kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

曖昧な状況の中で

2020-02-29 | 陸上競技
とにかくよく分からない状態で時間が流れています。木曜日の夜に「3月2日から休校」と言われる。現場は何も分からない中で「休校」と言われても...。

金曜日職場に行っても何も分からないまま。文科省からのきちんとした通達金曜日になってからという話。それを受けて県がどうするかという展開。金曜日はテストを1時間終えて在校生は放課。が、その段階では何一つ生徒に伝えることができない。

防府市は市教育の判断で土日に学校に出して指示を出すという流れになったそうです。こちらの方が対応が圧倒的に早い。いきなり春休みまで登校できないというのとは違う。結局うちは生徒には何も伝えられませんでした。クラスの生徒は私にとっては特別な存在です。この子たちの成長に必要なことは常日頃から言い続けています。嫌われても良いと常に思っています。その都度その都度話をしていきたいのですが。

結局状況も分からない中で伝えられない。何を注意させたら良いのかも伝えられない。もどかしいなと思いながら。

3年生と在校生が会えるのはこの日のみ。卒部式を簡単にやることに。同じ部屋の中にずっといるのはよくないだろうというのもあります。本当に淡々とやるしかないという感じです。会を初めようとした時に10分後に臨時職員会議を開くという放送が入る。マジか...。選手達には「貴方達しか経験できない貴重な卒業になる」という話だけ伝えました。

短距離だけの集まりも本当に少しだけ。前日に在校生には話をしていました。今の3年生は1人だけ。Natが居てくれたからなんとか存続できていたという部分があります。本当に色々なことを我慢させました。嫌な想いを何度も何度もさせました。申し訳ないという気持ちが大きい。

救われたのは陸上競技が「好き」でい続けていてくれたこと。苦しくても前向きに取り組み続けてくれました。考えられないことがたくさんある中でやり続けてくれた。リレーを走りたいと思ってやってきた2年間。上級生と走る機会は一度も得られませんでした。しんどかったと思います。怪我も続き思い通りにできない。

それでも前を向き続けてくれた。この意味は本当に大きい。唯一の3年生として取り組む。自分のことだけではなく下級生への対応も全て1人。中国大会に行かせてあげたかった。色々なことがかみ合わない感じがありました。

そのことをどれだけ下級生が理解しているか。競技に集中することができなかったというしんどさはあったと思います。

本当は3月1日の卒業式後に集まってじっくり話をするつもりでした。それが中途半端な形になる。地元に残るのでまた来て欲しいという話をしています。学校が再開された時にゆっくり話をしようと。この辺りのことはまた書けたら書きます。

臨時の会議を経て正式に3月2日から19日は臨時休業となりました。その後、首相が「各学校の状況に応じて対応しても良い」と言い出しましたが時すでに遅し。先を見ずに場当たり的に発言するのは避けて欲しかった。我々がワーワーいうのとは重みが違います。「要請した」という半分以上「丸投げ」「責任放棄」とも考えられる事を言う。山口県は強烈な保守ですし、「地元」という部分があるのでそれを拒否することは絶対ないと思っています。先を見越して発言してくれていたらもう少し柔軟性がある対応ができているのではないかと感じています。

そして世間的には「部活動をやることは絶対悪」という風潮になっている。親の仇くらいの勢いです。野球の選抜大会に関しては「工夫の余地がある」というような表現をしています。いや、おかしくないか?学校を休校にしておいて「高校野球は特別」というのは矛盾していないか。部活動をやることができないのに19日開幕するのは不可能ではないか。そこはどう受け止めるのか。


必要に応じて身体を動かすことさえ「悪」になるのはどうなのか。私は今回は「部活動」として集まって練習をすることは絶対にしません。万が一それをしてしまうと選手達の活動がこれまで以上に制限されてしまう危険性があるからです。この辺りのことはまた別に書きたいなという気はしていますが。

ショッピングセンターに行くことは批判されない。マスクをせずに電車に乗ることは叩かれない。が、予防を最大限にして何かをしようとするも「おかしい」と言われる。これって本当に「正しい」のでしょうか。もちろん国をあげて「感染拡大を防ぐ」という考え方に反対する気はありません。それが「後手に回っていている」という事実があったとしても「これ以上は」という姿勢は我々も持たないといけないですから。

本当に全てが曖昧な中で進んでいます。憤りはあります。
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寝耳に水...

