kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

大事なこととは・・・

2006-07-18 | Weblog
 今日は練習前にちょっとだけミーティング。kanekoが一番大事だと思うトレーニングの理解についての時間をとりました。

 なぜ「このようなトレーニングをするのか?」という事に対してある程度の理解が必要。「やらされている」練習ではダメ。kanekoは「みんなが練習で苦しんでいるのを見るのが好き」なわけではありません。いつも言うことですが、どうせやるなら最大限の効果を出して欲しい。kanekoは選手の大事な時間を預かっている。だからその時間を有効に使えるように配慮をしなければいけません。

 一方的な練習はただの「押しつけ」になります。他にやることがないから陸上でもやろうかな・・・では何も意味はありません。単に体力が向上して少し健康にはなるかもしれませんが・・・。kanekoが伝えていきたいモノとは若干のズレが出てきます。「○○をやる」という事に対して、「なぜその必要があるのか?」と質問をされる方が何倍も意味がある。自分で本当に必要なのかを考えて、情報を入手して自分で判断する。それは大事です。kanekoは練習が終わったら選手に「きつかったか?」と聞くようにしています。まー基本的にきついのは分かっているのですがそれがどういうきつさなのかを理解していないと練習としては「目的」が異なったモノになってしまいます。情報の交換は互いに必要不可欠だと。

 以前は良く話しをしていたのですが最近は「練習をする」ことだけに気を取られていて、その辺の理解が不足していた気がします。手を抜いていたわけではないのですが、なかなか時間が取れませんでした。まー眠くなるような話なので理解しようとする者でなければ身には付きませんが・・・。

 高校生では1本だけ速い選手では戦えません。これは先日の中国大会でも明確。速いレベルがずば抜けていれば問題はないですが、400mで50秒で1本走ったら1本目は52秒かかるというのでは準決勝で落ちてしまいます。やはり一番ベーシックな部分を強化しなければいけない。それは短短の選手でも短長の選手でも同じだと思っています。だからこそスピードをひたすら上げてやる練習以外も必要。乳酸がたまって疲れて動けないというのだけが練習ではない。もちろん大事な要素ですがそれ以外にもたくさんの要素があるのではないかと思う。

 kanekoは選手にあれこれ言います。それを選手がどう受け取るのか?別に「kanekoの言うことに負けてたまるか!」というのでも最初は良いと思うんですよ。それが本当の力になるなら。今日は最後の練習でとも&ハルがおーまちにひたすらくっついて走ってました。ペースアップしても離れないようにすることで気持ちも身体も強くなる。ながひー↑は途中でアクシデントがありもう無理だろうと思っていたらまた走り始めました。今日のミーティングの効果が少しはあったのか?どうでしょうか・・・。
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野球応援

2006-07-17 | Weblog
ここ数年野球応援を担当している。今年はTOKUSHO最後の応援でしたが生徒は良く応援してくれていました。みんなで何かをやる経験が少ない今の生徒にはこれも一つの経験です。話しを聞くと去年の野球応援が終わった時からずっと応援団をやりたいと思っていた子もいる様子。
この行事自体が良いか悪いかは別にしてこうやって自己表現の一つとしてこういう場を楽しむのは大事。準備段階では「なんでやらないと…」と思っている子もいるかもしれませんが、あの雰囲気を味わったら「来て良かった」と思える子も増えるはず。もちろん勝てればいいけどなかなかそうはいかないわけで…。TOKUSHOの野球の歴史は一つの節目を迎えました…。

なんだか寂しいね…。以前野球部長だった時の事を思い出します…。頭が回らないな~。なんとなく後日続きを書きます(多分)
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国体最終2日目

2006-07-16 | Weblog
 国体最終2日目。結果は日誌の通り。

 どのような状態でももっと真剣にならないといけない。最近、ちょっと褒めすぎだったでしょうか?厳しく言われないと自覚が失われてしまうようでは・・・。誰のためにやっているのかが分からなくなります。kanekoのためではないはずですが?

