kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

強化合宿

2018-08-28 | 陸上競技
日曜日。この日から1泊2日で恒例のセミナー合宿。顧問の転勤などもあり本当に実施できるのか不安はありましたが例年通り実施。月曜日から学校が始まるところもあり難しい部分が出てきます、今回は1校が1日だけの通いの参加となりました。大規模ではない。が、若干の「差」が出てくる。こういう中でどうやって行くのか。

午前中は私がやることに。時間が限られているのであれこれ思い付きでやっていくことにしました。ボディーコントロールと動きの基本。ここに時間を割くことにしました。バランス系をある程度やってから足運びの確認。人数が多いので一人一人をじっくり見ることができません。ある程度グループを作ってやっていくことにしました。こちらが全体でやることを示す。それに対して自分たちで練習を進めていく形です。この形式になると「やるだけ」になる選手も出てきます。普段やらないような動きであれば尚更。

バランス系をやってからジャンプ系。地面からの反発を上手くもらえる姿勢づくりかなと。ボディーコントロールや軸づくりをしてもそれを走りに活かせなければいけません。何のために軸を作るのか。そこの説明もしました。前に進むために力をうまく利用しながらやりたい。そこの感覚を分かるかどうか。

意図的に段階を追うようにしました。その場での膝締め。その場での縄跳び。一歩だけ動く。少しずつ進む。一歩で進む。連続で進む。私のやる練習の効果がどれだけあるのか分かりません。実際問題動きが出来なくても速い選手は速い。それが現実です。とはいえまったくやらないわけにはいかない。基本をやらない方が速いという場合も往々にしてあります。膝締めからの歩行。前に進むとその途端に膝が開き始める。そうならないようにどうするのか。意識して取り組む。そこが近道かなと。意識するというのが難しいのですが。

とりあえず言われたことはやっていました。それが正確な動きかどうかは全くの別問題ですが。分からなかったら聞け、見てもらえと繰り返し言いましたがほとんどの選手は聞いてこない。ここに大きな原因はあると思います。強くなろうと思えばやはり「やり方」が大事だと思います。どのような取り組み方でやっていくか。受け身になりすぎる。教えてもらうのを待っているというのもあると思います。もしくはそこまで必要としていないというのも。もったいないなと思いますが。

かなりの時間を使ってから最後に「ワンステップハードル」を。これも前段階で膝締めがきちんとできているのかどうかが重要です。できていない中でどうするか。どのレベルに合わせるか。本当に4グループに分けてやる方が効果的なのかもしれません。「意欲」に応じた練習をするほうが誰にとってもプラスです。変化する者はするがそうでない者は現状維持。改悪になる者さえ出てきます。考え物です。

午後からは走練習。スティックを使った動きをかなりやってから坂道へ。変形ダッシュを1時間強。変形ダッシュ、異なる姿勢から走りにもっていくための動きが極端に下手。もたもたしすぎです。ダッシュという話なのですがのんびり動いているので本来の動きにならない者も多くいました。ひたすら走ればいいという感じではない。繰り返し言いましたがなかなか。その後、スキップ走とバウンディング、スプリントの組み合わせをやる。さらにもも上げとバウンディング、スプリントの組み合わせをやる。こうやって複合的な動きの中で走るというのも必要だなと思います。

最後に坂を走る。この中でkd先生が「パワー練習ではない」と何度も言っていました。何も考えずに体力が続く限り走るというのではない。1本1本工夫する。もっと楽に速く走る方法はないかなと探る。こういう部分ができないと先には進まないと思います。坂の角度に対して何をするのか。ひたすら走り続けると「満足感」が出てきます。しかし、それは本来の狙いではない。「達成感」を味わうための練習ではないはず。

ひたすら走りました。陰だったので暑さは感じず。本数を重ねる中で何かを感じ取ることができたか。そこだと思います。頑張り切るという経験は必要。しかし、やり切るだけでは先には続きません。本来の目的にあった練習にならなければいけない。大半は「走るのに一生懸命」でした。動きを変えてやろうという工夫は見えない。そうなると次も同じ練習になってしまう。時間を有効に使えるかどうか。



考えないといけません。

「チームで練習を振り返って課題を出す」という指示が出ていました。各校のキャプテンが報告をしに来ましたが総じて同じことを言う。言わされている感があります。本当にその時にそう感じていたのであればなぜその場でやらなかったのか。「声を出す」というのであれば誰にでもできるはずです。それをやらなかったのであれば何の成長にもならない。

うちの選手、午後の練習のフリーアップの際、コンディショニングが終わってからは10分以上何もしていませんでした。3年生もその場にいたのに・・・。何をやっているのか。流しをしたりしなくてもいいと思います。無駄に10分以上その場で過ごす意味は?「動きの確認くらいできるのでは?」と言い放っていましたが、そのことを報告していました。いやいや。それは言われたからそう答えているのであって「考える」という行為ができていないから行動に移せていないのです。

