kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

捉え方

2017-11-30 | 陸上競技
色々とやりたいのですがなかなか。blogを書こうと思っていても時間を確保できない。書きたい内容があった気がするのですがその直後に書いておかないと忘れてしまう(笑)自分のために書いている内容です。

最近はちょっと競技や動きのことについて触れています。そのタイミングでスマホの中にある写真を見ることがありました。数年前にblogに色々と書き込まれたコトがありました。「自分がすごい指導者と勘違いしている」「周りからの評判が悪いのだから自覚しろ」などなど。もっと辛辣な言葉を並べられていました。多分今でもそう思っている人もいるのでしょう。万人から受け入れられることはない。不特定多数が閲覧できるblogです。面白くないという人も複数いてもおかしくない。

blogなんてわざわざ見なければ良いと思っています。こういうことを書くとテレビ局みたいに炎上するのかもしれませんが。別に見ることを強要されるものでもない。あまり閲覧者が増えるのはそはういう危険性を含んでいます。興味がある人が少し見ればいい。別に芸能人のblogのよくにアフィリエイト広告を載せているわけでもありません。blogにあれこれ書いていることで繋がりも生まれます。そこは大切にしたいなと考えています。

話がズレています(笑)本当は別の事を書きたかったのですが。

先日からあれこれ見直しをしています。その中で感じた事を少し書いておきたいと思います。「練習のパターン化」と「フレキシブルな練習」について。

前任校では練習に関してほぼパターン化していました。冬季練習に関しては特にです。曜日によってやることを決めていてそのメニューを消化していく。もちろん見ていて気づいたことは話します。それでもパターン化した練習が多かったと思います。どちらかというと動きなどを徹底してやるという部分が多かったかなと。もちろん、完全に固定化しているわけではありませんでしたが。その日その日によって「狙い」を明確にしてそこをどう克服するのかという内容が多かったですね。

転勤してから全くといっていいほどスタイルが変わりました。まずは「練習をすること」から。「なんでこんなにやるのか」という感じが強かったので。トレーニングに関しては「30分やってその日は終わり」という感じが強くありました。試合前の土曜日は山での練習が当たり前。「伝統」を崩すというのでかなり大変でした。そのため「練習をする」ことを最優先。「飽きずにやる」とか「楽しく体を動かす」という部分がメインになりました。変革するという部分は大きなエネルギーを要します。そのため「楽しく練習する」という中に「負荷をかける」という部分を入れ込みました。良いか悪いかは別として。

「毎日同じ練習」をするチームがあります。これは「意図」があってなのか、「それしか引き出しがないのか」で違ってくるとは思いますが。「意図」があっての「同じ練習」であればきっと効果があると思います。同じ練習をする中で「変化」を感じ取ることができる。そういう視点の中での練習というのも当然あると思います。それしか「やり方を知らない」という中での「同じ練習」とは根本的に違う気がします。見ていて「変化」があるかどうかに注目するには「同じ練習」の方が良い意味でも悪い意味でも「変化」を把握できる。崩れた場合も改善された場合も「指導者がきちんと見ている」という前提の中では分かりやすいと思います。

今は「フレキシブルな練習」がメインになっています。何人かはかなり「強くなりたい」という気持ちがあるので「同じ練習」であっても問題なくやっていけるという気はしています。「強くなるための手段」として練習があるわけですからそれが「パターン化」しているかどうかは関係ない。が、以前のように「同じ練習」ばかりやっていたら私自身が面白くないなという気がしています。更に「刺激が固定化される」気がしています。色々なことをやりながらバランスよく強化していくことが必要なのかなという気がしています。

どちらが「絶対的に正しい」というものではないと思っています。「意図」があればそれでいいのではないか。以前言っていたことと180度反対のことをいうことだってあると思います。単純にそう思ったというのではない。以前やっていたことにも確実に意味がある。しかし、「もっとこうしたほうが良いんじゃないか」という結論を導き出すことだってある。風見鶏のように日替わりで方向性が変わるのは違うと思いますが。

今は「固定化」「パターン化」しないようにしています。テスト期間中は時間が限られているので仕方ない部分がありますがそうでないときには「日替わり」でやりたい。もちろん、その中には「明確な狙い」を持ちづつけたい。一回の練習で、その日だけの練習で「動きを変える」ことを狙いにするのではなくある程度長いスパンで見ていって「あれ?動き変わったよね?」っていうのが今の理想。動きの自動化という部分につながるかなと。

あー。またよくわからない内容になっています。自己解決。
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暖かい中で

2017-11-29 | 陸上競技
火曜日。この日も暖かかった。寒暖の差が激しいですね。何もしなくてもじんわり汗をかくくらいの暑さでした。これくらいの気温で練習できればいいですね。

考査3日目。2時間考査と3時間考査の所があったのでそれぞれ終わってから練習としました。1時間待つというのは時間のロスかなと。チームとして云々という部分はもちろんあります。が、3時間考査があった選手はかなりキツいと思います。同じ練習はできないだろうなというのもありました。終わった所から練習。私は最初打ち合わせがあったので遅れて参加。すでにシャフト補強が終わっていました。本当はここを細かく見たかったのですが。補強を大切にしたいなと思っています。これまで以上に「トレーニング」に走りの意識を持たせたいなと考えています。だからこそ見続けていきたい。

