kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

タイヤとハードル

2010-09-30 | 陸上競技
話がかなり前後しますが火曜日、学校の練習を見てから国体に向けて出発することにしていました。が、以前約束していた面接練習の予定が入っていので最初に40分くらいしてから練習参加となりました。本当は生徒から言われて思い出したのですが(笑)。忙しいのは事実ですが「誰のためにやるのか」というのが大切だと思っています。生徒のために何かをしようという気持ちが無ければ意味が無くなってしまいますから。

ということで練習に行ったときにはサーキットとリズムスキップは終わっていました。本当は月曜日にハードルとタイヤをやろうと考えていたのですが雨のために一日ずらしました。もう一度動きを確認しておきたいというのがあったので時間を取りました。
タイヤ押しは色々な動きを入れながら加速の動きを意識。なかなか膝が出ませんから繰り返しやらせました。真っ直ぐに身体が運べずに上に力が逃げてしまう者もいたのでここはやり直しをさせながら。終了後はそのままタイヤ引きに。シーズン中はほとんどやっていませんが走りのポイントをつかませるために実施。後半きちんと走れるかどうかです。腕がきちんと使えないと走れませんから負荷をかけることで感覚が身に付くと思います。無理矢理動かすのではなくきちんと動きを作って行くことで効率が良くなります。理解させたいですね。

ハードルは基本的なドリルをしてから1歩ハードル。3歩ハードルを実施。1歩ハードルは上に浮かずに前方向に身体を運ぶように指示しました。接地が長くなったり抜き足が遅れたりという部分に注目して見ていました。3歩は最初がイマイチ。慣れてくると跳べるのですがもっと質を上げていかなければいけません。中国新人で戦うためにはここの改善が必要となりますが、まだ時間がかかりそうな気がしますね。走力を上げて後はそれをハードリングに結びつける。低いスピードでハードルをやるだけでなく速く走れるようにしていくことが最優先になりますね。

時間が無かったので最後に少しだけ話をしました。数年前、私が国体に行っている間に選手が自転車で転倒しました。後で話を聞くと選手2人が二人乗りをしていて縁石にぶつかって頭を打ち出血、救急病院に行ったようです。中国新人に出場する資格はないと感じました。選手としてだけではなく学生としてルールを守っていないというのは問題だと思いますね。この時に注意をしたら「○○もクラスマッチで怪我をした。そちらも注意しないとおかしい。」と言い返してきました。こちらが言っている話がきちんと分かっていない証拠です。
この時はチームとして未完成というかこちらの話している内容の表面的な部分しか分かっていなかった気がしますね。だから冬期にも同じような事を繰り返す。目に見えていますね。今回、これと同じような状態になればリレーには出る意味がなくなります。私がいるからやる、いないからやらないというレベルでは意味がありませんからね。

どこまで伝わったか?居ないときがチャンスだと思います。本気でやれば必ず変わってくる。見せてもらいたいですね。
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疲れる

2010-09-30 | 陸上競技
水曜日、前日からの延長でマイクロバスで移動したためいつもと感覚が違いました。全く寝た気がしない…。というかほとんど寝ていない。横になって寝ないとやっぱり疲れが取れません。実際寝たのは3時間くらいだと思います。
予定よりもかなり早く千葉に着きました。9時過ぎくらいだったでしょうか。チェックインは14時、かなり時間があります。とりあえず時間を潰すことになりましたが動く元気はありません。頭がボーっとしている感じですね。各自が適当に動いていましたが私は10時くらいからマイクロバスで横になっていましたが全く寝れませんでした…。疲労感がかなりあります。
昼食を食べてから13時半位にはロビーで待機。早く部屋に入れてもらえたらいいなという感じでしたがどうも打ち合わせが上手くいっていないみたいでした。17時前後に部屋に入るという話しになっていたみたいでひたすらロビーで待つ…。選手が14時過ぎに到着しましたが選手達のほうが早く部屋に入っていきました。せめて30分だけでも横になりたいと思いましたが無理…。さらに思考能力低下。ただひたすら待つという作業はかなりキツいですね。感覚が鈍ります。

15時過ぎに部屋に入れましたがすぐに競技場に移動。いつきちんと休めるのか(笑)。体力の限界でした。競技場に着いてから色々と設営、メイン業務です。あれこれやりながら雨対策もしました。ほぼ言われる通りに動くだけ(笑)。作業終了後、色々とやることが発生したのでその対応。かなりの時間を要しました。

