思うことを。
このblog。かなり長い間続けています。今の高校1年生が生まれるくらいからは書いているのではないかと思っています。異動すると「続けるかどうか」は毎回考えさせられます。色々なところで問題になるリスクもあるので。それでもなんとなく続けています。批判を受ける部分もあるかもしれません。それでも地道に続けていきたいなと思っています。
今は第三顧問という立場です。これまでとは立場が違います。それでも少しずつ関われる部分を作っていただいているので「与えられた役割」を感じ取りながらできることを最大限にやっていけたらと思っています。幸いこれまで国体などで一緒にやってきた方々です。プライベート合宿などでも一緒に過ごさせてもらっていました。指導される部分から学ぶことが多くあります。これまで自分がやってきたことの見直しもできる。気になっている部分に関しても直接話をしながらやっていける。大きな話かなと思っています。性格的に「前に前に」という部分があります(笑)。それでも今は客観的に見ながら自分がどのように動くのかを考えていかなければいけないと思っています。
「遠慮なく」といわれる部分もありますが、「内気」なのでなかなか。技術的な部分を求められる時にはしっかりと応えたいなと思っています。これまでの自分自身の指導を振り返ると「徹底する」という部分に関しては長けていると思います。「しつこい」のです。とにかく徹底的にやる。中途半端にやらない。それに対して「息苦しさ」を感じる選手もいたのだろうなとは思います。競技力を上げるという考え方の選手もいれば「適度に体を動かしたい」と思う選手もいる。ここに対して「動きの基礎」や「身体作り」を求め続けても「走るだけなのになんでやらなければいけないのか?」と感じるだろうなと。今は「競技をする」という意欲がある程度ある組織です。ある意味「スタートライン」が違います。ここは大きい。
そのあたりのことを自分自身で考えながらやっていきたいなと思っています。その場面場面において自分が何をするのか。何を求められるのか。これまで通りのやり方が正しいとは思いません。自分自身の指導に関して見直す必要性も出てくるのだと思います。この部分をどう処理していくのか。本当に必要とされているかどうかも判断しながらやっていくことが重要だと思っています。
実際問題、「過剰な負荷」が自分自身にかかっているので生活に慣れるまでは冷静に自分自身の振り返りができません。気持ちに余裕がないというのが実際のところです。マイナス的なことを書いているつもりもなく。自分自身の中で余力がなくなっていく部分があるのは確かです。もっと自分自身を客観視できるといいのでしょうが。これまでとは違うという認識の中で自分自身がどのように活動するか。動けるか。ここは重要だと思っています。
これまでひたすら自分のペースで進んできました。この機会に自分自身の指導の在り方について考える必要はあると思っています。長所も短所も冷静に判断しながら。まー長所があるのかどうかは分かりませんが。
文化部のこともあります。ここについても考えなければいけないと思っています。何ができるのか。
結構疲労しています。肉体的にも精神的にも。かなりの疲労感。練習が休みであってもそれ以外の業務に忙殺されて結局はいつもよりも帰宅が遅くなる。20時半が当たり前になっています。回復する兆しはありません。なかなかです。
とりあえず保ちます。とりあえず。
更新できませんでした。いろいろやることがあって。
土曜日、日曜日と支部大会でした。この支部大会を勝ち上がれなければ県総体に出場することはできません。近畿地方では「緊急事態宣言」が出された影響で試合ができなくなっていると聞いています。我々もいつ中止になるのか延期になるのかわからない状況です。そのなかで少しでも試合ができることに感謝したいなと思います。異動して初めてのインターハイ路線の大会。色々と思うことはあります。ここに書くのがふさわしいのかどうかはわかりません。前任校と今の学校は同地区です。目の前で互いのレースが見れることはありがたいなと思いますが、複雑な心境です。しばらくはこの感覚が続くのだと思います。今の学校の選手に最大限のサポートをしたいという部分があります。とはいえ、前任校の選手にも力を出してもらいたい。どちらか一方と応援するという感じではない。もっともっとドライにならなければいけないのかもしれませんができません。批判されるかもしれませんが。
シード選手を除いて6人が県総体への出場権を得ます。シビアなレースになる部分もあります。それでもどうするのがベストなのか。男子の400mHでは予定通りのレース展開で走れました。22歩の15歩。6台目から切り替えてというプランでした。前半はよかったのですが6台目が17歩になってしまう。それにより大幅減速。これはこれから先の課題だと思います。とにかく前半部分が「やりたいレース展開」になったことは大きい。スプリントも上げていきながらしっかりとレースが作れれば面白いのだろうなと感じました。女子の400mHにも「初めて」出場。練習さえしていません。それが思ったよりもスムーズに走っていました。ほとんど練習らしい練習をしていないのに69秒台で走りました。この記録をどう評価するか。まだまだ体作りなども含めてやっていかなければいけないなという感じでしょうか。長いスパンで考えて地道に取り組んでいくと面白い選手になりそうです。
ショートハードルもまずまずかなと。かかわらせてもらっている部分に関しては責任をもって対応したいと思っています。「練習を見てほしい」と申し出があったので朝の段階から見守る。向かい風が吹いてしまうので記録的な部分は難しいですが15秒0と16秒3で走ってくれました。もっともと行ける感じがあります。複数の種目を兼ねている選手たちなので限られた時間の中でポイントを押さえなければいけないと思っています。少ない本数でいかにして動きを身につけるか。ドリルなども含めて自分の中で整理できればいいなと思っています。男女ともに「抜き足」に課題があります。この部分は外せないなと思っています。女子選手は少し抜き足が改善できてきたのでそれがスピードアップにつながっていると思っています。が、ドリルは最低限にしないと練習時間の確保もできません。バランスを見ながら。私にできることを最大限にやっていきたいなと思っています。
前任校の選手。よく走ってくれていました。女子は3人とも県総体への出場権を得ていました。一時期絶不調に陥っていた3年生女子も復調の兆しを見せていました。2年生女子は大幅ベスト。冬季練習の感じからするともっと出てもいいのかなという感じはあります。故障気味なのでそのバランスを見ながらか。男子もよく走っていました。12秒台後半だった選手たちが11秒4と11秒6で走る。中学時代に11秒9くらいで走っていた選手も1年生の間はうまく走れていませんでしたがこの日は追い風参考ながら11秒3。練習は偉大です。ある程度きちんとしていけばそれなりに結果出ます。異動してしまったのでアドバイスくらいしかできない部分はあります。それでもこうやって走れるようになると楽しいと思います。スプリントに関してやってきたことは間違っていなかったなと感じることができました。基礎基本の徹底と身体作り。長い目で見たときにそれができると3年生くらいで安定して走れるようになるのかなと。勉強になります。
喜びを感じる選手もいれば悔し涙を流す選手もいる。これは高校生の大会だからかもしれません。本気でやってきたから悔しいと思える。これは私の感覚なのでどうなのかわかりません。もう自ぢ亜に合わない考え方だといわれるのかもしれません。それでも「一生懸命にやる」から見えてくることがあります。なんとなくやっていたら「試合に出るだけ」で終わってしまう。悔しいと思えるかどうかは大きな話だと思います。高校生の大会。これから実施できるのかどうかは未定です。昨年のようにインターハイがなくなるとどうなるのか。今の状況が続けばどうなるのか。目標を持って取り組んでいる選手たちの「希望」を失わせたくはない。とはいえ、これは我々だけの話ではない。
色々と思うことがあります。時間があれば書いていけたらなと思っています。たぶん。