kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

熱い?暑い?暑苦しい?

2015-07-30 | 陸上競技
先日から保護者をしています。内容は書きません。が、比較的「熱血ですよね」という感じで言われます。「一生懸命ですね」とか「熱いですよね」と。この感覚は私には全く分からないのです。なぜなら私は私のスタンスが「当たり前」だと思っているから。これが特別だと思ったことがないので比較対象がないのです。個人的には以前に比べるとかなり冷静になったなって思っているのですが。それさえも勘違いなのかもしれませんが。

確かに他の人に負けない部分は「他人に対して一生懸命になれる」ことだと思っています。自分のことはさておき、他の人のためになんでそこまでやるのか?!っていう部分はあるかなと。練習や指導に関しても「一生懸命さ」で誤魔化している部分があるのかなと思いながらやってきました。

こういうスタンス、人によっては「暑苦しい」と思うでしょう。受け入れたくないと思う人にとってはまったくダメだと思います。100人いて全員に好かれるようなことは絶対に無理です。宗教の教祖であれば信者は全員その言葉を信じ全てを受け入れる。盲目的にその事を信じて全員が同じように受け入れるなんていうのはある意味怖い事だと思っています。同じ指導をしていてもそれを受け入れない、受け入れたくないという選手だっている。それで結果が出なかったら「指導が悪い」とすれば良い。それはそれで良いんだと思います。万人が「大好き」っていう人間は逆に信用出来ない気がするから。

日焼けして黒いから「熱い」と言われるんじゃないかという気もしています。見ているだけで「暑くなる」という感覚は分からないでもありません。教室に入った時に「なんか温度が上がった気がする」と言われます(笑)。まーもうここまできたら良いかなって。

私的には全てにおいて冷めた目で見て、淡々と関わる事は苦手です。これも性格なんだと思っています。だから練習中やクラスマッチなどでは一人うるさい(笑)。目の前で起きている事に対して「なんとかしたい」と思うから。そう感じなかったら特別口出しはしなくなると思います。勝手にやればって感じになるから。感覚的に「一緒にやりたい」という感じがあるんだと思います。大人になりきれないだけかも。ドライになって合理的にやっていきたい。←こういう気持ちはあるのですが無理。無駄は省きたいという気持ちはあるんですが、結局そうはならない。これはこれで楽しいと思いますが。

ここの部分をどう考えるかなんだと思います。これが私の個性でありここを曲げてまで何かをするのは違うのかなって。もちろん上手くいかない事があるでしょう。が、本当は他の人も上手くいかない事がたくさんある。その事自体に気づかない人もいるでしょうし、上手くいかないならもうやらないっていう人もいる。私はそういう事が出来ないのだと思います。だから無駄に「暑苦しい」状態になるんだと。

そういう人が良いって言ってくれる人のためにできる事をする。それって悪い事ではないと思います。気に入らないっていう人のためにももちろんやります。まー受け取る人によっては同じモノでも全く違う事に感じられるのです。「熱く関わるのが良い」という人もいれば「ちょっと近い」と感じる人もいる。万人に受け入れられる人間になりたくはないと思っています。全員に好かれるってやっぱり変だから。

保護者と話をする中で「楽しい」と言ってくれる方が多いのは素直に嬉しいですね。好かれるためにやる気はありません。私自身が楽しくないとクラスも練習も楽しくないですから。当然の話です。暑苦しい存在であってもなんとなく受け入れてくれる子供達がいてくれたらそれで良いじゃないかって。

あまり細かい事を書くと「個人情報」になってしまうのかなー。ここのラインが難しい気がします。この辺りは考えておきたい。

まー外が暑いのに私みたいに色黒で暑苦しい人間があれこれしていると更に温度が上がるんじゃないかという心配があります。気をつけないといけないですね(笑)

本当に雑感でした。陸上とは一切?!関係ない個人的な想いを書いておきます。いつも真面目な記事ばかり書いていると「面白くない」と言われると思います。それでも頭に浮かんだ事を書いているのでその時はそれが全てなんですよね。今はふと思った事を書いただけ。特別な意味はありません。

