kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

タータンで走る&日本一に向けて手伝う

2019-07-31 | 陸上競技
途中まで書いていたのですが何故か消えてしまいました。スマホで書くようにしているのでその辺りのことも大きく影響しているのかもしれません。ストレス(笑)

月曜日。この日は競技場練習にしていました。ありがたいことにkd先生がkrkを連れて防府まで来てくださるということになっていたので、うちの選手も競技場練習にしました。競技場で練習するときには道具を持っていく必要があります。大荷物になります。せっかくなので中学生にうちの練習のアピールができないかなと淡い期待をしていましたが前日学年別陸上だったので誰も来ませんでした。残念。専用使用状態でした。

うちの練習に関しては基礎的なことをやりました。ハードルを持って行っていたのでハードルドリルをやってから台を使った練習。そのままスイッチング系をやる。この日は追風が吹いてくれてきたのでかなり走りやすかったと思います。進みたいという気持ちがあったので絶好のタイミングでした。力を使わずに進む感覚を作るの。大きいですね。

ある程度のところまで練習は見守っていましたが途中からkrkのハードル練習に付き添うことに。この日はバックストレートが強い向い風でした。インターハイがどのような条件になるかはわかりません。かなり器用に対応してくれるので条件が悪くても大丈夫かなと思ってはいます。とはいえ、実際にバックストレートがどのような状況になるか分からない。kd先生がその部分を含めて連れて来られたのだと忖度して対応力を高めるための練習にしました。任せてもらえる部分があるのでこちらも最大限に返していきたい。

1台目の入りが大きな鍵を握っていると思います。この日は1台目までが若干の追風。対応するのが難しくなります。そこの感覚の擦り合わせをしました。この条件であれば1台目どうするのか。走る前に判断しなければいけません。最初の5歩を大きめにはいってそこから余裕を持って刻んでいくという感覚に。これは本人が走りやすいというのでそれに合わせることに。感覚が鋭い。こうやって関わらせてもらえるというのは自分の中で本当に勉強になります。ありがたい話です。

13歩でどこまで走るか。この辺りのことも詰めていきました。風の条件は当日になるまで分からない。グランドに立ってみないと分からないかもしれません。その時にどう判断するか。本人の感性に任せるしかない部分があります。1台目までが追風になると少し刻み気味に21歩で入らなければいけません。そうなるの1-2台目の13歩が届かなくなります。2台目に入る手前で向い風が強くなるので。ここも「経験値を上げる」という意味ではかなり効果があったと思います。

本数を多くいくというよりは「確認作業」をするために時間を取りながら話をしながらはなります。バックストレートが向い風が強い時には3台目まで13歩でいくというのが一致した感覚でした。14歩をどう使うか。2台分にするか4台分にするか。ここも本人の体力的なものと感覚とすり合わせる必要があります。実際に向かい風の中で5台目まで走りました。13歩と14歩を使って5台目まで。行こうと思えばあと2台いけるかもしれない。が、ラストの追風の時に力が残っていないというのでは戦えないかなという感覚で一致しました。

武器を活かすためにやはり最後にエネルギーを残したい。15歩で最後まで押し切ってラスト勝負ができる方がいいだろうということに。切り替えて走るという感覚は天才的だと思っています。ギリギリになることがないようにしたい。その辺りの話もしていきました。本人も経験をして自分の中で納得できたようです。やはり強いなと感じました。

そこから走練習で負荷をかけることに。うちのhysが「krk先輩と300走りたい」と言い出しました。完全に力負けしています。今の時点では400と400mHで勝負しても勝てません。普段300を走ることはありません。300を走った後にどれだけ力を出し切れるかという感覚だったので300+200を走ることにしました。

普通に走ったら全く勝負にならないので「タイム差」をつけて走ることに。うちのhysは先日の高体連記録会で37秒台で走りました。ハンデとして3秒差でスタートすることに。これなら最後まで走れるはずです。段差スタートでしたが250走った時点で捉えられてしまいました。無念。krkが本来の力を出し切ってくれればもっと早い段階で抜かれていたのではないかと思いますね。

歩いて100m進んで200m。これもうちの選手を前側に配置しました。「krkが日本一になるための練習。抜かれたら負荷をかけられないので絶対に逃げきるように。」と、うちの選手には伝えました。全力で逃げる。距離ハンデをつけていました。数人は逃げ切りましたがkrk本来の強さが出せなかった感じがありました。このまま終わらないなと。

ケツワレしたと言っているkrkに「目標は??」と尋ねると「日本一」という返答。だったら走りの武器になる部分、ラストの劇的なスピード維持を磨いておく必要があります。そう話をすると「走ります」との返答。本当に成長しているなと感じました。kd先生が手綱を引きながら緩めながらやってきたことが確実に形になっています。

そうであればうちの男子も全力で投入しなければいけません。男子は9割のスピードで120を走って少し負荷をかけてから各区間に散りばめました。メニューは少し変更して200+200+200。「krkが日本一になるために自分たちの持っている力を最大限に出すように」と伝えて。うちの選手からすれば「日本一」を目指している選手と一緒に走れるというのは貴重な経験です。普通ではできません。抜かれたら日本一から遠ざかると思って逃げきるように伝えました。それを追うことでkrkが走りの武器を磨くことができる。うちの選手は最大限の役割を果たすことが求められます。

かなり高負荷になりましたがkrkが最大限の力を出して走ってくれました。もがいていましたがこれくらい我慢できればラスト勝負で簡単に負けることはないだろうなと。相手がいることなのでどうなるか分かりません。しかし、この走りがきちんとできれば戦える。勝って欲しいですね。