動きに関しても自分たちは「出来ている」と思っている。しかし、私が求めている動きとは異なる。そこの部分の感覚。確かに一生懸命にやります。手を抜かずやります。しかし、そこが狙いではない。本当にやるべきことを理解してやっているか。「一生懸命にやることに意味がある」というのであればそうかもしれません。しかし、その場足踏みをひたすらやっても進まないのです。そこの感覚が分かるかどうか。本当に求められているのは何か。ここだと思います。

まだまだチームとして成熟度が低い。誰かがリーダーにならなければ進まない。引っ張ってもらってそれについていくだけ。集団の後ろにいる選手がこちらのやろうとしていることが分かるとは思えません。難しい部分です。

どれだけ考えることができているか。成長できる合宿になることを期待していました。
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動きの基本を確認

2018-08-28 | 陸上競技
更新滞りました。バタバタしていて。

金曜日、この日は朝から練習としました。練習内容としては翌日一応市民選手権があるので大きく追い込むメニューは避けました。とはいってもまったくやらないという話にはならない。調整する必要性はない。練習量の確保という意味でもやっておきたいなと思っていました。

アップの代わりにプレート補強をやって股割りスクワット。そこからは足運びの確認です。1年生に関しては時間の関係もあってなかなかできていない部分です。最初のころはかなり確認をしていましたが今は微妙な感じでした。こちらが伝えていることがスムーズに入らない。そのため本来やりたい動きとは異なる部分が多くあります。それでもやり続けていくしかないと思っていますが。膝締めの動きを少しやって少しずつ進む。そこから重心移動を少しずつ。バランスディスクからのドロップをやりました。力を使わずに進みたい。落とす意識が強すぎてパワーを使いすぎてしまいます。ここは考えながら。

ある程度やってからもも上げなども実施。ドリル的な練習を最近はほとんどやらなくなっていました。自然とそのような動きになるという部分を重視していました。が、動きの基礎的な部分を確認しなければ次の段階に進まない感覚があります。強制的にそのような動きをするという練習も入れていますが、動きの劇的な変化というところまで至りません。「分かっていないけどやっている」という段階だと思います。これはある一定時期までは仕方ないのではないかと思っています。競技をするという前に基礎的な体力づくりをするという部分が出てくるからです。

この日は「ワンステップハードル」をやりました。色々と考える中でこの練習がきちんとできれば実は「膝の引き出し」と「重心移動」ができるようになるのではないかと。ハードル連続抜きという動作がありますが、これでは上半身がローリングしています。ワンステップハードルの応用でやっていけば「片足ずつの動き」にはなりますが遠くに膝を引き出して重心移動を生み出すことになるので狙いとする部分はできるのではないかと。

一応、ハードルが専門。ハードルを使っての練習計画をしっかりとやっていくことでスプリントに活かせるのではないかとずっと考えています。合宿などでハードル指導をするときによくやるのですがその部分はスプリントの動きにもいかせるなと思いました。ハードルインターバルが遠くなった時に膝が開いてしまうのでそこの部分は前段階で膝締めを徹底しておくことが必要かなと。ワンステップハードルでは重心移動と接地のポジションを意識させます。ハードル選手には話をしていましたがこれは間違いなくスプリントの動き(笑)。今更感満載ですが。

かなりやってスイッチングラン。さらにチューブ走と各自でのスプリント。2時間強練習をしておきました。股関節はバキバキかもしれません。その後翌日と合宿のため準備をして終了。調整する必要性はない。そう思っています。まだまだ幼いチームですからあれこれ心配事は尽きません。少しずつ。

午後は課外。うーん。色々と疲れます。辛い。それでもやるしかないなと思って関わっていますが。「サービス業」の極みだと思います。精神的なストレスはかなりのもの。それでもやるしかないのですが・・・。

とりあえずやったことを記録。この繰り返しですね。
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市民大会

2018-08-28 | 陸上競技
土曜日。この日は市民大会。時期的にも難しい大会ですね。この大会に合わせて練習量を調整するというのはほぼ無意味です。特に今年は練習的に足りていないと感じる部分が多くありました。そのためこの週はほとんど休まずに練習。体幹をはじめ全身が筋肉痛になっていると思います。それでもやっていかなければいけなと考えています。

準備などは特に役割分担があるわけではない。それでもやらないわけにはいきません。こちらとしても必要なことは準備。風も強く公認記録にならないかもしれないという感じではありました。これも別に気にはしていません。記録を狙って大会に出続けるというのも必要かもしれませんが今の状況では無理。練習の一環として出るのであればやはりしっかりと負荷をかけておきたい。