スキップ走を実施。シャフト補強の日は毎回入れています。ドリルなどを細かくやる時間はありません。多分「やったほうがいい」とは思います。が、ドリルをやっていたら走る時間がありません。丁寧に積み上げて行く形でやることも大切だと感じてきました。時と場合なのかなと。ドリルが上手くなってもそれがスプリントに繋がらないというパターンは何度も見てきました。ポイントを押さえながら「やりたい動き」は全ての練習の中で取り入れる。考え方の問題ですが。

スキップ走をやる。最初メニューを決めた時には両足スキップを入れていたのですが見ていて「もういいかな」と感じたので取りやめることに。感覚です。決めたからやらないといけないというのではなく「状況に応じて」でいいと思っています。その時その時に必要だと感じたことをやりたい。片脚スキップの方が推進力を生んでいる気がします。見ていて感じただけなのですが。

更には「やろうとしていること」がこのスキップにも出てきます。前方向に引き出したい。以前から回転が後ろになり気味の選手がいます。スキップをしても。引きつけの部分が上手く出来ていない。「膝を締めながら前」という動きがしたいのですが締めるタイミングが違う。本人の感覚と動きの擦り合わせはしないといけないと思います。「脚が流れる」というのと「脚が後ろで回る」というのはなんとなく同じ気がします。が、実際は全く違うと思います。これを書くとまた無駄に長くなるのでいつの日か。見ていて「こういう動きがしたい」というのとは違う部分をどう修正していくか。時間をかけていこうと思います。

この辺りで勉強優先にテスト週間を過ごしている選手が離脱。無理はさせられません。やはり継続は大切。たった2週間かもしれませんがこの差は大きくなります。高校での競技は3年間。実際は2年あるかないか。そうであれば時間をどう使うかはきちんと考えないといけないと思います。競技をやりたいと思えば勉強もする。そこの部分が足を引っ張ってしまったらやりたいこともできなくなります。怪我も同様。とにかく継続できる状態を作りたいですね。

前に進む動きをしてから少し走りました。バトン練習を少しだけ実施しました。10バトンを4本、25並走を4本。量的には大したことないのですが。Sがかなり良くなってきています。進むようになりました。休み期間中も自分で身体を動かしていると話をしていましたがそういう部分の変化が少しずつ実ってきているのだと思います。動き的には「前さばき」が不十分ですが変化はありますね。「前さばき」と書くと「振り出し」みたいに感じられますね(笑)。まーこれもまた別の機会に。

思ったよりも早く終わったのでもう少し練習しておこうと。「何がしたい?」と聞くと「ホッピングがやりたい!」との事。前の記事にも書きましたがこういう「意欲」の部分がかなり出るようになりました。通常であればホッピングを連続ではさせませんがまだ「動きの基礎」を身につける段階なので大丈夫。その前にハードルを使った股関節回しと内転筋をやりました。練習についてまとめる中で最近きちんとできてないという感覚があったので導入。今後はとにかくバランスよくやりたいと思いますね。

ホッピングの基礎。楽しそうにやっていました。「新しい動きを修得する」というのはやはり楽しいのだと思います。やっているうちに「今のはできた」「今のはダメだ」というような声が聞こえてきました。こういう部分だと思いますね。単純にやるのではなく「狙いを持った練習」にならなければいけない。自分ができているかできていないかを感じ取りながらできるか。できているかどうかを1つ1つ考えながら感じ取りながらやることで様々なことが変わってくると思います。

少しずつ。少しずつ。こういう部分が全員に波及すると良いなと思います。

私はその後ひたすら採点。終わらない(笑)
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晴天&笑顔

2017-11-28 | 陸上競技
月曜日。この日は朝からかなり暖かかったですね。天気も良く日差しも強い。11月末とは思えない天気でした。いつもこれくらい暖かあったらいいのでしょうが。これは個人的にという話ですが(笑)。寒いのは苦手なので。

考査は2時間。終了後、すぐに練習としました。この日はウエイトサーキット。この練習を始めてから4週間くらい経過したでしょうか。男子が45㎏、女子が25㎏でできるようになってきました。本格的にウエイトをされている学校からすれば「それだけしか挙がらないのか」と笑われてしまうかもしれませんがうちのとっては大きな成長です。重さを求めているわけではないのですがやはり「最低限のレベル」までは到達したいなと思いますね。

少しずつ重くしていく。つまり少しずつ「筋力向上」が果たせているということになります。「数値」として分かってくるというのもこの子たちにとっては大きなことだと思っています。継続する中で力が付いていることを自覚できるかですね。前回は雨の中だったのですべての種目ができていません。この日は汗をかきながらしっかりとやりました。翌日が考査なので長時間はできません。最低限の練習を。