女子は120-120-90-60を走っていました。最初の120は9割走。空中で進む感覚を作ってから全力走。krkが走っている姿を見る中でこの子達もしっかりとスピード維持をすることができたと思います。刺激をもらっているからそれができたのだと思います。本当に感謝です。

こうやって関わらせてもらえることは指導する中で本当に大きなことです。これができることで自分の感覚が磨かれていきます。経験をどう活かすか。将来的に自分のチームの選手、400mHで日本一を目指したいと思います。その時に必ず生きてくる。そう信じています。貴重な経験をさせてもらっている。

うちにとっては良い練習となりました。本当に。こうやって指導の機会を与えてくださるkd先生には本当に感謝しかありません。私が持っているモノを全て提供したいなと考えていました。指導の中でそれができたと思います。様々な条件の中で対応していく練習もできたのではないかなと。普段の練習でしっかりとできていたから専門的なことが入っていくと思います。やはり普段が大切。

貴重な時間でした。感謝しかありません。
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あれこれやる

2019-07-31 | 陸上競技
日曜日。この日は市内の中学校の学年別陸上が実施されました。別に呼ばれてはいませんが観戦しようと思って早い時間帯から行くことに。開始時間などはよく分かっていなかったので適当な時間に。学校に行って仕事をしてから行こうかなと考えていましたが、開始時間が8時45分だということが判明しそのまま行くことに。

一応挨拶回りをして。審判が不足するということだったので自ら申し出てお手伝いさせてもらうことに。基本好きなので。見たい種目が幾つかあったのでその部分だけ外してもらいました。

これから勧誘をしていきます。私学の勧誘とは違って「うちに興味を持ってもらう」という意味での勧誘活動です。知ってもらわない限りはうちに選手が来てくれることは皆無だと思っています。単純に勧誘活動をするのではなく「実際に走りを見る」ことは必要だと思います。高校に進んでどれだけの力が出せるか。伸び代はどれくらいか。これはタイムだけでは分かりません。「一緒にやりたい」と思える選手がいい。

陸上競技だけではない。やはり勉強も関わってきます。将来の進路を捻じ曲げてでも勧誘しようという気はありません。本気で日本一を目指したいと考えています。周りから笑われようが目標はそこにあります。才能を高校で埋まらせてしまわないようにしたい。そこだけはずっと考えています。

競技会の途中で抜けさせてもらいました。まー、もともと役員でもなんでもないので問題はないのですが。

この日の午後は柳井まで行くことになっていました。10月に行われる販売実習のための仕入先に挨拶をさせてもらうことになっていました。実際は商品を送ってもらう形で実施するのですが、販売する商品を目で見ることは大切だと思ってます。さらには販売している店舗の雰囲気を感じてディスプレイを学ぶことは重要。勤務時間外労働ですが(笑)生徒と一緒に。

実際な話を聞いていく中で大きなヒントになることがありました。実学として学ぶ。ありがたいことに生徒が一生懸命にやってくれるので私はそのサポートをするだけで回ります。こちらの熱意がお店に伝わった部分もあります。「応援するから」と言っていただきました。

当日のディスプレイの仕方もあれこれ試行錯誤していました。柳井で販売している商品の良さをきちんと伝える。シェフのこだわりをきちんと伝えていく。単に「売ればいい」とは思っていません。この部分は徹底したい。学校行事だからやる、というスタンスでやりたくない。これは私が思っているだけなのでなんとか生徒に浸透させていかなければいけないのですが。中心になってくれる生徒がしっかりとしているのでその辺りは大丈夫かなと思いますが。

せっかくなので商品を購入させてもらうことに。実際な味わった方が販売する側もやりやすいかなと。この日はイベントをやっていました。毎年のこの時期に「感謝祭」のような形で先代が作っておられたケーキを作って販売されているとのこと。オールドファンが多数来られるとのことでした。

我々も商品を購入。1000円以上購入するとガラポンができるということでした。クルクル回すと黄色の玉が出てくる。「おめでとうございます!3等です!」と(笑)。それも商品がケーキ。「こちらが商品です!」と持って来られました。





いや、衝撃(笑)あまりの衝撃に写真を撮り忘れそうになったので箱を再び開けてもらってその場でパシャり。今回購入した商品よりもこちらの方が値段が高いのでは?!という感じでした。一緒に来ていた生徒も爆笑していました。この手の運の良さ我ながら驚きます。半端ない。

生徒に3つずつプレゼントしました。家で食べてもらうことに。

貴重な時間でした。こうやって外に出ることで様々な勉強ができます。小さな世界で生きているのでもう少し視野を広げながらやっていきたいと思います。


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走り込みをする

2019-07-30 | 陸上競技
土曜日。この日はしっかり走ろうと決めていました。「強化練習」として位置付けていました。今年はインターハイもありません。昨年はインターハイに合わせて練習量が減ってしまう部分がありました。基礎的なことも筋力的なことも不足してしまった感じがあります。そう考えるとこの時期の練習というのは大切だと思います。基礎的な事と筋力向上。徹底できたらなと。

これまであまり「走らない」という中で練習を組んできました。しかし、ある程度走る時も必要だなと感じています。以前と比べると劇的に量が減っています。それはそれで今のスタイルとして悪いとは思いませんが、やはり今後のことを考えると一定量は走り込みたいなと思います。そうなると練習バランスのためにトレーニングが減る。ここも見極めたいと思います。

バランス系をやってからBCT。あとは流れの中で動きの確認をひと通り。縄跳び、チューブ、台を。スパイクを履いてスイッチング。ここまではかなりスムーズに進みました。走る部分に時間を割きたかったので。

