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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ソバキチ @名古屋市熱田区・金山

2019年01月08日 | 名古屋(熱田区・中川区)

名鉄金山駅構内の「μPLAT(ミュープラット)金山」という商業施設の中にある蕎麦の「ソバキチ」へ。開店当初に来たことがあったがそれ以来かな。こちら”蕎麦屋で一杯。”と書かれている通り、蕎麦だけでなく最初から”呑み”もターゲットにした店。駅構内なので通勤客の仕事帰りなんていうシチュエーションを視野に入れているのかもしれない。もちろんアクセスはいいし中休みが無いので使い易い。この日は日曜の昼間だったが乗り換えついでに寄ってみた。店内は家族連れ、夫婦連れ、そして自分のような1人客など様々。カウンター席に腰掛け、せっかくなので酒の品書きから「紀土」を選んでみた。1升瓶から受け皿の上のガラスコップに注ぎこぼしてくれる。つまみにはちくわと鶏の天ぷらを注文した。機嫌の悪い幼児を叱る大きな親の声や、2曲に1曲(映画で流行りの)クイーン(Queen)がかかるという(笑)有線らしきBGMの音が大きくてちょっと落ち着かない。

出てきた天ぷらはどちらも小さくて頼りないが、呑み続ける気はないので追加は止めておく。コップ酒を呑み干して「もりそば」を注文。セットの方が安いと言われたがご飯は要らないので単品で通す。しばらくして運ばれた「もりそば」は、やや緑がかったような色をしていて細切り。のど越しはなかなか良く、つゆも辛汁でいい感じ。東京資本のグループ会社のようだが、これでこの値なら文句はない。ねりわさびを付けながらササっと手繰る。蕎麦湯をお願いしてつゆに刻みネギを散らし、残りのつゆもしっかりといただいた。(勘定は¥1,500程)

ソバキチ

愛知県名古屋市熱田区金山町1-1-18 ミュープラット金山 2F

 

( 名古屋 なごや かなやま μPLAT金山 そばきち 蕎麦 そば 居酒屋 酒場 日本酒 駅構内 エキナカ )

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一力菓子舗 @名古屋市熱田区・神宮前

2018年10月15日 | 名古屋(熱田区・中川区)

また熱田神宮の東、神宮前商店街へ。この付近を歩いていた時に、休日でも開いていた数少ない店のひとつ「一力菓子舗」へ。店先からも分かるように”いちご大福”を始めとするフルーツ大福が推しのよう。最近の和菓子の店でいちご大福を扱っていない店は無いといってもいいくらいのヒット商品だが、いつごろ誰が始めたものなんだろう(←調べたら諸説あるようです)。涼しくなってきたとはいえ日中は汗ばむ陽気だったこの日、まだ生ものを持ち帰る訳にはいかなかったので、店に入って見つけた「アイス大福・抹茶」というのを買ってみた。

奥から出してもらった「アイス大福」を手に店を出る。抹茶味のアイスと生クリームが羽二重餅にくるんであり、抹茶粉がまぶしてあるという仕様。店を出てから口にすると…ゴリッと硬い(笑)。もちろん冷蔵庫に入れてあったからだが、電子レンジで軟らかくする訳にもいかないし、そのまま食べ続けるしかない。生クリームが冷えて固まったものは食感として良くないし味もよく分からない。しっとり感も抜けてしまっているようで正直微妙な感じ。後半持ち直したが、最初から歯を入れられるくらいの硬さと温度なら旨いだろうに…。やっぱり次はふつうの大福にしてみよう。(勘定は¥190)

 


 

↓ 休日の静かな神宮前商店街(写真下左)と、商店街の裏の住居部分(写真下右・熱田区役所から撮影)。

 

 


 

 

一力菓子舗

愛知県名古屋市熱田区神宮1744

 

( 名古屋 なごや 熱田神宮 神宮前 いちりきかしほ いちりき 和菓子 苺大福 フルーツ大福 神宮前商店街 木造3階 バラック )