一日が長かったですね。一日どころか丸二日間起きている感じですから休んだ気がしません。あまりにも疲れはてていて練習終了後に連絡をもらった返信を間違ってしまいました。ほとんど考えずに返信したので送ってきた者ではなくblogにメールを送っていました…。おいおいって感じです。blogを見た人から突っ込みのメールを複数もらいました。すぐに削除しましたが危ない。まー見られて困る内容ではないのですが、なんのことやらという感じだと思いますね。反省。

練習の事などはまた別に書きます。しっかりと寝たので元気になってきました(笑)。
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千葉へ

2010-09-29 | 陸上競技
火曜日の夜から千葉国体に向けて出発しました。今年も昨年同様マイクロバスでの移動になります。私は運転できないので乗っているだけ…。申し訳ないですね。

コーチとして参加させてもらいます。これに関しては色々と思うことがありますが「流れに身を任せる」ということで深く考えないようにしていこうと決めました。

多分時間があると思うので小まめに更新していきます。こういう機会しか時間がないので(笑)。
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2010-09-28 | 陸上競技
月曜日、少し元気になってきたかなと思っていましたがまたも問題が発生しつつあります。今年は私の周りに様々なことが起きます。周りからはお払いに行った方が良いのではないかと言われ続けています。神頼みで問題は解決しませんからなんとかしていかなければいけません。正直精神的にかなりキツいですね…。

午後の練習はひどい雨のため走ることが出来ませんでした。私は前述の対応のために少し遅れてから練習参加となりました。以前からバレーボール部の顧問に練習を見せて欲しいと言われていました。体育の先生に練習を見てもらうというのは非常に気が引けましたが(笑)。屋外で身体を動かす所を見てもらった方が良いかなと考えていたのですが、サーキットと体幹補強を見てもらいました。

野球部の副部長も見に来ていました。男女共にきちんとやっていると感心されていました。特に女子がここまできちんと練習に取り組むというのは簡単ではないと。ここまで来るのに何年もかかりましたがそれなりに形になってきました。しかし、下級生の負荷のかけ方としてはまだ不十分ですね。私は競技に対する取り組みの姿勢を補強で判断しています。補強というのは自分でやらなければ絶対に強くなることはありません。本当に強くなるためには辛くても自分のためにやっていかなければいけませんからね。少しでも多くの負荷をかけて身体を作ろうという意識があるものとないものは最も基本的な部分で差がつきます。

トレーニングに関する考え方の一部を話しました。理論的な部分も見ていて感じている部分も含めて基本的なことを。意識を引き上げないとトレーニング効果は上がらないと思います。適当なやる10回と真剣に取り組む10回では同じ10回でも効果が違いますからね。技術的な事をどれだけやってもそれを行うための基礎筋力が無ければできません。「何故できないのか?」というだけではなく出来ないのには理由があるのです。

その後は基本的な動きの確認。練習をする場所が無かったので武道場の中で地味に。膝の引き出しと腰の移動の感じを作りたかったので狭いスペースで無理矢理やりました(笑)。脚だけ動きにならないようにひたすら繰り返しました。かなり進むようになって勢いが変わってきました。出来ればそのまま走ってみたい感じでしたが天候不良のため諦める。仕方ないですね。

最後はハードルを使って補強。股関節周りに負荷をかけました。それにて終了。ほとんどが身体作りでした(笑)。たまには良いかなと。
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奇跡

2010-09-26 | 陸上競技
日曜日、子供と一緒に買い物に行きました。先日誕生日だったのですが欲しいものが売っていなくて買えませんでした。仕方ないので今回は足を伸ばして防府の実家に行きました。それなりに大きい店があるので売っているだろうという思って。

が、全く売っていません。ベイブレードというコマみたいな玩具らしいのですが大人気なのか商品すらありません。欲しい商品だけではなく関連商品もないのです。うーん、よくわからないけど大人気なのか…。市内の店を回りましたが見つかりません。コマの補助具みたいなのは少しだけあったのですが。私の年代のミニ四駆みたいなものみたいす(今時の人には全く分からない例え)。

結果防府市内では見つからず。仕方なく家に変えることにしました。可哀想なので帰る途中にある店に寄ることに。簡単には見つからないと分かっていましたが、何とかしてやりたいなと。3人の子供のうち2人が寝ていたので長男だけ連れて新南陽にあるゆめタウンに寄りましたが結局見つかりません。なかなか大変な作業です。

