kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

身体が痛い…

2006-06-30 | Weblog
何故だか身体が痛い。筋肉痛らしい。最近めっきりからだが弱くて…。強化しようと思っている部分が痛いのはきっと今考えているものが間違ってないからでしょうね。

しっかり勉強をしてもらわないといけません。テスト週間ですから。何を目指すのかは自分達でしっかりて考えてもらわないといけないですね。特別なことではない。ハルが勉強している最中に「あかりには負けられない!」と言ってましたがその辺の姿勢は大事。最近意識の変化を感じるのはこのあたりですね。以前に比べて物事に取り組む姿勢が変わりました。うちのキャプテンは特にね。成長です。こういう部分がきっと競技につながる。それだけでなく人生の成長につながる。なんだか嬉しいですね。

うちの今のメインは強制的勉強時間です。kanekoがついて勉強させてます。体力が低下しない程度に各自が体を動かして、自由な時間は勉強てす。強くなるチームはこれくらい当たり前。進学校はこの何倍も勉強しているでしょう。強くなるチームor普通のチーム、うちはどっちかな?全ては競技つながると自覚して勉強するのか、逃げるのかで決まってくる気がします。それを自覚できるか?kanekoに言われるからやるならたかが知れてます。自分達で必要と感じて頑張れるのか?他の人に何ていわれようとkanekoはうちの選手を信じています。それが互いの約束事だから。kanekoが選手を信じることができなければ選手はkanekoを信じないし、選手はkanekoの言っている意味を理解できなければkanekoを信じることはできない。互いに何かを信じれなければ成立しない関係でしょう!?

文章がわかりづらい?今日の日記は100%うちの選手へのメッセージです。kanekoの気持ちが伝わるかどうかだけです。公のサイトを利用してのメッセージとして相応しくないかも…。一番気持ちを分かって欲しい人間に気持ちを伝える事ができるか?

時間があれば身体を動かして下さい。あくまでkanekoの希望であり、選手の自覚の問題です。強制力はないし、これも互いの信頼でしかない。

なんだか強くなる雰囲気を感じているkanekoです。独りよがりにならなければいいが…。目の前にあるものには全力で立ち向かうこと。逃げたらダメだ。自分で逃げ道を作ったら癖になる。できるできないじゃない。逃げるな!!
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まだ動ける?!

2006-06-29 | Weblog
 ちょっとした依頼があり、放課後競技場にて小学生のハードルを見る。現在6年生、これが国体で高校2年生か・・・。あっという間ですな。柔軟性が低いが速いのは速い。うまくいけば全国行きか?

 実技を見せるのに案外身体が動くことが判明。まだまだ勝負したらハルひー↑に勝てるか?いつの日か勝負するかな。いや、選手が深く傷ついたら困るのでやめておきましょう。

 昨日の日記の秘密兵器を作成するためにDIY店に行ってみる。ゴムも結構売っていたのでとりあえず安価なものを購入して実際に作ってみることに。マジックテープと金具とゴムを購入してちょっと取りかかってみる。作り始めて1分後、マジックテープの柔らかい方しか無いことに気づく・・・。マジックテープイメージできますか?硬いやつと柔らかいやつがあってはじめて引っかかるじゃないですか?それをkanekoは何も疑わず片一方だけ購入して帰ってきたんですよ。それも調子に乗って1mも買いました・・・。よく考えたら分かるのに「1mあれば2組できる♪」という気持ちだけで買ってしまいました。やられた・・・。「秘密兵器を作るのに1度や2度の失敗で諦めたらダメだ」というアドバイスを頂いたのですが、作る前の段階でつまずいてます・・・。なんじゃそりゃ(-_-;)

 ぼちぼち頑張ります。
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見えてきたかも

2006-06-28 | Weblog
 マニアなkanekoは時間がある時にいろいろ考えるわけで。そうするとその中から見えてくるものがあるんですよ。これまで捨ててきたものの再考だったり、新しい練習の方法だったり。