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伏見屋 @名古屋市熱田区・神宮前

2018年10月05日 | 名古屋(熱田区・中川区)

熱田神宮の東にある「神宮前商店街」へ。休日の商店街はシャッター街となっていて、あれだけ神宮に多くの参拝者が居るにも関わらず人通りは少ないし、営業している店も多くないのでやや寂しい雰囲気(なのに神をも恐れぬ〇ープランドはしっかり営業していたりして・笑)。そんな閑散とした商店街なのに、よりにもよって2軒同じような”焼そば・お好み焼”の店が並んでいる。見た目はどう見ても向かって右の店の方が新しいだろうが、こういう場合の近所付き合いってどうなっているんだろう…(笑)。で、自分がどちらの店を選んだかというと…、こちら「伏見屋」。いかにも昭和な佇まいの店に入ると焼き場の奥に小さいテーブル席が並んでいた。冷蔵庫の中には小さい瓶のコーラとファンタ。まだこんな瓶売っているんだ…。おでん(関東煮)もある。この地方には珍しく白つゆ。注文したのは「やきそば・肉・玉」。

女将さんが鉄板に向かい調理が始まった。コテで押さえながら少し水を足したりして調理が進む。肉は別で焼いて後から混ぜるようだ。手際はさすが。出てきた「やきそば」は上に丸い薄焼きの玉子がのっている。そうか、目玉焼きじゃないんだね。こういう玉子の焼きそばってあまり記憶にないかも。ストレート麺でソースの量はやや控えめ。旨い。刻み紅生姜を挟みつつ、片面だけに火を入れられた薄焼き玉子を崩しながら麺と一緒にいただいた。次は「おでん」とビールで、締めに「お好み焼き」で決まり。(勘定は¥450)

 


 

↓ 日曜日でも営業している店はもちろんあるのだが、ちょっと寂しい休日の「神宮前商店街」

 

↓ 裏に回ると、商店のアーケードの反対側はこんな3階建の住居部分が並んでいる。線路との間には熱田区役所があり、ここだけ取り残されたような形。

 


 

焼そば・お好み焼 伏見屋

愛知県名古屋市熱田区神宮前3-2-6

 

( 名古屋 なごや 熱田神宮 名鉄神宮前 神宮前商店街 ふしみや 宮前食堂 やきそば おこのみやき アーケード街 木造3階建 )

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一力 @名古屋市熱田区・日比野

2018年08月24日 | 名古屋(熱田区・中川区)

名古屋で市場といえば名駅ちかくの「柳橋中央市場」が思い浮かぶが、あちらは私営市場。公営の市場というと熱田区の日比野駅近くにあるこちら「名古屋市中央卸売市場」と豊山町にある「北部市場」、南区にある「南部市場」ということになる。この日は「名古屋国際会議場」で仕事があったので、ちょっと早乗りして場内の施設にある食堂「一力」へ向かう。もちろん朝ご飯は抜いてきた。歩いて構内に入り店の入っているテナントへ。寿司屋や喫茶店、洋食屋などもあるようだが、もう午前も10時過ぎということで人の姿は少ない。店に入ると先客は3組のみ。さして広くないが店員は沢山居るので朝や昼時は混雑するに違いない。店員と軽口を叩いている客も居るのでこの時間帯は顔触れが決まっているのだろう。棚には様々な刺身類が切って皿に盛られている。そちらを吟味していると店員の1人が「今日の魚は〇〇、✕✕。」と教えてくれた。そこに刺身の盛り合わせもあったので「盛り合わせを定食で」とお願いする。「貝汁飲みますか?」「ハイ」、「ご飯は茶碗か丼ぶりか?」「茶碗」と返事。これで定食の出来上がり。