エスカレーターの所でゲームセンターでビンゴ大会をやると言っていました。丁度時間がぴったりだったので少しだけ寄ってみることに。何か当たればラッキーだなくらいの勢いでした。ビンゴが始まって2つ目で息子のビンゴカードの数字が出ました。すごいね~と笑っていたら4つ目でリーチ。だいたい一番最初にリーチになった者は最後まで当たらないと思っています。周りの人もリーチ早いね~と笑っていました。
横にいた人に「何が出たらビンゴですか?」と聞かれたので「59なんですよ」と答えた瞬間、司会者が「次は番!」とコール!!!本当に?!始まって3分もたたずにビンゴですか?それも1等はニンテンドーDS―i。たまたま参加したビンゴでいきなり当たるなんて…。それもみんなが盛り上がり始める前に一番良い賞品を当てるなんて、全く空気を読んでいない(笑)。これも運ですから関係ないですが、父親の運の無さを全く引き継いでいません(笑)。

これにより息子は上機嫌。そのまま立ち寄った別の店で欲しかったベイブレードを手に入れました。なかなか強運の持ち主です。いやー同じ家族もこうまで違うものかとつくづく感じました。基本的に奇跡だと思いますね。すごい話です。私にこの運の半分でもあれば全く違うんですが。

ちょっとうらやましいなと感じた一日でした(笑)。
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専門練習

2010-09-26 | 陸上競技
土曜日、合同練習とは別に400mHのための練習をしました。先日の記録会ではコンディションが悪く流れを確認することができませんでした。歩数の切り替え等の部分も試合の中で確認したいと思っていたので少し消化不良の部分がありました。そこでレース終了後に本人達に練習でトライアルをすることを告げました。

今までの指導経験の中で練習で正規の距離でのトライアルをしたことはありません。試合と練習では緊張感も全く違いますし、前日に練習をしていますから身体のコンディションも万全とはいえません。特に今回は2日前に悪天候の中でのレースをしていますから。それでも高いレベルでの練習が出来ると判断をしました。sakiの練習パートナーは実力的にインターハイに出場できるくらいの力があるmikiですから、この機会を生かさないわけにはいきません。
グランドコンディションとしても風が強く中学生がザワザワして良くはありませんでしたがそれでも走れると感じていました。中学生の件はまた別に書きますが幼いので競技云々という感じではありません。

スタート時間を決めてから開始しました。それまではフリーアップ。実際のレースと同じです。2人がそれぞれやっていました。
1本目、mikiがかなりスムーズに入りました。逆にsakiはmikiを意識して走り自体がガチガチになりました。この時点で勝負あり。中国新人で戦っていくためには「勝ちたい」「タイムを出したい」という気持ちだけではなくもっと冷静に走っていく事が求められます。ガチガチになりすぎて2~3台目で19歩になり全くレースが作れませんでした。ここは大いに反省すべき点ですね。
mikiは順調にハードルを越えていき9台目位までは理想的な走り。最後の直線に入る所で強い向風が吹いたのと中学生がワイワイやっていたので気にはなりましたがよく走れていたと思います。10台目が20歩になってしまいましたがそれでもフィニッシュタイムは65秒5。練習でのトライアルとしては十分すぎるタイムだと思いますね。今季ベスト(笑)。これにより県体で64秒切りも十分見えてきました。
sakiが遅れて走っていた時に中学生が前に飛び出してきました…。かなり危険な状態です。走る前には危険を見越して400mを走ることを競技場内に徹底していました。また顧問の先生にお願いもしました。それでもこの状態です…。

2本目は90分後に実施。こちらは前半2人が良い勝負をしました。sakiは後半歩数が増えないで走れます。19歩で押していけますから強い。今回はかなり鈍ってしまいましたが試合になればラスト粘れると思います。課題である前半の入りをどうするかだけです。mikiも後半かなり鈍りました。それだけの条件だったのかもしれません。タイムはmikiが66秒6、sakiが68秒7、悪いタイムではありません。sakiの65秒台も視野に入ってきました。