2020-02-28 | 陸上競技
木曜日、職場にいくと「卒業式は在校生参加せず」と決まったとの報告がプリントにえ配布されていました。いきなりです。県内ではまだ一人も感染者が出ていません。保菌者はあると思います。

北海道や大阪が明確な方向性を示していました。2日前に国から「指針」が示されました。それに従っての判断なのかなと。詳細は触れませんが「拡散を防ぐ」というのが分かります。世の中の風潮がそのような流れなので止められないだろうなと。

卒業式縮小の話が出ていたので親しい人たちに確認。縮小は我々の学校がある地区だけだったようです。が、ある学校では午後から臨時の職員会議が開かれて「縮小」が決められたようです。かなり準備をしていたのに体育館の設営はやり直しになったと。他地区の情報が入ってきてからの対応だったのだと思います。これによりバタバタだったと思います。うちでも朝の段階でかなりバタバタでしたから...。その比ではないと思います。

夕方、kd先生と電話でかなりの時間話してひと段落したときにスマホに速報が。「全国小中高校に休校要請」。え?いきなり?その可能性が0ではないと思ってはいましたが。このタイミングで。2日前に指針を出したのは?それも勤務時間が終わって職員が居なくなった後に?まともに話し合いもなく?いきなり休校に持っていく?

感染拡大を防ぐという意味では必要な判断なのかもしれません。しかし、それを取り巻く環境に対して何も考えていないのでは?朝の段階で言えば少し時間をかけて対応もできたかもしれません。現場は何も知らずいきなり丸投げされてどう対応するのか。結局我々は従うしかない部分がるので何とも言えないのですが。

感染者が出てから休校というのでは遅いのかもしれません。とはいえあまりにも現場を無視している。東京都知事がこの判断を「もっと早くても良かった」とコメントする。その反面、東京マラソンは「縮小したか問題ない」と言う。いや、どれだけ矛盾しているのか分からないのか?

小学校では学童保育をすることで共働きの家庭をサポートするという。教室よりも密集した状態で閉じ込めたら結局同じではないのか。そこで対応をする教員達は守られなくて良いのか?色々な判断は必要になると思います。が、とにかく唐突すぎる。1週間でも猶予があれば対応することは可能になると思う。が、生徒が1日しか来ない段階で何の指示を出すのか。

どこまで振り回されればいいのか?高校入試はどうするのか?内申だけで決まるとちうのであればかなり結果は変わってくる。うちの息子は昨年受験。内申点が低かったのもあり必死に勉強していた。その結果第一志望に合格。内申点だけでは間違いなくダメだったと思う。そうなると人生そのものが変わってしまう。チャンスは与えてあげて欲しい。ここはどうなるか分からないが。

全く見えない。粛々とやるしかないのだろう。
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批判について

2020-02-27 | 陸上競技



この記事があった数分後。




ありがたいことにコメントがありました。批判的なコメントを書かれるのであれば、匿名ではなくきちんと実名で書いてもらいたい。これは以前から書いています。

どういう立場の人がどういう意見を書かれるのか。それぞれの考え方があるので否定はしません。

国民総コメンテーターの時代です。私のblog、考え方が気に入らないのであればそれはそれでいいと思います。まずは「嫌なら見ない」でください。私の考え方が120%間違っているのであればきちんと立場を示して批判してください。

私がblogを書くのを辞めれば満足されますか?指導をしなくなれば納得されますか?