大会準備があったのでアップ等もほとんど見ていません。任せっぱなし。レース自体もスターターをやっていたのでスタート局面しか見れていない。分析なども十分ではない。まー走ることに意味があると思っていました。身体が万全の状態ではない(ほど遠い)ですが、Mが12秒50、Nが12秒52。Toは13秒21まずまずかなと。タフではないので追い込んだ練習をした時には走れません。分かり切っている中でこれくらいなら合格かなと。追い風参考ですが後半は風に押されて走れなかったと言っていました。適度な風でないと走れない。そういう意味でも「強くなる」必要があると思います。Naが追い風参考ながら初めて13秒台へ。大きな意味があると思います。やっとです。

男子はSoが公認で11秒17大会記録更新でした。まー2位だったので記録的には残りませんが。膝の痛みがある中ではまずまずかなという感じでしたね。1,2年生の男子は上手く走れませんでした。こちらももう少し時間がかかります。競技を始めて数か月という状況ですからいきなり戦えるようになるとは思いません。来年の春までに何とかできればいいなと。焦らず。地道に。

レース終了後、シャフトトレーニングとシャフト補強を実施。朝の段階で私が学校にシャフトを取りにいっていました。Nが「明日か合宿ですよ?」と言っていましたがスルー。関係ありません。疲労度があるのは間違いない。1本とはいえレースを経験しています。が、そんな短期間での話をしているわけではない。長い目で見て今はしっかりとやるべき時期です。合宿に万全の状態で参加しても意味はない。練習をやる場所がないと申し出てきましたがそれくらいは自分たちで見つけてもらいたいところです。芝生の区間がありましたからそこで練習をさせました。

中学校のジュニアオリンピックの選考会と重なっていたため中学校の参加者はかなり少なかった。こうなると競技会自体の盛り上がりがなくなります。日程の変更も含めて考えていかなければいけない子だと思います。競技に関わる人が少なくなるとやはり大会運営自体も大変になりあます。本当の意味で競技に興味を持ってくれる人が増えていかなければいけないのだと思います。

翌日から恒例の合宿。疲労度はあると思いますがやっていくしかない。私は力尽きていました。なんだかんだ言って休めない。気分転換もできない。ストレス発散をすることもできず・・・。やるしかないのですが・・・。
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ひたすら補強

2018-08-24 | 陸上競技
木曜日。この日は補強。2日連続でかなり走っていたので足を使わないメニューをと思って。

このblogを読んでくださっている方にはわかってもらえるかもしれませんが、基本的に私の指導は「基礎筋力の向上」がメインです。それでも最近はバリエーションを増やす中で基礎的なメニューが激減していました。がっつり補強をする機会が減っている気がしました。そのため木曜日はみっちり補強。妥協なく補強。

最初に話を聞くと腹筋が筋肉痛だと言っていました。これは重要なことだと思います。練習の中で腹筋は入れていませんでした。それでもこうやって体幹部が筋肉痛になるということはそれなりに使えているということ。中心部の強化は必須だと思うのでしっかりとやっておきたい。

DM投げをやってから補強。腹筋系をかなりやることにしました。腹筋MIXから初めて側筋や内転筋。とにかく中心部の強化をやっていきました。他校がどれくらい補強をするのかは分かりません。うちも本当に減っていたと思います。前任校では3時間補強というのは当然のようにやっていました。。太くするのではなく中身が詰まった筋肉にしたいというのが理想。近畿地区の選手の体つきは私が理想とするイメージですね。無駄に太くない。しかし、必要な筋肉がしっかりとついている。ウエイトはやりません。手を変え品を変え補強をすることで全く変わってくると思います。

2時間近くやりました。DMを使った腹筋やキックも。最後に30秒腹筋を。これも本当にやらなくなっていました。やはりベーシックな補強は必要だと思いますね。寝転がってやる補強は最低限にしています。こういう時間が確保できる時にはやはりやっておく必要があります。本当であればこの日も走ってよかったのですが週末に市民大会と強化合宿がありますからいったんトーンダウンしておかなければいけないかなと。

最後に話をしました。「速く走る」というのは誰にでもできることではない。シビアな世界ですから練習を積んでいなくても速い者は速い。しかし、補強とストレッチは違うと思います。時間をかけてしっかりと取り組めれば必ず結果が出ます。補強をやり続けて筋力が全く上がらないというのはありません。ここは重要だと思います。私が選手の「本気度」をチェックするのはやはりこの部分です。自分自身のために人が見ていないところでも努力し続けることができる。こういう選手が本物だと思います。裏表なく自分自身のために努力できるかどうか。

表面的に「一生懸命にやっている」という感じであっても半年たっても筋力が上がっていないというのであればどこかで手を抜いている可能性がある。柔軟性が高まっていないというのはやるべきことをやっていないという可能性がある。「一生懸命やっています」という言葉だけではなくやはり「目に見える変化」が必要だと思います。筋肉痛になろうがやるべきことをやる。それができない選手は大成しません。

こういう話もやはりし続けていきたい。覚悟が決まっている選手はどこでやってもそれなりに強くなると思います。一生懸命にやらないといけないという話をする必要がないくらいになる。それでも人は弱い部分があります。「何度も言わなくても分かっている」と思うかもしれませんがこちらはそれでも言い続けていきます。しつこいですから。ちまちまやっていくのは得意。そういう部分が結果につながっていくと思います。