今までやったことのない形での練習でしたが、ある程度の力がある選手がいるからできたことだと思います。通常これを1人でやろうと思うと難しいですからね。記録会で上手くいきませんでしたが、これも2人で走っています(笑)。同じか!?今回の事で2人とも手応えを感じることが出来たようです。さまざまな分析を自分達でやっていました。なかなかレースが少ない400mHですからこういう経験も必要なのかもしれません。

もちろんこれだけでは負荷が足りないので周回走の2セット目には参加させてしっかりと走らせました。試合形式2本の後の周回走はかなりきついと思いますが今やっておかないと秋のレースで力が出せませんからね。

先程の記事には書き忘れていましたが、合同練習が終わった後食事休息を挟んでウエイトと補強を実施。完全に合宿並みです。これも先述のように今やっておかないと不足してしまいます。強化週間と位置付けてしっかりと練習をしていきたいですね。
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合同練習

2010-09-26 | 陸上競技
土曜日、kudamatu高校と合同練習を計画していました。県新人が終わってogawa先生と色々と話をしたときに「頑張り方が分かってない」という話題になり、少しでも貢献できるのであれば一緒に練習をしようということになりました。うちのチームも最初は県で戦うどころか支部大会で勝ち上がることができませんでした。多くの人の力を借りて何とか戦えるような状態になりました。恩返しとまではいきませんが、他校に何かしら伝えることができたらと思い一緒にやることにしました。

練習はサーキットから。説明をするのに若干時間がかかります。普段慣れていないことをやるというのは大変な作業です。自分達のやり方だけでやると楽ですが他にもやり方があるというのを知るというのもかなり大きなことです。ここ最近サーキットを見る事が少なくなってきていましたがやはり物足りませんね。もう少し必死になって身体作りをしようという姿勢が必要だと思います。ころはkudamatuの選手ではなくうちの選手がです。それなりにやっていて強くなるほど甘くはありません。どこまで必要性を感じているかで取り組みは決まってきます。
練習開始前に全体に話しましたが、わたしは選手の「強くなりたい」という意欲を補強へね取り組み方で判断します。「強くなるために必要」だと話しています。地味ですしキツいですからやっている途中で手を抜いてしまいがちです。しかし、本当に強くなりたいという気持ちがあるなら、苦しいやキツイではなく「やるしかない」のです。その姿勢を見るのが補強やサーキットです。「自分のためにやる」という意識で取り組めるかどうかです。

その後はラダーをやってからドリル。ドリルは基礎の基礎からやりました。多少時間がかかっても来週から私も練習に行けない日が増えますから繰り返しやっておきたいといえ気持ちがありました。前回tabe合宿の時に順序を追ってやっていくほうが遠回りだが結果的に技術が身に付くという話を聞いていたのでこういう機会に時間をかけて指導しておきたいと。
普段から同じような動きをやっているはずですがなかなかできません。繰り返しの時間が足りないというのもあると思いますが、「何とか身に付けよう」という意欲が前面に出てきません。この差は大きいですね。

その後加速の動きをしようと一歩目の投げ出しを確認しましたが、上手くいきません。ここも繰り返しやらせましたがなかなか上手くいかないので別メニューとしました。身体を投げ出す感覚をつかませたかったのでメディシングボールを使って身体を前側に運ぶという練習を繰り返しました。シーズン中の練習というよりも基礎技術の習得という感じでしょうか。ここにも流れがあって最初の練習でやってきた脚運びがきちんと出来ていなければ投げ出しをしてからの運びが悪くなり身体が起きてしまいます。これでは走れません。30分以上は繰り返したでしょうか。この時点で練習開始から数時間が経過していました。合宿並みです(笑)。

その後、60mを数本走ってから150mの周回走を実施。短短、短長関係なしに走らせました。気持ちを前面に出して走るという経験が少ない。これは今のうちの選手にも言えることです。何がなんでも前を抜いてやるという気迫が足りません。だからマイルで負ける。苦しい練習を避けては強くなれるはずはありませんからね。
今回の練習中に数多くの言葉を選手に投げ掛けました。kudamatuの選手だけではなくうちの選手に対してもです。それなりに努力して満足しているのでは何も変わりません。走りきるだけの練習では「頑張った」という充実感を得るだけで本当に目指すものに届きません。これを肌で感じる。今のままでは「思い出作り」で終わってしまう。それでも良いのかもしれません。こちらの価値観の押し付けと感じるかもしれませんがそれでも言わなければわかりません。最大限の努力が出来て初めて持っている力が引き出される可能性がある。それが分かれば自分達で色々と考え始めます。うちの選手もまだまだ目指すレベルには到達していません。今のままでは来年茶動く大会に参加して終わり。そこを打破するためには意識改革をするしかありません。