私のblog自体は「嫌だけど見る」ものではありません。見なければ見ないで済む話だと思います。わざわざ検索してアクセスしなければネットニュースのように示されるものではない。

選手が練習をしたいと思うこと自体が「悪」ですか?やりたくないと思う者がやらない自由があるなら「やりたい」と思う者がやる自由はないでしょうか?少しでも速くなりたいと思う選手が「身体を動かしたい」と望むのは「絶対悪」でしょうか。

匿名のコメントは極力公開しません。技術的な話になれば違うかもしれませんが。が、あまりにも続くようであればコメント機能自体を閉鎖します。交流の場になればという気持ちはありましたが。

更に「読者選択」できるようにします。こうなるとアメブロの「アメンバー」のようになるのかもしれませんが。大半の人がアクセスできない状態を作ってもいいと思っています。

sri先生が「連絡を取りたいからfacebookでメッセージを送った」という話をされていました。sri先生とは中四国合宿で初めて話をして興味を持ってもらってこのblogを発見されて、Facebookを通じて連絡がありました。そこからはかなり親しくさせてもらっています。この記事のことも相談しましたし。

そうであればblogを「限定記事」にしても見てもらえる。意見のやり取りがしたければFacebookで名乗ってもらって伝えてもらえるし、直接やりとりをすることもできる。そうなれば300〜450くらいのアクセスに関しては10人前後に限定されると思います。知らない人とは関わらないスタンスを取る方がお互いに気持ちが楽なので。

どうなのか。これから日本自体がどうなるか。そこに尽きます。


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要点を押さえて・・・

2020-02-27 | 陸上競技

火曜日。この日から学年末考査が始まりました。他の学校と比べるとかなり微妙な日程です。うーん。なぜなのか。火曜日と水曜日が3時間考査。これは結構きついと思います。特に最後の考査ですからやることも多い。そして木曜日と金曜日が1時間ずつ。来週が火曜日に2時間やって水曜日がテスト返却。水曜日まで考査をやれば毎日2時間ずつくらいで処理できます。言っても仕方ないのですが・・・。

隙を見て練習計画を作り替えました。テスト期間中の内容を若干変更。前回行った時に「体が温まらない」という話があったのでその部分に対応。ABCそれぞれのメニューを若干変えることに。ミニハードルを使った練習をやると微妙なところもあるので試行錯誤しながらやりたい動きを身に着けていく感じを作りたい。

 

この日はBメニューでした。私は決めていません。Aメニューは加速段階、Bメニューは中間という感じなので。そこも踏まえてBメニューになったのかもしれません。アップが足りなくなるということだったので「シャフトトレーニング」を入れました。上半身と下半身の連動を図るためです。動きのタイミングを高めるという感覚を重視しています。単純にやればいいという感じではない。

 

そのまま台ドロップをやってからスイッチング&スキップ。2本ずつ実施してから「スイッチングラン」へ。数年前やっていた部分からさらに「距離を詰める」という形にしました。これまではスピードをある程度上げてから実施していたのですがそれでは「遅れてしまう」のと「タタ」が遅くなるというのがありました。感覚的な話なのですが。それが嫌だったので距離を詰めて「スイッチングを強調」するようにしました。それほど難しい動きではありませんが。


何度か指摘しましたができないので途中でやめてしまう者も...。更に全体に対して「要点」をもう一度確認をすると下を向いて聞いていない。もう良いかなと。結果に繋がるための練習をしたいと思っていますが、「話を聞かない」「やろうとしない」ことに対して私に出来ることはないなと。


これまでは「何とかしなければ」という気持ちがありました。すでにかなり疲れているのもあり「もう良いかな」という気持ちに。結局、その場だけで終わったしまって本質的な変化にならない。


最後に50mT-60mを。これも遠目に見る程度に。走り自体は良くなってきているかなと感じてはいます。とはいえ、それだけではない。


ちょっと考えたいなと思います。

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やれることをやる

2020-02-26 | 陸上競技
まーまー疲れています。blogを更新する気はあったのですがなんかそんな気持ちにもならず。イライラも蓄積。

月曜日は勉強会。その流れで朝少し練習をすることに。ちょっとしんどいなという部分がありました。身体を休めたいという気持ちが強くありました。確認をすると「やる」ということだったのでそれに合わせて動くことに。前日は山口市に泊まっていたのでそのまま職場へ。