40分程度で終わったのでそのままスパイクを履いてスプリントへ。ウインドスプリントからショートスプリントへ。本当はもう少し時間をかけて走りたいのですがそんな時間はありません(笑)。前日に各自で身体を動かしてくれているはず。その中でどうするか。進まないという話をしている選手もいましたが客観的に見て十分だと思いました。この状況の中で「完璧に走れる」選手はいません。これくらい進めば問題はないなと感じています。

最後に時間を使って簡単に「動きの補助動作」を。今年の冬は「ホッピング」を練習の中に取り入れたいと思っています。負荷的にはかなり高いですが。毎日毎日やるわけではありません。定期的にやっていきたい。ジャンプ系の練習の中でやはりスプリント動作につながっていく部分だと思います。これまで「バネがあって得意」だと思っていた選手もよくよく見てみると「ケンケン」でしかありません。なるほど。この部分をきちんと改善していかなければいけないと思います。

前の記事にも書きましたがこれをやりたいと思ってssk先生に相談したら翌日に「動画」が送られてきました。「自分だったらこの段階でやる」という内容。普段やらない部分ですから早速参考にさせてもらいました。ホッピングをどのように身につけるかという議論を少しだけしていました。私としては「膝から下の振り出し」は絶対にしたくない。できれば足運びは直線的には運びたい。が、ホッピングの動きは円運動になる。実際走るときの足の動きは股関節を中心とした円運動になるのですが。下手をすると足が身体の後ろで回ってしまう。こういう部分に関しては慎重に取り組んでいきたいと考えています。

動画を見ながらssk先生と話をしていました。単純の三段跳びがやりたいわけではないですから。スプリントに活かすためのホッピングでなければいけない。それが大切だと思っています。ここができるようになるまでに数か月かかると思っています。それで良いと判断しての導入。時間をかけてやっていきます。

実際に動画を見せながらその場での足運びとその場ジャンプを。見ていると思うように身体が動かせません。が、表情がすごくいい。この動きををやることでスプリントの課題となっている部分が克服できるという話をしています。速くなるため、動きを改善する為に意欲的に取り組んでいる感じがありました。うちのNMはつま先が下がります。足首の固定ができない。ホッピングをするのにこの部分は明らかにマイナスです。きちんとできなければ故障にもつながります。そうであれば「ホッピングがきちんとできる」という目標を目指す中で走りの中の課題も克服でいます。「卵が先か鶏が先か」の話かもしれませんが。

その場だけの練習でしたが笑顔でやっていました。練習というのは本来こんな感じでなければいけないなと強く思いました。私が「速くしてやる」なんておこがましい話です。本人たちが意欲的に取り組む中で初めて強くなるのだと思います。この表情は印象的でしたね。こういう姿を見たくて指導をしていると改めて思いました。嫌なことをやらされているのではなく「自分のためにやる」のです。こういう練習をずっと続けていける指導がしたい。心からそう思いました。

良い時間を過ごせたと思います。感謝ですね。私はその後ひたすら採点をして過ごす(笑)。時間を下さい(笑)。
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バリエーションを増やす

2017-11-27 | 陸上競技
先日から時間があるときに練習計画の見直しをしています。これまでやってきたことを文字に起こしてそれをどう配置するかを考えています。実は練習計画の組み立ては無限大なのだと思っています。それをどう配置するか。かなり面白いと思っています。同じパターンの練習にならないようにしたい。

例えばAというやりたいことがある。そこに対してのアプローチは一つではありません。3つも4つもあると思っています。練習パターンが固定化すると「方法が一つ」になってしまう。もちろん、それがすごくはまる選手もいると思いますがそうでない選手もいる。別のアプローチの中からやっていくことで「これは」と感じ取れる選手も出てくると思っています。だからこそ「色々な練習方法」を考えていく必要がるのかなと。

考えていくうえである「遊び」を練習に入れてみようと思いました。深い意味もなく。最近はダブルダッチをやる機会も減ってきています。「強くなるための練習」はある程度の水準で出来ていると思います。が、それだけになるというのは面白くない。様々な方向性からやっていきたいなと考えていました。これから春までは「やってみるか」というメニューも入れておきたいなと。そういう部分も含めてメニューの見直しをしているのですが。うちに赴任してきてから「遊びながら何かをやる」という部分が出てきました。競技に目を向けさせる前段階で「飽きずにやらせる」という部分に着目してです。全員が「競技で強くなる」という雰囲気ではなかったですから誤魔化しながらという部分もありました。

最近は逆に「ストイック」に練習を進めていくことができます。それはそれでものすごく楽しい。が、だんだんとその部分が強くなってきました。もっと色々なことをやったほうが良いんじゃないか。メニューも偏りが出てきていました。シャフト系が多くなって地味な練習が減ってきている。まとめていると「股関節サーキット」や「補強+動き」なんかもやっていたのに最近では全然やっていないなと。「同じことを繰り返す」事によって「動きの定着」は図れます。が、「慣れ」が一番になってしまい「こなすだけ」になってしまう。意識してなくてもできるようになるからです。だからこそ「色々なことをやる」ほうが良いのかなと。

