kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

誰が責任をとるのか

2017-09-28 | 陸上競技
先日、全国版のニュースで「給食を無理やり食べさせて児童が嘔吐した」という報道があった。

給食完食指導で嘔吐

この記事では女性教諭が無理やり給食を食べさせたことにより、複数の児童が嘔吐したとのこと。これにより本人は謝罪を求められた。このご時世だから間違いなくこの女性教諭は名前や顔写真まで調べられ批判されているだろう。

が、翌日別のニュースが出た。

報道へ教育委員会が反論

事実は報道内容と違う部分がある。もちろん、体調不良者を把握せずに給食を食べさせたことが批判の対象にはなるかもしれない。が、「悪人」というレベルに批判される内容ではないと思う。っ無理やり口に押し込んだわけではないようだから。

この報道、どの部分が事実でどの部分が誤報なのか把握は難しい。が、一部の意見を参考に記事を書いていたというのは否めないのではないか。教員側がすべて悪いとは思えない。高校では給食指導はない。実際に小学校や中学校では難しい部分があるのだと思う。我々の小学校時代は「絶対に残さず食べろ」という風潮があった。たぶん今はずいぶん変わっていると思う。保護者も「嫌いなものは食べなくていい」という話をするだろうし。

給食費の未払い問題もあった。給食費を払わない保護者がいるのでクラス担任が直接電話をして払うようにお願いする。これも本来の職務とは全く別問題。「受益者負担」ではないが「給食を食べたのに代金を払わない」のは無銭飲食であり逮捕されてもおかしくない。が、学校現場ではそれは受容せざるを得ない。何か間違っていないか。給食自体はかなり昔のシステムだと思う。家庭できちんとした食事がとれなかった時代にせめて学校だけでも・・・という流れから生まれたと思う。今はずいぶん変わっている。それでも小学生の保護者が毎日弁当を作るというのはあまりない。

本来であれば「自分の子供に必要な弁当は持参」でもいいかもしれない。適量で好きなものを好きなだけ食べればいい。きっとお菓子を持ってきて勝手に食べる子供も出てくるだろうが。「食育」が提唱されるが実際はそれは果たせない。「嫌いなものを無理して食べる」というのは苦痛であり、誰からも強制されるものではないという風潮が強くある。

少し話がそれた。上述のニュース。無理やり食べさせて嘔吐した、という事実とは異なる部分がある。これはどうなのか。マスコミは「敵」を作り出す。「悪者」を作り出してそこを叩くことで注目される。しかし、今回のように「嘔吐した」というのは無理やり口に押し込んで嘔吐したのではない。そうであれば「女性教諭」に対してここまで批判する必要はない。今回の記事により様々なものを失った。きっとこの教諭はこれから先もそういう目で見られるだろう。

行き過ぎた指導が多少はあったのかもしれない。その現場にいたわけではないのでわからない。が、全国的に「悪人」として取り上げらる程のことをしたのだろうか。繰り返しになるが教育委員会が説明した内容がどれだけ事実なのかもわからない。しかし、口に押し込んで嘔吐させたというのとは違う気がする。食べることを強要して嘔吐した、というのとはニュアンスが違う。

きっと、この事件はそのまま流される。女性教諭は「悪人」というレッテルを張られてそのまま生活をすることになる。「報道の自由」はあると思う。しかし、その後の責任に関しては誰がとるのか。過大報道だった可能性もある。今回のことに関しては多少なりと「事実は違う部分があった」と紙面で触れるかもしれないがこれだけ大きな話になったことは絶対変わらない。彼女にとっては一生残ることだと思います。そして弁明する場さえ与えられない。

誰がこのことの責任をとるのか。「誤報でした」「表現の方法に誤りがありました」というだけでは絶対に変わらない。それは良いのか?この手のことは数えきれないくらいある。学校側は本当にサンドバックと同じになる。一部分の情報により「間違っている」と言われる。そこまでの経緯ははっきりいってどうでもいい。「一部分」だけを切り取ってあたかもそれが全てのように取り扱われる。