走ってはいませんがかなりやったと思います。筋肉痛がひどくなる可能性もありますが気にしない。筋力を上げることに加えてもう少し股関節の柔軟性を高めていく必要があるかなと感じました。やりたい動きがあっても股関節の硬さによりできないことが多くなります。本人はやろうとしていても機能的な部分からできない動きが出てくる。必要な柔軟性を高めるという感覚も持ち続けてもらいたいですね。

地道に続けていきたいと思います。来春活躍できるように。
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ひたすらやる

2018-08-24 | 陸上競技
水曜日。この日は前日に引き続き強化練習としました。本来なら支部大会。2年前は直前まで合宿があり全身筋肉痛でこの大会に臨んだ記憶があります。今回は中止となったのでじっくりと練習をすることに。

前日かなり追い込んでいまいた。まー追い込んだというほどの話ではない気もしますが。この日はシャフトトレーニングから始めました。これも本当に久しぶり。上半身と下半身の連動を図るための練習として位置付けています。やることの意味を何度も何度も言いながら。筋肉痛の様子でしたが構わず。連動の流れの中でまた割りスクワットも。

そこからハードルドリル。これはいつもやっている種目に加えて実際にハードル選手にさせているメニューをやりました。ハードルのための練習だけではなく重心移動を生み出すための練習になると思ったので。ワンステップハードルをいつもやっていますがその間の幅をかなり広げました。この日は12足長まで。スピードでごまかすのではなく「膝で重心移動を作り出す」という感覚の練習です。これは良いと思っています。

スイッチングとスイッチングランをやってからチューブ5歩、さらに120mの折り返し走。前の記事に間違えて書いていました(笑)。前日はやっていません。この日に行っています。前日は短い距離をやってから往復走。この日に120mの折り返し走です。戻るときにかなり向かい風。しんどかったと思いますが関係なし。やるべきことをしっかりとやり続けることが大切。終了後休まずに60mを1本。

さらにシャフト補強を。これも久しぶりだと思います。県総体以後、ほとんどやっていない気がします。うちの練習の中心にあったはずのこのメニューが疲労度云々の関係でやらなくなっていました。これも基礎体力と基礎筋力の低下につながっていたのかもしれません。どのような状況であってもやはりやり続けなければいけないメニューがあります。反省です。このメニューを見ているとなんだかんだいってNとMはそれなりにやれます。下級生は本当に弱い。身体の使い方が下手なのもあると思いますが。ここはしっかりと続けさせたいと思います。秋のシーズンを乗り切るためにもしつこくやり続けたいですね。完全にヘロヘロ。

加速段階の動きの確認のために加速ドリルも。あれこれやっていますが「つなぎの種目」という感じでしょうか。トレーニングの後にいきなり全力で走るのではなくワンクッション置いてから走るという感じにしています。筋力と走りを結び付けるための種目。1セット行ってからB走とT走。ここにバウンディングも加えました。ジャンプ系の練習も取り入れたいなと思うので。どうしても足の負荷を考えてやらなくなってしまいます。しかし、バネを使った走りをするためにはやはりこういう練習は外せない。しっかりとやりました。

最後に疲れ果てている中で再び折り返し走。前日は3往復だったのでこの日は4往復。場所が限られる本校のグランドですから可能なのはこの手の練習になります。台風の影響で竜巻の渦のようなものがグランドを暴れているときもありましたが、折り返し走の時はなんとかできました。自分との戦いだと思っています。「楽をする」というのが一番分かるのは自分自身。きつい時に手を抜いたりゴール前でスピードを緩めるのは簡単です。が、それをやっていたらいつまでたっても先には勧めません。

blogは何年も書いています。が、選手はその時その時でまた「0からのスタート」になります。だからこれまで話をしてきたことでももう一度言わなければいけない。当然の話かもしれません。しかし、指導をしているのその感覚が少しずつ鈍ってきます。積み重ねなので上級生が下級生に伝えるのが当然という感覚になる。これでは自分自身にとってよくない。自分自身の感覚をリセットしながらやっていくというのも必要だと思います。

高校生。「ひたすら速くなることを求める」というのは簡単ではありません。こちらが求めても選手たちはそこまでの部分が分からないからです。転勤して「速くなるためにやる」という練習から「集団を見守る」ことがメインになる時期もありました。これも本当に「感覚の差」なのです。私にとっての「当たり前」は別の環境においては「当たり前」ではない。そこは気を付けなければいけないのです。

今更ながら原点に返るというスタンスを見失わないようにしたいと思います。確実にダメージが残るメニューだと思います。長い目で見てしっかりと取り組みたいと思います。

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リスタート

2018-08-23 | 陸上競技
本当は書きたいことがたくさんあります。今の3年生に対する想いはかなりのものです。また機会があれば詳しく書き記しておきたいと思います。雑文になってしまいますが。