この冬はジャンプ系もそれなりにやろうと思っています。今のテーマは「幕の内弁当」です。栄養価が偏らずバランスよく色々な部分を満たす。ジャンプ系に特化してやれば効果は出やすいのかもしれません。しかし、それには危険も伴う。そうであれば「全体の強化」という意味であれこれやるほうが良いかなと。もちろん、「意味のあるバランス」でなければいけません。まー何をもって「意味がある」とするのかによっても違ってくると思いますが。外せないメニューだけはしっかりとやっていき、あとは色々とやっていこうと思っています。

で、sri先生とやり取りをしている中で「〇〇やろうと思うんですよ」と伝えると「〇〇、楽しいですよ」との返答(笑)。やってるんだ(笑)。ここ1年間くらいかなり親しくさせてもらっていますがそんな話聞いたことがなかった(笑)。まー同じようなことを考えながらやっているんだなと安心しました。練習として意味があるかどうかではない。技術練習とかそんな話ではなく「やっていて楽しいこと」も続けていきたいなと思います。意味がある、効果があるというのはデータとして証明できません。だったら「楽しいこと」もやりたい。それくらい許されると思いますね(笑)。

メニューについてまとめているとかなり色々なことが出てきます。やろうと思えば数限りなく練習ができるのです。それをどう配置するか。走るメニューだけでなく「補強」の部分と「トレーニング」の部分もあります。さらにはそれを補助するような練習もあれば他の動きと連動させていくような練習もあります。そう考えると本当に楽しいのです。

パターンが決まってくるとうちの選手は慣れてしまって「流れ」でやってしまうことがあります。そうなると練習の効果が低くなるのではないか。「今日は何をやるんだ?」という気持ちを持ってもらいたいなと思います。ワクワクする中での練習。もちろん、毎回毎回そんな話にはなりませんが「日替わり弁当」にしていきながらあれもこれも欲張りたいと思います。1つの種目ばかりやるのではなく「バランスよく少しずつ」が狙いです。

早速「遊び道具」は注文しました。2年生が修学旅行から帰ってからの話にはなると思いますが。あれこれやりたいなと思っています。

勝手に楽しんでいます。
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ダメージが・・・

2017-11-27 | 陸上競技
日曜日。この日は朝から検定の試験監督。いつになったら休みが来るのか(笑)。仕方ないのですが。

7時過ぎから職場であれこれ準備して終わったのが13時過ぎ。この時点でかなりエネルギー切れを起こしていました。さらに今回は何故か激しい筋肉痛に襲われる。間違いなく前日のダメージです。実際問題かなりの運動量だったと思います。おみこしを抱えているだけであれば問題はないのでしょうがくるくる回ったり走ったりしていますから。完全に運動不足です。もう少し身体を動かすようにしなければいけないと感じました。

ヘロヘロになってから家に戻りあれこれしている間に寝てしまいました。どうなんでしょうか。せっかく半日休みなので少しくらい何かすればいいのでしょうか。そういう気持ちに全くなりませんでした。こうやって何もしない間に年齢だけを重ねていくという辛さ。どうなんでしょう。

結局目が覚めると夕方外は暗くなっていました。この状況では散歩もできず。何もしないまま終わってしまいました。良いのかこんな生活で・・・。

合間に色々と考えることはありました。やりたいことがあってそれを相談しているとssk先生がわざわざ動画を撮って送ってくれました。やりたいことを「段階的に教えたい」という部分に対してです。その場から少しずつ動きを変えていって目指す。いきなりできるはずがないのでやはり段階的にやるしかない。そして跳躍系の動きをしたいのであれば自分であれこれ考えるよりも専門家に聞く方が早い。そしてすぐにアクションを起こしてもらえる。本当にありがたい。人生的にはそれほど恵まれていないと思っていますが「周りの人」には恵まれているかなと感じています。親切です。

来年、再び大阪に行くことになりました。お願いして練習に参加させてもらうことにしました。mtm先生のご配慮により京都に練習に行きますか?という流れだったのですが入試の関係もありなかなか難しいということ。今回は完全にmtm先生のところにお世話になることになります。私としては大きなチャンスだと思っています。普段はLINEなどで質問したりやり取りするだけになってしまうのでこういう機会にあれこれ気になっていることを伺いたいと思います。上述のように「周りの人」に恵まれているなと改めて感じています。

1月は検定などもありほとんど日程が取れません。県外に行くというのはなかなか難しいのが現状です。ピンポイントで空いている日があったのでその日を先日からお願いしていました。もう勝手に宿泊先は確保しておきました(笑)。キャンセルができるので先に確保しておかなければ「大丈夫」と言われてから宿を探すのでは難しくなりますからね。こういうときだけ行動が早い。

自分自身がやりたいなと思っても色々と取り巻く環境があるのですべてはできません。やれることを最大限にやりたいなと感じています。多くの人に支えてもらいながらやる。ありがたいことです。それが「結果」として出ればもっといいのですが。勉強させてもらえる環境にはあります。まだまだです。自分自身の中で「答え」を導き出したいなと思っています。やることはある。そこに意味を見出しながらですね。

筋肉痛に襲われながらやっています。乗り切ります。
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勉強会とお祭り

2017-11-26 | 陸上競技
blogを更新しようと思ってスマホを開いてアプリを起動すると驚くべきことが。昨日のアクセス者数が400人になっていました。私の事を知っている人がこの世に100人くらいだと思うので残りの300人は誰なんだ?!ちょっと偏向報道じゃないかと書いたから関係者が批判の書き込みをするために見たのか?という不安もありましたがコメントはなく。うーん。細々と書きたいのですが。たまたま陸上に興味がある方が何人かいて見てくれたのもしれません。どうなんだろう?