練習計画を立てなければいけませんでしたがあまり余力なく。やりたいことをやっていく形にしたいなと考えていました。軸系とバランス系をいつもより多めに。せっかく学校に足を運んでいるので気持ち長めに。もちろん勉強をしなければいけないので最低限のことをやるように。

ハードル股関節をやってからDMなげ。身体を温めたり中心部からしっかりと動かすイメージで。アップの方法については様々なことを考えていきたいなと思っています。練習時間が短いときにはどうしても計画を変えなければいけなくなります。やりたい動きをする前に準備が必要。しかし、その準備の時間が限られる。どう対応するかです。

足運びも含めてやらなければいけないことが複数あります。それをどうやって練習に落とし込むか。体幹固定をやって台ドロップ、チューブ膝締め。もも上げなどは進みたくなります。そこを我慢させる。それでも進もうとします。かなり言いますが...。こうなるとこちらのモチベーションも。

壁抜きをやってハードルドリル。この日の練習の流れさ土曜日と同じようにしました。前回は室内だったので最大スピードが出せない。そうであればある程度外で復讐をしておきたい。同じことの繰り返しになると面白くないかもしれませんが。

スイッチングランのタタタをやるところで「ミニハードルでやりたくない」という申し出が。感覚的なものもあると思うので。全てを選手のやりたいようにやるつもりはありません。この部分は難しい気はしますが。私の気持ち的に疲労感もあるので「どうぞ」という感じがありました。

ミニハードルを使ったスプリントをやろうと思っていましたがスティックに変更。この辺りも難しい部分なのですが。スティックにすると前に出る前に足が落ちる事があります。引き出す高さが不足するからです。すぐに落ちて重心移動が作れなくなる。

最後に50mT-60mを。これで終わりです。少しタイミングが遅れる感じがしたので個別に話をしてもう一本走ることに。最近はこの手のプラスアルファはほとんどやりません。感覚的なものですが。その日だけで何とかしようというのをやめたというのもあります。この辺りは見極めながらなのかなと。

その様子を見て「自分ももう一本走っておきたい」という者が。それでいいのかなという気はします。自分が必要かもしれないという気がしてやるならそれで十分なのかなと。矛盾するかもしれませんが本人の感覚をどうするかも重要な要素です。

そこをら14時過ぎまで勉強会。なかなかの疲労度です。はぁ。
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ここ最近の出来事〜食べblog3〜

2020-02-24 | 陸上競技

もう少しだけ食べたものを。別にアップする必要性はないのですが。何となく記録しておこうかなと。

 

前の記事に書いていた「寿司屋だけど鍋を食べた」というお店に再び訪問。そこで今度こそお寿司を食べることに。久しぶりにゆっくりおいしいお寿司を食べたという気がします。普段は食べませんから。普段の食生活とのギャップ・・・。恐ろしいくらい差があります。

 
 
 
うにとえび。さらに貝柱。わさびが効いていて本当においしかった。

 
最後に鉄火巻。美味しい。

 
また、別の日に・・・。お祝いの席に呼んでいただき、一緒に食事をさせていただきました。ゆっくりと話をしながらの会食。貴重な時間でした。

 
 
お刺身。サバがありました。これもおいしい。どれだけ食べるのかという話ですが。

 
タラの白子。これも貴重。美味しい。
 
 
 
最後にお寿司。フグも1貫ありました。



この1か月、休んではいませんがひたすら食べているという事実はあります。なかなかです。そして色々なものが失われていきます。美味しい料理を食べるとそれに見合うだけの・・・・という感じです。どうやって生きていくのかよくわかりません。
 
自ら望んでという部分ではないのですが、こういう機会を逃したくないなという気はしています。将来に対しての「投資」なのかなと。その分美味しいものを食べまくっているではないかという話もありますが。
 