中国選手権の翌日、女子は休みにしましたが男子は通常通り。ここは思うことがありました。うーん。ある程度できるようになってきていますが「最低限の事」ができるようにならなければいけません。短時間の練習にするつもりでしたが。午後からは出張がありました。色々なことがあって支部新人が中止に。実際問題、開催可能だったかもしれません。総合的に見て判断ということでした。これにより今後の予定が大きく変わることに。

試合が続き、中途半端な状況でレースに出るというのが続いていました。しっかりと練習をする機会がない。時間が確保できなかったからです。支部新人がなくなったためこの週はしっかりと練習を積むことにしました。基礎筋力の低下と基礎体力の低下。ここは大きな話です。やっているつもりだとしてもそれは十分ではない。意図的に練習の質を上げていく必要がある。

インターハイに行く選手がいるから練習をやるという気はさらさらありません。これは選手にも伝えています。強いなら強いなりに、普通なら普通なりにやることはあります。強い選手がいるときには練習が一生懸命で中国狙いになった時には質が下がるというのでは意味がないと思っています。どんなレベルの選手であったもやることは同じ。やり続けたいと思います。

21日は登校日だったので食事をして練習。最初にSに全体に話をさせました。こういう話は本当に大切です。全員の前で話をする。貴重な経験です。それを終えて練習開始。まだ暑い時間帯でしたが強化練習として位置付けて進めていきました。補強サーキットをやってから動きの確認。ジャンプ系の練習も行いました。いつの間にかこういう練習が少なくなってきていた。地面からの反発をどのように得るかという練習。パワーがないのにパワーで走ろうとするからエネルギー切れを起こします。考え物です。だからこそもう一度原点へ。

スイッチングドリルを実施してスイッチングラン。さらに短い距離の動きを簡単に確認して120mの折り返し走。終わってから往復走まで。全身持久力を高める練習が不足気味です。NMがこの手の練習が苦手というのもあります。しかし、これからさき競技を続けていこうと思えばやはりすべての要素を高めていく必要があります。ヘロヘロになりかけていましたがさらには股関節強化サーキットを。どこか一部分を強化するという話ではなくもうできることは全てやってしまいたいなと。極力休憩時間を減らして流れの中で練習を進めていくようにしまいた。

終わってからかなり弱っていたのですが短い距離を走って最後に折り返し走。短い距離で30秒に1本。Mに何往復が良いかと聞くと「2往復」というのでスルー。3往復にしました。それでも少ないかなという気はしますが。いつの間にか走練習の量自体も減ってきていたと思います。故障は避けなければいけませんがやるべきことはやっておかなければいけない。これだけは間違いないと思います。走り終わったらグランドに倒れこんでいました。全身砂まみれ。それでもこうやってやっていくことは必要不可欠です。

この日の練習中には何度も同じようなことを言いました。「何のためにやるのかを考える」という部分です。男子も女子も「一生懸命にやる」という姿勢はあります。手を抜いたり誤魔化したりというのはずいぶんなくなりました。しかし、「一生懸命にやることに一生懸命になる」という感じがあります。走るためにやるというのではなくなってきている。全ての動作は「走るため」でなければいけません。その場足踏みを何時間続けても前には進みません。そうであれば「何のためにやっているのか」を考えていくという姿勢は必須だと思います。これも「与えられる」というだけではなく「自らやる」という感覚の中で進めていかなければいけなと思っています。

かなり追い込みました。これにより間違いなく翌日は全身筋肉痛だと思います。それでも強化練習は続けたいと思っていました。1日やって強くなるならこんな幸せなことはないですから。ここだけではなくもっと先をみていきたい。今年云々ではなく来年度しっかりと戦うための準備を進めていきたいと思います。結果として何かを残せるように。私自身は休みはありませんがそれでもやり続けます。

リスタートです。進みます。
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上手くまとまりませんが・・・

2018-08-23 | 陸上競技
重複する内容になるかもしれませんが・・・。

インターハイが決まってなかなかモチベーションが上がり切らない部分が誰にでもあると思います。入賞を狙うレベルの選手であればもうワンランク上の力を発揮するためにどうするかを考えていきます。「インターハイに行く」というのが当初の目標であったチームにとってはなかなか難しい部分があります。

今回、リレーでインターハイが決まりました。しかし、かなりの確率で間違いないと思ていた100mを逃す。そこからNとMはなかなか走りが安定しませんでした。記録会などに出ても12秒4台しか出ない。動きが極端に悪いというわけではないのですが思うように記録が出ませんでした。万全の調整をしているわけではないので当然なのかもしれませんが。それでもSは2度の記録会で自己ベストを更新しました。12秒82がベストでしたが1回目が12秒80、2回目が12秒67です。これは評価できると思っています。

