮度もなかなか。「バイス~」の”中”をお代わり。よく呑んだ。隣に座った同年代の男性客がBGMにのせて音痴に口ずさみ始めたのでそろそろ退散…。最後は緑茶(有料)と「バッテラ」を注文。「バッテラ」は熱いご飯に酢を合わせて冷ましてその場で作っていた。鯖の身は厚くてなかなかだが、いかんせん押せてないし熟れていないのでこれはいまひとつ。にしても総じてどれも旨く、酒も色々揃っていて、よく呑んでよく食べた。(勘定は¥5,700)

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↓ 2階に浴場がある日ノ本町の大衆浴場「イトシン」。2方が窓で明るく薬草湯やサウナもある。熱めの湯で気持ちいい。開いてすぐのこの時間帯だとたいてい体に模様が入った人達と一緒。

 

 


 

串焼き 将門

岐阜県岐阜市清住町2-4

 

( 岐阜 ぎふ 名鉄岐阜駅 まさかど 居酒屋 酒場 下町酒場 天羽飲料 Aハイボール コダマ飲料 バイスサワー サッポロラガー 押し寿司 鯖寿司 さばずし 銭湯 ) 

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