そこからグループを適当に分けて「加速段階練習」をA:重心移動重視、B:足運び・リズム重視として。この辺りからは本格的に指導を。もちろん、「やるだけ」になる者が出てきます。ここはスルー。前の記事に書きましたがある時期を越えるまではできないのではないか。そう考えるようになりました。きちんとした練習をさせたいと思う部分がある。しかし、それを強制的に求めるというのはもう違うのかなと。待つことも必要なのかなと。

走りを作る。加速段階をきちんと作らなければそれ以後の走りも作らないと考えています。スタブロからと出の練習をしたいという申し出がありました。そのためこの週は何度かスタート練習を入れています。単純にスタブロから出るというだけではなく、そのための「動き」がどれだけできるかというのが重要だと思います。足運びや重心移動、力の加え方。この部分を徹底したい。

そう考えてやりました。思った以上に時間を要しました。本人たちがある程度の確認しながらやっていたのも影響していたと思います。この部分に関しては省略せずに徹底することに。走練習2時間を割くと決めていましたがここでしか省略してしまうとそれ以後の練習も妥協してしまう気がしました。やるべきことはしっかりとやりたい。技術的な部分と走り込みを並列に並べて考えるようにしました。流れの中でスタブロからの出も何度か。少しずつ形になってきたかなと。

そこから「140-140-120-90」を。うちからすればかなりの量です。他の学校はこれくらいを当たり前のように走るのかもしませんが。140の1本目は前日と同様、最大スピードではなく少し抑えて。動きをコントロールすることができるレベルにしておきました。これも前述のように「意識の差」は出ます。仕方ないかなと。2本目以降は全力で走る。かなりきついかもしれないなと思いましたが押し切ることに。

セット走のような形でやりました。セット間は12分。うちの練習パターンからすれば12分休むというのはかなり長い。暑さもあるので休みながらやるようにしました。単純に追い込むというよりは意識を持って走らせたいなと。「140-140-120-90」を3セット。

普段であればキツそうな雰囲気があればこちらが妥協して諦めることがあります。しかし、この日はかならずやる。そう決めていました。暑いので体調を崩す選手が出てしまう危険性もあります。こちらも細心の注意を払いながら。短長は2本目の140からは折り返しとしました。これくらいは耐えられないといけないかなと。うちのグランドで出来る最大限の負荷です。

ここ数日間、練習はハードかもしれませんが全体的に前向きに取り組めています。走り込みの時にそこまでの悲壮感がない。ワイワイ言いながら出来るようになりました。レストが長くなってしまったり、スタートまでに時間がかかってしまうという部分はありますが。ここは今は仕方ないのかなと。ある一定以上の感覚にならならければ「最大限の追い込み練習」はできない。そう考えています。

やっていることに対して結果が伴うようになれば必ず行動が変わってくる。寸暇を惜しんで強くなるための練習をしていく。その水準にいければ自ずと強くなると思います。そこに達するまでこちらも忍耐強く見守らなければいけない。そう思ってグランドに立つようにしています。常に全国で戦えるチームであり続けるのは今の状態では困難。そうであれば「目指すチーム」を作っていく努力だけはし続けなければいけない。そう思います。

最後の最後までしっかりと走れました。雰囲気も良く。この練習が続けられれば結果は変わると思います。そうすれば「考えられない」という状態の選手も引っ張られて変わる可能性があります。チャンスはあると思います。

その後、疲れ果てていましたがシャフト補強を実施。さらに120mのバウンディングと90mのランジ。シャフト補強が終わった時点で保護者がアイスの差し入れをしてくださいました。有り難い話です。炎天下の中でハードな練習をしていた選手にとって本当に大きなことだったと思います。自分達でモチベーションを上げることができなくてもこうやって外部からの刺激によって少しでも良い練習になる。これも本来的な目的とは違うのですがやはり今のうちにとっては大きなことだと思っています。

支えられていることを感じる。まだまだ幼い部分があります。感情だけで動いてしまう。それでもこちらが我慢と忍耐で少しずつ変えていければ良いのかなとは思います。やることは沢山あります。全てを完璧に出来る日がいつの日か来ると信じて。少しずつ形取り組んでいければと思います。

走りました。こういう練習を何度かやっていければいいなと。

記録として残しておきます。
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走りについて少し考える

2019-07-30 | 陸上競技
なかなか更新が追いつきません。一気に書く日があれば追いつけるのでしょうが。余裕なく。

金曜日の記憶がすでに曖昧になっています。練習の途中に面接練習が入っていたので抜けたのも影響しているかもしれません。メニューを見ないと思い出せないかも。スピード刺激を入れるためにトーイングを入れました。一応バランスよく刺激を入れておきたいと考えていました。

また、ハードルドリルver2を入れていたはずです。股関節周辺の使い方や意識をするための練習。かなり効果的だと思っています。この動きがきちんとできるかどうか。ハードル選手向けにも必要だと思っています。

120を少し走りました。かなり前から走りの硬さが目立っていました。これまでは「全力」で走る練習がメインでした。それで走りを作ってきていました。しかし、数年前「硬い」というのが目立っていたのでアップの時に「ウインドスプリント」を入れていました。最近またやらなくなっていましたが。

走りのタイプもあるのかなと感じています。元々柔らかい動きをするタイプの選手であれば全力で走るだけで対応できるのかもしれない。しかし、パワータイプというか硬いタイプは力みが大きくなります。パワータイプだからこそ全力走の方が合っている気はするのですが、膝を引き出した時に進む感覚がうまく作れていない感覚がありました。これも私の主観なので。

120を走る前にスピードレベルを少し落として120を走る。そのイメージを保ったまま全力で120を走る。「少し落とす」というのが非常に難しいのですが。ほとんど考えずに走ると「走るだけ」になってしまう。ここも自分の中で整理していかなければいけない。