長皿にドーンと盛られた盛り合わせはてんこ盛り。中身はざっとマグロ、かじき、はまち、サーモン、きびなご、海老、トリ貝、赤貝、さざえ(殻ごと)、イカ、といったところ。マグロ(赤身)などの切りは分厚い。市場なのでどれもものすごく鮮度や調子がいいかというと、そうでもないのは築地市場でも同じ。でも厚い切りの刺身を頬張って口いっぱいにして食べるのは市場ならでは。普通なら酒でも頼むところだが、この日は生憎やや二日酔い気味(苦笑)。なのでご飯と貝汁(あさりの味噌汁)で刺身をやっつけていく(←どのみち仕事があるだろっ)。刺身につける醤油がたまり醤油なのが名古屋らしい(※この地方では刺身の時に”さしみ醤油”と称した濃いたまり醤油が出てくることが多いです)。茶碗で頼んだのでご飯はあっという間に無くなった。何しろ刺身が多くて茶碗のご飯との割り当てが上手くいかない(笑)。付け合わせのおからの炊いたのや、漬物、それに貝汁のたっぷりあさりの身もしっかり剥がしていただいた。勘定はテーブルで。次は煮魚かフライか何かで一杯やりたいな(…と言いつつカツ丼かオムライス頼んだりして)。(勘定は¥1,300)

この後の記事はこちら (2

 

 

お食事処 一力

愛知県名古屋市熱田区川並町2-22 名古屋中央卸売市場内

 

( 名古屋 なごや 日比野 ひびの いちりき 市場 いちば 中央卸売市場 本場 場内 食堂 大衆食堂 麺類食堂 海鮮 ランチ 朝食 刺身 )

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千年ニコ天 @名古屋市熱田区・千年 (※移転)

2018年07月29日 | 名古屋(熱田区・中川区)

以前から訪れてみたかった港区千年(ちとせ)のうどん屋「千年ニコ天」。創業は昭和34年(1959)とのこと。昔からこんな面白い店名だったのかな。こちらの店を知ったのはうどんの評判よりも酒肴がスゴイと聞いて。駅から近くないのでなかなか伺うことも出来ず、ある日曜の昼に「そういえば」と思いだして向かってみた。道路を挟んだ駐車場に車を停めるも、外待ちらしきカップルが店頭に。暑いし並ぶのは嫌だったので迷ったが、一応暖簾をくぐってみると中には意外にも空席があった。1人だったのですぐにカウンター席に案内されたのだが、後から来た客もカウンター席以外を希望すると待たされたりしていたようだ。横では女性1人客がお酒を召し上がっていらっしゃって羨ましいが、真似するわけにはいかない…。外の幟に”きしころ冷えてます”なんて書いてあったもんだから品書きを探すも”きしころ”の文字が見当たらない…?。そこで品書きにあった「ざるきしめん」を注文した。

厨房では若い主人が忙しそうに立ち働いている。待ち客に時間を確認しているのは麺の茹で時間が長いからのようだ。最近は調理にピーピーと電子タイマーを鳴らす店が多く、こちらも例に漏れないが、あれ何とかしようとしないのかな…。しばらくして「ざるきしめん」が登場。別皿には薬味の揚げ玉、刻みねぎ、山葵が添えられている。麺量は多い。さっそくきしめんを手繰る。麺線はかなり長めで手繰り方によっては猪口に入り切らない。この麺が素晴らしかった。薄くトゥルントゥルンとした口当たりだが、しなやかなで尚且つしっかりとコシがあり、旨さに瞠目。麺が強いので薬味はあまり馴染まず、あくまでも麺主体で味わう。つゆは出汁感強めのもの。きしめんでは麺についた水分もやや多めになるので、もう少しカエシが強めでもいいかも。にしても秀逸な麺だなァ。最近はきしめん推しの店が少なくなって、知名度にも関わらず扱う店は少なくなっている印象があるが、まだこんなに旨い店もあるんだなァ。場所が場所だけに酒をいただく機会を見つけるのは難しいが、この旨い麺で温かい品や、種物も食べてみたいナ。(勘定は¥600)

 


 

↓ 食後19号線を上がって「名古屋渋ビル手帖」で知った「ワダコーヒービル」(昭和49年・1974・建造)を見に行く。残念ながら店は日曜休みのようで店は閉まっていたが、タイル貼り、角の丸いサッシ窓、愛らしいカラーリングなどを見て楽しんだ。