 昨年の冬、「乗り込み感覚育成マシーン」を作ったのですが、これがkanekoの乗り込みによって一瞬で破壊されあっけなくボツに・・・。県の合宿の時にkuboi先生に「なんか作るんじゃなかったの?」と聞かれ、「作ったけど踏んだら壊れました・・・」と答えると「まー大体予測はついていたけどね(笑)」と返されました。うーん無念。
 ということで今回は、チューブを使っての練習道具の作成に挑戦。手元にチューブがないのでゴムの管を弓道部からもらって使ってみたら、これまた結ぶ段階で切れる・・・。またか(涙)。ということで「自転車屋さんから廃チューブをもらおう作戦」を計画しています。まーこれもどうなるか分かりませんが。

 昔、kanekoが学生時代「初動負荷理論」がものすごい流行った時期がありました。簡単にいうと筋力は動き始めに力を発揮しそれ以外は力を使わないというものです。理論的には全くその通りです。動きの切替の時にのみ力を使い後はリラックスするのが一番効率の良い筋力発揮になります。その理論では「チューブは最初は負荷が軽いが後で負荷が増すので実際の運動形態とは違うので避ける方が良い」という紹介がされていました(ものすごい簡単に説明しているので細かい部分が伝わりづらいかもしれませんがその辺はお許しを)。
 実際にその時以降、チューブを使った補強などはほとんど実施してきませんでした。どちらかというとウエイトトレーニングが主になってしまい、そういう細かいものを使ってのトレーニングから離れていました。これが良かったか悪かったかは分かりません。ウエイトの弊害もあったのは確か。どれだけ重いものを上げるかに目標が刷り変わってしまい、本来の「競技力向上」からは少し離れていたかもしれません。

 そんでもって先日の記録会などを見ながら考えて、ちょっと冒険してみようかと。たいした冒険ではありません。どこでもやっていることでしょうね。それをkanekoが排除していただけ。チューブを使った補強をちょっと入れてみようかと。今のうちの選手に不足している要素を実はこの秘密兵器(単なるチューブ)でかなり改善できると思います。現在、ウキョー↑がうちの補強のメインでしたが、チューブを入れることでより幅が広がります。特に女子は筋力的に弱いのでこの練習が3ヶ月後に効果を出すと思います。トップスピードの改善に一役買ってくれそうな秘密兵器(だから秘密ではないって)、ちょっと面白そうでしょ?企画倒れにならないようにしっかりと準備をしなければ。これがうまくはまれば間違いなくトップスピードが上がると思います。先日から書いているように「努力」すればきっとトップスピードは改善される。とにかく切れないようにしないとね(チューブが)。もう少し使い方を考えてみますね。楽しみでしょ?まーうちの選手は楽しくないかもしれないけど(笑)
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心休まる時間

2006-06-27 | Weblog
子供と一緒に幼稚園まで歩いた。なかなかこういう時間がなかったので思い切って作ってみた。片道15分の通園に30分くらいかけてゆっくり歩いてみる。車で移動すると気がつかない花や虫に気付く。なんだか新鮮だった。
自分達が子供の頃には当たり前だった風景が今では「特別」なものになってしまっている。目線も昔と比べて高くなってしまっている。何気なく気付いていたものに注意を向けなければ気付かないんだ…。そう思うとなんだか寂しくなった。
それと同時に子供と目線を合わせていくことで世界を共有できる喜びも感じた。時間をかけてゆっくり空間を共有することで小さな子供たちの世界に入ることが出来る。ゆっくりとした時間があるからこそ共有できるものがあるんだよね。大事な時間でした。

夕方は子供のプールの試験。上の子は5歳なので問題ないのですが、下の子は3歳から入れるプールに試験を受けてなんと合格して入ってます(まだ2歳9ヵ月)。さすがに次の合格は厳しいだろうと思っていたら15級からいっきに13級までアップ!上の子は今9級…。明らかに早過ぎる。こいつはひょっとして運動能力が高い?まー親バカですが、たまに見る子供の活躍ですのでお許しを(笑)

のんびりしました。また頑張れそうです!
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大雨・・・

2006-06-26 | Weblog
 ものすごい雨でした・・・。それにより電車が徐行運転になったり、止まったりで世の中大変でした。これだけ降る時と降らない時がはっきりすると絶対にトラブルが起きる。暑いのも雨も半々になればきっとこんなに大変なことにはならないのにね。いやー心配だ。異常気象のためにkanekoができることはなんだろうか?カブトムシの幼虫を育てて成虫にしてあげることくらいしかないのか?(これは自己満足)

