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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Sex : Too Fast to Live Too Young to Die / Various Artists

2022年12月03日 | パンク・ニューウェーヴ

Sex : Too Fast to Live Too Young to Die / Various Artists (2003)

セックス・ピストルズ(Sex Pistols)が誕生するのに欠かせない背景だったマネージャー、マルコム・マクラーレン(Malcolm McLaren)とパートナー、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)のファッション・ショップ「SEX」。ここでボンデージ・ファッションが誕生し、常連客だったジョニー・ロットン(Johnny Rotton)らが愛用してパンクのファッションの代名詞となった。そのショップにあったジューク・ボックスに入れられていたレコードを、同じく常連で、マルコムがマネージャーをしていたアダム・アント&ジ・アンツ(Adam Ant & The Ants)等でギタリストを務めたマルコ・ピローニ(Marco Pirroni)が編集したというコンピレーション盤。収録アーティストと曲は以下の通り。

01 Count Five – Psychotic Reaction
02 The Creation – Through My Eyes
03 Clarence "Frogman" Henry – Ain't Got No Home
04 The Flamin' Groovies – Shake Some Action
05 The Spades – You're Gonna Miss Me
06 The Castaways – Liar Liar
07 The Strangeloves – In The Nighttime
08 Vince Taylor – Brand New Cadillac
09 Arthur Alexander – You Better Move On
10 Alice Cooper – Eighteen
11 The Moontrekkers – Night Of The Vampire
12 Screaming Lord Sutch And The Savages – Monster In Black Tights
13 The Troggs – I Can't Control Myself
14 Screamin' Jay Hawkins – I Put A Spell On You
15 The Sonics – Have Love Will Travel
16 Johnny Hallyday – Joue Pas Le Rock 'N' Roll Pour Moi
17 Loretta Lynn – The Pill
18 The Spades – We Sell Soul
19 Jackie And The Starlites – Valerie
20 Jonathan Richman & The Modern Lovers – Roadrunner

全てとは言わないがメイン・ストリームから外れたアンダーグラウンドなアーティストが多く、60年代のビート・バンド、ガレージ・バンド、サイケデリック・バンド、70年代のグラム・ロッカー、パブ・ロック・バンドが選曲されている。ピストルズがカヴァーしたのは20ぐらいだが、バンドのサウンドや志向に大きな影響を与えたと考えていいだろうバンドばかり。グラムやパンクには”ロックンロール・リヴァイヴァル”という側面もあるのだが、まさにそんな内容でもある。パンク前夜のロンドンを知るなかなか内容の濃い1枚。

amazonにて購入(¥801)

  • Label ‏ : ‎ Stranger Than Paradise
  • ASIN ‏ : ‎ B08KYZWDLF
  • Disc‏ : ‎ 1
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Rough Trade Shops 25 Years / Various Artists

2022年11月18日 | パンク・ニューウェーヴ

Rough Trade Shops 25 Years / Various Artists (2001)

英国のレコード・ショップ、ラフ・トレード(Rough Trade)の25周年を記念して2001年に発売された、同ショップ系列のRough Trade Records関係の楽曲を集めた4枚組CD。全てがRough Tradeから発表された曲なのかは知らないけれど、同レーベルを語る時に外せないアーティストがずらりと揃っているヴォリュームたっぷりの企画盤。以前にもこのレーベルのコンピ盤を購入したことがあるが、こちらはある程度時系列で並んでいるんじゃないかな。収録アーティストと曲は以下の通り。

1-01 Pere Ubu – 30 Seconds Over Tokyo
1-02 Buzzcocks – Boredom
1-03 The Congos – Fisherman
1-04 Cabaret Voltaire – Nag Nag Nag
1-05 The Normal – T.V.O.D.
1-06 Stiff Little Fingers – Suspect Device
1-07 Throbbing Gristle – United
1-08 Subway Sect – Ambition
1-09 Television Personalities – Part Time Punks
1-10 The Raincoats – Fairytale In The Supermarket
1-11 Crass – Reality Asylum
1-12 Joy Division – Transmission
1-13 The Go-Betweens – People Say
1-14 Swell Maps –Let's Build A Car
1-15 Young Marble Giants –Final Day
1-16 The Fall – How I Wrote 'Elastic Man'
1-17 The Birthday Party  Mr. Clarinet

