ーATPワールドツアー マスターズ1000 BNLイタリア国際ー
全仏オープンテニスが始まりましたね。
テニスファン、ラファエル・ナダルファンの私としては、楽しい毎日がはじまったというわけですが、実は!!
ローマ滞在中、BNLイタリア国際のテニス大会優勝戦を見に行くことができたのです。
今回のイタリア旅行、秋に行くはずが同行する友達の都合で、急遽5月半ばになりました。
もちろん、テニス好きの私は、ローマ大会の準決勝戦の日にローマに到着し、決勝戦のときはローマにいることはわかっていました。
友達とは「できたら、雰囲気だけでも味わいたいね」という話もしていました。
前日のフィレンツェのホテルでたまたまテレビを見たら、準々決勝でジョコビッチが勝つところでした。
そして、ナダルも勝ち上がっていることがわかり、うまくいけば、決勝はこの二人ということがわかりました。
土曜日にネットで確認したら決勝戦はやはりこの二人。
こうなれば絶対見たいじゃないですか。
午前中からナヴォーナ広場、パンテオン、トレビの泉、スペイン階段と、順調に観光を終え、タクシーで会場のフォロ・イタリコへ。
タクシーが降ろしてくれた入り口にある建物に入って行くと、美しいお姉さんが並んでいました。
言葉はよくわかりませんが「今頃、そんなチケットなんかないわよ」という感じ。
決勝戦が4時から始まるのに3時過ぎに来て「チケットが欲しい」なんて、よく考えたらオバカな話ですよね。
そうしたら、同情してくれたような表情のお姉さんが少し待ってなさいと。
ほどなくして、奥の方から男性が出て来て「こちらへどうぞ」と言ってくれました。
そして彼がコンピュータを広げて探してくれたら、前から2列目、少し端っこだけど空いていると。
まあ、なんという幸運でしょう。
私たちは「ナダル対ジョコビッチ」の決勝戦のチケットを手に入れることができたのです。
そこは、夕日ががんがん当たる席。
でも、ナダルの席が斜め前に見え、サーブのときには声をかけたら振り向いてくれそうに近い。
まわりはジョコビッチへの声援の方が多かったみたいですが、私も負けずに拍手をしたり、声を出したりして応援しました。
試合はジョコビッチの2-1でラファは負けてしまいましたが、両者とも素晴らしいプレーの続出でとても満足しました。
千載一遇ってこのこと?
私とラファのご縁?
とにかく、ローマと言えばラファみたいな感じで思い出してはにやけています。
これからも、ナダル選手の活躍を応援し続けたいと思いました。
ラファの入場
試合前のツーショット写真
練習
ジョコビッチ
満員の会場
負けて悔しそうなラファの表情
試合後のセレモニー
表彰式、向こう向きで顔は見えませんが、準優勝のディスクを背中にしています。
悔しそうに降りてきました。