The Very Best of Rainbow / Rainbow (1997)
まだ小さい頃、長姉にディープ・パープル(Deep Purple)のアナログ「ライヴ・イン・ジャパン」のB面1曲目(あの「Smoke On The Water」です)を繰り返し繰り返し聴かされ、洗脳を試みられたわりにはディープ・パープルには大してハマらず、その後もアルバムは2、3枚、その他は有名曲を知っている程度だったので、レインボー(Rainbow)も同様だった。いくつかの有名曲を知っている程度。あれだけ有名なのに、他のロック・スターと違ってリッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)の人物像って自分の中に何にも無く、パープル時代以外でどういう来歴があるのかもほとんど知らないという状態。一度聴いてみようとベスト盤を購入。
そんなニュートラルな状態なので、一聴してもディープ・パープルとの違いさえ浮かんでこない(というか初期は特に音楽性もほとんど一緒のような気が…ファンに怒られるかな)。ギターを中心としたハード・ロックという路線は変わらないし、メンバーもディープ・パープルと何人も被っている訳で…。リッチー得意のヨーロッパ的な旋律も、4ではオーケストラを使用して荘厳(某バンドの某曲に雰囲気が似ているが…)。メンバーの異動が激しいので、当然音楽性もその都度違ってくるのだろうが、中~後期になってヴォーカリストが変わると雰囲気の変化が著しく、8、9や10になるとまるで違う明るい曲調になる。しっかり洋楽を聴き始めた時代なので、自分はその頃の音のほうに馴染みがあるナ。
中古店にて購入(¥180)
- CD (2002/6/21)
- Disc : 1
- Label : ユニバーサル インターナショナル