釈然としない。まーこんな話をここで書いたところで世の中は変わらない。分かっている。テレビ報道などでは「都合のいい場面」だけを切り取ってそれを出していく。情報操作に近い部分がある。でもそれはどうにもできない。blogでどのようなことを書いてもそれは「一側面」でしかない。伝わるものでもない。もちろん、私がblogにかける部分も一部分でしかない。誰かにとって都合の悪いことを書けばここに対してものすごい話になる。

今回のことをblogに書こうと思ってニュースを検索した。前者に関する記事は多い。が、後者の「反論」に関してはほとんど触れられていない。こんなものだ。出すだけ出しておいて「事実の詳細の確認」はしない。無理やり口に押し込んだのではなさそうだと感じている。それでも保護者は「無理やり食べさせられた」という表現を使うかもしれない。事実は今の私には分からない。一方向からだけの意見が全てではない。それだけは報道する方も理解してもらいないと思う。事件に飛びつき「一側面」からだけの記事を書くとその後の人生が変わる人だっている。

これは私個人の意見。正しいとは思いません。が、やはり今の仕事をしていて感じることはたくさんある。責任をとる。きっと報道した人にはとれない。それだけは確か。報道の自由は確保されるのかもしれないがそれ以外のものが置き去りにされていないか。

考えさせられます。繰り返しになりますが「後者の記事」が真実だとは言い切れません。正解は分からない。それも確か。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨なのでトレーニング&久々

2017-09-28 | 陸上競技
水曜日。予報通り雨。こればっかりは仕方ないですね。私は5時間授業。同じクラスの同じ授業が4時間連続でした。いや、私も大変な部分がありますが生徒も大変だと思います。一気に進みました。限られた時間の中で教えなければいけません。とりあえずテスト範囲は終えました。演習の部分が足りないのが不安なので残りの時間を有効に使いたいですね。


練習は室内で。トレーニング中心にしました。この日も面接練習が入ったので最初は選手に任せることに。アップメニューをやってから「補強+動き」を。私が練習に出たときには途中でした。前から話し続けていますが「何のためにやるのか」というのがすごく大切だと思っています。補強をした後に動きにつなげるための動作をします。この部分。何となくやるのではなく走りを意識して動かすことで違ってくると思います。すべてはつながっている部分。目に見える部分ではない内面的なところがあるので。

かなりの時間を要しました。走る動きを入れたいなという気持ちもあったので。ここでハードルリズムスキップを。これは大切な要素だと思います。前から意識させ続けている動きと重なります。単純に「腸腰筋の強化」というだけではない。足を上げたときに重心移動が生まれるようにする。必死に足の上げ下げをやるのではなく「膝と腰の移動」を意識することで間違いなく走りにつながります。ここは難しいかもしれませんが。

かなりやってからシャフトトレーニング。これは重心移動が小さいというかほぼない。上半身と下半身の動きのマッチングですね。すぐに終わるのでスケーターズジャンプを。これはきちんとやれば大臀筋に負荷がかかります。スタートの局面でつぶれたりしないようにする感覚づくりにもなる。最初は大きく動いて次には素早く動くようにしました。定期的に取り入れていきたい練習だなと思います。私自身がすぐに忘れてしまうのでそこが問題なのですが。

大臀筋に負荷をかけた後にそのままハードルドリル。時間もかなり経過していたのでもも上げを省略しました。いつもの動きに加えてハードルを使ってのもも上げを入れました。斜めの入っての腿上げ。フレキハードルなので当たっても気になりません。普段よりも大きく足を上げる。スイッチングの感覚づくりにもなると思います。これも前任校では良くやっていたのですが最近はほぼやっていません。もう一度取り入れていきたいですね。2本だけ走る。

シャフト補強も入れました。15m程度。本当は15m往復にしようと思っていたのですがこちらの指示がきちんとできていなくて15mで終わってしまいました。まー良いか。まだ種目の順番を覚えていない者もいます。そろそろ「自分でやる」という部分ができるようになるといいのですが。シャフト補強が終わって待ち時間に軸づくりのための倒立。そのまま2本走って終わり。