 

↓ そのすぐ近くにあった「名古屋ダイハツ・大井サービスセンター」(建築詳細不明)。円筒形の建物の周りがスロープになっていて駐車場と繋がっている先進的な建物。いつ頃の建物か分からないが、古い鉄製の窓枠や壁面の仕上げからいくとかなり経っているんじゃないかな。

 

 


 

 

せいろうどん 味噌煮込み 千年ニコ天

愛知県名古屋市熱田区千年1-20-11

※令和3年に東山に移転されました

 

( 名古屋 なごや 千年 ちとせ ちとせにこてん うどん きしめん 手打ち 手打 味噌煮込み みそ煮込み 近代建築 名古屋渋ビル研究会 名古屋渋ビル手帖 渋ビル )

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熱田神宮会館 (2) @名古屋市熱田区・熱田

2018年01月28日 | 名古屋(熱田区・中川区)

「熱田神宮会館」にて恒例の取引先関係者との賀詞交歓会。去年はぽかぽか陽気でマフラーの下で薄っすら汗ばむこともあったと記憶しているが、この日は天気晴朗なれど、極寒。突き刺すような寒さで午後からは降雪も予想されている。クロークにかばんを預け、皆で外を歩き神楽殿へ。全員揃って神楽と共にご祈願。お神酒を口にして無事終了。その後、神宮会館に戻り会場にての立食パーティー。

”偉いさま”の挨拶の後、乾杯。苦手なパーティー料理だが、横のブースには調理人が居て、握り寿司、天ぷら、蕎麦が並んでいるのでそちらでまず空っぽのお腹にちょっと入れておく。後は自分で真ん中に並んだ各種の料理を取りに行かなくてはならない。自分は皿を持ってウロウロするブュッフェが大嫌い。もちろんこういうパーティーも同じ。どうせこの後は同席した知人と一緒に名駅辺りで呑むんだし、と知人が持って来てくれた料理を一緒にちょっとだけつまみ、後はコンパニオンのお姉さんが逐一持って来てくれる皿をつつくだけにしておいた(ただし、予報通り午後に天気が崩れ、結局早く帰るはめになるのだが…涙)。

さすがに温かい料理は多くないのでビールやワインだけだとさほど酒も進まない。日本酒も頼めば出てくるんだろうけれど誰も呑んでいなかったのでお願いするのは止めにしておいた。以前には無かった「海鮮丼」なんてものも用意されていたりと料理もなかなか工夫されている(食べなかったが)。食材も安くないものが多いし、料理の味はこういうパーティー料理にしては悪くない。でもオッサンばかりなので料理も沢山残っていていかにもモッタイナイ。もっと色々食べれば良かったかな。無事お開きとなって「きよめ餅総本家」の「栗入りきよめ餅」をお土産にもらい解散。

以前の記事はこちら

 


 

↓ 境内にある「信長塀」(永禄3年・1560)。信長が桶狭間出陣の時、神宮に必勝祈願をして勝利したのでお礼として奉納した築地塀(ついじべい)。瓦を土と石灰を油で練り固め、積み重ねてあるのだそう。

 


 

熱田神宮会館

愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1

 

( 名古屋 なごや 熱田神宮 熱田神宮会館 神宮前 あつた神宮 あつたさん あつたじんぐうかいかん あつたの森 )

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さんみ @名古屋市中川区・下之一色町

2017年11月01日 | 名古屋(熱田区・中川区)

現役銭湯の近代建築を眺めようと中川区の下之一色町へ。新川と庄内川に挟まれた地域で、その流れが名古屋港に注ぎ込む中州のような場所にある漁師町。国道1号線(東海道)が通っているので幹線道路の交通量は多いが、この町に入るとそんなの関係なしとばかりに静かな通りが目に入る。ひとつ路地に入るとバイクでも通るのに躊躇してしまうほど道幅が細く入り組んでいる。休日の午後ということもあるだろうが、商店はシャッターが降りた店がほとんどで、人通りも少ない。飲物を買おうと思ったがコンビニも見当たらず、目当ての銭湯も1軒(新元湯・写真下)は見ることが出来たが、もう1軒(エビス湯・廃業)はすでに取り壊されてしまっていた。