スピードレベルに少し余裕を持たせることで走りのコントロールができるようになります。膝が出るまで待てない選手はこの手の動きをする方が効果的なのだと思います。しかし、意識的な部分がそこまで届いていない選手は「ジョグより速いだけ」になる。なかなか分かってもらえない感覚だと思います。

そのまま120を。いつも段差スタートにしています。硬くなりやすい選手は前を追うようにするとやはり硬くなります。それでも前段階の刺激を入れていくことで少しずつ変わっていくのではないかなと感じています。同時に走りの感覚がまったく分からない選手は「他の者と同時スタート」にしました。前を追うといっても「自分の中で追うだけ」になっていて最大スピードを出さないからです。一切の妥協をさせないために同時スタート。ここしかないと思っています。

ある一定水準に達するまでは技術的な話をしても入らないとのではないかと改めて感じています。これは選手云々の話ではない。やはり最初は「分からない」という中でもやっています。技術的な話をしても書くこともできない。仕方ない部分だと。ある程度練習ができるようにならないと「技術」を求めてもあまり意味がない。

本来であればある程度の「意識」で一緒に練習をスタートできたらいい。単に走っていたら速くなったというのではなく前段階である程度のモチベーションであったり、技術的な理解があると良いのですが。ここに関しては少し考えていきたいなと思いますね。私にできることをもう少し前段階に落とし込みたい。まー求められていない可能性があるのでそこも見極めたいですが。

話が若干逸れましたが、瞬発系シャフトを入れてからハードルジャンプ。少しアレンジを。単純にハードルを越えていくだけではなく低くして幅を広げて「力の方向の変化」をしました。これはDM投げでも行うのですが。進みたい方向は前なのでその方向をつかむ。適度に入れていきたいですね。

よくまとまらないですが。なんとなくやろうとしていることを記録しておきます。なんとなく。
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トレーニング中心??

2019-07-29 | 陸上競技

木曜日。この日は走る量を抑えてしっかりとトレーニングをしようと考えていました。元々、走らないのですが(笑)。それでもこの夏は少し走る量を増やしてみようと思っています。それでもかなり少ないほうだと思いますが。自分の中で色々と考えることがあります。

 

最初、ダブルダッチで軽く身体を動かしてからBCTを。この手の練習は「目的意識」がはっきりしているかどうかで大きく変わってきます。見ていると・・・。これは設け流すしかないのではないかと感じています。「一生懸命やっている」と自分では思っているかもしれませんが実際はできていない。そのことに気づいてくれるかどうか。

 

シャフトトレーニングと補強サーキットを最初に入れました。様々な部分の補強はしておきたい。補強がマンネリ化するのは避けたいなと思っていたので。補強サーキットは通常練習の真ん中に入れるようにしています。前半メニューと後半メニューの「休憩」という意味合いを持たせながら。まー全く休憩ではないのですが。それなりに補強。

 

そこから「基礎的な動き」を確認。その場での「縄跳びもも上げ」から「チューブももあげ」に移る。さらに「乗る感覚」を作るために「DMトントン」を。しっかりと体重を乗せながら進んでいく。これも明らかに「差」が出てくる。目的意識ですね。

 

スイッチングと接地の練習のために「台」を使ったドリル。とにかく今の練習スタイルは「道具」を使うことが多い。何をやるにも道具を使っています。そのほうが感覚が作りやすい。前任校では「スティック」がメインでしたが今は他の道具を使うことが多いですね。学外で練習するときが大変。大荷物です。道具を使わない練習をすればいいだけなのですが(笑)。

 

ハードルドリルをやってから久々の「スイッチングラン」。この練習のパターンもいくつかあります。全て「スイッチングラン」という名前になっているので口頭でいうだけでは間違えるかもしれません。この日にやったのは一昨年からやっているミニハードルを使ったもの。見ていると少しフォロースイングのタイミングが良くなってきています。少しずつ形になりつつあるのかなと。

 

軽く走って120mの「技術走」を。テンポ走のような感じの内容。これは極力避けていました。走りのタイミングがずれてしまうからです。それこそタイム設定をしてある程度コントロールすれば違うのかもしれません。が、うちのグランで作る120mは毎回距離が微妙に異なります。目印になる起点がないので毎回作ります。そのためタイムの意味はなくなる。基本全力で走るのであまり関係ないのはあるのですが。

 

中間での重心移動の感覚と接地のポジションを作りたい。全力で走る続けると固くなってしまうのでそれができない。これまでは全力走を実施し続けていましたが将来的に400mまで対応すること考えるとこれまでと異なるアプローチの仕方が必要になるかなと思っています。120mの技術走3本。負荷的には大きなことではありません。

 

やはり見ていると「ジョギング」のようになっていました。ある程度技術的な意識ができる選手は効果が出るかもしれませんが、「走るだけ」の者はそれができません。どこに合わせるか。意識できない者は単純に「楽になった」だけです。ここも考えていかなければいけない部分かなと。動きの確認ができない状況ではやはり強くはならないなと。アプローチの仕方を考えながらやっていきたいと思います。

 

で、シャフト補強。重りを増やして。なぜかわかりませんが思ったよりも時間がかかっていました。シャフト補強にたどり着くまでにかなりの時間を費やしていた。メニュー的に少し減らしながら。DM練習としてその場でのDM受けをやってBDMを1セット。かなり省略されてしまいました。まー一応「トレーニング中心」としているのでそれでいいかなと。

 

私は午後から保護者会があるので早めにグランドから離れました。30分程度、体幹補強をするように指示をしていました。任せられる部分は任せようと。

 

とりあえす記録しておきます。とりあえす。

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学ぶこと

2019-07-28 | 陸上競技
少し前に比べるとずいぶん気持ちが楽になりました。想像をはるかに超えるストレスを感じていた部分があります。これまで何度もありましたが過去最高レベルかもしれません。時代の流れと求められている部分を考えながらやっていきたいなと。