まーこんな感じで練習を終えました。中身的には面白くないですが・・・。

途中用事で教え子に電話をしました。まーいつも通り一方的なお願いなのですが。数年ぶりに電話。すると「偶然」が起きていました。親しい指導者と関わりがあるとこが判明。いや、世の中狭い。本当に驚きました。最近は前任校の卒業生を会うことも減っています。さみしい限りですがこういう部分でつながりがあることが分かるとやはり嬉しいですね。作りたいなと思うものがあってデザインをお願いすることにしました。助かります。

バタバタです。本当にこれでやっていけるのか。不安しかありません(笑)。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

走る

2017-09-27 | 陸上競技
火曜日。バタバタ。不在期間が続きますからそれまでにやることが・・・。進学希望者への対応もあります。まー誰でもそうなのだとは思いますが、。いや、ひたすら何かをやるという感じですね。

練習に関してはやりました。これも当然なのですが。前日にかなりいい動きをしていました。この日はダメージが大きいと思います。いい動きをしたからダメージがあるというのではなく「高いスピードで走り続ける」という部分でのダメージです。通常の試合よりも量的には走っています。その中で次の日にどうするかというのも大きいと思いますね。

アップメニューを行ってDM投げ?ここは記憶があいまい。面接練習が入っていたので最初は指示だけ出して任せました。そのままハードルドリル。私が練習に参加した時にはこれが終わるところでした。そのままスパイクを履いてウインドスプリント。片足スキップ。前日は動きを作る部分にかなりの時間を要しました。本当であればこの日も同様に作っていければいいと思うのですがそればかりやると「走る」という部分が少なくなります。まー前日は走りながら道具を使いながら感覚を作ったので十分走っているとは思いますが。

Nが日誌に「チューブ5歩で感覚を作りたい」と書いていたのでこの日もチューブ5歩。本数はそれほどできませんが、感覚的に前日と同じ状況を作りたいなと思っていました。これまでNは前日に強い負荷をかけると翌日全く動かないという日が続いていました。1年生の時は周囲が笑ってしまうくらい動けませんでした。今は多少なりと改善されてきています。が、まだ不十分。それでもやりますが。チューブ5歩でリズムとピッチアップを作ってから次へ。

チューブ5歩で作った動きをそのまま前半マークへ。3本の予定でしたが2本目に入ったところで中断。前日にできていた重心移動ができません。もともとできていたわけではないので仕方ないのですが。感覚を作ってから走ることで対応しているので簡単にはできません。そのため2本で切って壁での膝の引き出しを実施。そこからもう2本前半マークを。こういう部分は「メニュー通り」ではありません。見ていて「違うな」と思った場合は切り替えます。先週はそれができていませんから私がいるときにはそれをしたい。走っておけばよいという感じではないので。

この日はバトン練習を入れました。10バトンから25並走へ。ここにも流れがあります。細かく説明はします。10バトンで何をするのか。その次に25バトンで何を習得するのか。明確な理由があります。単純に「渡せばいい」というものではない。しっかりと課題を克服しながらですね。そのままの流れでバトン合わせ。この日はマークなしで行いました。距離感だけを確認してマークなしで出る。マークに頼らない。この練習をするとかなりの確率で早出をします。その時の対応の練習にもなる。声掛けはあり。まー上手くいかない選手が出てきます。早出をする。これにより失格する可能性が出てきます。そうならないように工夫する。どのように対応するかを考えていく。前任校でマイル中心の4継をやっていた時には結構失格していました(笑)。恥ずかしい限りですが。ここ最近は危うい部分はありますが失格はしません。昨年からの失格は0。オーダー用紙を出し忘れて失格したことはありますが・・・。少しずつ改善できているかなと思います。

ここまででかなりの本数。他のチームがどれくらい走るのかよくわかりません。チューブ5歩を3本、前半マークを4本、10バトンを3本、25並走を3本。合わせを最低4本。短い距離でスピードを上げています。ひょっとしたら少ないのでは??という気もしますが。よくわかりません(笑)。