2-01 ...And The Native Hipsters – There Goes Concorde Again
2-02 Scritti Politti – The Sweetest Girl
2-03 Robert Wyatt – Shipbuilding
2-04 Foetus – Gums Bleed
2-05 The Smiths – Hand In Glove
2-06 Cocteau Twins – Sugar Hiccup
2-07 Einstürzende Neubauten – Krieg In Den Städten
2-08 Nick Cave & The Bad Seeds – Tupelo
2-09 Talking Heads – Road To Nowhere
2-10 Sonic Youth – Death Valley '69
2-11 Tackhead – Hard Left
2-12 Dub Syndicate, Lee Perry – Jungle
2-13 The Sugarcubes – Birthday

3-01 Pixies – Bone Machine
3-02 Mudhoney – Touch Me I'm Sick
3-03 Spacemen 3 – Revolution
3-04 The Lemonheads – Different Drum
3-05 Coil – Further Back And Faster
3-06 Stereolab – The Light That Will Cease To Fail
3-07 Huggy Bear – Her Jazz
3-08 Mazzy Star – Fade Into You
3-09 The Chemical Brothers – Song To The Siren
3-10 The Chills – Pink Frost
3-11 Lambchop – Soaky In The Pooper
3-12 Gescom – Sciew Spoc
3-13 Plastikman – Plastique (Video Mix)
3-14 GAK – Gak 4

4-01 Cornershop – 6AM Jullandar Shere
4-02 Studio Pressure – Presha III
4-03 Boards Of Canada – Everything You Do Is A Balloon
4-04 Echoboy – Flashlegs (Suite)
4-05 Jeb Loy Nichols – As The Rain (Adrian Sherwood On-U Sound Remix)
4-06 Clinic – Monkey On Your Back
4-07 Le Tigre – Hot Topic
4-08 I Am Kloot – To You
4-09 Lemon Jelly – In The Bath
4-10 Peaches – Fuck The Pain Away
4-11 Ryan Adams – My Winding Wheel
4-12 Tindersticks – Talk To Me (91 Version)

個人的に(後追いだけれど)よく聴いたのは80年代後半くらいまでなので、このCDでいくと3枚目の頭ぐらいまでは何とか聴いているけれど、それ以降になるとサッパリ。アーティスト名でさえ聞いたことがないのがほとんど。逆に1枚目、2枚目なんかは思い入れの強いアーティストや楽曲がずらりと並んでいるのでかなりグッときた。ただ知っているアーティストでも選んである曲はかなりアクの強いものが多いので、1枚聴いただけでかなり疲れる(苦笑)。小さなレコード・ショップからこうしたムーヴメント(この場合”インディーズ”)が起こるっていうのはもうこのネット社会では起こりえない現象だろうが、実際に出入りして空気を体感していた当時の若者には刺激的だったんだろうなァ。

amazonにて購入(¥1,156)

  • Label ‏ : ‎ Mute
  • ASIN ‏ : ‎ B00005A0XY
  • Disc ‏ : ‎ 4

 

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Headgit, Artpop, Landing, Waiting For A Sign / Githead

2022年09月23日 | パンク・ニューウェーヴ

Headgit / Githead (2004)
Artpop / Githead (2007)
Landing / Githead (2009)
Waiting For A Sign / Githead (2014)

ワイヤー(Wire)のコリン・ニューマン(Collin Newman)が、妻のMalka Spigel、ScannerことRobin Rimbaud、Max Frankenと組んだプロジェクト、ジットヘッド(Githead)の4枚のアルバムをまとめて安価でゲット出来た。これらのアルバムは発売当時はいざ知らず、小さいレーベルから発売されているので最近では入手が容易ではなかったので有難い。2005年の2枚目「Profile」は以前に購入したので、これでジットヘッドのディスコグラフィーはコンプリートしたことになる。