 200m予選のアップは1時間前にスパイクを履いての流しが終了。招集は30分前ですが・・・。時間配分を間違えていませんか?30分間動けないのにその前にのんびりしていても動くものも動かない。それでもぼちぼち走るのでなんとかかんとかですね。

 400mは・・・。アップの途中でメールで指示を出そうと思いましたが、これまで何度も同じ状況があったので理解しているだろうと思い連絡を断念。何も意識せずに前半からハイペースで入りあっけなくラストで撃沈。何度同じレースを繰り返すのか?せっかくスピードが上がってもその力が使えないようでは意味がありませんね。そろそともの最後まできちんと走るレースが見たいのですが・・・。これは難しい希望なのでしょうか・・・。

 りのぷーの砲丸は見逃してしまいましたが、「やっと」7mを越えました。それでも9位となり決勝に進めなかった。ここに大きな反省があります。もっと自分の力を安定して出さなければいけない。まー最近の練習からいけば7m行けば十分でしょう。

 200mの決勝スタートのレーンを見た状態で勝敗は決定。間違いなくハルがながひー↑を良い感じで引っ張るレース展開が見えていました。結果は27秒25と27秒86。これほど力の差があるとは思えませんが・・・。理由は明確でしょう?ながひー↑の200mのタイムはトップ選手と一気につまってます。電気計時のベストでいえば県選手権から1秒以上上がってます。ハルは間違いなく同レベルの力がある。なぜその力が出せないかをよく考えてください。

 良い状態が長く続くのは難しい。声を出すことすら継続はできない。あっという間に時間は過ぎる。練習だけが良くてもレースで自分の力を発揮できなければ勝負はできない。日頃の練習を「練習」と思って軽く臨んでいるところはないか?もっと真剣になれるはず。Fujimotoのレース前の集中力はピカイチ。あれくらいの集中が出来なければ実際のレースで力は発揮できません。その辺がうちの選手には欠落している気がします。これは教えてできることなのか?自分のレースをイメージしてますか?いきあたりばったりのレースになってませんか?こういう展開になったらこう動こうというイメージができていません。

 数名の課題は明確。体重管理でしょう。なんとかなると思ってませんか?同じことを繰り返して最後に「悔しい」と思うのでは・・・。ちょっとね・・・。不完全燃焼か?
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国体最終1日目

2006-07-15 | Weblog
 記録は日誌の方に記入しています。まーこんなもんでしょう。

 男子はアップの時点から向かい風でウインドスプリントを行ったりする失態。あえて何も言いませんでしたがスピードを上げていくために何が必要かを考えないといけない。
 もりっきーは前半まずまず。中盤から空回りし始めて失速。それでも自己ベストを大幅更新。カノムラはスタートバッチリ。30mまでは組でトップ。起きるのが早すぎて十分に加速に乗りきらないまま走ってしまったので後半に大幅失速。それでも11秒台は合格ラインか?まだまだ練習不足ですね。不満。

 女子はやまもとが脚が痛いのかなんなのか分からないままレースに参加。こちらも起きるのが早い。2歩目で完全に身体が起きています。その後一番の課題の中間からスピードに乗りきらず。ストライドが全く伸びません。足の痛みか?意識の問題か?それでも自己ベストタイ・・・。まだまだ出してもらわないと困るのですが・・・。昨年と同じレベルに「やっと」到達。
 おーまちは普通通りスタート。まーこんなものでしょう。いつもよりは少し遅いか?ともは1歩目から身体が起きる。練習が生かされていませんね。その後おーまちはそこそこ追い上げるものの微妙な14秒05というタイム。ともは今の段階では合格点の走り。

 調べてみるとおーまちのベストは手動で14秒4(電気で14秒6程度か)、ともは電気で15秒51。これを考えるとこのタイムは十分かな。練習の成果が少しずつ出ています。今までスピードが全くない状態でこのままロングスプリントに挑戦していたのだからそのままタイムが上がれば余裕が違います。そのためのスピードアップ。別に100mで勝負するつもりはありません。おーまちは100mの加速が13秒7程度(6月当初)だったのが現時点では13秒2~3。今のところは十分か?武器はスピードではなく「持続」です。このスピードのアップをメインにつなげていかないといけない。