のどの渇きと少々の空腹を満たすために、通りで営業していたお好み焼の店「さんみ」に入ってみる。中に入ると鉄板前のカウンターに椅子があったので座ると、女性主人が「そこ暑いから奥へどうぞ」とテーブル席に誘導してくれた。まだけっこう暑い時期だったがおでん鍋もかかっていた。さすがにおでんの気分ではなかったので「お好み焼」の玉子を注文。冷蔵庫の中にペットボトルが並んでいたので、主人に告げて自分でウーロン茶を取り出して喉を潤す。キンキンに冷えていて嬉しい。

テレビドラマをBGMにして待っていると「お好み焼」が登場。平皿に盛られたお好み焼は厚焼きタイプ。刻み紅生姜が添えられていた。ふわっとした生地で10切れにカットされていて、玉子は最初から潰して焼かれている。塗られたソースはサラッとしたウスターソースで量も控えめ。年季の入った店ではソースを溜まるほど塗ったり、マヨネーズで味をごまかす店が少ないので助かる。箸で一切れづつつまみながら出来立ての熱々を口の中に放り込んだ。家で作る時は中濃ソースを使うが、こういうウスターソースで食べるお好み焼もなかなか旨い。(勘定は¥460)

 


 

↓ 「新元湯」(大正13年・1924・建造、昭和27改装)。なんとも堂々とした佇まい。取り壊された「エビス湯」もかなり大きな建物だったらしいので、この辺りではこういう建物が流行ったのかも。入ってみたかったが営業時間外。残念。銭湯の前の土手の盛土には場所柄貝殻が沢山。

 

 

 

↓ 本町通りの商店街にある公設市場「正色市場」(大正10年・1921・建造)。少しだけ見える屋根の壁面に、そこはかとない近代建築の香りが残る。

 

 


 

お好み焼 焼そば さんみ

愛知県名古屋市中川区下之一色町北起133-3

 

( 名古屋 なごや しものいっしき おこのみやき おこのみ焼 お好み焼き やきそば 焼きそば おでん 近代建築 銭湯建築 公衆浴場 公設市場 )

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カリットギョウザ黄金 @名古屋市中川区・黄金

2017年06月30日 | 名古屋(熱田区・中川区)

「オイ、今晩何食べたい?何でもいいぞ。」の質問に、煮え切らない答えばかり繰り返す娘と息子を連れて、勝手に名古屋市の黄金(こがね)陸橋にある「カリットギョゥザ黄金」へ。知っている人は知っていると思うが、こちらその昔「ホワイト餃子名古屋店」だったお店。元々ホワイト餃子には支店と技術連鎖店があり、どういう経緯かは知らないが平成20年(2008)頃に系列から離れてこの店名を名乗っている。前の店がこの建物だったかどうかは覚えていないが、まだ学生の頃(かれこれ四半世紀も前だ…)友人と何度も食べに来ていた。一番最初は金沢の友人に「第7ギョーザ」に連れて行ってもらいホワイト餃子を初体験し、実は名古屋にも店があるらしいと訪ねたのがこちらの店だった。当時はネット情報もなく、飲食店の系列店の存在なんて知る由も無かった時代だ(岐阜の店の存在を知るのはもっと後)。創業は昭和47年(1972)というから、もう45年もの歴史がある。

信号を渡ったところにある駐車場に車を停め店へ。相変わらず人気があるようで、少しだけ外で待って中へ。券売機で息子は普通の定食を、自分と娘は欲張って「満腹セット」というシェア・メニューを購入し、奥のテーブル席に腰を落ち着ける。さすがに中に入っても昔の店内と同じかどうか確信が持てなかったが、窓の感じといい、狭さといい、変わっていないような気もする。残念ながら運転があるのでアルコールは我慢。昔は白飯で良かったが、齢を重ねた今となっては餃子にビールが付かないのは犯罪行為にも思える(笑)。その欲求を抑えるためノンアルコールビールを注文…。