何が要因なのかを客観的に見ていました。Sは自分自身の動きを修正しようという部分が他の選手よりも強いなと思っていました。スタンディングのスタート、スタブロからのスタートでも1歩目の引き出しが上手くいかないようであれば自分でマークを置いたり線を引いたりしていました。練習の間にも「上手くいかない」と相談に来ることも多くありました。「与えられる」だけではなく「自らどうすればいいかを考える」という姿勢が身についている気がしました。

インターハイの宿舎。必ずSはヨガマットを部屋にもっていっていました。私は何をしているのか知りませんでした。中国選手権が終わって学校に戻ってきたときに全体の前で初めて本人に聞きました。毎日の日課にしているストレッチと補強をするためにヨガマットを持っていたとのこと。うーん。引退すると決めている。最後の最後までそういう部分をやり続ける。実際、中国選手権の時にも部屋にもっていっていました。その意味。

Sに関しては「苦しい思い」をさせていることが多かったと思います。同級生はNMでかなり力がある。練習では勝てても試合では勝てないこともある。体調などのこともあり「悔しい」レースが多かったと思います。本人曰く一番悔しいレースが1年生の県新人。予選で走って準決勝を行う前に「レース中止」が決まりました。もう一本走れたら・・・。そういう思いが強くあったのだと思います。さらには2年生の中国大会のリレー。怪我のため力を出し切れないまま8位。その悔しさがあったら取り組みが変わったと言っていました。

結局は「結果」だけではない。そこに至るまでに何をするか。最終到着地点に至るまでにどのような変化を生み出すか。ここは「教育」という意味合いが強いのかもしれません。「競技指導」と「教育」が並列に並ぶのか。ここも賛否両論でしょう。私は目の前の選手のために何をするかを考えています。それがどのような部分につながるのかも含めて。

Sが話していたこと。ここまでくるために多くの人に支えてもらった。県内外の先生方に声をかけてもらう。応援してもらえる。卒業生もずっとずっと見守ってくれている。だから「今」がある。自分だけではここまでこれなかった。随分大人になったのかなと思います。

最後の日誌に「NとMがいてくれたから頑張ってこれた」というような表現が書いてありました。一番近くにいるライバル。お互い距離が近い分、イライラすることもあったと思います。強い言葉であれこれ言うこともあったはず。それでも最後に「NとMがいてくれたから」と思える。これはNとMも強く思っていることだと思います。NSMとい並びでいつもいました。NとMの間には必ずSがいてくれる。歩いているときも。だからこそ上手くいった。

1年次は本当に声が出ませんでした。何度も言い続けて変化がない。それがあるときからSが大きな声で引っ張ってくれるようになった。それにより女子は変わりました。まだまだ幼いですし変えていかなければいけない部分は多くあります。それでもそれなりのチーム状況にはなったかなと思っています。

何度もいいますが別にSを過大評価するつもりはありません。それでも競技に取り組む姿勢は大きく変わったと思います。それがチームにプラスの影響を与える。逆に周囲がこの子に頼りすぎていた部分もあるかなと。もっと自分がリーダーになっていかなければいけなかったのではないか。反省点として残る部分があります。

こういう部分は周囲にはわかりません。この子たちの成長の裏に何があるのか。どれだけ苦しい思いをしていたのか。絶好調だった1月末から捻挫をして奈落の底に落ちてしまったとき、この子はどのような想いだったのか。それでも諦めず前を見続けてくれた。それがあったからここまでこれたと思います。

本当はうちの選手たちには金メダルを取らせてあげたかった。不可能なタイムではなかったからです。それでも今のうちができる最大限のことはできたのではないか。S自身がそのようなことを口にしていました。有終の美。最後の最後まで自分にできることをやり続けてくれた選手に心から感謝したいなと思っています。この子たちのおかげで勉強することも多くありました。感謝しかありません。

上手くまとまりません・・・。それでも書いておきたいなと思っていました。雑文ですが・・・。
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思うことをつらつらと

2018-08-23 | 陸上競技
思うことを。

中国選手権を終えてSが競技を引退。ここに関してはかなり思うことがあります。うちの女子にとって本当に大きな存在でした。うちの娘達は誰にでも懐くわけではなく、自ら話しかけたりするということはほぼありません。それにより勘違いされることもあります。本質的な部分での話ですから笑顔を振りまいて人懐っこいという部分での評価は気にしていません。淡々とやっていくという感じが周りからすればあったのではないかと思います。

表面的にはNとMが1年生の時から目立っていました。しかし、その間には常にSがいました。2人きりでは何もできなかったのではないかなと思います。入学当初は本当に幼かったと思います。基本的に「自己中心的」な行動が目立つ。上級生がいましたがその子達が色々やってくれるので自分たちはあまりやらない。自己判断で全てやってしまう。思い通りにならないことに対してはそれが態度と表情にでる。「声を出す」ということさえほとんどやらない。なかなかのレベルでした。