 ハルは・・・。1台目まで8歩を10歩で入ったらストップ状態ですからそれからどうこうという話しにはならないですね。このへんは本人が一番分かっているはず。逆にいうとあのレベルからなぜ最後まで3歩でいけたのかが不思議。間違いなく19秒レベルの失敗ですから。それを17秒ちょうどでまとめたのはエライ。十分ですね。原因が明確なので問題はなし。

 2組あって普通2組目の選手はスタブロを変更しないでハードルだけ跳ぶのが普通。それを今回は何故かハルの所だけ2組目の選手が間違えてスタブロをずらしていました・・・。「位置について」の声がかかってスタブロに着く時に初めて気づく。この辺から流れが悪かったですね。この辺はしっかりやってもらわないと困ります。自分のリズムを作って位置に着くのに着こうとして?という感じになります。実際に走る選手は「変わっていない」という思いがあるので普通気づきません。やはり変えてはいけない。この辺はマナーというかなんというか・・・。考えてみてください。スタブロを合わせて3台目までの入りの練習をしてから本番備えるのに、いきなりスタブロを変えられて練習もないまま1台目までに合わせるのは難しいですよ。あの状況で位置だけづらして「はい。スタート」というのは厳しい。あれから1度合わせてきっちりと足が合う状態で臨むのがベスト。まー変えられたことに気づかないハルにも原因はありますが、今回は仕方ないとkanekoは思っています。若干のずれが大きな差を生む種目です。この辺の指導もこれからうちはしっかりやっていこうと思います。自分のことだけではなくマナーを守ることも大事。

 明日はある程度走ってくれるでしょう。きっとね。
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スピード練習の結果?

2006-07-14 | Weblog
 今日は暑かったね。本当に。焼けるというか焦げるというか・・・。

 練習は水曜日あまりにも辛かったようなので今日は和やかにほぼ自主性に任せて練習をしました。kanekoは前半ハードル練習を見る。今の課題であるリード足のスピードを修正しました。今回のハルの100mHはその課題がどこまでできるかだけに絞られています。あくまで秋に向けての練習の一環としての出場なのでそこまで細かいことはやっていません。リードが修正されたことでインターバルの走りがスムーズになりました。抜き足のタイミングなどの細かいことはまだ先の話し。踏切がしっかりできてあとはリードがうまくできれば秋につながるレースができるでしょう。

 SDはほとんど見ていません。日頃見ているので今回はハル優先(ハードルやる時はほとんど見ないというか見れない)。やまもとが少し復調気味。長かった・・・。この状態が継続できればかなり良い感じで走れると思うのですが・・・。ながひー↑VSおーまちの第2ラウンドは少しながひー↑優位か?それでも差はほとんど無し。結構良い感じできてますね。男子はカノムラが良い感じ。11秒台はよほどのことがない限り出せると思います。うまくいけば中盤くらいは出せるか?

 国体最終に出るものがいるので、少しだけ落とし気味にしてます。調整はしていません。スピードを上げることが今の課題なのでできるときにはどんどんやっていきます。100mの加速走はながひー↑が速い。ハルはダッシュ系の練習をしていない状態だったので脚が回りません。ピッチが上がらない。その差が今日の加速走にでました。結局おーまちは加速したらながひー↑には太刀打ちができないことが判明。きっちり0.5秒差つけてもらいました。おーまちのスピードが上がった分、同じくらいながひー↑のスピードも上がったということか・・・。

 150mはみんながあまりにも同じタイミングで速く出るので(フライング)諦めてもう1本加速でやりました。100mのタイムが軒並全体的に上がっているのでこちらも上がっていても全くおかしくはない。というか上がらないと問題。ともが100mで0.2位上がっていたので150mで0.5秒上がる。まー妥当なところか。あまりにも全体的に速くなっているのでりのぷーと2人で確認作業。やっぱり距離に間違いはない。以前hikari高で初めて100mの加速走を走ったおーた2はあのときと比べると0.7秒100mで上がっている。150mのタイムが1秒アップ。おかしくないですよね?単純にトップスピードが上がっているのだからその分150mのタイムも上がる。やっぱり怪我をしない選手が一番強くなるのでしょう。ながひー↑やおーまちは怪我をしません(気づいていないだけかもしれませんが)。その分順調に練習が消化できています。