合同練習やkrkとの練習がありました。男子が大きな刺激を受けてくれればと思っていたのですがなかなか。ここも受け入れていかなければいけないのだと思います。私が求めるレベルが高すぎると言われる部分もありますが、一般的なことを求めているつもりです。どこかのタイミングで「その気になる」日が来るかもしれません。来ないかもしれません。

ヨンパのレース展開について色々考えることがあります。頼れるモノは全て頼るつもりでいます。図々しくfnt先生は連絡をして「戦うためのレース展開」について質問しました。現状をお伝えしてそれに対するアドバイスをもらう。まー普通はしないでしょうね(笑)大変参考になる意見を頂きました。kd先生と相談して組み立てていけたらいいなと思います。私にできることは最大限やって送り出せたらなと。

その中でfnt先生の苦労話を少し伺いました。周りから見れば簡単に進んでいると感じられる部分であっても実際は違う。指導者が我慢しながら、自分を律しながらやっていくことで見えてくるものがある。単純に突き放すだけではなくどのように関わるか。そこで様々な事が変わってくる。やはり狭い世界で生きていたらダメだなと改めて感じました。

このタイミングで図々しくfnt先生とmtm先生に「練習行かせてください!」とお願いししました。中国大会にも進んでいないチームですがそれでも「本物」を見させてもらおうと思います。大阪と京都に行こうと考えています。

学びて思わざればすなわち罔し。学んだことをどうやって自分の中に落とし込むか。ここはすごく大切。思うて学ばざれば則ち殆し。考えるだけで学ばなければ空想の世界で生きることになる。理想論だけになってしまったらまた意味がなくなる。

学びながら考える生活をしたいなと思います。また学びたい欲求が強くなってきました。

まとまりはないですが。書いておきます。
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時間をかけながら

2019-07-27 | 陸上競技

夏休みに入ったのである程度まとまった時間が取れます。夏休みに入る前に数日間雨が続いたのでその時に「膝締め」を徹底しました。時間の関係もあるので。できる時にしっかりとやっておく。夏休みに入ってからはその部分を少し削ってやっています。

 
水曜日はトレーニングをしてから技術的なことを。最初のトレーニングの段階で「具合が悪い」という者が出たのでそのまま帰宅させることに。練習開始20分くらいでした。かなりの頻度で練習を抜けるのでここで多くを求める必要はないかなと判断。
 
前の記事にも書きましたが「理解する」という事が必要になる。それを確認するために1年生男子は別メニュー。それ以外の者は加速段階を作るための練習にしました。走りに関しては「中間疾走」にかなり重きが置かれます。きちんと走るという意味ではその区間が長くなるので当然の話かもしれません。しかし、加速段階がきちんと作らなければそれ以後の動きに繋がりません。かなり大切な部分があると思います。
 
夏休みはある程度時間が確保できます。加速段階の練習にしっかりと力を入れる事ができる。壁膝締め、タイヤ押し、チューブ5歩、マーク5歩、スタブロからのスタート。この日はこの部分をやりました。どれだけの人がうちの練習に興味を持っているかは分かりません。校内で練習をしているので何をしているのか不明な点があります。どうも「過激な練習をしている」と思われているようです。心外(笑)
 
練習に関しては「段階を追う」ことを中心にやっています。目的とする動きがある。いきなりその動きをやってもなかなか身につきません。その前段階をしっかひとやって少しずつ走りに近づける。どの段階の動きもそこを心がけています。それぞれの練習に対して「意味」がある。その「意味」を理解しなければ効果は上がらないかもしれません。「絶対に強くなりたい」と思う選手にとってはかなり刺激がある練習になっていると思います。完全に型にはめるということはありません。それぞれの特性を活かしながらやっていく。
 
そのため「走るだけ」とか「やるだけ」の練習がほぼない。頭を使います。もちろん「強制的にその動きになる」ための練習もしています。自然にやりたい動きに近づく。それはかなり重要な話だと思います。あまり意識しなくてもできるようになる。ただ、「時間がかかる」というのが難点です。
 
動きを作っていくというのにはかなりの時間がかかります。足運び一つとっても「直線的に運ぶ」という感覚を身につけるのはかなり大変です。中学時代は特段考えなくても走れます。これが高校女子になるとそれができない。色々な要因が含まれていると思いますが。中学時代がピーク、高校1年先がピークということも往々にして出てきます。
 
だからこそ丁寧に作っていくという感覚が必要になります。ある程度の素質があれば身体作りをしていくことで成果が出ます。これまで県外選手が強くなっている理由は「素質がある選手が身体作りをしている」という感覚で見ていました。そういう部分も実際にはあるのだと思います。しかし、色々な所を見ていると違うなと感じています。
 
どれだけ素質があったとしても、身体作りをしたとしても「理にかなった動き」をしなければ強くはならない。当たり前のことですが強く感じています。どれだけ力のある選手が集まっても「理にかなった動き」ができなければ絶対に速くならない。「もったいないな」と思う選手を何人も見てきました。以前私が抱いていた「素質がある選手は身体づくりだけすれば走れるようになる」は幻想だと痛感しています。
 
そうだとすればやはり「戦うための準備」をしっかりとうちはやらなければいけない。個人で中国大会に進める選手がいないという状況からスタートしています。中国レベルの選手が来てくれればある程度戦える。しかし、今は「走りを作って結果を出す」という時期です。選手も私も耐えていかなければいけない。
 
時間はかかります。しかし、必ず結果につながると思っています。それくらいの内容をやっていると思うからです。単純に「走る」というだけではない。自分の力を高めるために何をするか。しっかりと理解させたい。理解しようという「想い」をもってもらいたい。
 