正直言って発売当時はこのプロジェクトに関しては何も知らず、完全に後追いで聴いている。コリン・ニューマンは本体のワイヤーでもここのところずっと毎年のようにアルバムを発表し続けているし、こうしたサイド・プロジェクトに加えてソロ活動もあるのでほとんど働きづめだ。アルバム1枚作っては5年休む怠惰な昨今にあって何と勤勉な。もう溢れ出るアイデアを抑えることが出来ないんだろうナ。アーティストの鑑だ。

ワイヤーとは異なるポップさがある曲調が多いが、パッと抜き出して聴かされたら区別がつかないかも(苦笑)。それらをまとめて印象をひとつにしているのはやっぱりコリン・ニューマンのヴォーカル。感情の起伏に乏しくクールな歌い方なのだが、それがクセになると抜けられなくなる。後の方のアルバムになるにしたがってポップさは薄れ、浮遊するような暗めの曲調の曲が増えていく。Malkaがヴォーカルをとる曲も増えるのだが、それらを聴いているとマイ・ブラディ・ヴァレンタイン(My Bloody Valentine)なんかを思い出した。

ネットにて購入(¥900/4枚)

  • Label ‏ : ‎ Swim
  • ASIN ‏ : ‎ B0002Y4SOS
  • Disc ‏ : ‎ 1
  • Label ‏ : ‎ Swim
  • ASIN ‏ : ‎ B000PY32S8
  • Disc ‏ : ‎ 1
  • Label ‏ : ‎ Swim
  • ASIN ‏ : ‎ B002QQ2G44
  • Disc ‏ : ‎ 1
  • Label ‏ : ‎ Swim
  • ASIN ‏ : ‎ B00OTADIXI
  • Disc ‏ : ‎ 1

 

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It Seems / Colin Newman

2022年07月31日 | パンク・ニューウェーヴ

It Seems / Colin Newman (1988)

ワイヤー(Wire)のフロント・マン、コリン・ニューマン(Colin Newman)の5枚目のソロ・アルバム。発売された1988年というとワイヤーも再結成後で「The Ideal Copy」や「A Bell Is a Cup... Until It Is Struck」というオリジナル・アルバムを発表するなど活動は盛んだった頃のはずなので、バンド活動と並行して製作されたアルバムということになる。

全編ドラムレスという訳ではないけれど、キーボード(シンセサイザー)主体のドリーミーな曲調が目立つ。キーボードを担当するのはJohn Bonnarなるよく知らないアーティストだが、デッド・カン・ダンス(Dead Can Dance)などにも参加していたもよう。ライナーを眺めただけではよく分からないが、きっと重要なコラボレーターだったはず。ワイヤーの活動と並行してでも発表したということは、コリン・ニューマンの活動意欲も旺盛だったのだろう。

クセになる(少なくとも自分は)コリン・ニューマンの独特のヴォーカルだが、女性バック・アップ・ヴォーカルとの組み合わせもあって、少なくともワイヤーでは聴けないので新鮮。ただ全体を聴いて、これがワイヤーのアルバムとして発売されていても区別がつくかな…。自信無い(苦笑)。

ネットにて購入(¥300)

  • Label ‏ : ‎ Restless Records
  • ASIN ‏ : ‎ B000008IXD
  • Disc ‏ : ‎ 1
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Out of the Woods/Reggie Song (Maxi Single) / PIL

2022年07月16日 | パンク・ニューウェーヴ

Out of the Woods/Reggie Song / PIL (2012)

パブリック・イメージ・リミテッド(Pulic Image Ltd. , PIL)のマキシ・シングル。「Out of the Woods」と「Reggie Song」が両A面扱い(←CDでは意味がないが)。2012年当時の最新アルバム「This is PiL」からのカット。復活作ではあったが出来も良く、この後コンスタントに活動するきっかけにもなった。どうして今頃このCDかというと、2010年のニューヨークでのライヴ音源が収録されていると知ったから。収録されている曲は以下の通り。