 ある意味ちょっと驚いています。この短時間でここまでスピードが上がるのか?単に計り間違えなのかもしれません。でも確実に速くなっている気はします。100mの加速については間違いなく上がっています。だからといって大会でいきなりものすごいベストが出るかはわかりません。だって400m系の練習はほとんどしていないから(長めの距離を走っていないだけですが)。記録を狙いに行くつもりは全くありませんが、ある程度は走れるようになっている気がします。これだけ期待させておいて記録が出なかったら「なんだまたkanekoが」と思われてしまうかも・・・。その辺はお許しを。kanekoは基本的にひいき目で見てますから(笑)。
 一時的に身体が超回復をしている可能性があります。水曜日に底まで落ちているのでものすごく回復しているのか?いやーそんなことはないですよね?もしそうなら試合の数日前にあの練習をして記録が伸びることになるからね。気持ちの面での成長は間違いなく超回復してます。やっと笑顔がでるようになりましたから(笑)。

 おーまちの関しては100%の確率で100mでベストを出します。なぜならこないだまで800m選手で100mのレースに出たのは中学校1年生以来だから。うまく走れれば13秒台でも走れると思うのですが・・・。まー期待せずに結果報告をお待ち下さい。本人達の感覚はどうなんだろうか?スピード上がってるの分かってるかな?
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本気になることで分かることは

2006-07-13 | Weblog
 今日も暑いですね。これだけ暑いと何がなんだか分からなくなります・・・。

 最近の日記はまたも重たい内容ですね。このblogを見て「元気をもらえる」と言ってもらうにはちょいと重たいですかね。日記自体がkanekoの想いを強く反映するのでどうしても内容が偏ってしまいます。難しいな~。基本的に昔からこんな内容だった気もしますが、違うといえば違う気もする。どうだったかな?

 最近強く思うことは、「強くならなければ分からない事がある」ということ。

 そこそこのレベルでは「勝てたらいいな」という意識しか生まれない。負けてしまったら「まーそんなものでしょ」と割り切ってしまう。それは最大限の努力をしたわけではなく、なんとなくみんながやるからやっているだけ終わってしまう。それはそれで得るものもある。否定するわけではない。そんな選手は本気になりきれないという部分が共通する。単にうまくいかなかったからといって涙を流す。自分の思い通りにならなかったことに納得ができず、その不満を外部に出す。負けそうな勝負では途中で手を抜く。負けた理由は「本気でやらなかったから」という逃げ道をつくっておくことで自分を保つ。そんな選手が増えてきた気がする。

 kanekoにできることは「本気になる」場面を設定してあげることだと思う。これは昔から言っていることですが、文化祭で力を発揮できたり、人と話す中で力を発揮できる生徒がいる。その子達にはやはりそういう場面が大事。「陸上競技」をやる選手にはその「競技」を本気で取り組むことができる環境を整えてあげることが必要。最大限に努力をしても勝てないかもしれない。全員が勝てるわけではない。それでも自分自身が強くなることはできる。競技力だけが全てではない。しかし、強くならなければ分からない喜びや苦しさがある。自分を高めていく中でそのことに気づいて欲しい。本気になって取り組んだものからは多くのものを得ることができる。中途半端に「頑張った振り」をするのでは何も生み出さない。


 以前の日記にも書いたことがあります。「頑張った振り」をして何を得るのでしょうか?どうせ同じ時間を使うのなら「振り」や「つもり」ではなく「やる」しかないんですよ。「振り」や「つもり」で自分の力を高めることが本当にできるか?答えはNOです。気持ちの持ちようで大きな差が生まれます。だから最近の練習では「必死になる」ことを訴えているのです。それは単に「速く走る」ためだけではない。その経験がきっと人生の大きな力になる。人間には「本気にならなければいけない時」がある。それがいつかは分かりませんが、うちの選手にとってそれは「今」だとkanekoは思っています。