 トップスピードについて考えた。先天的な部分が大きいのかもしれないが、それでは面白くない。「生まれつき速い」からだけでトップスピードが決まったら、最初から血統だけを考えて人工的に「サラブレット」を生み出すしかない。それなら努力の意味はないし、結局「エリート」だけが生き残る種目になってしまう。ある程度は先天的な筋肉組成によって決まってしまうかもしれないけど、それを覆すのはやはり「努力」しかない。もちろん必要な技術も身につけなければいけない。

 kaneko自身素質があったかどうかは全く不明。どちらかというと無かったと思う。ひたむきに努力をすることだけが趣味だったので、それでなんとかある程度のレベルになったんだと思う。中学時代の200mは26秒くらいかかってた気がします。はっきりいって遅かった。でも地道に練習をして大学4年生くらいには手動で22秒0で走ってました。まー過去の話なのでどうってことはないのですが、目標を持って地道に頑張ればきっと力はつくんですよ。そう信じてやっていくしかない。

 「素質」っていう言葉はあまり好きではありません。そんな簡単に片づけられたらきっと面白くないから。それ以外の要素の方がきっと大きなウエイトを占めているはず。「1%の才能と99%の努力」によって天才は生まれる。だったら努力すればなんとかなるじゃん!!自分に足りないものを見つけていってそれを身につける方が同じ競技をやるんなら何倍も楽しいと思いませんか?何も考えずに走って速いのは「素質」かもしれませんが、人生を十分に楽しんでいない気がする。努力して速くなるほうがきっと楽しい。

 ん?何の話しだっけ?そうそう、トップスピードでした。土曜の記録会で明らかにトップスピードが違うことを目の当たりにした。うちで一番速くても12秒台には全く歯が立たない。この12秒台が「素質」というわけではないですよ。きっと努力してここまできたはずだから。今の持っているスピードでは太刀打ちができなかったのは事実。それは走った選手が一番分かっているはず。だって、中学1年生でも13秒0位で走るんですよ。今の時点で負けているなら「努力」でそれをひっくり返さないと面白くない。中間疾走での動きをもう一度考えてみないといけないですね(正確にはもう考えている)。どうやってトップスピードを上げていくかを試行錯誤しながら見つけていくことで間違いなく速くなります。

 うちのおーまちはハルひー↑に比べるとトップスピードは低い。でもスピード持続は高いから400m位までいくと良い勝負になる。「ある程度のスピードを維持する」ことは得意なんですよ。それはkanekoがそうだったから分かること。中間疾走の動きを重視するあまり、トップスピードの向上までには目が向いていなかった(いやー本当は向いていたけどそこまで重視しなくても勝負できていたので)。本格的に勝負するためにはここが大事でしょう。そのための手だてをいくつか考えています。練習をすればそのうち上がるだろうではなくて、「意図的に」トップスピードを上げていくことが必要だと。秋に向けて時間がある時にしっかりと考えていきたいですね。今は「ヒント」を得た状態。それをどうするかはkanekoの力量でしょう。もちろん、色々な人にヘルプをしてもらいながらやっていくつもりです。困った時には助けてくれる人たちがたくさんいるので(お願いします)。

 記録会でこっそりスタートの意識すべき点を学んできました。これも導入していきたいですね。泥臭くひたむきにやっていくしかない。がむしゃらになりながらも「科学的視点」を忘れずやっていくことできっと成果は上がる。やるしかないね。
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同世代から学ぶ

2006-06-25 | Weblog
最近、同世代の人達と話す機会が増えた。仕事柄、かなり上の方や随分年下と関わる事が多いがこの2、3ヵ月で自分の年齢と同じ位の人と話しをすることがあった。また、それ以外にもマスコミの注目を集めているのも同世代だったりする。