最後は全体的に声が出るようになりました。男子はイマイチですが…。走練習の最後に倒れている姿を見かけました。うちの選手も珍しく倒れていました。ポーズではなく力を使い果たして倒れるようになれば違ってくると思いますね。まだまだ力を出し切れていない部分があるのは確かです。私から言われて出すというのでは本当に大切な場面では戦えません。ある程度指導者が引っ張っていかないと成長しない部分があるのは間違いありません。どこまで関わるかですが、私自身最近の練習ではそこまで厳しく言っていなかった部分があったと思います。良い機会だったと思います。

他の学校と一緒に練習することで私自身も感じることがあります。まだまだ甘いなと反省する部分が多々あります。周りからみたら避難される部分もあると思いますが最終的に選手の成長につながれば私のプライドなんて小さいものです。批判されてもやることはきちんとやっていきたいと考えています。かなり長くなりましたが良い刺激になったと思いますね。

長くなったので他の部分はまた別に書きます(笑)。
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動かす

2010-09-25 | 陸上競技
金曜日、相変わらずバタバタしました。空き時間をまたも打合せ(?)に取られました。ちょっと意味がないなと感じたので「私が話をするから問題ない」と言い続けて半強制的に終わらせました。結局、今の立場では私以外が出来ることは限られています。担任として責任を持って動けば大きな話にはならないと思います。

放課後は行かなければいけないところがあったので最優先で出掛けました。あまり引っ張ると良いことにはなりません。
その間練習はサーキットとドリルをやっとおくように指示。私の予定自体が30分以上繰り上がったのでそれで問題なく練習ができました。少し他の人と話をしないといけないことがあったのでメディを使った身体ほぐしをしっかりとやらせました。飽きずにやっていたと思います。

練習開始前に少し話をしました。前日の記録会の結果を踏まえての話です。今回の記録会では条件が悪くなかなか記録が出ない状態でした。その中で何を感じたか?記録が出なかったから意味がなかったと思っている者は何も成長しません。その中で何を得たのか、次につながるモノを手にしたかです。通常考えると県新人の数日後に大会です走って記録が出るはずはありません。また記録だけを狙ったら動きが硬くなります。きちんとした走りをしていけば記録はついてくると思います。

また、他の高校で試合をしている最中にずっとメールをしている選手を目にしました。うちの選手にもいました。試合に来ているはずです。県総体中にトランプで遊んでいたり、漫画を読む、ゲームをしている選手を見かけます。何をしに来ているのか考える必要があります。試合中に試合だけに集中できないことを考えるとゲームもメールも大差ありません。厳しいと言われるかもしれませんが、それでも大切なことだと思います。中国大会やインターハイでそのような姿は決して見ません。取り組む姿勢の問題です。

以前から練習中にがむしゃらさが足りないと感じていました。何がなんでもやってやろうという気持ちが足りません。師事している方と話をしたときに「こちらが求めている事は何がなんでもやろうとする者が強くなるために」と言われました。スタート練習中にギリギリまで足を出すのを我慢しろと言ったら足を出さずに顔から地面に落ちたという選手がいたようです。速くなるためにはなにがなんでもやってやるんだという強い気持ちがあるからそこまで出来る。それに比べるとうちの選手は優しすぎるかもしれません。自分が望んでやっていることです。強くなるためなら何でもやってやるという強い意志と姿勢を持たなければいけません。

そんな話をしてから本格的に練習を開始しました。少しピリピリしたような雰囲気がありましたが当然ですね。そうなるように持っていったのですから。リズムスキップと軸作り。軸作りはいつもよりも高いハードルで実施しました。低いのでやっていると軸をかなり意識できますが、高くすると股関節のトレーニングになると考えています。この辺りの動きをesaki先生と一緒に見ていましたが色々なアドバイスをもらいました。ありがたいことです。

股関節と足の引き上げに課題があると感じていたので、最後はひたすらその動きの練習をしました。1人全く出来なくて2~3人動きが違う者がいました。6本終わるまでという指示を出しました。途中で止まったらやり直しとしました。1人は終わるまでに30分以上かかったと思います。苦手なモノを苦手なままで終わらして逃げていたら何も変わりません。。出来るようになるまで時間がかかってもやり遂げるという姿勢が必要です。上手く出来ていなかった他の3人もずっとやり続けていました。やっと取り組む姿勢に変化が見られた気がします。