 「誰かが見ているから頑張る」とか「怒られるから真面目にやる」では何も生み出しません。それは心から「強くなりたい」と思っていないから。学生時代他の部の人から「部員が練習をさぼるんだけどどうしたらいいか?」と聞かれたことがある。サークルだったらそれは問題はないと思う。自分が好きな時に好きなことをしているだけだから。でも「競技」をして、「自分の力を伸ばす」ことを考える選手であれば、「さぼる」ことは何もプラスにはならない。もちろん、練習には休むことも大事。人間の身体は機械ではないので全てが計算通りにいくことはない。だから休みながら身体を作っていく。でも、やるべき時に「本気でやらない」のは何もプラスにはならない。どうせやるなら強くならないと損でしょ?「本気になった時間」を共有した仲間だから時が経っても気持ちが通じる。そんな仲間を見つけて欲しい。それは仲の良い「お友達」ではなくダメなものはダメだと言い切れる「仲間」であって欲しい。共に苦しんだ仲間だから力をあわせれば100%以上のものが出せる。

 「苦しい」場面で「苦しいでしょ?じゃー止めても良いよ」と言うのは簡単。でもそれでは強くなるチャンスを逃してしまう。心を鬼にしてでも強く言わないといけない時がある。「なんてひどい奴だ」と思われたって一向に構いません。だってkanekoは選手と「お友達」ではないから。そこまで本気にならないと分からないことがたくさんあるんですよ。昨日のコメントにながひー↑が「先輩に気持ちで負けている」と書いたことが良い例でしょう。苦しさの中から得たものは大きい。言葉で言ってもきっと通じないものがある。自分の身をもって体験したことから学ぶものは大きい。2年生は残念ながら(?)そのことに気づいています。だから気持ちが切り替えられる。それが強くなるために必要だと。kanekoがどんな時に真剣になるかは1年間見ていたら分かるでしょう?だから頑張れる。kanekoが真剣になる時は大事な時です。絶対にやり遂げないといけない時、やってはいけないことをやっているときにはkanekoは人間が変わります。それはその時が大切だからです。もちろん全てが大事ですが「ポイント」では確実に抑えないといけない。

 最後にその力がどこに返ってくるのか?自分自身です。自分が人間として成長していくためには本気になって取り組まないといけない。そこからしか理解できないものがあるから。だから本気になって欲しい。必死になって欲しい。

 変わりつつある「Tokusho」の短距離。この意識を周りに波及させることができるか?変わったと思うのはkanekoだけか?本気になりなさい。逃げ道を作ってはいけない。頑張らなければいけない時に頑張れる人間になりなさい。「自分は頑張っている」というのを周りにアピールする人間にはなって欲しくない。本当に頑張っている人間は自分からアピールするのではなく周りが評価してくれます。「私は疲れています」をアピールしても「だったら止めれば?」と一言で終わりです。本気になるということは誰かの評価を受けることではありません。周りは分かってます。本気になれているのかどうかを。

 自分の胸に手を当てて考えてみなさい。そうすればきっとわかるはず。こうやって誰かに投げかけながらkaneko自身も考えさせられます。自分のやるべき事に逃げ道を作っていないかどうかを。kanekoの長所は「一生懸命」にやることだけです。やるべき事には全力で取り組んでいるつもりです。もっともっと自分自身にも厳しくならないといけない。そう考えるとうちの奥さんの手伝いが疎かになっている気がするな・・・。今日は何か手伝おう。

 長い文章ですね・・・。だから重たくなるんでしょうね(笑)。「想い」はたくさんあるつもりなんですけどね。お許しを。
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戦う相手は誰か?

2006-07-12 | Weblog
 自分自身と向き合うことで何ができるだろうか?苦しい時その場から逃げるのは簡単だ。でも逃げていても何も変わらない。その立ち向かう場面を設定された時、人は何を感じるのか?「苦しい」からそこで力を緩めるのか、「苦しい」からこそそこでもう一度頑張るのか、どちらかで先が間違いなく決まります。

 今日の練習は1年生にとっては初めてのことです。今までここまで強い練習をしたことはありません。1本の強さとそれを持続する強さは別物です。中国大会レベルになると1本だけ強い選手では勝ち上がっていけません。3本同じ力を出せる選手が勝ち上がります。もちろん余裕をもって決勝でもうワンランク上の力を出すことができればもっと良いのですが、そこは全国で戦える力がないと到底無理です。自分たちにできることは高いレベルの力を持続することです。

 本当に限界を超えたか?やっていたら時間は過ぎる。言われたからやるのではなく自分からそれに立ち向かうことができるかが大事です。50mを走るのに45mで力を抜くようでは「苦しさ」に負けている。ここでその距離を克服できるのかで大きく変わってくるんですよ。苦しいからスピードを落とすレベルでは残念ながら強くはなりません。強くなるためには避けて通れないいくつかのポイントがある。それを越えることができたか?

