マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

まとめてDVD3本

2013-06-21 18:21:40 | 映画ーDVD

長い間、ブログをお休みしてしまいました。

何十年かぶりで熱を出して寝込んだり、甥の結婚式に出席したり、バリ島で1週間のバケーションも楽しんできました。

旅行から帰り、テニスの全仏オープン、夫が録画しておいてくれたのを見ました。

錦織君は残念でしたが、史上初全仏優勝8回目を成し遂げたナダルに負けたのですから、胸を張っていいと思います。

もうすぐ始まるウインブルドンも楽しみです。

ナダルは第5シードだそうです。

 

でも、また、風邪を引いてしまいました。

気候不順の折り、皆様もお体大切に。

 

では、貯まってしまったDVD鑑賞の作品を書いて行こうと思います。

 

「ロング・キス・グッドナイト」

1996年 アメリカ

レニー・ハーリン監督 ジーナ・デイヴィス サミュエル・L・ジャクソン クレイグ・ビアーコ パトリック・マラハイド ブライアン・コックス デヴィッド・モース

 

【解説】

小学校教師サマンサは夫と娘との生活に満足していたが、八年以上前の記憶がないことに不安を覚えていた。私立探偵を雇って、自分の過去を調べさせていた彼女。ところがある日、殺し屋が襲ってくる。それをきっかけにしてサマンサは私立探偵ヘネシーと共に、自分の過去を探る旅に出た……。レニー・ハーリン監督とジーナ・デイヴィス夫妻がコンビを組んだスーパー・アクション映画。(allcinema ONLINE

 

【感想】

小学校教師で1女の母、平凡で幸せな日々を送っていたサマンサ(ジーナ・デイヴィス)

地元のお祭りでTVカメラに映された。

それを見ていたいかにも悪そうな男たちが「あいつは生きていた」と、あちこちで騒ぎ出した。

 

実は、サマンサは8年前までの過去の記憶がなかった。

その日以来、次々と襲いかかる殺し屋たちを相手に、ジーナの過去が蘇る。

ジーナは、大統領直属の諜報部員だったのだー。

 

女性スパイアクションのハシリの作品でしょうね。

ジーナ・デイビスがかっこよかったです。

 

当時の最高落札額の脚本だそうです。

 

監督のレニー・ハーリンは「ダイハード2」の監督。

このころジーナと結婚していて、ジーナの魅力がいっぱいなのも、愛がいっぱいだからでしょうね。

 

「ロリータ」

1961年 イギリス

スタンリー・キューブリック監督 ジェームズ・メイソン(ハンバート・ハンバート)スー・リオン(ロリータ・ヘイズ)シェリー・ウィンタース(ロリータの母)ピーター・セラーズ(クレア・キルティ)

 

【解説】

ナボコフの同名小説をキューブリックが映画化した問題作。夏を過ごそうと田舎町で下宿するハンバートに、未亡人シャーロットは積極的だが、当のハンバートは彼女の娘・ロリータに心奪われていた。やがてハンバートとシャーロットは結婚するが、夫が娘を愛してる事を知ったシャーロットは逆上のあまり事故死してしまう。心置きなく二人だけの暮らしと相成るはずだったが、近所の視線も気になり、ハンバートはロリータを連れて車で旅に出るのだが……。(allcinema ONLINE

 

【感想】

ロリコン=ロリータ・コンプレックスの語源となった作品。

でも、性描写はなく、十代の少女に魅了された中年男性の心理を描いています。

 

今のアイドル全盛時代を考えると、日本人男性ってロリコンだなあと思う。

でも、アイドルを応援することとロリコンとは意味が違うみたいですね。

男性がより若い女性に魅力を感じることは、古今東西を問わず普遍的な心理だそうです。

 

大学教授のハンバート・ハンバート(ジェームズ・メイソン)は、研究のために夏の間田舎で下宿する家を探していた。

ヘイズ夫人(シェリー・ウィンタース)は夫を亡くしてから娘と一緒に暮らして、下宿人も募集していた。

ハンバートは、ヘイズ夫人の一人娘ロリータ(スー・リオン)に一目で心を奪われ、下宿することに決めた。

 

ヘイズ夫人はハンバートに思いを寄せ、ハンバートはロリータと別れたくない一心で、ヘイズ夫人と結婚する。

その秘密を知ったヘイズ夫人は道路に飛び出し、事故死する。

 

ハンバートはその事実を隠したまま、ロリータを寄宿舎から連れ出して旅に出る。

しかし、ロリータはある日こつ然と姿を消してしまう。

その裏には、キルティ(ピーター・セラーズ)の存在があった。

 

もう少しエロティックな作品かと思ったら、すごくさばさばして色っぽさのかけらもなく、ブラックコメディみたいな雰囲気でした。

キューブリックだからかなあ?

 

「トレーニングデイ」

2001年 アメリカ

アントワーン・フークワ監督 デンゼル・ワシントン(アロンゾ・ハリス)イーサン・ホーク(ジェイク・ホイト)スコット・グレン(ロジャー)エヴァ・メンデス(サラ)シャーロット・アヤナ(リサ・ホイト)トム・ベレンジャー(スタン)スヌープ・ドッグ(ブルー)ハリス・ユーリン(ダグ)レイモンド・J・バリー(ルー)クリフ・カーティス(スマイリー)レイモンド・クルツ(スニッパー)

 

【解説】

ロサンゼルス市警の麻薬取締課に配属となった新人刑事ジェイク。一緒にコンビを組み彼に麻薬捜査のいろはを教え込むのはベテラン刑事のアロンソ。数々の大事件を解決し、麻薬に絡むあらゆることを熟知している伝説的カリスマ刑事だ。まさにジェイクの手本であり憧れの存在。そんなアロンソはジェイクにまずはじめに「かよわい子羊でいるのか。獰猛な狼になるのか。それを選べ」と忠告する。そして、ジェイクが目にしたのは、犯罪摘発のためにはいともたやすく自ら法を犯すアロンソの姿だった。とまどうジェイクをよそにアロンソの行動はエスカレートしていく……。(allcinema ONLINE

 

【感想】

有名な映画だけど、あまり後味はよくないなあ。

 

これは長い1日の物語。

朝、目覚まし時計が鳴って、目覚める新人刑事ジェイク(イーサン・ホーク)

産まれた間もない赤ちゃんにおっぱいをあげている妻。

今日は自分で志願した麻薬捜査課の初日だが、どうも気が進まない。

妻に励まされて、上司アランソ(デンゼル・ワシントン)の待つカフェに向かう。

アランソは「今日はトレーニングデイだ」という。

 

とにかく、デンゼルの悪徳刑事ぶりに圧倒されてしまう。

ジェイクも持ち前の正義感で必死に対応するが、押しまくられてしまう。

そして、どんどん最悪の状況に追い込まれるが、やはり身を助けたのは自分の正義感でした。

 

長い1日が終わって、ジェイクの胸に残ったものは何だったのでしょう。

本当に辛かったのは、デンゼルの悪ではなく、デンゼルをツールとして使っていたお偉方たちの悪です。

 

私の個人的な意見としては、汚職警官の話はもううんざりだなあ。

警察の人は、正義と自己犠牲の固まりと、幻想でもいいから思っていたいです。