こうやって自分のために最大限の努力をしようとする姿勢が出てくると変わってきます。まだやらされているのかもしれませんが、最大限の努力が出来るようになれば可能性も広がっていきます。全てを決めるのは自分自身の意欲です。本当に強くなりたいのかどうか。変化が見られたのが本物になりさえすれば見違えるように強くなると思います。見えた兆しを見ていきたいですね。間違いなくダメージは大きいと思いますが(笑)。
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共立大記録会

2010-09-23 | 陸上競技
木曜日、九州共立大学で記録会が実施されました。3年生が県体まで競技を続けますから、できるだけ競技会に参加する方向で考えています。いきなり県体を迎えるのは試合勘が鈍るのもあって難しいですからね。下級生もそれに合わせて参加にしました。中国新人に向けてしっかりと負荷をかけていく時期ですが、レースをこなしながら迎えるというのでも良いと思っています。そのために調整して練習量を落とすわけではありませんからね。競技会に参加するために保護者に協力していただき選手輸送をしていただきました。感謝です。

今回の競技会、天候が最悪でした。明け方から雷が鳴り響き大雨が降っていました。学校を出るころには雨はかなり弱くなっていました。しかし、競技場に着いたころから考えられないくらいの強風が吹き荒れていました。加えて低温。参加者も少なくなかなか雰囲気が出ません。風が強いといっても下関も同じですが、県新人と比べることができないくらいの強風です。実際競技の途中でテントが飛んでいくというアクシデントもありましたからね。風が強いだけでなく、追い風かと思えば一瞬で向かい風になる。考えられないくらいの状況でしたね。それでも陸上競技は実施されますからやるしかありません。

今回の競技会で最も影響を受けたのが400m系です。スタートから最初の100mが強い向かい風、バックストレートは力を使わなければ前に進まない状態でした。200mから300mの100mは追い風だったようですが、ラストの直線も向かい風&横風。びっくりします。400mHは最初の1台目まで足を合わせるのがかなり難しい状況でした。2台目を越えるあたりで突風が吹きましたから歩数の調整を余儀なくされます。タイム的に低調だった言い訳のように聞こえますが、今回の競技会はかなり厳しかったと思います。これまで経験した競技会の中で一番難しいものでした。風が強いだけでなく最近にない低温。なかなか身体が動きません。

その中で400mの1本目でrinaは300mまでを42秒台で入りました。かなり良い感じで入りましたがやはり前半の無理がたたって59秒5くらいになってしまいました。今の動きの切れからして59秒台ということは考えられません。積極的な走りが今後につながっていくと思います。2本目はどうも1周向かい風だったようです。61秒5かかりました(笑)。どれだけの競技環境だったかというのは分ってもらえるのではないかと。
400mHでもかなり過酷な環境でした。歩数の切り替えが難しい。1本目で歩数の切り替えが上手くいかずにmikiはハードルインターバルのタッチダウンが1秒落ちてしまいました。3~4台目と4~5台目で1秒ですから通常では考えられません。最後は撃沈。sakiはそれでも最後まで押し切って1本目で68秒2くらいで走ってきました。これも考えられません(笑)。2本目ではmikiは学習して全ての歩数を1歩増やして臨みました。1台目までで25歩から26歩に自分で切り替えたようです。それ以後は18歩で。sakiは5台目まで17歩・・・。もちろんその差が最後の直線ででました。ラストの直線も向かい風でしたから大きな差になります。この辺りsakiが身につけていければ本当に強くなると思うのですがまだまだ差があります。mikiはこの悪条件の中68秒1、sakiは71秒・・・。

100mも先日県新人で12秒5で走ったmihoが13秒0と13秒3でした。風は微妙な追い風でしたが全く動いていませんでした。モチベーションの問題もあると思いますし、気象条件の問題もあると思います。それでも常に12秒中盤で走れるようにならないと次のレベルでは戦えないと思います。条件が悪いとはいえ本当に強い選手は力を出します。他の選手もそうですがもう少し集中しても良かったのではないかと。フォローするわけではありませんがなかなか集中できる状態でなかったというのも確かにあります。