土曜日。通常であれば練習ですがテスト期間中ということもあり各自に任せました。ここに関しては本人達の自覚頼り。心配なら練習やれよという話なのかもしれませんが。前日放課後に勉強会をしたのですが終わる直前に「明日は8時で大丈夫ですか?」と言われました(笑)気にはなっていましたがやっぱりやるんだ。本人達がやる気になっているのですから水を差す訳にはいきません。早朝から勉強。私は合間を見て仕事をしようと考えていました。

が、ひたすら質問(笑)なかなかです。複数人いますから一人が終わったら別の子が。多少なりと仕事はできましたがほぼ教える時間になりました。意欲があるのか切羽詰まっているのか分かりませんが。それでもこうやってやるのは大切。後半疲れもあってかなりイライラしている者もいましたが。最終的には13時くらいまでやったでしょうか。時間だけは確保できたかなと。

その後、自分の仕事をやって夕方からは防府のお祭りに参加。赴任して3年目ですが3回目の参加。今年は少し暖かいので大丈夫でしたね。16時くらいに職場を出てお世話になっているお店に行って「商売繁盛」を願って神輿を回します。これが案外ハード。全力で御神輿を回しますからひたすら走る。あちこちで回転しながら進むので天満宮に行く頃にはすでに17時20分くらいになっていました。市内各地から御神輿が集まって来ますからアーケード街は大渋滞。

17時半までに行かないと交通規制がかかって中に入らなくなります。ギリギリセーフでした。最後の階段は全員で走って上がります。私も御神輿を担いで走ることに。が、こういう時に限って1歩目で右ふくらはぎが攣る(笑)それでも離すわけにはいかないので無理してでも走る。なんとか最後までたどり着けました。今年も無事に奉納できました。

移動中ずっと掛け声をかけていたので喉も渇いて大変でした。帰りは何もないので寒い。いや、行きは着れませんが帰りは上着を持って来ておいて羽織れば良かった。地味に寒さに耐えながら職場まで歩きました。以前に喧嘩祭りみたいなところがあって危険だったようですが色々な規制がかかり随分安全になりました。本当は18時からがメインなのですが我々は退散して楽しい打ち上げ(笑)。このためにやっているんじゃないかという噂もあります。

まー良いんです。地元のお祭りに参加。gt先生から「こないだも神輿担いでたよね?」と言われて思い出す。そういえば愛媛国体の時にも雨の中担いだな(笑)。忘れていました。

無事終了。翌日に筋肉痛になってしまったことは秘密ということで。
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偏向報道?

2017-11-25 | 陸上競技
思うことを。あまり時事的な話に触れると大変なことになると思うのでそれなりに。

最近、ずっとニュースで流れている内容。角界での「暴行事件」です。まだ正式な場で話をしている人が少ないにも関わらず様々な情報が出ています。今の私にはどの情報が正しいのかは把握できません。1つの事柄に対してま反対の話が出ているのも確かです。こういう状況でもまだマスコミは過剰なまでに取り上げます。まー角界としては本当に大変な出来事だと思いますが。

今回、最も問題なのはないか?それさえあやふやになりつつある。「これからは私たちの時代だ」と発言したという話もあれば「あなたたちの時代は終わった」という攻撃的な発言があったとも。その場にいた人間にしかわからないと思いますし、もっといえば酔っていたのであればその話さえ怪しいという部分はあります。誰の話が事実なのか。それに対してビール瓶で殴打した。いや、素手だった。灰皿だった、高級日本酒の瓶だったなどなど。何の話か全く分からなくなっています。

さらには被害にあった部屋の親方が警察に被害届を出した。事前に相撲協会に報告することなくいきなり警察に被害届を出した。これは大きな問題だと。協会にきちんと相談していたらもっと違う形になったのではないか。そうい報道もされます。「話をしろ」と言ったら断られたので今後は協会の活動に参加できなくなるのではな・・・という話も。

ここまでくるともう何がなんだかわかりません。根本的な話はどうなのか?それがよく分からないまま話の論点がずっとずれている気がします。

基本的には「暴力をふるったかどうか」が大きな問題なのだと私は思っています。ビール瓶だろうと素手だろうと「暴行したのかしないのか」が最も重要な部分ではないのか。10回殴った40回殴ったという話も出ていますが数の問題よりも「事実として暴行があったのかどうか」が重要だと考えています。被害にあった力士がどのような発言をしたのかはさほど重要ではないと思っています。