 動けないことをアピールしても誰も助けてくれない。休んでまた走るならそれは練習の本質から外れてしまい、「走る」ことだけが目的となってしまっている。今日は乳酸を溜めていき、自分と戦う練習です。爆発的に乳酸はたまらないので「自分との勝負」ができます。最後の1本でどこまで自分を動かせるか?それが課題でしたがどこまでできたでしょうか?

 1年生があれほど動けないのはkanekoが見た限りでは初めてですね。声すら出ない状態でした。力はあるといっても所詮1年生。苦しい場面にはほとんど遭遇してません。そのときに誰が引っ張るのか?2年生は自分のことだけではだめだ。もっともっと周りを見て声をかけないとね。おーまちの強さはどこから生まれているのか考えなさい。折り返し走でなぜ男子はおーまちに負ける?必死になっている選手は絶対的に強くなる。その良い例でしょう?苦しいことを前面に出してもそれで強くなりますか?強くなるならいくらでもアピールしなさい。違うでしょう?だったら戦うしかない。自分自身と、チーム内のライバルと。

 まー今日のおーまち&ともは95点ですね。こいつらはまだまだ強くなる。おーた2も長い距離も走れる。しもせも意地になると結構走ることが分かった。ハルひー↑は声も涙も出ませんでしたね。やまもとは一つ強くなりました。それは走りではなく心の面で。同じ事を繰り返してもらっては困る。もりっきーはムラがある。まだまだ力を出し切れていない。

 乗り越えないといけない壁を越えることができたのか?それは現時点ではわかりません。次の練習でわかるでしょう。強くなりたいですか?強くなるためには絶対的に越えないといけない意識の壁がある。それを越えていくことができるかがポイント。簡単に速くなるはずはありません。苦しい道ですが共に歩んでいきましょう。苦しみを乗り越えたからこそ得るものがあるんですよ。そうやって手に入れたものは一生失われません。それを手に入れましょう。厳しいkanekoだったかもしれませんが、kanekoができることは全てやります。それを本人がどう感じるかです。

 良い練習でした。あとは自分たちでこの練習を振り返ることができるかでしょう。
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リレーに向けて

2006-07-11 | Weblog
 とりあえず秋のリレーに向けて再始動。メンバーがギリギリなのでその中で最大の力が発揮できるようにします。

 男子は微妙。1年時の夏前のいしべと同じくらいでは走ってますが、まだまだ力不足。完全な素人ですから仕方ない部分はあります。それでもこの力で戦っていかないといけないのであれば、他のチームにはないものを発揮しないといけない。それをどう感じるかでしょうね。人が話している事をきちんと聞けないようでは先が思いやられますが・・・。

 女子はきちんと走れれば間違いなく4継の51秒台は出せると思います。

理由①みなみとやまもとの走力の差が100mの加速で0.5秒ある。
理由②おーまちが100mの加速で0.5秒速くなった。
県総体で52秒6くらいだったのでそれ以上は間違いない(と思う)。

