ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

廣見饅頭本舗 丸万 @岐阜県可児市

2018年01月11日 | 岐阜県(中濃・老舗)

岐阜県可児市の広見にある創業明治23年(1890)という歴史ある和菓子屋「丸万」へ。「元祖・廣見饅頭本舗」とあるが、これも屋号なのかな。この辺りにはあまり老舗と呼べる店は多くないので貴重な店だろう。大通りから1本入った所にあるが、周辺には新しそうな商業テナントもあった。店に入るとガラスショーケースに様々な菓子が並んでいる。洋菓子もあって、最近どの和菓子屋でも扱うことの多いフルーツ系の大福を推しているようだ。種類も沢山ある。他の菓子の種類も多いので迷ったが、”廣見饅頭”はシンプルな酒蒸し饅頭のようだったので、ものは試しと「モンブラン大福」、それに「栗のしずく」という菓子をお願いしてみた。

持ち帰った菓子をいただく。「モンブラン大福」はもちろんもっちりとした餅皮で包まれているが、食べてビックリ、中にはスポンジ生地も入っている。そうか、”栗”大福ではなくて”モンブラン”だもんな。生クリーム、栗ペーストが入っていて、アクセントに桃が使われている。もう何が”モンブラン”か分からなくなってしまうが(笑)、フレッシュな口当たりがあってこの工夫は面白い。これはコーヒーだな。「栗のしずく」は、いい香りの葉っぱで包まれていて、透明でプルプルの葛粉の皮の中に栗きんとんが入っている。味としては当然想像通りだが、なかなか手がこんでいてこれも旨い。老舗も色んな事にチャレンジする時代。(勘定は大福¥270/個、栗のしずく¥200/個)

 

元祖 廣見饅頭本舗 丸万

岐阜県可児市広見630-6

 

( 可児 かに ひろみ 広見 まるまん 御菓子司 和菓子 広見饅頭 広見まんじゅう フルーツ大福 )

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家康 (2) @岐阜県岐阜市

2018年01月11日 | 岐阜県(岐阜)

久しぶりに岐阜市羽根町の人気居酒屋「家康」へ。この日は他で既に呑んでいて、後はもう帰るだけというような時間。いつも満員の店だがこの時間だったら空いているだろうとちょっと暖簾をくぐってみた。呑み屋の多い玉宮の通りには近いものの、特に分かり易い場所でもないし、何の変哲もない焼鳥屋だが相変わらず大人気。この日もいつも程ではないものの、カウンターはほとんど埋まっている。空いた席に滑り込ませてもらい着席。燗をつけてもらい、「マグロ刺身」をお願いした。

酒は「富翁」だったかな(たぶん)。徳利に入れられ猪口でいただく。そのすぐ後に届いた「マグロ刺身」は、中トロと言ってもいい部位のものが3切れと少し筋の入った赤身が2切れ。値段からは信じられない位の調子の良さで、もちろん旨い。イイネー。こちらの名物ということで同じものを注文している人も多い(自分の隣も全く同じだった)。両脇のサラリーマンと学生らしき2組はそれぞれ2人なのだが、全員煙草を燻らせている。自分は(居酒屋で)吸う人にはかなり寛容なのだが、吸わない自分の方に灰皿を置いて吸いかけの煙草を置く始末。一言声をかけるか、灰皿を遠い側へ除けてくれるデリカシーがあれば何も問題無いのにね。でもさすがにこれには耐えられない。燻されて店を出た。呑み過ぎていたからちょうど良かったかな…。(勘定は¥860)

以前の記事はこちら

やき鳥 家康

岐阜県岐阜市羽根町15

 

( 岐阜 ぎふ いえやす 居酒屋 大衆酒場 焼鳥 焼き鳥 やきとり 鮪 マグロ まぐろ 中落ち なかおち 刺身 )

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