これほどの環境の中で競技をするという経験はなかなかありません。通常の練習だったら形を変えて別メニューにしていたと思います。それでもレースを経験するというのは今後につながっていくと思います。レースに向けてのアップ、レース展開の分析など考えることはたくさん出てきます。それをどう分析して自分のモノにするか。「条件が悪いから走れない」というだけでは成長はありません。その中から何を学ぶかというのが大事なのです。

記録は出ませんでしたが良い経験ができたのではないかと思います。tabe高校のsasaki先生も競技会に来ていましたが、sasaki先生が出場する大会は雨が降るという噂です(自他共に認めています(笑))。まーそれはそれで面白いなと。お互い良い経験ができたのではないかと思います。選手には今回のことをしっかりと次に生かしてもらいたいと強く願います。
ちなみに私は半袖半パンで行っていましたからかなり寒くて凍えていました。ずっとコートを着て過ごしました。選手はロングタイツと長袖を準備していました。ここ最近の夕方の練習でも準備していますから学習しています。この辺りは成長が見られます。私もそろそろ防寒対策も考えていかなければいけないですね。
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3年生にとっての刺激

2010-09-22 | 陸上競技
火曜日、3年生は別メニューで練習しました。日誌等を見ると県新人の手伝いをして精神的に刺激を受けたようです。これまで多くの人に支えてもらっていましたが、今度は支える側に回って違った視点から見ることで大きな何かを得たと思います。

月曜日に練習刺激を入れようと考えていたのですが、場所の確保が上手くできずに結果的にウエイトをすることにしました。仕方ないですね。そのためポイント練習を1日ずらしてやることに。記録会ですが3年生にとっては残された数少ない大会です。きちんと走れるようにしていきたいという想いがあります。

いつものポイント練習と同じような内容にしました。2日前ですが3日間試合があると思って1日目にしっかりと走ったというイメージで記録会に臨むことにしました。アップの途中か見ていたのですがやはり集中が高い。自分がやることがわかっています。加えて下級生のレースに刺激を受けていますから自分も走りたいという欲求が強くなっています。大きいですね。

3年生がポイント練習をする間、下級生はひたすら身体作りをさせていました。こちらはまだまだ気迫が足りないですね。苦しくなると動きが小さくなったり、止まったりします。ここを乗り越えない限りは本当の成長にはつながりません。甘いというか頑張り方、力の出し方を知らないという感じですね。

短長は250m。バックストレートだけでなくトラック1周が向かい風が吹いているような感じでしたが、良い走りをしていました。rinaはこれまで35秒中盤から後半で安定していましたが、今回は35秒前半で安定して走っていました。スピードも上がっていますから本当に強くなったなという感じを受けます。秋のシーズンで条件さえ恵まれればかなりの確率で57秒前半で走れると思いますね。yukaもまずまず。一時期の絶不調は脱したようです。何とか800mに結びつけるための走りをしてもらいたいですね。

ハードルは300mH。先にkazukiが行きましたが向かい風の中で今までで一番良い動きで走りました。4台目まで15歩で高いスピードで走りました。5台目で激しく抜き足をぶつけそこで終わり。6台目は跳べませんでした。もったいない。しかし、かなり手応えを感じましたね。
mikiも1人で300mH。昨年の今時期47秒前半で走りそれ以来なかなか47秒前半で走ることができませんでした。しかし、この日は向かい風の中でも1本目に47秒3。それも今まで20歩かかっていた中盤を19歩でカバーしてきました。かなり良い走りでした。2本目も同様の向かい風のでしたがこれも今まで以上の走り。18歩で7台目までカバーして8台目までを19歩。スピードが落ちませんでした。46秒9で来ました。まだ余裕があったと思います。1年かかってやっとここまできました。
本人もかなりしんどくて逃げている部分がありましたが、先日かなり話をしてやっと吹っ切れたようです。最後は自分の気持ち次第。変わる気があれば変われるのです。64秒切りも十分視野に入ってきました。嬉しかったですね。

3年生も自分のためにやっています。簡単なことではありません。それでもやる価値がある。本当に目指すものがあるからこそ努力ができる。この姿を見ることで下級生は何を感じるでしょうか?もっともっと強くなれるはずです。3年生が納得できる走りをする。これを見たいですね。

元気をもらいました。良い走りを見るとやってきて良かったなと思います。目指すところを明確にしてやっていきたいですね。
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