先日、ワールドカップの予選リーグで日本が負けてしまった…。その中でチームに「戦う姿勢」を求め続けた中田英寿選手は実は同じ年。「選手の主体性に任せる」というチーム方針だけでは「戦う」ことはできないと周りを敵に回しても「戦う姿勢」を求めた。誰かに指示をされて初めて動ける人間と自分で考えて動ける人間とでは大きく違う。指揮官が「個々の力を」と言っても実際は誰かがリーダーシップを発揮してまとめていかなければならない。方向性を明確にするためには必要不可欠。
「強くなる」ために多くの衝突をして、マスコミからも多くの批判を受けた。それでも自分のスタンスを変えなかった。練習でシュートを外して笑っている選手や試合前のバスで携帯ゲームを楽しむ選手とは求めるものが、目指す場所が違った。試合終了後のグランドに10分間倒れたまま立てなかった姿はTVで何度も流されていた。
何故立てなかったか?それは試合に勝てなかっただけではないだろう。自分自身のプレーが不完全燃焼だっただけではないだろう。きっと「戦うチーム」として皆で同じ方向を向く事ができなかった悔しさがあったに違いない。チームで戦うためには一人の気持ちではどうにもならない。全員が同じでなければいけない。指導者も選手も補欠も全員が「戦う姿勢」がなければ強くはならないし、勝てない。コミュニケーションだったり、雰囲気作りだったりする部分が大事でそれを訴え続けてきた選手の姿から多くを学んだ気がする。

「お友達」ではダメなんだよ。仲が良い事と甘やかす事は全く別だ。日本人は自分の身の回りにいる人間に対して厳しい事(悪い事を悪いと)を伝える事を苦手とする。中田選手はあえて憎まれ役を買って出たんだ。それでチームが強くなるならって。だから次なんか考えられない。その時を一生懸命にやったから次は見えない。「次のワールドカップは?」なんて質問には答えられないんですよ。それだけ「今」を大事にしていたということ。自分にも問い掛けなければならないことだろう。もちろんうちの選手にも。


また、光の母子殺害事件の被害者遺族となった本村さんもkanekoの一つ上だ。いきなり自分の大切な家族を失い、どこにもぶつけることのできない感情を抱え続けた。素直な気持ちを出すだけでマスコミが過剰に反応する。だから自分の気持ちを押し殺して我慢をする遺族が多かった。でも本村さんは違った。様々な勉強をされたに違いない。彼の行動は全ての犯罪被害者の遺族に力を与えた。間違っているものに声を大にして「おかしい」と訴え続けた。
我々には計り知れない苦労があったに違いない。7年の間戦い続けている。その強い想いは人を動かす。
kanekoは「強い想い」を持ち続けているだろうか?色あせることのない想いを。
様々な想いを持ちながら生きている人がたくさんいる。kanekoは特別ではない。秘めている人や行動でそれを現す人が大半だ。kanekoも行動であらわしているつもりだが、足りない部分を言葉で現す。それがkanekoのスタンス。誰かに何かを伝える上で「行動」と「言葉」という手段を選んでいます。同世代の人々もきっとさまざまな想いを持っている。その人達から学ぶ事は多い。負けられないですね。力は違っても向かう方向は違っても「自分が信じた道」を進む姿勢は同じはず。負けられない。

同世代の人が熱い想いで生きている。そんな中でkanekoが学ぶことは多い。最近の出来事から自分に足りないものチームに足りないものを見つけることができた気がする。

雨の日曜日。考えることから浮かぶことがあると感じた休日でした…。
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記録会

2006-06-24 | Weblog
商業生はテスト週間なので関係ないハルひー↑は記録会に参加。kanekoが役員なのでついでに連れてきました。もちろん調整なんかはしてません。あえて言うなら腹筋を昨日しなかった事が調整か?

車の中でこれまでの記録を聞いたらながひー↑はアベレージが13秒9くらい。ハルはほとんど出たことがない。まーある程度は走れると思うので指示はせず。

様々なトラブルがありましたがなんとかレースに参加しました。まー普段の大会なら間違いなくkanekoが切れる事件があったんですが、今回は愛嬌ということでバタバタ準備をしました。まー次回はないね…。

人数が少なかったこともあり急遽2回走れる事に。ラッキー↑

1回目は二人とも全く動かず。ハルはスタートを完全にミスりました。まーこれでは走れるはずはない。最後スタートを普通に出た(本人のレベルで普通)ながひー↑に追い込まれ100分の1差でハルが逃げ切る。追い風3mで13秒5かー。足りないな~。少し修正をして次に備える。