 この2つの理由は「普通」に走れれば確実です。やまもとが自分の身体に目を向けてきちんとケアをすることが前提。今日の状態ではともと互角。これでは困ります。計算できる選手(怪我をしないで確実に走れる選手)になってもらわないとね。それができなければ今年の秋に4継で中国は厳しいですね。自覚してもらわないといけない。kojyoやtabeは確実に強いし、seieiもかなり速い。その中で3番手を狙わないといけない。そのためにはやまもとが考えて行動してくれないと困るのですが・・・。ともが勝っても良いんだけどね。あと1歩及ばず。
 おーまちは最近速いな~と思っていたら100mの加速でもう少しで2番手に上がるところでした(笑)。確実にトップスピードが上がっています。30mや50mでも筋肉痛に襲われていたながひー↑には勝ってましたから。これにハルとながひー↑が順調に力をつければ3人は揃います。加速の1本目でながひー↑がハルにちょっと勝っていたのでビビりました。理由は「4継は速い者順でいこう」と言っていたのにながひー↑が1走だと全てのメリットが無くなります。ながひー↑の1走はないでしょう?なんとか2本目でハルが勝ってくれたから良かったものの危ないところでした(笑)

 最近の練習メニューに「補強」としか書いていません。軽いものなのであえて書かなくてもいいかな~と思って。選手はとっても嬉しそうな顔をして実施しています。最近の2年生女子の流行は「想定内」という言葉です。だいたいkanekoの性格を理解してきたようです。集合をかけたら「終わり」ではなく補強があることをそれとなく感じているようです。これじゃーいかん。負けられない。kanekoの行動を読まれてしまったら面白くない。ということで負けないように頑張ります。

 姿勢を意識することがどれだけ大事か?hatadaさんも歩き方を重視されていますが、一番大事な部分だから話しをするんですよ。意識しなければ変わらない。一端止まって確認することの意味を考えなさい。普通に過ごしていたら絶対に変わりません。それを理解しないとね。厳しい冬期練習です(夏という噂がありますが気持ちは冬期)。その中で1つ1つの動きを疎かにすると強くなるはずがない。それをしっかりと自覚しなさい。何度も言われているようでは変わりませんね。

 なぜおーまちが速くなったのか?周りの者は理解できますか?「調子が良い」のレベルではありません。確実に強くなってます。それはなぜか?よく考えてみなさい。
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風と共に…

2006-07-10 | Weblog
風が強い!台風の影響ですがかなり強い風が朝から吹いてます。

kanekoは昨日ミスチルのシングルを購入したので気分良く出勤できました。これでしばらくはまた同じ曲がkanekoの車の中を流れ続けます。基本的にkanekoは好きな曲は何回でも聞けるのでずっと同じCDでも全く気になりません。次のアルバムが出るまでは同じかな。

練習は予定通りスピード練習。今の課題は「トップスピードの向上」なので様々な方向からアプローチしてます。今日は風が強かったですがトゥトレを実施。これだけ風が吹けば引っ張っらなくても同じじゃないかって噂がでるが気にしない。この段階でかなりおーまちの脚の回転が上がる。かなり良い感じ。

加速走ではトゥトレの効果+追い風でかなり動きは良い。3日分のアドバンテージかおーまちがなかひー↑と互角。うまく修正ができている証拠。あれだけ脚が回れば問題なし。今一番伸び盛りはおーまちです。脚の動きに感覚がついていかないくらい動きが良くなってます。カノムラも合格レベル。いしべに完全に勝ってます。加速で負けたら話しにならないからね。この2人が今一番力がついてます。理由は…。明確ですね。自覚があるかないかだけでしょう。


最後のセット走は自分達でしっかり追い込んでました。ともがかなり離されていましたが150で22秒台で走っているのだから問題なし。前が行き過ぎるのでかなり置いていかれますが悪くはない。
ハルひー↑は力が出せるようになってきた。まー気持ちが出せるようになってきたのかな。少し気を抜くとやられます。その辺が今のうちの雰囲気。男子も女子も自分達で勝負をしてます。
ラストはカノムラがいしべに競り勝つ。この辺が大事。体力がなくても気持ちでなんとかなるでしょ?その辺を理解してほしいですね。勝てないと思ったら絶対に勝てない。限界からでもハルとながひー↑が勝負を仕掛ける雰囲気は少し前にはなかった。成長です。

kanekoの希望はこれが当たり前になること。ダラダラ練習するのではなくこうやって互いに刺激しながら勝負することで強くなるんですよ。それを忘れてはいけない。

今日の最大の収穫はりのぷーでしょう。気持ちがあれば強くなることを一人で示してくれました。練習で自己ベストを大幅に越えても納得しない。筋力でも技術でもなく一番成長したのは「心の強さ」でしょう。一人でもなんとかしようとする姿勢が力になっている。