教育現場で考えたらどうか?「体罰」かどうかは「暴力をふるったかどうか」にかかっています。もちろん、「精神的な苦痛を味わった」という部分も体罰になりますが。教員が生徒に体罰を振るった場合、どのような判断になるのか。生徒が保護者と一緒に警察に被害届を出せばこれは「刑事事件」です。学内で穏便に済ませれば問題はないのか?こういうご時世ですから「情報公開」を迫られると思います。そうであれば「体罰があったかどうか」の一点で話が進むのだと思います。例え生徒が暴言を吐いたとしてもそれに対して暴力を振るった場合は否応なしに「体罰」と認定されるでしょう。

もちろん、いきなり警察に行くのかどうかはわかりません。このご時世ですからあり得る話だと思っています。

さらにはよくある話。「本筋とは全く別の問題で話が大きくなる」のです。体罰云々ではなく「注意をする」ことはあります。本当は注意を受ける側に何かしら問題があったから「指導」が入ると思います。が、こうなると「言い方が悪かった」や「威圧的な態度だった」というように「問題点の改善」ではないとことで話が独り歩きし始めます。こうなると収拾がつかない。事実がどうだったかというよりは「一部分の切り取り」により論点がすり替わってしまうことがあります。

今回のニュース。まさにこれだなと思っていました。どんな発言があったのかは我々にはわかりません。が、暴力を振るったかどうかの一点に関しては加害者に非があると思います。そこが問題であって回数とかはまた別の問題なのではないかと思います。もちろん、ビール瓶で殴れば死に至こともあるので「殺人未遂」という感じになるのかもしれませんが。素手であれば単なる暴行で終わってしまう?刑罰に差はあるとはいえ、根本的な部分があるのでは?と思っています。

本質的な話ではなく「枝葉」の話になってはいないか?私がそう思うだけなのかもしれませんが。第三者がどんどん出てきて話が大きくなってきている。話が大きくなってきたら被害届を取り下げてなかったことにするということはないと思います。まずはきちんとしたところできちんと対応してもらえばいいと思います。色々な人がマスコミにあれこれ言う必要はないかなと。

協会に先に言っていたら「示談」で済んでいたのかもしれません。繰り返しになりますがこのご時世ですからあとで明るみになったときのほうがダメージは大きいと思います。確かに最高責任者に何も報告しなかったのは問題があるかもしれません。「組織」として活動しているのであればやはり一言あってもよかったのかもしれません。が、そこは最大の問題ではないと私は思います。内部告発とまではいきませんが健全な組織としてどうするのかだと思います。

毎日ニュースではどこかに偏ったニュースが流れます。これって本当に意味があるのか。通勤の間にTVの音声が流れてきます。もっと別の形の時間の使い方にしたいなという気がしてきました。知っておかなければいけない情報ではない気がします。もっともっと取り上げるべきニュースはあるかなと。

考え方が間違っているかもしれませんが。特に思ったので記録として書いておきす。
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細かいところまで徹底してみようと考える

2017-11-25 | 陸上競技
金曜日。朝から微妙な天気でした。小雨。私は前日、何故だかわかりませんが力尽きて21時前に寝てしまいました・・・。特別疲れるようなことをしたわけではないのですが。お陰様で陸上の夢を見ました。色々と考えているとこういう部分にまで影響します(笑)。病気ですね。

この日から考査。今回は休みを挟みながらの考査になるのである程度対応できるのではないかと思います。が、その分練習に関しては不足が出てくる。ここをどうするのか。それぞれに任せる部分ができます。仕方ない。2時間考査の後練習開始。

予定通りシャフト補強を。グランドが使えるかどうか不安でしたが問題なく。練習開始時に少しだけ意識するポイントを明確にしました。この冬にやりたいことを少しずつ入れ込んでいくことにしました。きちんとやらないといけない部分をもう一度確認。かなり前から言い続けている部分があるのですがなかなか改善できません。走るときに足首の固定ができない。そのためつま先が下がります。これにより間違いなく接地のポジションがずれる。ロスが生まれていました。

この部分は何度も何度も言い続けているのですが。結果的にシンスプリントになってしまう。ブレーキ動作が入りますからそのダメージが脛に来るのは当然の結果だと思います。きちんとした接地を身に付けたい。そのために色々とやっていますが・・・。全ての部分でもっとこういう部分にこだわりたいと思います。シャフト補強でも同様。ジャンプ系の接地がつま先接地になります。こういう動きを繰り返したくはない。これからやろうしている動きはもっと「危険」が伴います。大きな負荷がかかるのでこういう部分ができないと本当にシンスプリントになって走れなくなる。だったら「やりたいこと」のためにきちんとした部分ができるようにしておきたいなと。全てがつながっている感覚ですね。

シャフト補強自体はある程度スムーズにできるようになってきました。この中で突き出したジャンプ系の種目が入ってきます。そういえば前任校で一時期「片脚の突出し」をやっていたことがあります。数人がシンスプリントになったので負荷がでかいなと思って止めたのですが今考えると「細かい部分の徹底」ができれていれば違った結果になっていたのではないかと思います。きちんと「上から乗る」感覚と「足の裏全体で」という感覚を意識させればよかったなと。今更ながら反省です。