1年生の冬、他校と合同練習をして終わる。片付けをしていたら勝手に居なくなっていました。集合もしていない、他校もまだ残っているのにも関わらず。「自分達の片付けが終わったから」という自己判断で勝手に帰っている。当時の女子キャプテンは泣いていました。いやいや、どこまで自己中心なのか?個人種目といえ集団で動くという感覚がない。こんなことは数限りなく行われていました。blogには書いていませんてましたが。

何かの時に「女子ばかり優遇されている」という意見がありました。いやいや、どれだけこの子達が怒られ続けてきたのか分かっていない。他の者であれば見て見ぬ振りをする事でもこの子達に関してはかなり細かく指導してきました。理不尽な事で怒られていると感じていた者もいたと思います。結局は本気になって競技と向き合う者しかこういう話は理解できないと思います。怒られた、怒られなかったという一部分だけの判断ではないですから。

2年生になり中国大会でリレーで8位となる。ここが一つの転機だったかもしれません。一緒にやってきた先輩達と目指していたリレーでのインターハイを逃す。その辺りから「このままでは届かない」という感覚を持って取り組めたのではないかなと感じています。もちろんこれ以後も態度や考え方に関して指導をすることは数え切れないくらいありましたが。

ある時から練習に関してはほぼSに任せておけばいいという感覚がありました。1年生の時は苦手な練習は手を抜く、思い通りにならない場合は態度に出るというのがありました。キツくなると明らかにテンションが落ちる。そういう部分が伸びを止めていた。男子の存在も大きかったと思います。男子が引っ張ってくれるから雰囲気づくりも出来る。女子のリーダーはSでした。

周りからは実力のある選手が集まっているのだから強くて当たり前だと言われます。実際問題、多くの選手が集まっても上手くいかないところは数え切れないくらいあります。うちのように1人でも欠けるとリレーさえ組めないという状況からのチームがどれだけあるのか。表面的には見えない問題点が数えきれないくらいあります。そこに関しては何も言われません。そんなものだと思います。

指導スタイルに関しても「厳しい」と思われている部分があります。どうでしょうか。練習量が多いという意見も聞きます。まーどれだけの人がうちの現状を知っているかはわかりません。なんせ、学外で練習をすることはほとんどありません。誰がリーダーになって誰が引っ張っているのか。そういう部分はわかりにくいと思います。

Sの存在は本当に大きかった気がします。上手く表現できず、書いているうちに話が全くそれてしまっていますが・・・。もう少し書きたいのですが頭の整理が・・・。
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中国選手権

2018-08-22 | 陸上競技
時間が経過しつつありますが一応書き続けておきます。

金曜日から島根での中国選手権へ。中国五県という言い方をするようですが。私の感覚的には中国選手権。年齢の問題でしょうか。この時期の試合というのは本当に難しい部分があります。インターハイ→国体最終→国体合宿→中国選手権という強行日程。きちんと練習を積むことさえできません。割り切って中国選手権には出ないというのもアリだと思っています。今年は不完全燃焼の部分もありもう一度という気持ちでやりました。

今回の中国選手権、Sの引退レースでした。インターハイ前に旅券の手配の関係でSと話をしました。本人はインターハイで引退をすると言っていました。高校生最大のレースで終える。そこをずっと目標にしてきました。私個人的な想いもあり本人に頼みました。もう少しだけ一緒に競技をやらないか?と。Sの返答は「今はインターハイの事しか考えられない。それ以上先のことを考えると力が分散してしまって最大の力が出せない気がする。」というものでした。過大評価するつもりはありません。この姿勢、学ぶべき部分があると思います。インターハイ終了後、再度頼みました。人生の中で選手にもう少し競技をしないかと頼んだ記憶はありません。大きな存在だと思います。

例年の中国選手権の結果を見るとリレーでのゆうしは48秒5前後。このこともあり参加を決めていました。中国大会で3位内に入って表彰台に乗るというのが前半の目標でした。0.01秒届かず4位となり表彰台を逃す。リベンジになるとは思えませんが何が何でも勝ちたいという気持ちが私にはありました。SやN、M、Toに表彰台に乗らせてあげたいという部分が大きくありました。とはいえ、一緒に練習できる機会はほぼない。選手に任せるしかない部分がありました。

予選が11時過ぎ、決勝が17時半という長丁場になる日程だったので一次アップを省略しました。本当に珍しいことですが。アップの段階でハムストリングが張る、膝が痛くてスピードが出ないという話が出てきました。バトンも微妙。インターハイ以後一度もバトンをやっていません。不安要素はかなりありました。予選はなんとか組のトップ通過。49秒29。全体の4番目の記録でした。厳しい。このタイムは通常ではあり得ないレベルです。周りのタイムもかなり悪いので仕方ないなという部分はありましたが。