お許しを(笑)。

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基本&基本

2015-07-30 | 陸上競技
水曜日、しっかりと走ろうと考えていました。当たり前ですがドリルをやるためにこの場にいるわけではありません。速く走ることを身体で覚えてもらうためにやっています。月曜日と火曜日の流れからしてこの日は絶対に走りたい。当然ですね。

が、競技場に行ってみるとサッカーが入っていました。驚き。平日にもサッカーが入るのか~。土日はかなり気にしていました。平日は通常他の団体は入らないので練習は出来ていました。「陸上競技場」ですからね。が、この日は使用できず。ショック。選手は自転車で来ていますからこの段階でまた学校に戻ることに。前回もあったのですが繰り返してしまいました。こちらの思い込みの責任ですね。「平日は大丈夫」という感覚でいたらやっぱりダメ。きちんと確認しないといけません。これからは選手たちにも必ず確認をしておくように話しました。こういう部分での抜けは多いので全員で確認していきたいと思います。申し訳ない。

そのため練習の予定が大きく変わりました。数人別のチームから練習に来ることになっていました。こちらにも多大な迷惑をかけました。そのためこの日は「ドリルを徹底的にやろう」と割り切りました。長い目で見たときにこれが一番のプラスになると感じたので。普段ドリルなどはほとんどやっていないということなのでひたすら。うちの選手にとってもプラスになります。本当は走りたかったのですがもう仕方ない。

足運びをかなり重点的に。これだけで1時間くらいはやったのではないでしょうか。もっとあれこれやれれば良いのですが。驚くくらいシンプルにやっています。もちろんそれを習得させるためにあれこれ種目を変えます。それでも単純作業です。外は嫌なので室内の廊下でやりました。外とどちらが良いのかは分かりません。それでもある程度長時間チマチマやることを考えるとこちらの方が良いのではないかと判断。一応気を使っています。少しずつ休憩を挟みながら進めていきました。

ここでチューブも。腿上げやスイッチングもかなりの時間やりました。これをやっていくだけでも股関節周辺の筋力が地味に上がっていくと思います。ひたすらひたすら。どちらかというと縦の動きなので動きの徹底という部分ではかなり必要かなと考えています。

そこからチューブとハードルを使った動き。これも時間があるのでひたすらやりました。これまでは「明確な意識を持って取り組ませたい」と思ってしつこくしつこく説明していましたがなんかもっとザックリで良いのかなという気がしています(笑)。どれだけの指導者がきちんと説明をしながらやっているか分かりません。多分「こんな感じ」でやっている中でも強くなる選手は強くなるのだから感覚をつかむための工夫をしていけば良いんじゃないかなって思います。やる中で感覚をつかませたい。

スティックをやってからそのまま横の動きへ。ここで腿上げですね。腿上げはチューブを使うのではなく、スティックを使ったものに変更。これにもあれこれこちらの意図があります。やっぱり意識することも大切、でも無理矢理作るのも大切。どちらも並行してやっていかないとダメですね。と、勝手に思っています。

かなりやってから最後にスキップと50mくらいのスプリント。このスプリントはかなり良かったですね。これくらい走れれば本当に面白い。まだまだといえばそうですが、この数ヶ月である程度の形にはなってきたと思います。まーそれだけ地道にやっていますから。あとはこれを何本も走れるようにしていって定着させたい。そしてそれを本当のスプリントにつなげていきたい。距離を踏む練習もしたいと思います。この夏の課題です。

最後に補強を少し。軽くですがやっておきました。まだまだ足りないなと感じています。ここを各自がどれだけやってくれるかですね。やらされている間はその部分は変わりません。本当にやっていくためには自分で取り組まないといけなくなります。

動きのことに関しては随分変わってきていると思います。求める動きが変わってきたわけではありません。そこにたどり着くまでのツールが変わってきている。これまでより効率的により習得させやすくしたいと思っています。これはかなり難しいのですが、やっていく中で考えていきたい。実際に見る中でどう変えていくか。ここはすごく大切なことだと思っています。

まずまずです。
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