メインは120mにしていました。少ないですが120m+60mを2セット。+60mは走り終わってすぐです。狭いグラウンドですからできることを最大限にやりたい。久々に全体が120mを走っている姿を見ました。力が付いてきているなと感じる部分がありますね。練習は偉大。男子も女子もスピードが出るようになってきています。比較的明るい雰囲気で練習ができるというのは大きいかなと。ロングスプリントは120m+120m+60m。休憩をほぼ取らずに走ります。このあたりもこれから工夫の余地はあるかなと。組み立てをしっかりとしていきたいですね。

この手の練習は「段差スタート」にしています。逃げる者と追いかける者。ハンデも自分たちで決めています。ぎりぎり追いつけるくらいが理想。目標が前にある状態を作ります。逃げるほうも後ろから選手が来るので必死に走ります。テンポ走のような走りではなく常に全力。これは工夫なのかどうかわかりませんが。トップ選手は一人で走ることが多いのかもしれません。うちは普通の選手しかいませんから常に競争。もっともっと競り合わせたいなと。

最後に30mのバウンディング3本。最近よくやります。何ぽで行けるか。これも競争感覚になるので選手はしっかりと取り組みます。以前はシンスプリントなどが気になってほぼやりませんでしたがこれからは定期的にやりたいなと思っています。本当は片足でのホッピングもやりたいのですが。これは冬季練習の課題かなと。関西方面では関係なくジャンプ系を入れています。大事に大事にやることで伸びる可能性を低くしているのかもしれないと最近は思っています。怪我をさせないようにジャンプ系も入れておきたいですね。

まずまずの雰囲気。もっとできるとは思いますが。行動も多少なり早くなってきたかなと。まだ差はありますが。

良くなってきているとは思います。これからです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

積み上げていく

2017-09-26 | 陸上競技
月曜日。この日もバタバタ。とにかく余裕がない。金曜日が出張。来週の水曜日から国体ですから本当にバタバタします。水曜日と木曜日で11時間授業。対したいことないと思われるかもしれませんが6時間ぶっ続けで授業というのはなかなか・・・。来週の月曜日が代休で休みになるため無理やりにでも授業をやっておかなければいけません。なかなか・・・ですね。

この日は校納式と壮行式。うちも一応賞状披露を。別に披露するためにやっているわけではありませんが。県で入賞する種目が少ないのでこういう機会にはやるようにと勧められています。壮行式もやってもらいましたが「お礼の言葉」が小さい。元気がありません。マー緊張していたということですが(笑)。こういう部分がもう少しできるようになると違ってくるとは思うのですが。まだまだです。

練習は加速段階中心にしました。土曜日にNの走りを見ていて改善しないといけないなと思って部分があったので。これも感覚だと思っています。決まりきったメニューではなくその時に必要なメニューを行う。加速段階がきちんと作れないとそこから先の動きにつながりません。一応選手と話をして今の状況がどうなのかを確認しながらやるようにしています。「加速段階が作れない」というのであればその部分を改善するための動きを取り入れる。走って走って改善ではないと思っています。

アップメニューを行ってからすぐにハードルドリル。そのままスイッチングをしました。これは土曜日にやったものです。私は走りのポイントを「フォローレッグ」に置いています。これも正しいかどうかは分かりません。がスイングで身体を運ぶ。膝の引き出しに合わせて腰が進む。走るというのは「重心移動」だと思っていますからどうやって「重心移動」を生み出すかと考えたときに接地だけではない気がします。膝を引き出すことで重心が移動し始める。これはスタート局面も一緒だと思います。スイッチングと片足スキップ、スイッチングとシザースを組み合わせて練習を進めていきました。

スパイクを履いてウインドスプリント。チューブ5歩を3本実施。これもリズム重視の感覚とピッチアップの感覚を使い分けるためです。最初の数歩で「速く動く」というのも必要だと思います。が、それによりその場足ふみになってしまう危険性がある。理想は「大きく速く」です。難しいですが。最初の5歩ではリズムを重視しています。ピッチアップというよりは安定して出れることが大事。さらには重心が移動していくことも大事。そこからピッチアップと上半身の起こしを同調させていく。そのための手段はたくさんあるなと考えています。