決勝は久し振りに4レーン。ここ最近アウトレーンばかりでした。最後の最後まで粘ってなんとか3位に入りました。記録は49秒07。決していいタイムとは言えませんが走りきれました。やっとやっと念願のメダルを手にすることができました。表彰台に上がれるのは一人だけにしてくれという話になりMが「Sが上がろう」と提案。通常であれば走順に並びますがSが先頭で。こういう姿を見ると涙が出ます。

実際、レース前に円陣組んでいましたがそれが長い。召集時間になっていましたがずっと円陣を組んでいました。何かしら話をしていたようです。何を話したのかはわかりません。このメンバーで走る最後の最後のレースです。Sにとっては人生で最後のリレーかもしれません。思うことがあったのなと思います。あとで少し聞くとSは走る前に涙が出たと言っていました。詳しくは聞きませんでしたが。

表彰が終わってからもう一度メンバーでメダルを掛けて写真を撮ることにしました。Sが「高校で初めてもらったメダル」と言って喜んでくれていました。ここまで続けて良かった、と。この言葉が聞けて本当に嬉しかったですね。この子達に何か「形になるもの」を与えてあげたかった。それを果たすことができました。一人でもあり欠けていたら届かなかったであろうメダル。そこに最後にたどり着けた。意味があると思います。



この子達と一緒に競技ができたことを感謝したい。笑顔も涙も全て近くで見てきました。成長も含めて見続けることができた。どちらかというと苦しい想いを多くさせてしまった。それでもここまで諦めず取り組んでくれた。感謝しかありません。応援してくださった方々にもこの場を借りてお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。

この辺りのことに関してはまた別に書きたいと思います。
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あれこれ3

2018-08-21 | 陸上競技
記録として。あれこれ書いておきます。

13日から2泊3日で国体合宿。13日から学校閉庁日になっています。練習は各自に任せることに。休むことも必要になるだろうということで日曜日から水曜日の4日間で2日は練習するようにと指示していました。女子は日曜日にやっていますから3日で1日練習。それほど難しくない話だと思います。私は全く休まずに合宿へ。うちからはNを合宿に連れて行きました。Nも休みなくやることになります。身体がしんどいだろうなという部分はあります。

今回ヨンパは5人。候補選手とこれからを考えて別に2人参加したことでかなり幅のある練習ができることになりました。初日は短距離と一緒に途中までやろうと考えていました。軽くで。が、山口県のヨンパリーダーであるymd選手の提案により成年選手に合わせて前半の練習をすることに。ヨンパは他のレースと比べて他者との比較がしやすい種目です。ハードルの着地のタイミングで自分が速いのか遅れているのか分かる。普段は一人での練習になりますからこうやって同レベルの選手と競争する機会は少ない。そこも含めてやりたいなと。1本ずつタッチダウンを確認しながらです。本数はそれほど多くありませんでしたが。この日の午後は高校生はハードルドリルを。最初は成年選手は別メニューの予定でしたが一緒に。お手本になる部分を見ながらできるというのは大きいかなと。ハートリングで調整する。負荷は低いですが身体をコントロールするための練習。

2日目はymd選手のたっての希望でシャトルハードル。男子は850、女子は750で。3歩でのシャトルとしました。4往復を2セット。元気な時に行けるのは当然。疲れてきてからのハーダリングの課題です。空中で待つというか稼ぐというか。その辺りのことまで意識しながらやらせたいと考えていました。前半走りまくっていた選手は最後の1往復ヘロヘロ。2セット目はここを改善する練習にしました。成年選手はここで疲れ果てる(笑)当然ですが。そこから少年は短距離を入れて150を使っての練習。かなりハードです。1セット目は150×3-120×2。2セット目は120×5。レストは90秒程度で段差スタート。インターハイがあってやはり思い通りに練習が積めていないところもあります。やはり追い込んでおく必要はあるかなと。かなり負荷は高かったと思いますね。午後からは短距離と一緒に補強。2時間程度だったでしょうか。これにより全身筋肉痛となりました。仕方ないですね。

最終日は200mH1本。追い風で実施したいというのもありホームでできるように計って設置しました。動画を撮ってタッチダウンを取って反省会。すでに前日の疲労の関係で最大の動きはできません。その時その時にできることを最大限やっておこうという感じでした。

こうやって選手に関わらせてもらえることはありがたいなと思います。高い意識でやろうとしている選手と話をしながら練習をやっていくとこちらもアイデアが浮かんできます。単純に何かをやるというのではなくこうやって共に積み上げるという感覚があると楽しめます。感謝。

今回はmakinoとNが一緒に参加していました。出来ることは一緒にやっていたようです。まだまだ力の差は歴然。そのことに対して自分が分からないといけませんね。到底戦えない。makinoに関しては今回も色々とやってくれました(笑)。本人の名誉のために詳しくは書きませんが最終的にとばっちりを受けるのは私というのだけは事実ですね(笑)周りからは「高校の時の顧問は誰だ?!」と突っ込まれる。いやー、私のせいなのか?!

とりあえずこんな感じでした。記録だけしておきます。
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