食べblogは本当にこれでいいのか?という自分への戒めを込めて・・・。競技のことを求めてblogに訪問された方には本当に申し訳ないのですが。元々、個人的な話を書き続けています。これが良いことなのか悪いことなのかはよく分かりません。「質より量」を求めて生きてきたのですが気が付けば「質」がかなり高くなっています。練習と同じかもしれません。
 
食事をするとそれに伴って「競技」の話が出てきます。本当に貴重な時間です。健康には気を使おうと思っていますが・・・。
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ここ最近の出来事〜食べblog2〜

2020-02-24 | 陸上競技
ここ最近食べたものを記録として残しておきます。というか、めちゃくちゃ食べているという話なのですが。健康状態が心配。
 
 
とりあえず、定番の「ラーメン」を。これは味噌ベースのラーメンでした。ssk先生と一緒に。ホルモンまで入れるという徹底した不健康ぶり。大丈夫かどうかわかりませんが。
 
 
その日に食べた料理も。お寿司屋さんでした。ひたすら食べる。そして話す。
 
刺身。

 
フグの刺身。

 
お寿司屋さんなのにものすごい鍋。

 
私は見守るだけでしたがかなりおいしい鍋ができました。お腹いっぱいになる。そして美味。お寿司屋さんなのにお寿司は一貫も食べずに終了。いやいや、これ以上は食べられないだろうという感じでした。

 
翌日の昼ごはん。うどんを食べに行きました。「げそ天うどん」を頼む。他の人は「鶏天うどん」をたのんだのですが、私の「げそ天うどん」だけは「げそ天、しばらく待ってください」と言われてうどんだけが出てくる・・・。

 
本来であればうどんの横に乗って一緒に来るのですが。しばらく待機してげそ天がきてから食べることに。かなりおいしかったのですが「相変わらずだ」ということで周囲は盛り上がる。仕方ないですね。奇跡的な流れです。

 
そしてさらに「フグ刺し」を食べる。どうなっているんだという話ですが・・・。1年に1度くらいしかフグを食べることはありません。貴重な時間です。本当においしかった。

 
そのあとフグ鍋をしたのですがその写真は撮り忘れる。残念。雑炊までいただきました。とにかく美味しい。



競技と食事以外は何をしているのかわからない生活です。本当に・・・。
 
とりあえず記録しておきます。食べてます。
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室内練習と勉強会

2020-02-24 | 陸上競技

土曜日。本来であればテスト期間なので休みにするところですが「勉強会をしたい」という要望があったのでそれに応じて登校させることにしました。こちらから強制してはいません。「嫌と言えない状況を作っているのではないか」と言われるかもしれませんが、私自身休憩したいという気持ちが強くあります。今月は休日0活動期間中です。それでも「勉強したい」と望めばその方向で動くしかないかなと。

 

せっかく登校するので軽く練習をしてから勉強会をすることにしまいした。天気が悪いので練習自体は室内でやることにしました。多くのことはできないので要点を絞っててきぱきと。軸系をやってバランス系。少し時間が取れるので少し多めに。テスト期間中はほとんどできていない部分です。「速い動きがしたい」という要望が事前にあったので「アジリティ」を。見ていると「足先だけの速さ」をやっている選手もいます。重心が後ろにかかっている選手も。目的を果たすことができないのではないかという感じはします。考えてやりたいですね。

 

前日に引き続きサーキットを。短時間で。「膝が開く」というのが気になっていたので「縦の動き」をしっかりやるために「チューブもも上げ」を数セット。見ていると「前に進んでしまう」感じがありました。走るのは前に進む動きです。しかし、「膝締め」を意識するためには段階として最初に進まない中でやるほうがいいと思っています。進むと開く。感覚的なものですが「重心移動」が「小→大」へと移っていく必要がある。最初から進むと上手く処理できなくなる可能性があるからです。ここも見極めながらだと思っています。

 