結構待ってから自分達にまず「拌餃子(ぱんぎょうざ)」が運ばれる。これは茹でたか蒸したかした餃子をタレと葱、生姜で和えていただくもの。モチモチとした皮でさっぱりと食べられて旨い。印象は小籠包みたいな感じ。次は「湯餃子」。やさしい味付けのスープに小さめの水餃子が泳いでいる。そして真打の焼き餃子。”焼き”と言っても揚げてあるも同然。丸っこい形で揚げパンのような形はホワイト餃子とそう変わらない。おすすめのタレの配合が「醤油5:ラー油3:酢2」と壁に貼ってあったのでその通りに作ってみた。最初は「え!? ラー油が3?」と思ったが、思いのほか辛くなく納得。セットのご飯は少なめでひと安心。餃子はホワイト餃子より少し皮が薄いかなと思ったが、確信が持てるほどの違いは指摘出来ない。店の中が暑いので、汗をふきふき一気呵成に食べ進んだ。家で持ち帰り用を調理したことはあったが、店でのホワギョウ初体験の子供達も旨い旨いと完食。外に出ると行列が出来ていた。次は絶対に嫁か、免許取りたての娘に運転させて…。(勘定は¥3,600程)

 


 

↓ 娘をピックアップする前に息子と則武の「トヨタ産業技術記念館」へ。敷地内に建つ「トヨタグループ館(旧・豊田紡織本社事務所)」(大正14年・1925・建造)。

 

↓ 同じく敷地内の「旧・豊田商会事務所」(明治38年・1905・建造)。

 

↓ 駐車場から見る「自動車館」の一部の煉瓦造りの建物(写真下左)と、「創造工房(旧・豊田自動織機製作所刈谷鉄工場・部分)」(大正15年・1926・建造、移築再現)(写真下右)。

 

↓ 隣接していたノコギリ屋根の工場建物の跡が分かる南入口横の煉瓦外壁。

 


 

 

 

カリットギョゥザ黄金 (カリットギョウザ黄金)

愛知県名古屋市中川区愛知町43-1

 

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天ぷら内山 @名古屋市熱田区・金山

2017年01月31日 | 名古屋(熱田区・中川区)

金山で評判のいい天ぷら屋「天ぷら内山」へ。駅からもっと離れていると思っていたらそうでもなく5、6分といったところ。店に到着し、暖簾をくぐると、カウンター席とテーブル席のこじんまりとした店内は満員。少し外で待つことになった。先客は奥様連中と、上司に連れてこられたサラリーマンといった感じの人達。しばらくして「大変お待たせしました」と中へ招き入れられる。カウンター席に座り、人気だという「天ばらおひつ」と、昼間からお酒を注文。冷や(常温)でお願いするとガラスコップで出てきた(銘柄知らず)。たっぷり胡麻ドレッシングがかかった野菜とこんにゃくをつまみながら冷や酒をいただいていると、女性客が「ご飯少なめで」と頼んでいるのが聞こえ、お櫃だからご飯が多いんだろうナ、と自分も慌てて”少なめ”でお願いした。

しばらくして「天ばらおひつ」が登場。この品にはお櫃に入ったご飯とかき揚げの他にも、天ぷらの盛り合わせ、あさりの味噌汁が付く。主人が海老、ヤングコーン、茄子、かぼちゃなどを揚がったものから置いてくれ、それで残りの酒をやっつけた後、かき揚げを崩し、ご飯にまぶす。そうこれ、鰻のひつまぶしの天ぷら版(ただほとんど説明はないので、どう食べるかは勝手にした)。小海老がたくさん入ったかき揚げをご飯に混ぜ、飯茶碗に入れ、まずはそのままいただく。かき揚げは少し硬めに揚げてあるようだ。塩味が効いていて旨い。刻み海苔が沢山かかっているが、少し多過ぎるかな。次は添えられた山葵や薬味をのっけたり、お茶漬け風にしてみたりしていただく。ご飯は少なめで頼んでも充分に多い。お腹を満たして、ごちそうさま。もちろん味は想像した通りで旨いし、量も多いので若い人でも満足するんじゃないかな。でも自分は鰻でも天ぷらでも(お腹は満たされるけれど)この食べ方はあまりピンとこないようなので、次は普通に天丼か、天ぷら定食をいただこう。(勘定は¥1,900)