向き合いたいと思います。自分自身の中での変化を感じ取りながら。少しずつ。少しずつ。
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理解する

2019-07-26 | 陸上競技
水曜日。この日は通常通り練習。私自身、前日までの練習を見て思う事がありました。最初にその話を少しだけ。

合同練習や前日の練習。女子はある程度練習内容を理解しています。きちんと分かっているかどうかは怪しいですが「何のためにやるか」は多少なりと分かっています。動きが悪い時にどうすれば改善できるか。単純なことかもしれませんが「動きが悪い」と感じる能力はそれなりにあると思います。他の学校の選手に質問されたらきちんと答えられていました。ある程度の理解はある。

逆に男子はどうか。これは前から繰り返されている部分ですが。根本的に「走りが悪い」というのは考えていない者が複数名います。150mを走っていたようでしたが、本数が増えた時に明らかに力を抜いて走っています。100mで1秒以上差がある選手よりも後ろを走っていて最後の1本だけ少しスピードを上げる。これに意味があるのか??走れば良いのか。

他の選手を引っ張る練習をする。説明をしたにも関わらず全く関係のないところで走り始める。練習には全て意味がある。考える力が育っていなければ「メニューを消化するだけ」になる。ここは他の部分でも言える。トレーニングにしても技術練習にしても「やるだけ」になっている。だから変化は生まれない。目的を理解せずにメニューをやる。

メニューの意味や組み立てを理解していないので「何度もメニューを見る」というすがたがあります。極端なことをいえば「体幹強化サーキット」のメニューでさえも確認します。なんとなくやっているのだろうなと感じています。周りがやっているからそれをやる。間違いなく他の学校の選手に聞かれても答えられない。この差は大きい。

そういう話をしました。それを確認しようと思って練習の途中でメニューから外れさせました。他の選手は加速段階のための練習をする。1年生男子は「考えてやる」というテーマを与えました。何故か。例えば加速段階練習の中に「壁引き出し」があります。この練習をやることで最初の数歩の膝締めの意識づけができる。さらにタイヤ押しをする事で動きながらその動きをする。段階を追って走りを使っていきます。

しかし、「目的意識がない」という段階であれば技術的な成長はない。単に「膝締め」っぽいことをやっているだけになるからです。練習に対する理解がなければ何を与えても変化は生まれない。それを体感させたいなと。

別にやるように指示をして加速段階の指導をする傍ら、1年生男子の練習を眺めていました。ショートを数本走る。チューブ腿上げをする。飽きてきたので適度にその場膝締めのをする。話し始める。「何をしたら良いのか分からない」というのはあると思います。しかし、既に何ヶ月もうちの練習をやっている。何か動きを変えるためにやるという気持ちがあればもっと意味のある練習にできると思います。

「何で自分達だけ技術練習ができないのか」と不満に思っていたのではないかと思います。本当に考えれば与えられたメニューではなくても加速段階の動きの練習はできます。そこに考えが及んだか?明らかに時間が有効に使えていない。

加速段階練習が終わって次の練習に入る時に1年生男子も普通に練習に入る。そこで呼んで「何を意識して時間を過ごしたのか」というのを問いました。「何も考えていなかった」という返答。分かってはいましたが。何を目的にやっているか。ここがすごく大切な部分です。しかし、何も考えずに時間が過ぎるのを待っている。本当に競技力をあげようとしているか。

オブラートに包んで話をしても伝わりません。直接的に言っても伝わらない部分の方が多い。こうやって体験させても分からないかもしれない。しかし、手を変え品を変えて伝えていく必要がある。自分達の中では「やっている」と思っている。やっていないとは言いませんが「無駄な事が多い」のは間違いない。元々そこまで「速くなりたい」という気持ちが大きいわけではないのかもしれない。私が求め過ぎるからなのかもしれませんが。

批判的に書いているように見えるかもしれません。着色なく事実を残しておきたい。そう考えています。本人達が「必要だ」と感じられるようになるか。多分これは大半の学校でも同じだと思います。うちだけの話ではない。「何となくやる」という部分が多いし。保護者との面談の中で「陸上部は厳しいと聞いている」という話が何度か出た。本当に厳しいかどうかの判断は難しいですが。私的には「当たり前」の話をし続けている。中学時代は「やるだけ」でも問題なかったかもしれません。しかし、もったいない。そう感じています。やるからにはしっかりと意味のある時間にしてもらいたい。

とりあえず記録しておきます。多くの指導者が抱えている苦悩なのかなとは思います。
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スピード刺激を入れながら

2019-07-25 | 陸上競技
前の記事の補足。うちの練習について。まーここが補足というのはどうなのか?!という気もしますが。

途中までkrkと一緒にやっていきました。日本一を目指そうという選手の動きを目の前で観れるというのは財産だと思います。間違いなくダイヤモンドアスリート。原石です。その選手がうちの練習をやってくれて自分たちとの動きの違いを示す。やりたい動きの手本がここにある。これは大きいですね。

台を使ったドリルをやる。krkは感覚的にダブルアームでやっていました。本人の感覚の中で普通に振るよりもダブルアームの方が上手くタイミングが取れるのだと思います。うちの女子数人がその動きを真似てやろうとしましたが撃沈。まーここは感覚の問題です。本人が意識してダブルアームでやっているとは思いません。動きやすかったのだと思います。しかし、こうやって「真似てみよう」と思うところを評価したいなと思います。よりよくしようと思って他の人の動きを見てやってみる。できなかったらやり直せば良いだけ。チャレンジという部分も大切だと思います。