2回目はみんな一緒で8人のレース。スタートでハルが修正できた。この辺の適応は早い。ながひー↑もいつもより良い!後からレースを見ていたのでなんとも言えませんがまずまずの走り。無風でハルが13秒44、ながひー↑が13秒56。まずまずですね。総体と同じ位の風が吹けばながひー↑は13秒3は出る。とりあえず合格でしょう。
この2人はまだまだ課題が多い。本人達にも話してますがまだ10%位しかできてない。その中でこれくらいなら十分。基本的に中学時代より速くしてあげなければkanekoの存在価値はない。今の時点で間違いなく強くなってます。それも課題山積みで(笑)。いきなり速くはなりません。少しずつしかならないんですよ。タイムの平均が上がれば自然にベストも上がる。

強くなるための土台は前半でできました。今からは本格的に強化が始まります。この2人に負けないように練習すれば他の選手は間違いなく強くなるでしょう。
今回のレースで課題が明確になりました。うちで一番速い選手でも12秒台の選手にはついていけない。中盤のスピードを上げないといけない。トップスピードの強化が必要不可欠です
これを重視してしばらくは臨みます。1年生は来年が勝負。焦る必要はないと思います。課題を解決していくだけで間違いなく力が上がりますからね。おーまちがながひー↑と互角に走れれば面白い。まー全体的に未完成なチームです。これからのレベルアップに期待してください!

選手は自覚して補強をしなさい!時間は有効に…。
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ふと考える

2006-06-23 | Weblog
 何気なく考える。今までのことこれからのこと。今自分がやるべき事は何かを。

 与えられた時間の中でkanekoは何をしているのだろうか?卒業生と話しをする中で、学生時代とは違う「大人」の雰囲気を感じる。それは社会に出て座学とは違う何かを日々の生活で得ているからだろう。「他の人が頑張っているという話しを聞いたら自分もがんばらないといけないと思う」と言っていた。こういう気持ちが人間を成長させるのだろうなって。kanekoの手から離れてしまってそれぞれが自分の目の前にある現実と向かい合って生きている。この子達のためにkanekoは何かしてあげれたのだろうか・・・。

 求められているわけではない。偶然、同じ時間を共有しその中でkanekoは伝えたいものを伝えてきた。それは「友達」としてではなく、「教師」と「生徒」として。この子達にその関わりが必要であったかなんてものはその時点では分からない。kanekoは関わりの中でこの子の人生の助けとなる何かを与えてあげることができたのだろうか?

 以前、同級生と話した時に「もの作り」をしている話を聞いた。これも過去のblogに書いたが、kanekoは形あるものを作り出しているわけではない。目に見える形で評価できるものではないんですよ。世の中全てが形あるものではなく評価できるものではない。一般企業の評価を教育現場に入れてしまうのは良くない。これは当たり前のことだ。

 少し距離を置いて関わると、教え子の成長に気がつく。これがとても嬉しい。関わりが多かった分だけその成長が嬉しい。各自が「自分の道」を歩み始めている。それぞれの道で自分のやるべき事をみつけ、それを求めて歩いている。もう、昔には戻れない。

 だから「今できることをやろう」と強く思った。今、自分の目の前にいる人達にkanekoが与えられるものを与えていきたい。その中から多くのことを与えられたい。一つ一つのことを大事にしていきたい。それは陸上かもしれないし、家庭かもしれない。どれか一つだけを大事にするのはきっとkanekoらしくないんだ。自分の周りに存在する全てのものを大事にしたい。「欲張っても良いことはない」って言われるかもしれない。でもね、それが自分らしくあるためには絶対に必要なんだよ。

 できることをすべてやりたい。だから自分自身を見失いかけることだってある。能力以上のことをやろうとしていっぱいいっぱいになる。でも、それを乗り越えて全て自分の力に変えたい。安全に生きていたらきっと成長はない。トレーニングと一緒なんだよ。強くなるためにはある程度の負荷をかけてそれからの超回復によって新しい力が生まれる。一生懸命になろう。そこから様々なことを学ぼう。そして、それを多くの人に還元していこう。迷惑をかけることだってあるだろう。幸いkanekoの周りには助けてくれる仲間がいる。離れていても様々な時間を共有してきた仲間がいて、間違った方向に進んだ時には修正をしてくれる。そう信じている。

 えらい堅苦しい文章ですね・・・。きっと高校生は読まないね。それでいいですけどね。卒業生と話してふとそう思ったんですよ。自分らしさを失わないためにもっとアクティブに生きようと。もっともっと多くの人たちと関わっていこうと。それが自分のためになり、子供達のためになるんだと。

 ふとそう思おう雨上がりの夜でした。
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応援してもらえるチームに