03 Psychopath
04 USLS1
05 Warrior
06 4 Enclosed Walls
07 Disappointed

どうしてわざわざ2年も前のライヴ音源がバンドルされたかは分からないが、ソロ名義曲の03なんかも入っていて選曲が興味深い。翌年に来日公演を行って自分も名古屋のダイヤモンド・ホールに観に行ったが、トラウマになるような悲惨な客入りだったのが思い出深い(苦笑)。認知症の妻のフルタイム介護の為に活動を停止していたジョン・ライドン(John Lydon)だが、とうとう今年ツアーを開始した。日本に来ることはあるのかな(→名古屋にはもう絶対に来ない)。

ネット・オークションにて購入(¥632)

  • Label ‏ : ‎ Pil Official
  • ASIN ‏ : ‎ B0093KTO8W
  • Disc ‏ : ‎ 1
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Legal Bootleg Series: 14 Sept 2002 Metro, Chicago / Wire

2022年05月31日 | パンク・ニューウェーヴ

Legal Bootleg Series: 14 Sept 2002 Metro, Chicago (2010)

ロンドン・パンク~ポスト・パンクのバンドの中で、現役時代に近い形で息の長いバンドといえばワイヤー(Wire)。最近でも活動は精力的で、毎年のようにオリジナル・アルバムを発表している。活動歴ももう45年にもなるんだ。初めて「The Roxy London WC2 (Jan-Apr 77)」というオムニバス・ライヴ盤で聴いたのが80年代の後半だったか。それからずっと欠かさずとは言えないが、アルバムを買っては聴いている。こちらは”Legal Bootleg Series”と称する公認のブートレグのひとつ。ワイヤーは以前から自身のサイト「Pinkflag.com」でCDやダウンロード販売で過去のライヴを発表しているが、自分はフィジカルを伴わないダウンロード購入に乗り気でない昭和人なので、ネットで中古盤を見付けて飛びついた。そんな品なので上はネット販売用の写真で、本来はジャケットは付いていない(はず)。

2002年というと再始動した頃。アルバムでいうと「Send」の頃になるのかな。不穏なドローン音(持続音)から始まり、コリン・ニューマン(Colin Newman)の特徴的なヴォーカルが加わると、すぐにワイヤーの世界に。あれだけのキャリアがありながら、この時点で全然懐古的でないのがカッコイイ。加齢しているのに、このアングリーな感じはどうだ。ポスト・パンクのバンドとして語られることの多いワイヤー。パンクはスタイルでなくアティチュードだと言われるが、それならこのオッサン達は間違いなくパンク。

ネットにて購入(¥800)

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Love Bites / Buzzcocks

2022年05月23日 | パンク・ニューウェーヴ

Love Bites / Buzzcocks (1978)

英オリジナル・パンクの雄、バズコックス(Buzzcocks)のセカンド・アルバム。もちろんアナログでも所有している。こちらは1995年に音楽誌「ロッキング・オン」監修として発売されたシリーズで、オリジナル・アルバムに「+7」と7曲のボーナス・トラックが収録されていて、当時この日本盤だけの企画だったと記憶する。¥1,750という定価も当時としては輸入盤並みで安かったんじゃなかったかな。このシリーズではワイヤー(Wire)も揃えていたので、当然これも持っているものだと思ってCD棚を調べたら、このセカンドだけ抜けていたので何となく揃えたくなり、今更ながら購入(←簡易紙ジャケ5枚組でも持ってるだろうに…)。

ファーストと同じ年に発売されたとあって雰囲気はほとんど変わらず、素晴らしい楽曲が並ぶ。久しぶりに聴いたがやっぱりイイなァ。後によくカヴァーされることになる代表曲のひとつ「Ever Fallen In Love (With Someone You Shouldn't've?)」も収録。ボーナス・トラックはシングルのみの収録曲。彼らの場合、パンクといってもちょっとひねくれた歌詞と、どこまでもポップでシンプルなメロディーが真骨頂なので色褪せない。もちろん初期3枚は必聴。どれも甲乙つけがたい出来だ(ただし3枚目は少し雰囲気が変わる)。89年だったか復活した際に、シドニーの小さなクラブ(たしか「Marquee」だったはず)で彼らのライヴを体験することが出来たのはいい思い出だ。小太りになったピート・シェリー(Pete Shelley)がスウェットの上下かなんかで出てきてずっこけたけど(苦笑)。

ネット・オークションにて購入(¥470)