天ぷら 内山

愛知県名古屋市中区金山2-11-10

 

( 金山 かなやま 天婦羅 天麩羅 てんぷら 天ばら 天ばらおひつ 天茶 ランチ 櫃まぶし ひつまぶし )

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熱田神宮会館 @名古屋市熱田区・神宮前

2016年10月24日 | 名古屋(熱田区・中川区)

 

今回はちょっと特殊な場所。近親者の結婚式が熱田神宮の「熱田神宮会館」であったため、朝から熱田神宮目指して家族で車を走らせる。この会館は50周年だそうだから、昭和41年(1966)の創業か。こちらでの結婚式は初めてなので場所の勝手がよく分からない。案内の通り駐車場へ向かうが入口に「進入禁止」とあり、結局ウロウロして一般駐車場へ。いやこんなはずはないと、もう一度係員に尋ねると、「一般参拝者は進入禁止」とのことだった。そりゃそうだ。集合時間も迫っていたので「しっかり誘導してよー」と大焦り。建物に入っても広くて経路が分からないのでバタバタ。新郎新婦や親戚に挨拶は済ませたが、荷物を預けようとフロントに行っている間に、列席者はすでに境内の式場へ出発。あやうく行列(参進と言うのだそうだ)に置いていかれるところだった。後が詰まっているのだろうタイトなスケジュールだ。それにしても本宮横の長床で行われる「大前挙式」は、一般参拝者の面前を練り歩き、観光客を含む見ず知らずの人達に遠巻きに囲まれながらの挙式でなかなか面白い。雅楽と共に巫女が優雅に舞い、歴史ある厳かな雰囲気がとても素晴らしい式だった。

場所が披露宴会場に移る。外の喧騒から離れて落ち着いた雰囲気の会場は、窓から名古屋最古という楠の巨木(写真下左)が見えるなど、さすがの風格。でもまあ、こういう宴席は何かとバタついて食べた気がしないもの。料理は和洋折衷。隣合った久しぶりに会う親類らや、勝手が分からず緊張している様子のうちの子供らとお喋りをしながら、新しい門出を迎えている2人を見守った。もうそういう時代でもないだろうと、立って別のテーブルに酌に廻るのも止めておいた(昔はそういう知らないオッサンがよく廻ってきたよなァ…)。余興として鏡割りもあり、「松竹梅」の樽酒(写真下右)がふるまわれる。口が卑しいのでもちろん沢山いただいた(笑)。会場でも流された宇崎竜童の例の音痴が耳から離れない(←この地方の人にだけ分かると思います)。

 

何を食べたかはあまり覚えていないが、こういう席ではどれだけ呑んでも、なぜかほとんど酔わない(その分あとから疲れがどっと出るんだけど)。昔はこういう席だと酔いつぶれてしまった面倒なオジサンの1人や2人必ず居たもんだけれど、最近はそういう人もあまり見かけなくなった。それにみんなあまり酒を呑まないなァ。全ての予定が無事終了し、帰りかけていると新郎から「〇ちゃん、これ持っていって」と1升瓶を沢山渡される。鏡割りをした後の樽酒は瓶に詰めて参列者に持って帰ってもらうそうだが、日本酒を喜んで持って帰る人はあまり多くないそうで、お鉢が回ってきたのだ。たぶん自分は冷静を保ちつつ破顔していたに違いない…(笑)。お2人とも、末永くお幸せに。 

熱田神宮会館

愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1

 

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