私はハードル練習に付き添いました。それによりうちの選手は自分たちでやっていくことに。暑いのもあって少し時間がかかっていました。テキパキやれると良いのですがなかなか難しい。私が付いていたら急かすのですが。チューブ5歩をやってから前半マーク。スイッチングランのタタタを。本当は中間マークまでやりたかったのですが時間の関係で割愛。スピードがある程度出ていたのでこれ以上やらなくても良いかなと感じたので。

そこからバックストレートに移ってバトン。10バトンと25並走を。今できる最大スピードで動きたいなと思っていたので。女子の1-2走でのパスが全くできません。もう少し話をしたり調整をしなければいけません。これは力がある方がない方に合わせるというのがベースです。追いつかないので。全体的にコミュニケーションをしっかりとることと、相手に気を配るという部分ができるようにならなければいけないと思います。一人でやっているわけではない。そこが分かるようになってもらいたい。競技の指導なのか成長を促す指導なのかよく分からなくなりますが。

合流走をやってDM往復走。この辺りは選手に任せることに。DM往復走をやっている間にkrkが200mHをやっていたのでここは任せることに。

スパイクを脱いでDM投げをやりたかったのですがシューズをホームストレートに側に置いていたので仕方なくスパイクで。ソールが薄いので負荷がかかります。出来れば避けたかったですが仕方なく。台を使って反発をもらう形のDM投げをしました。もう一度出力を高めるイメージでしょうか。

間髪入れずDM加速走。短い距離をDMを使って走る。身体を起こさずにどうすれば前に進めるかを考えさせるメニューです。これも「やれば良い」というメニューではない。何故DMを持っているのか。待つことによって何が違うのか。身体の角度はどうなのか。接地場所はどうなのか。こういう部分が全て入ってきます。やるだけの選手にとってはなんてことのない練習になる。意味合いを考える能力を持ってもらいたい。何人かは...。

男子はここでもう一度krkの練習を引っ張ることに。しっかりと負荷をかけるために引っ張る。女子はこの間にカーブ直線を2本程度。

最後に120-90-60を。きちんとした形で120を走るのは久しぶりかもしれません。段差スタートにししました。暑さもあってかなりキツかったと思います。それでも最初から走る。この手の練習の前に話をするというのは最近ありませんでした。そこまで負荷をかけられる気がしなかったからです。しかし、数人は少しできるようになってきたので「走る意味」を伝える。

スピード練習をしてきた。それをどうやって生かすか。先日の合同練習で150を走っている姿を見ました。酷い。1本はそれなりに走りますが2本目からは遅い。3本目になったらまた力を出し始める。「何を狙って走っているのか」というのが不明瞭です。意味がなくなる。「走ること」にだけ意味があってそれ以外はない。技術的な部分や「やり切る」という感じでなく「単に走っている」という形です。こんな練習ならやらない方がマシかなと。

キツイのは当然。それでも最初からしっかりとスピードを上げていく。ダラダラ走るのではなくポイントを絞ってどうすればスピードが維持できるかを工夫する。それが競技の中の楽しさ。分かるかどうかです。

私が段差でスタートをさせました。実際の走りは見れていません。きちんと走れたかどうかを問うのではなく自分自身が一番分かるはずです。まー「自分なりにきちんと走った」という感覚の者がいるとは思います。基準点が低くなる。仕方ないかなとは感じています。

練習が終わって私は慌てて帰ることに。この日も保護者会があるからです。また、krkを治療院に連れて行くことになっていました。食事を取る余裕もなく送り届けてギリギリ保護者会に間に合う。結構身を削っています。

それでも「この日にしかできない事がある」と思っています。片付けなども選手が率先してやっていかなければいけません。ここも我慢して繰り返し指導し続けなければいけないのかなと。考えて動くというよりは「誰かがやっているからやる」という感覚が大きい。周りを見るように言ってもそれがなかなかできない。私が付きっ切りでやらなければいけない状況は本来的には避けなければいけないのですが。

休めません。これも仕方ないのかなと感じてはいますが。耐え忍びながらやれることをしっかりとやりたいと思います。修行。
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400mHのための練習をする

2019-07-25 | 陸上競技

火曜日。この日はkrkと一緒に練習をすることになっていました。タータンでの練習が必要になるのでうちの選手も場所を移動しての練習としました。夏休みに入っているので練習開始時間が早くなります。暑いのもあるので8時開始としています。krkの電車の時間もあるのでこの日は少し遅くしましたが。それでも8時過ぎには始めます。そうなると練習計画を立てるのが大変になります。

 

選手は待っていたら提供されます。しかし、このメニューを提示するというのも簡単ではない。かなり早い時間に職場に行ってその日の天候と状況を見ながら試行錯誤して考えます。必要な練習要素を自分の中で考えながらやる。それを計画した後に荷物の不足分を車に積み込んで移動する。結構な負担です。

 

こういう意味では「与えすぎ」なのかもしれません。毎日毎日、飽きないように一工夫も二工夫もしながらやっています。どうすればやりたい動きを身につけられるか。様々な方法論を考えてやっていく。「ちょっと変わっているかもしれない」という自覚はありますが、私の中では「練習をする」「指導をする」というのはこれくらいやるのが当たり前という感じになっています。できるだけ良い者を提供したい。「無料で良い食材を調理して料理を作る」という感じに近いのかもしれません。職人か?!(笑)

 

で、競技場にて練習メニューを提示する。すると、なぜか前半部分のメニューがきちんとしたものになっていません。過去のメニューを参考にしながら組み合わせて作っています。が、印刷したものが全く違うものになっている。ショックでした。仕方ないので、一部分だけは手書きで書きなおしました。後半部分からは問題なかったのですが。うーん。

 