うちの選手は見習わなければいけない。自分達は競り合いの中で力をつけている。でもりのぷーは一人で力を付けている。この差はなにか?気持ちであり自覚でしょう。身近にいる選手に負けたら話しにならない。種目は違っても互いに刺激しあうことで力はつくはず。

今の自分に満足していたら絶対に前には進めません。何をすべきか考えなさい。まだまだ秘められた力がある。自分で気を配ることで変わるものがある。ともはkanekoにボコボコに言われながらも歩く姿勢を気にしてますよ。歩くのも困難な状態でも意識はできる。甘いのは誰ですか?チーム全体で考えないといけない部分でしょう。

強くなりたいですか?自分で強くなりなさい。それだけの材料は与えているはずです。それをどう生かすがでしょう、まだまだ強くなるよ。

みなみが練習終了後にきた。あと10分早ければ壮絶な風景が見れたのにね。残念…。3年生がきてくれることでまた刺激になる。後輩のために&自分の力を高めるために是非来て下さい。互いに得るものはある。みんなで強くなれたらいいね。

風が強いが得るものは多い1日でした。
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変わってる!?

2006-07-09 | Weblog
今日は休日。朝から息子と一緒に子供番組の特撮物を見る。最近のお気に入りは仮面ライダーカブトです。息子も好き、kanekoも好き。子供番組だからといって甘く見てはいけません。今日は「美味しいモノは食べるときも楽しいが、それを待つ時間も楽しい。だからきちんと順番を待たなければいけない」と番組の中で言っていました。
大人でも子供でも立場に関係なくルールがあってそれは守らなければいけない。当たり前の事なんですが誰だって近道をしておいしいところだけ得ることはできないんですよ。それを子供番組で当たり前のように主人公が話す。もちろんうちの息子には意味はわかりません。なんせ闘ってるところだけしか分からないですから…。

実は大人向けのメッセージが含まれているんだと思うんですよ。前も「食という字は人を良くすると書く。とても大事な事だ」と話していた。うーん、こんな含蓄がある言葉間違いなく2歳児にはわかりません。誰に向けてのメッセージなのかは考えないといけないですね。奥が深いね。

こんな番組を見ながら色々考えるkanekoはやはりちょっと変わっているのだろうか?若干変わり者かなーという気は前からしてたけどなんとなく最近はそう思うことが多くなってきた。それを悪いとは思わないわけで。典型的なB型と言われるが、こだわりが強いのは確か。自分が納得するまでは動かない。「当たり前」と言われることに対して、疑ってかかる。
こう考えると単に性格が悪いだけのように見えますね…。きっとこんなkanekoを「嫌だな…」と思う人もたくさんいるでしょう。でも「一般」に好かれるようなkanekoではその魅力はない気がします。もちろん常識的な行動はある程度心掛けていますよ。社会人ですから(笑)。でもその辺のちょっと変わった部分がkanekoらしさだったりする。
5歳の娘とお菓子の取り合いを本気でするし、選手とものすごい下らない事で盛り上がったりする。でもその中で互いの関係を作っているんですよ。

きっと万人に好かれるようにはならないでしょうね。まーkanekoの本質を知っている人はものすごく「単純」な人間だということを分かってるはず。ダメなものはダメ、良いものは良いって言うのがはっきりしてますからね。

ん?何の話しだったかな…。そうそう、変わり者だった。kanekoの周りには間違いなく変わった人が多い。下関方面から山奥に行った人はkaneko以上に変わっているサッカーマニア(kanekoの陸上マニアと互角か!?)が、ものすごい力を持ってるし、お師匠さんはコンピュータだけでなく音楽関係にものすごく詳しくて自前でスピーカーやアンプ持ってるし…。そんな中からkanekoは多くを学んだ。
変わった人から学ぶことは多い。きっと選手も生徒も変わったkanekoから学ぶことがあるだろう。すぐに物を置き忘れてくる人間にはならないようにしようとか、子供と本気でケンカする大人にはなるまいとか…。

意味不明の日記か?変わってるでしょ?
コメント (2)
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