ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Jeff / Jeff Beck

2018年01月12日 | クラシック・ロック

Jeff / Jeff Beck (2003)

「少し前のジェフ・ベックも聴いてみよう」第4弾にして最終編、ジェフ・ベック(Jeff Beck)2003年発表のアルバム「Jeff」。彼のいわゆる”テクノ3部作”の最期の作品でもある。ドラムンベースに急接近した「Who Else!」から4年。アルバム・タイトルに自身の名前を持ってくるなんて余程思い入れがあったのだろうか。それとも何も考えていなかったのだろうか(笑)。アルバムは強烈なビートと彼特有の硬質なギター音で始まり、曲というよりはリズム主体で進んでいく。女性ヴォーカルが入っている曲もあるが、”歌”というよりはこれも素材といった感じ。2「Plan B」は2004年のグラミー賞の「Best Rock Instrumental Performance」を獲得したのだとか。9の「JB's Blues」はもちろん彼の名前を冠しているのだろうが、これだけちょっと雰囲気が違っている。

 前2作と比べてもより”スぺ―シー”になっていて、バンド・サウンドからも離れて、もうロックじゃないところまで振り切った感じ。でもよく考えてみれば70年代の彼だって思い切りジャズ・フュージョンに振り切っていて、それまでのロックの枠組みを大きく外れていただろうから、いつだって彼にはジャンルの壁なんて存在しないんだろう。これまであまりしっかり聴いてこなかったジェフ・ベックだが、この辺りのアルバムを改めて聴いてみて、前よりずっと好きになった。

オークションにて購入(¥338)

  • CD (2006/6/21)
  • Disc : 1
  • Label : Sony Music Direct
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かわばた @岐阜県岐阜市

2018年01月12日 | 岐阜県(岐阜)

中山道の宿場町のひとつ「加納宿」があった歴史ある岐阜市加納地域を歩いて散策していた時、ふと目に留まった店「かわばた」。何度もこの辺りに来たことはあるが、この店の存在は全然知らなかった。辿っていくと岐阜駅近くに当たる用水端に店がある。まさに”川端”。小雨が降っていたので雨宿りがてら店を覗いてみた。中に入るとカウンター席とテーブル席のこじんまりとした店内。おばちゃんが1人でやっていらっしゃる様子。看板通り焼きそばやお好み焼だけかと思いきや、壁に貼られた品書きには酒肴や定食も沢山。それにほだされた訳ではないが、どうせこの日は車が無かったので瓶ビールを注文。「アサヒ、キリン、サッポロ、どれにします?」と女将さん。3銘柄揃えているなんてすごい。サッポロと、焼そばの「肉玉」をお願いした。お好み焼は「のべ」と「まぜ」と表記してあって興味深い。東海式が「のべ」で大阪式が「まぜ」だろうか。

そのうちに次々に常連らしき年配男女の客が集まってきた。みな顔見知りと思われ、和やかに談笑しながら酒盛りが始まった。ここが休日の憩いの場になっているのかな。ビールを呑みながら「オムソバ」なんかそそられるなァ、なんて品書きの数々を眺めて待っていると「焼そば」が登場。柔らかめの良い具合の目玉焼きがのったソース焼きそばで、紅生姜が添えてある。やや油多めだがソースの加減はちょうど良く、ビールの友にはぴったり。途中で黄身を潰して混ぜたりして楽しんだ。大瓶1本に焼そばだけではちょっと持て余してしまったが、他の酒肴やお好み焼は別の機会に。(勘定は¥980)

  

お好み焼・焼そば・鉄板焼 かわばた

岐阜県岐阜市加納南広江町64-2

 

( 岐阜 ぎふ かわばた お好み焼き おこのみ焼 やきそば 焼きそば 鉄板焼き 居酒屋 酒場 加納宿 中仙道 宿場町 )

コメント (4)
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