ハードル準備なども含めて練習開始は少し遅くなっていました。これも仕方ない。お客さんが来てくれているので最大限の接待をしなければいけないと思っています。練習に関しては途中まで一緒に。400mHのための練習に来ているのは間違いありませんが、それだけをやるのでは先がありません。基礎的な部分もきちんとやっておきたい。こうやって任せてもらえる部分があるのでこちらも最大限のことはやりたいと思います。

 

バランス系をやってDM∞。krkはこれまでも一緒にやっているのでこの辺りのメニューをやるのは分かっています。得意。そこから反発系の動きを。これは本当に「手本」という感じですね。もう天才的な動きです。実際にこの動きをうちの選手が見れるというのは大きいと思います。縄跳びを使ったもも上げも直線的な動きをします。基本コンセプトが同じなのでこういう動きをさせても直線的な足運びができます。台を使った練習もほぼこちらの求めている通りの動き。これをうちの男子が見てどう感じるか。参考になる部分がめちゃくちゃあるのですがそれを感じ取れるか。

 

スイッチング+スキップも実施。krkが唯一といっていいほど苦手な「片足スキップ」があります。やはりできません。ここができればもっともっと進む感覚ができるのですが。ここまでやってうちの選手とkrkは別メニューに。走る基礎的な部分だけをやってあとハードル。krkはショートダッシュとカーブ直線を実施。速い。もうどうなんだろう・・・(笑)。

 

うちの選手と離れて別にハードル練習を。先日の高体連記録会のときに1台目のアプローチが不十分でした中国大会前に一緒にやった時にかなり修正できていたのですがまた元に戻っていました。流れを作るという意味でここに時間を割く。走れているので21歩で詰まります。何度も何度も走りの感覚の調整をしました。1台目で詰まって2台までの13歩が大きくなりすぎる傾向がある。走りの中にハードルがあると考えれば十分対応できるのですが。

実際問題、ハードリング・逆足・インターバルの調整力は「日本一」だと思います。もう別格。きちんと走れれば勝てるのではないかと思っています。高いレベルの400mHですがkrkが力を出し切れば可能性はある。勝手にそう思っています。レース展開についてもかなり詰めました。どういうパターンで走るかを決める。風の条件もありますからその場で判断するしかない。一応2つのパターンで考えています。最後の本人の走っている中での感覚。

 

kd先生が練習でランダムハードルをされています。krkと話をしている中で「ハードルが来たら勝手に跳べる」という言葉がありました。これはランダムハードルの最大効果だと思います。女子ではこれでビビッて足を合わせてしまうのですがkrkは「来たら跳ぶ」感覚です。昨年はこれができませんでしたが1年間で全くの別人のように調整できるようになっています。「チョコチョコ」になる可能性はほぼ0だと思っています。この感覚の選手と話ができるというのは本当に面白い。感覚のすり合わせができるというのは勉強になります。

 

ある程度の流れができたので最後に負荷をかけることに。「たくさん量を走るよりは1本集中して走るほうが得意」と言います。まーその話に乗っかるようにしています。200mH+200m+200mHをやろうということに。1本ではないですが(笑)。スタブロから200mHを走る。これは実際のレースと同じ感覚で走ります。13歩。走り終わったら少し休憩して200mを全力。さらに3分程度休息をして「15歩で押し切る」ための練習を。

 

本人が自信を持っているところをしっかりと磨きたいと思いました。15歩になった時にしっかりと走っていく。もともと走りが大きいので13歩で行けますが、最後の15歩はある程度ピッチで走らなければいけません。それも疲れている中での15歩。試合を意識しての練習です。インターハイで戦うために。任せてもらっている部分があるのでレースパターンと本人への意識づけは私の役割だと思っていました。追い込むというだけではなく「レースを意識する」中で実際に近い走りをする。

 

一人で走ると「楽をしてしまう」部分があるのでうちの男子を一緒に走らせることに。全力で走っても200mHに勝てないかもしれません。それでも引っ張ることができるだけやらせようと。内容を説明して各場所に分かれて引っ張ることにしました。200mHは予定通りの展開で走れる。ここで休憩を少し挟みます。が、うちの選手は何を思ったかkrkが200mHを走ってきたのに合わせて後半の200mを走り始めました。「引っ張る」という意味をでやっているのに何もない中で勝手に走っています・・・。一事が万事。全く話を聞いていないし、何のために練習をしているのかを理解していない・・・。辛すぎる。もう一度、前半の200mを走ってきた選手に引っ張らせることにしました。

 

最後の200mHの15歩。1-2台目を失敗して14歩になってしましました。途中から戻して15歩で走る。がむしゃらになっている部分はありましたがしっかりと走れていました。20分ほど休憩して今度は「4台目まで+150m+200mH」にしました。疲れもあるでしょうから距離設定を変えて。4台目までが13歩なのでそこまできちんと流れを作る。少し休んで150m。これは速かった。うちの選手があっという間に抜かれてしまったので最後の一番きつい50mが一人になってしまいましたが・・・。

 

3分休んでの200mH。もう圧巻でした。15歩で走り続ける。うちの男子はハンデを与えていましたが負けました。スピード持続半端ない。本人も手ごたえを感じていました。いや強い。練習が終わってから本人が「準決勝と決勝の想定練習ですね」と言っていました。一応そのつもりでしたが本人が底をイメージして走っていたとは。ちょっと泣きそうでした(笑)。

本当に貴重な経験をさせてもらっています。私もうちの選手も。400mHに関しては色々な考え方があります。単純に走っておけば勝てるというものではない。戦略戦術がある。また、走り方のコツやポイントになる部分歩数の調整のやり方もあります。これまで培ってきた部分をkrkの指導にかかわらせてもらえることで洗練されてきた感じがあります。こういう機会を与えてもらえることに感謝しかありません。やはり400mHは面白い。

 

うちの練習については触れられていません。可能であればまた書きます。たぶん。

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