2006-06-22 | Weblog
 今日は雨・・・。とにかく雨。最近の暑さが嘘のように涼しいかと思いきや、ものすごく蒸し暑い・・・。ベタつく感じですね。仕方ない。

 今日は練習はせずに選手が自分たちでミーティング。まー昨日の今日ですから、しっかりと自分たちで考えてもらわないといけない。昼休みにおーまち&カノムラを呼び出して指示を出し、自分たちでやるべき事と目標を決めさせました。

 1時間ばかりして見に行くと女子はほぼまとまった様子。男子は全員素人なので目標設定に悩んでいる様子。まーそれも勉強。とりあえず男女の目標を決めました。まー最終的にチームの目標がまとまっていない部分がまだまだですね。男子だけ、女子だけの目標ではなく「チームとしての目標」を明確にして欲しいですね。

 なぜ、こんな事を考えさせるのか?どれだけ速く走れても意味がないからです。最終的には「応援してもらえるかどうか」でしょう?速いけど「あんなチームには負けたくないね」と言われるのか「あのチームには頑張って欲しいね」と言ってもらえるのかで自分たちのやっていることが分かります。いくら速くなっても挨拶もできない、困っている人に手をさしのべることができない、自分のことしか考えないでは周りから応援されることはありません。「速い」から応援してもらえるのか、「頑張っている」から応援してもらえるのか?周囲の人は絶対に「速い」だけでは応援はしてくれません。うちのようにOB・OGがほとんどいないチームでは卒業生からの応援は0に等しい。生活態度をきちんとしていき、考えた行動ができるようになれば自然と応援してもらえるチームとなります。それがやはり目標でしょう。

 このサイトを立ち上げて、最近はほとんど日記もうちの部の紹介になってます(少しはkanekoのくだらない日常の紹介もありますが)。どれだけのデコボコ道を進んできてここまできたかを見てくれている人はずっと見てくれています。だから応援してもらえる。時には公にするべきではない内容もあったかもしれない。それでもkanekoは書いてきました(これが良かったかどうかは別問題)。kanekoが言っていることの意味を理解できず、何度も立ち止まったり、戻ったりした。その中で少しずつ前に進んできた。だから応援してもらえる。自分たちの活動を認めてくれているんですよ。
 中国大会でもうちの選手は補助員もどきとして最初から働きました。テントの設営や荷物運びも。「試合があるから荷物は持ちたくない」というレベルではない。皆がやっているのに座ってご飯を食べるような選手はうちにはいません。

 昨日はりのぷーが運動ができなかった。だから、自分でクーラーボックスの掃除をしたり、みんなのタイム測定を手伝った。別にkanekoが指示を出したわけではない。カビの生えたようなクーラーボックスを進んで洗う人は少ない。それを文句も言わず自分から進んでやる。この姿勢から何を学びますか?1年生が挨拶をしなければそれをkanekoが言う前に注意する。今回の中国大会で一番悔しかったのはじつはりのぷーです。ずっと一緒にやってきて1人だけ最初から中国大会に参加できませんでした。その悔しさが大きな成長になっている。その姿を見て何も感じないようであればうちの選手としてはふさわしくないでしょう。

 こんな状態で女子は来ている。その姿を目の前で見ることのできる男子は何かを感じなければいけない。全員で初めて「チーム」なんですよ。男子だけ女子だけではない。そのことを自覚しなさい。それができれば応援してもらえるチームになるし、自分たちの力も高まる。応援してもらえるチームには絶対に+αの力がついてくる。そんなチームを目指しなさい。

 目標を設定するのは簡単。でもそれを達成できるかは別問題。今回の目標設定の競技面では最大限に努力して到達できるものばかり。練習だけで到達するのは無理でしょうね。日頃の生活から考えましょう。マイルの目標は・・・。えらい大きく出ましたね。達成するために必死になりなさい。kanekoがkuboi先生にしっかりと挑戦状を送ってますので、これくらいの目標でないと「蛍光黄色」には勝てないでしょうね。男子は女子の4継に負けることはないでしょうね?今の3年生が1年生の秋のリレーでは49秒96でした。この時点で女子のトップには負けてますね・・・。どうなるかはお前達次第。男子キャプテン、カノムラ!何とかしなさい。
 女子は何もいわずに「生活態度」の目標を立てていました。中でも「言葉遣い」は大事なポイントですね。kanekoと選手は「お友達」ではないので、「場に応じた言葉遣い」は大事でしょう。これで何度か切れられてますからね。その辺が分かるようになっただけでも成長か?