実際問題走るときには「かかと」から接地しません。が、重心移動が少ない時には「かかと」からのイメージの方が合うと思っています。つま先がきちんと上がっていたらしぜんのそういう状況になる。「迎えに行く」という感じではなく結果的に良いポジションで接地できるのだと考えています。こういう部分も話をするのですがやはりいろいろな動きの中で身に付けていきたいなと思います。本当に基本的な部分です。

シャフトが終わってからスキップ走。そのあと少しだけジャンプ系の練習をしました。ひとまずやってみる。が、全くできない。諦めました(笑)。というか、最初の導入段階でやるのをやめたという感じです。少し準備動作をやってから段階的に取り組んでいきたいなと思います。前からやりたいなと思っていたのですが怖くてできなかった。しかし、きちんとした「動き」ができれば問題はないはず。逆に「足首の固定」「足運び」「接地のポジション」「水平方向の移動」と色々な課題が克服できると思っています。

自分でやって手本を見せたのですが結構できる(笑)。が、身体を動かす感覚なのか筋力不足なのか選手は思うようにできません。女子に関しては筋力不足もあると思います。それだけではないのですが。あれこれやりながら改善していきたいと思います。

出来ないのでgt先生に相談。最初に「傘を持ってやればいいんよ」と言われる。は?傘?「空中での感覚がないんだから傘を持ってやる」と言われて練習の時に傘を持ってやる姿を想像。空中にいる時間、傘があれば落下傘のようにゆっくり降りるから??うーん。そんな姿見た事ないなーと何度か聞き直す。良く聞いてみると「傘」でなく「肩」でした(笑)。「ショルダー!!」と言われました。「パラソル」ではないようです(笑)。

どうでもいい話も含まれますが色々と話をしました。まー検討課題です。数か月かけて取り組みたいなと思いますね。「現状打破」は必須。だからといって「無理」なことをするわけではない。今やりたい動きを総合的に考えて取り組んでいこうと思います。なかなかですね。
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勉強会&自分の時間

2017-11-24 | 陸上競技
木曜日。この日は休日。テスト前日なので練習は休み。前の記事にも書きましたが「自分で身体を動かす」ということを伝えていました。念押しをして「やっているか」を確認するのも一つの手だとは思いますが、そこまでしなければいけない状況だとすれば選手は強くはならないともいます。自分で身体を動かす。これくらいは当然の話かなと。無理を言っているでしょうか?

練習は休みにしていましたが朝から勉強。本人たちが「必要だ」と思って申し出て来たので個別に教えることにしました。祝日です。それでも「勉強したい」と望めばこちらとしては対応したいなと思います。8時スタートの13時まで。5時間ぶっ続けです。とはいえ、12時30分までは全く時間が経過していることに気づきませんでした。こういう経験も必要だと思います。普段からもっとやっておけばいいという話もありますが。なかなか時間の確保ができないでしょうから。

私は勉強を教えながらその合間に自分で「練習について考える」時間を作りました。付きっきりでやらなければ全くできないという状況ではないので、隣の机でこれまでの練習についてまとめることと「これからについて」考えるようにしました。地方でやっているとなかなか他県の指導者との関わりが少なくなります。どうしても遅れてしまう。近畿では結構県をまたいでの練習を行っています。互いの練習を見ながら気づくこともある。そういう部分ではかなり不利だと思います。自分がやっていることでしか判断が出来なくなる。だから外に出る必要があると常々思っているのですが。

前日からひたすら考えている部分に関してあれこれ意見を聞くことにしました。こういう部分では積極的になります(笑)。自分だけで考えていても先に進まないこともある。実体験を踏まえて「より良い方向」に進むために話を聞くことは必須だと思います。まー、これに関しては「多大な迷惑をかける」というのがあるのですが。私が質問することにより答える側の時間を奪うことになります。それは果たしていいことなのか?それでも聞くしかない。表面的な話だけではなくちょっと突っ込んだ質問も出てきます。これはかなり面倒だと思いますね(笑)。

普段なかなか自分の時間を作れません。だからこそこういう時間を作らないといけないと思います。日々の生活に追われ自分自身で考える時間を作ることができない。グランドで何かをやっている時にも色々なことを思いつきますが、それをどうやって自分の中に取り込んでいくのか。やりたいことは数限りなくあります。やりたい動きがあってそれを身に付けるためにはどうするのか。「とりあえず良いというからやってみる」というのではなく、「自分がやりたい動きがあってそれを体現するために何をするのかというのが重要な部分なのかなと。
最近はこういう微妙なblogになっていますね。何がやりたいのか?中身がないじゃないか。確かに(笑)。こういう部分は受ける人には受けるんですけどね。41歳になっているのですが未だにこんな状況です(笑)。少しは成長しろよという話ですが。年齢を重ねたから競技の指導ができるようになるとは思いません。これもgt先生と話をするのですが「分かったふりをする」というのは避けたいと思っています。突き詰めた話ができるかどうかはやはり指導する立場としては重要だと思っています。そういう部分ではまだまだ自分自身に足りないモノがあると思っています。

日々研鑽。それしかないなと思います。まー良いんです。基本自己満足だから(笑)。
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色々と考える