  • Label ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B0000253CZ
  • Disc ‏ : ‎ 1
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Rough Trade Shops : Post Punk 01 / Various Artists

2022年04月07日 | パンク・ニューウェーヴ

Rough Trade Shops : Post Punk 01 / Various Artists (2003)

イギリスのインディ・レーベル「ラフ・トレード」。創立は1976年でレコード・ショップから出発し、80年代前半にかけてポスト・パンクのアーティストを中心にリリースしていた。ちなみに現在のレーベルは90年代に破産してからの再興。”インディーズ”なんていう言葉はこのレーベルが無かったら一般的になっていなかったかもしれない。そのラフ・トレードにまつわるアーティストをポスト・パンクに絞って収録した2枚組CDがこちら。収録アーティストと曲は以下の通り。

1-01 Gang Of Four - I Found That Essence Rare
1-02 Les Georges Leningrad - Georges Five
1-03 The Pop Group - We Are All Prostitutes
1-04 Liliput - Die Matrosen
1-05 The Rapture - Out Of The Races And Onto The Tracks
1-06 Delta 5 - Mind Your Own Business
1-07 The Slits - Shoplifting
1-08 The Rogers Sisters - Delayed Reaction
1-09 Pigbag - Sunny Day
1-10 ESG - You're No Good
1-11 Swell Maps - Another Song
1-12 Au Pairs - You
1-13 New Age Steppers - Fade Away
1-14 Public Image Limited - Careering
1-15 DNA - You And You
1-16 Life Without Buildings - The Leanover
1-17 UK Decay - For My Country
1-18 Scritti Politti - Skank Bloc Bologna
1-19 The Flying Lizards - Sex Machine
1-20 The Prats - Disco Pope
1-21 Liquid Liquid - Groupmegroup
1-22 Wire - Ex Lion Tamer

2-01 Bush Tetras - Too Many Creeps
2-02 The Futureheads - Robot
2-03 James White & The Blacks - Contort Yourself
2-04 World Domination Enterprises - Asbestos Lead Asbestos
2-05 Blurt - The Fish Needs A Bike
2-06 Family Fodder - Debbie Harry
2-07 Gramme - Like You
2-08 Magazine - Definitive Gaze
2-09 The Raincoats - Lola
2-10 Big Flame - Sink
2-11 23 Skidoo - Last Words
2-12 Chicks On Speed - Yes I Do
2-13 Erase Errata - Tongue Tied
2-14 Shock Headed Peters - I Bloodbrother Be (£4,000 Love Letter)
2-15 The Fall - Industrial Estate
2-16 Young Marble Giants - Searching For Mr. Right
2-17 Crispy Ambulance - Deaf
2-18 XTC - This Is Pop?
2-19 Mo-Dettes - White Mice
2-20 Fats Comet And The Big Sound - Bop Bop
2-21 Essential Logic - Aerosol Burns
2-22 Maximum Joy - Stretch (Disco Mix / Rap)

自分はパンク~ニュー・ウェーヴ期のバンドが好きだったので、当然その流れでここに収録されているバンドの多くを聴いているが、あれ、このアーティストはラフ・トレードでレコード出していたっけ?というようなアーティストも含まれるので、厳密に”ラフ・トレード”という括りではないのかもしれない(→英語のライナーノーツ、字が小さ過ぎて読んでない・苦笑)。ちょうど半分ぐらいのアーティストは何らかの形で音源を所有しているが、あと残り半分は初めて聴くアーティストやバンドなはず。

この辺りのバンドに特徴的なのは、既存のロックのイディオムから外れ(→つまりブルーズの影響が見られない)、フリーキーなサウンドのギター(あるいは他の楽器)を多用していること。なのでこれだけ集まってしまうと後半聴くのに疲れてくるが、これらをよく聴いていた若い頃はどれも新鮮だった。当時はまだインターネットが無く参考に出来る資料は少なかったので、音だけで選んでいたものなァ。レーベルの代表的なバンドだったスミス(The Smiths)なんかは1曲も収録されていないが、ポスト・パンクの括りだとしても収録されてもよさそうなのに。

ネットオークションにて購入(¥998)