スイッチングドリルをやってからミニハードルを使っての「スイッチング」を。前で動かす感覚を作りたいなと。距離がそこまで取れないのでこういう動きを徹底する方が室内はいいのかなと思っています。重心移動を大きくする動きは壁にぶつかったりするので・・・。スイッチングをやってから「スイッチングラン」の「タタタ」を。スティックを使って実施。「タタタ」は以前からスティックでやっていました。。今、ミニハードルを使うかスティックのままがいいかを探っています。本人たちの感覚と客観的な動きの確認の中で見ていきたいと思っています。

 

スプリントミニハードルをやってから走練習はほぼ終わり。あとは上半身補強とDM腹筋を。上半身補強は前回雨が降った時に行ったものをそのまま。前回はセット数が多かったので今回は1セットのみ。全て「上半身と下半身」のタイミングを合わせるモノにしています。負荷をかけるということも重要だと思うのですが「バランス」や「タイミング」をどのように身に着けるか。走るだけでは上手くいきません。全ての動きでここの部分ができるといいなと考えています。

 

DM腹筋は「自分たちがやりたいメニュー」を先日書かせました。それにしたがってやることに。が、いまいち確認ができていない感じでした。どの種目がどうなのかというのを徹底できていない。こちらもやりたい動きに関して動画を示しながらやらせましたが。「やるだけ」のメニューになってほしくないと思っています。「意味のある練習」にしたい。ここはこちらももっと工夫をしていかなければいけないのかなという気はしています。

 

最後にもう一度、「スイッチングラン」の「タタタ」を実施。2本だけですが。狭い環境の中で何をするか。この時点では雨は止んでいましたがもう外に出て走る気にはなりませんでした。少しだけは知って終わるということにしていたので「タタタ」で十分。まずまずかなという感じは受けました。

 

その後、図書室にてひたすら勉強。質問を頻繁にしてくる選手もいます。勉強も競技も同じかなという気がしています。自分がよりよくなるために積極的に動く。それは「取り組みの姿勢」です。単純にやるだけにならないということは重要。結局18時近くまでやりました・・・。

 

積み重ねながらやっていきたいと思っています。少しずつ少しずつ。

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変化を評価

2020-02-24 | 陸上競技

金曜日。かなりしんどいなと思いながら・・・。

 

夕方1時間の練習。この時、ちょっとしたことがありました。大きな話ではないのですが。

 

先日から練習の雰囲気が変化しています。まだまだという部分はありますが「前向き」「明るい」という中で練習が継続できています。マイナスな言葉がかなり減りました。ほとんど出てこなくなったかなという感じがあります。「顧問も見習え」と言われそうなくらいですが・・・。

 

私が前面に出て何かをしなくても自分たちで練習を進めていく。準備も手早くできるようになってきているなと感じています。本当に成長してきている、変化してきているという感じを受けていました。そんな中、近隣の方が挨拶に来られました。何があったのかよくわからないまま「話を聞く」ことに。

 

木曜日、私が戻ってくるまでの間の出来事。近隣の方がちょっとしたアクシデントに見舞われたそうです。その時にうちの選手たちが駆け寄っていって「大丈夫ですか?」と口々に心配をていたということです。「大丈夫」と言っても「本当にですか?」といってアイシングした方がいいのではないかと積極的に動いたと。そのことに関して「感謝している」というのを私に伝えにいらっしゃったようです。

 

近隣の方なので学校自体に興味関心を持ってくださっています。最近声が出るようになっているので「静かにしてくれ」という注文かと思ってドキドキしました。「うるさくてすみません」と伝えると「元気があって嬉しい」と言っていただきました。時々グランドの様子を見ているが「一生懸命に取り組む姿勢が非常にいい」と褒めていただきました。これは本当に大きなことだと思います。見ていて元気になると。

 

淡々と練習をするというのもあると思います。チームカラーというか「それぞれに合った雰囲気」がある。私は淡々とやるというのは好きではない。個人的ない部分かもしれませんが。地味な練習なので音楽をかけながらやることもあります。苦しいときに前向きになれるように「声を出す」というのは必要だと考えています。