2017-11-23 | 陸上競技
思うことをひたすら。

前の記事にも書きましたが、ちょっと思うことがあってトレーニング系のメニューをまとめてみることにしました。その際、知り合いに頼んで補強メニューを送付してもらいました。こういう部分は「つながり」が重要だと思いますね。自分で考えるのには限界がある。ネットワークは広い方が良い。人見知りの私としてはこういう部分は苦手分野ですが。

メニューを見て気が付いたことがありました。ある学校の補強メニュー。特徴がかなりありました。見ていてどういう形態でその練習を取り入れているのか、効果はどうなのかというのが気になりました。実際にやっているからそれを導入するとかいう話ではなく「どのような結果につながるのか」という部分です。私自身のその練習パターンに「怖いな」と思う部分がありました。これは感覚です。実際に全く問題がないのかもしれませんが。

確認してみるとやはり「不安視」していた部分があるようです。故障につながる部分はあると思います。もちろん、紙一重の部分はあると思います。しっかりとした練習をしなければ来シーズンに大きく飛躍することはありません。しかし、やりすぎると故障につながってしまう。そうなると元も子もない兼ね合いが必要だと思います。

選手のタイプも影響するなと感じていました。パワータイプなのか柔らかい走りをするタイプなのかで全く違ってくると思います。前任校で指導していた選手はどちらかというとパワータイプ。意識的にその手の走りを求めているわけではないのですが結果的にそのような走りになっていました。女子200mでインターハイに進んだmihoはその典型的なパターン。岩手インターハイでサブトラックで練習をしていたら師匠から電話がかかってきたことがあります。「パタパタ足音が聞こえたのでmihoが走っているというのが分かった。近くにいるのか?」という内容(笑)。確かに彼女の走りはそんな感じでした。典型的なパワータイプ。

kanaもmakinoもどちらかというとパワータイプでした。筋力的にかなり高い。様々な練習パターンに耐えられる感覚がありました。makinoに関しては投擲種目をやったら全国入賞していたのではないかと何度も言われていました。自分の体重に合った筋力ではなかったですが他者と比べると考えられないくらいのパワー。1kgのメディシンは3回の窓まで投げることができていました。尋常ではないパワー。kanaは身長は低いですがかなりの筋力でした。「先生のせいでズボンが履けなくなりました」と何度言われたことか。それくらいのパワーがあったから最後まで高速ピッチを保てたのだと思います。ある意味私の成功体験だと思います。こういう走りをする子の練習の流れは見えている。


初めてインターハイに出場した400mのrinaはパワータイプではありませんでした。よどみなく走る。自然に膝が引き出されてぐんぐん進んでいく。このタイプの走りは距離を伸ばしても対応できます。実業団の監督さんから800mや1500mでやってみないかと声をかけられたこともあります。800mを専門にやっていたらひょっとしたら全国で戦えていたかもしれません。この時はかなりウエイトもやっていました。が、そこまで太くなることもない。腹筋は割れていましたが(笑)。

今の女子はどちらかというとrinaタイプです。パワーで走る部分は皆無。Nに関していえば本当に筋力がない。当初に比べると随分良くなってきていますがまだまだ伸び代があるタイプです。高校時代にどれだけ筋力向上ができるのかは予測がつきませんが最大限のことをやりたいと思っています。そうであればやはり練習に関しても考える必要があると思っています。これまで通りというわけにはいかない。毎年毎年少しずつ変えていますがもう少し変化が必要なのかなと。

そうなった時に上述の「不安視」していたメニューを導入するべきかどうかを考えさせられます。程度の問題だとは思います。「新しい試み」は必要になると思います。冬のテーマを掲げてそれに対してどうするかは常に考えなければいけません。スーッと走るタイプに関してどのようにするか。こう考えると10人いれば10人のメニューが必要になると思います。パーソナルトレーナーのようにそれができれば理想なのでしょうが。学校での限界なのかもしれません。

他の指導者の方がどう対応しているのかは聞いてみたいなと思います。「最大公約数」的な練習になるのは仕方ない部分なのかなとは思うのです。が、やはりタイプによって多少なりと違いが生まれてくる。

更には「今までやっていた練習を継続する」という部分についても考えないといけないと思います。ある程度の「リスクを背負う」ことは必要になるのかなと。「これまで通り」で無難にやっていたらそれなりの結果にはなると思います。が、それでは勝負できない。ここの葛藤はあります。実際に「本当はやったほうが効果があるのだが故障が怖くて踏み込めない」という練習もあります。そういう部分に関してどうするべきか。ここも今の私には課題として残っています。色々な人に相談しながらやっていくしかないのだと思います。とはいってもネットワークが狭いのでそれほどのことができないのですが。

成功体験だけに頼りたくはないと思っています。だからどうするのか。考えながらだとは思いますが。

何度も書いていますがこういうことを考えながら時間を過ごすのがものすごく楽しいのです。共有できる人は少ないと思うのですが。どうすればいいのか?何がプラスになるのか?そのリスクは何か?考えているだけで笑顔になります(笑)。ひょっとしたら変わっているのかもしれません。基本、アベレージだと思っているのですが。

まとまらない内容でした・・・。お許しを。
コメント
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