 帰り際、ながひー↑が「せんせい・・・、腹筋が筋肉痛でも100m走れますか?」と聞いてきた。「いやー明日はあまり腹筋させるつもりはないよ」と答えたら、どうも今日の時点でやばいくらいの筋肉痛らしい。あーそういえば昨日、腹筋したな~。他の選手も同様。腹筋だけでなく股関節や上半身も。昨日よりも今日の方がひどいらしい・・・。これでみんなでみなみに腕相撲が勝てるようになるかもしれない。打倒みなみ!!
 基本的に女子は負けず嫌いです。いつの間にか競り合ってます。それも楽しそうに(!?)ハルVSながひー↑だけかと思えば、おーまちがながひー↑に100mで挑戦するらしい。「せんぱい、負けてください!!」と言ってましたが、ながひー↑におーまちが勝つようになればそれはそれで大問題でしょう。まー50m地点まではあまり差がないですが(笑)。

 応援してもらえるチームになりなさい。自分たちの力で!!笑いを取りながら(!?)
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お茶を購入しました

2006-06-21 | Weblog
 あまりにも暑いでついにお茶を購入。部費がないのでyukumura先生に相談。「お茶を購入したいのですが。部費に余裕はありますか?」とメールをしたら、「ありますよ!!添付ファイルで送ります!!」と返事。え?部費をメールで送ってもらってえるの?それともお茶を?悩んでいたらyukumura先生からメールで部費の残額が送られてきました・・・。
 まー考えたら当たり前なんですが、お金もお茶もメールでは送れません(笑)。とりあえず100円ずつ集めてお茶を購入しました。これでしばらくは大丈夫。

 練習はぼちぼち。それ以上でもそれ以下でもない。男子と女子のギャップを誰かが埋めないとね。差が激しい。女子の意欲的な姿と男子のおとなしい姿の差は雰囲気として盛り上がりません。「声」を出すことの意味を理解していないのでしょうか?雰囲気を良くするためには誰かが走っている姿を見ていることを確認する意味でも声をかけないとね。広い競技場に少ない人数で走っているのに静かだったら寂しい。声を出すことで「強くなる雰囲気」が作れるんでしょ。それが理解できていない。

 他に言いたいことはあったが・・・。さすがに帰る時の挨拶くらいは「常識」でしょう?りのぷーに言われて初めて挨拶ができるのは高校生として恥ずかしい。声を出すのが恥ずかしいのか?そんなことよりもチームメイトや顧問に挨拶ができない方が人として恥ずかしいのではないか?kanekoが怒らなければ分からないのでしょうか?本当に当たり前のことから教えていくのであれば、今の3年生から引き継いだものは0ですね。意味が全く分かっていない。「素人だから」で許されるレベルではない気がしますが・・・。もう2ヶ月以上同じ事をいっています。それができないのは・・・。社会に出た時に困るのは誰か?

 ずっといっていますが、「走る」だけなら1人でもできる。それをチームでやっていることの意味を考えなさい。チームの中で取り組むことで、他者との関わりや常識、自己中心的な考え方からの脱却を図っているんですよ。自分以外の人間に関心を持つことだって大事。それは1人ではできないことだから。だからチームでやっているんですよ。この基本的な部分が理解できていない。

 補強は誰のためか?きつかったらこっそりさぼってもわからない。さぼるくらいなら最初からやらない方が良い。自分自身に厳しくなって初めてこういう練習の効果が出てくる。なぜ、ひたすら腹筋をやっているのか?単に体幹部の強化だけではありません。「自分自身に勝つため」です。妥協するのか自分に厳しく最後まで取り組むのか?意味が違います。それは最後の最後で絶対に出てくる。レースの最後フィニッシュの部分で同タイムで勝つのか負けるのかに現れる気がします。

 強くなるために・・・。まだやることはたくさんあるんだが・・・。そのレベルでないことの指導をするために時間をどれだけとられるのかな・・・。女子は強くなるために雰囲気をもっともっとつくらなければ。今の時点で言えるのはりのぷーだけか?
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