  • Label ‏ : ‎ EMI Import
  • ASIN ‏ : ‎ B00009QEON
  • Disc ‏ : ‎ 2
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Original Album Series / Stiff Little Fingers

2022年03月29日 | パンク・ニューウェーヴ

Original Album Series / Stiff Little Fingers (2014)

このブログではしょっちゅう取り上げている簡易紙ジャケ5枚組の「Original Album」シリーズ。今回購入したのは北アイルランド、ベルファスト出身のパンク・バンド、スティッフ・リトル・フィンガーズ(Stiff Little Fingers)。収録されているのは以下の初期アルバム5枚。

 ・Inflammable Material (1979)
 ・Nobody’s Heroes (1980)
 ・Hanx! (1980)
 ・Go For It (1981)
 ・Now Then (1982)

自分は5枚目だけ所有していないが、後は全部アナログでもリマスターCDでも持っているので本来必要の無いセット(苦笑)。でもこのシリーズは沢山買っているので、ついこれもと手に入れてしまった。内容は文句無し。1、2枚目は捨て曲無し。レゲエのリズムの使い方もかっこいい。3枚目はライヴだが、当時の雰囲気も伝わってくる熱い内容の名盤。この3枚は若い頃に本当によく聴いた。だんだん興味が薄れてしまって結局買わなかった5枚目も、こうして聴いてみるとなかなかの出来。ただやはりジェイク・バーンズ(Jake Burns)の叫びが熱く、焦燥感たっぷりの初期3枚と比べると、歌は上手くなっているがちょっと落ち着いて聴こえてしまうかな。

ネットにて購入(¥1,450)

  • Label ‏ : ‎ Warner
  • ASIN ‏ : ‎ B00G040N4S
  • Disc ‏ : ‎ 5
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Singles / New Order

2022年02月15日 | パンク・ニューウェーヴ

Singles / New Order (2005)

2005年に発売されたニュー・オーダー(New Order)のシングル集。1980年にジョイ・ディヴィジョン(Joy Division)のイアン・カーティス(Ian Curtis)が自殺した後、残された3人のメンバーがニュー・オーダーとして再出発したのちに発売された1981年からのシングルを、そのシングル・ヴァージョンで31曲収録している。オリジナル・アルバムに未収録だった曲も収録しているとのこと。

自分がジョイ・ディヴィジョンを最初に聴いたのは学生の時。パンク~ニュー・ウェーヴの流れで聴き始めたが、その時にはすでにイアンは亡くなっていたので、もうニュー・オーダーはスタートしていたことになる。ジョイ・ディヴィジョンは大好きだったので、オリジナル・アルバム、編集盤、Peel Sessions等をレコードで、後に編纂されたボックス・セット等をCDで集めたが、ニュー・オーダーに関してはなぜか全然触れぬままでいた。もちろんヒットした「Blue Monday」などは聴いたことがあったが、どういう訳かアルバムを買うまでには至らず。一般的にはニュー・オーダーとしての方がジョイ・ディヴィジョンよりも桁違いにビッグになったのに。初期の頃に何かで聴いた彼らのライヴの印象がかなり悪かったからだろう(←そもそも歌は下手だし、演奏も音が外れて酷いものだった・苦笑)。

このCDも前半は聴いたことがある曲が多いが、後半はほとんどピンとこない。シンセを多用した彼らの曲は印象に残る”音”っていうのがある場合が多いが、彼ら特有のダンサブルでありながら冷めた雰囲気がかっこいい。通して聴いてみると自分が思っていたよりもアナログな雰囲気を残した演奏も多かった。でも歌は相変わらず…。それにどうしても曲調が似通っていて、このコンピを聴くだけだと単調になりがち。このシングル集が出た後に、メンバー間で衝突があり、バーナード・サムナー(Bernard Sumner)、スティーヴン・モリス(Stephen Morris)の2人と、ピーター・フック(Peter Hook)に分裂してしまった。今はどうなったやら。

amazonにて購入(¥668)

  • Label ‏ : ‎ Warner Classics UK
  • ASIN ‏ : ‎ B000B9UHSU
  • Disc ‏ : ‎ 1
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