 

そうやって取り組んでいる中で近隣の方からの評価を受ける。自分たちの練習中に起きた他者へのアクシデントに対して最大の配慮をしながら動くことができる。誰がどうしたというのは聞きませんでしたが。感謝していただいているというのはこの子たちの活動や行動を評価していただいたものだと思います。私がいるからやるというのではなく不在でもそうやって「当たり前のことを当たり前にやる」という部分がある。ここは重要だと思いますね。

 

「よければパンとかの差し入れをしたいのだが・・・」と言われましたがこれは丁重にお断りを。そう思ってもらえるだけで十分だと思います。自分たちの活動をそうやって応援してもらえるというのが大きい。ミニハードルを差し入れるといわれたらもらうかもしれませんが。←冗談です。

 

見守ってもらえることは大きいなと感じます。私が評価を受けるのではなく選手たちの活動や行動が周囲から評価を受けるということが重要。もちろん、まだまだ不十分なことは多くあります。今のままで満足するという話ではありません。これからもっともっと前向きに取り組んでいけたらと思っています。

 

変化してきている。それを評価してもらったことは価値のあることです。しっかりと進んでいきたいと思います。見守ってください。

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計画不足

2020-02-23 | 陸上競技
かなり真面目に復伝の記事を書きました。何かしらの想いが誰かに伝われば良いなという気はしています。気持ち的にはそこまで前向きではない中での復伝でした。それでも最低限のことはやりたいなと。

終わってから少しだけ親しい人たちと話を。短い時間の中でしてが要点を抑えて話せたかなという気はしています。

そこから学校に戻る。練習には間に合わないとどうという話はしていました。ギリギリ少しだけでも見れるかなという感覚だったので戻ることに。グランドにたどり着いたときには最後の走練習をするところでした。60mのスプリント。

何人かが「さすがにこれでは走れないですよ」と言っていました。アップとしての時間が足りないという話でした。メニューを見直してみると「バランス系」を2種目やってすぐにシャフト補強20m。すぐにスイッチング&スキップという形でした。

次はハードル股関節を入れて中心から身体を動かす練習をしてからやればどうなのか?という提案をしました。動きの問題ではなく「筋肉が温まらないので動かない」という意味だということでした。この日は比較的暖かったのでそれなりに動くことができるが寒ければ全く動かなかったという話を。

一応合間に壁抜きをしたりスイッチングを入れたりしていたようですがそれでも対応が難しかったという話でした。要素を絞って必要なことだけをやらせておこうと思ったのですが「前段階」での動きが足りないということ。ここは状況に応じて対応するというのではなくなっているのかなと。

計画不足です。こちらが考えている部分と選手が感じている部分のすり合わせが上手くいっていなかったなと。単純に動きというだけではなく「身体の芯から動ける状況」を使っておかなければいけなかった。

1時間でやる。ここはしっかりと計画をしなければいけない。練習として1時間だけでも身体を動かせるというのは大きい。テスト期間中は練習ができないという所もあります。しかし、「単純にやれば良い」といつ1時間にしてしまうと意味がなくなります。きちんとした効果を出すための1時間にしなければいけない。

復伝をする。これは外部向けです。少しでも誰かのプラスになればという気持ちがありました。しかし、もっと大切なのは自分の所の選手がどう力を付けていくかだと考えています。器が小さいと言われるかもしれませんが。競技も進路も含めてうちの選手が一番大切です。うちを選んで競技をしてくれているということに対して最大限のことを提供しなければいけない。

そういう側面から考えると今回のメニューは明らかに「配慮不足」です。とくに私が不在でもできるようなメニューにしておこうと考えていたので尚更です。

もう一度見直したいと思います。本当にやるべきことを見極めながらやっていけたらと思います。まだまだ偉そうにblogであれこれいうレベルではないのかもしれません。考えます。
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