ある程度やってから今度はトーイング。オーバースピードトレーニングではなく「無理やり重心移動を作り出す」という練習です。最初の5歩の部分だけ引っ張って重心を動かします。強制的に重心移動を生み出すことで感覚を身につけます。まー私がそう思ってやっているだけなので参考になるかどうかはわかりませんが。重心移動を作り出してからもう一度チューブ5歩。このあたりから動きに変化が見られます。良い感じでした。

さらにそこから中間へのつなぎ。タイヤ引きをやりました。先ほどのトーイングとは別の形。今度は重いものがあるので重心移動が生まれにくい。だからそこ意識しなければ前には進みません。その場足ふみになる。膝の引き出しによる腰の移動が出てくればやはりスムーズに進むようになります。さらにDM走。これも60m。少し重いものが自分の身体より前にあることで重心が前方向に運びやすくなります。そこで中間の動きを作っていく。

最後にショートスプリントで60mを2本。いや、これくらい動きに変化があると面白いですね。先週はほとんど練習に出ることができませんでした。しかし、こうやってグランドに立って動きが変わると面白い。実際に走っている選手も面白いと思います。たった1日である程度の動きの変化が生まれる。これはなぜなのか?分かりません(笑)。

もちろん、こちらとしては「やりたい動き」があってそれを習得させるためにいろいろな引き出しから出してきます。その種目の組み合わせによって意識しやすくなる部分がある。今回は「スイッチング」だと思います。膝の引き出しで重心移動を生み出す。そのために切り替えを意識した直後にその引き出しを利用しての片足スキップとシザース。重心移動を生み出します。これがどちらの足でやるのかも大きいと思います。単純に組み合わせるのではなく「意図した組み合わせ」が必要になるのです。

少し暗くなっていたのもあって速く見えたのかもしれません(笑)。が、実際にやりたい動きに近づいていたのは間違いないと思います。練習は「積み上げ形式」だと思っています。やりたい動きがあるからそれをいきなりやるのではなくその前段階でなにをしていくか。何故その動きをすると走りに変化が生まれるのか。それは指導する側がきちんと理解して組み合わせていかないといけないと思っています。走るだけで速くなる。それはかなりの遠回りだと思います。まー陸上競技ではそのパターンでも速くなるのですが・・・。

良い練習が出来ました。いや、本当に。女子はひょっとしたらかなり行くのではないかと思いますね。まーまだ1日だけなので何とも言えませんが。実際問題この動きがレースでもできれば大幅に記録更新は可能だと思います。ちょっとずつかみ合ってきたかなという感じですね。

久々練習日誌になった気がします。久々(笑)。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思うことを書く

2017-09-25 | 陸上競技
全然関係ない話。私が単純に思うことを書いておきます。

blogを書いています。今に始まったことではないですが。人前で話をします。これも職業柄当たり前なのかもしれないなとは思います。

前にも書きましたが「雉も鳴かずば撃たれまい」という諺があります。当たり障りなく生きていたら誰からも何も言われない。指導しなければあれこれ言われることも生まれない。「顧問がいるのに部活で指導をしてくれない」と選手が言うことはあっても保護者から「何で競技のことを勉強して指導しないのか」と言われることはほとんどないと思います。

こうやって指導しているとやはりあれこれ言われる。blogに書いた言葉や発言の一部分を切り取って「何でそのような発言をするのか?」と言われる事は多々あると思います。転勤して最初の年はほとんどがその手のことでした。練習の終わる時間が長引いた。練習の計画と実際が違う。その時その時の状況によって様々な事が変わります。臨機応変に対応すると様々な方に迷惑をかけるというのはあるかもしれません。これは価値観だと思います。一つのことに対して様々な角度から見ていけばそれぞれが「正しい」ということになる。理不尽な事があってもめちゃくちゃ無礼な事があっても「どの角度から見るのか」で正当化されることもあると思います。

今は1億総評論家時代です。SNSなどが普及し不特定多数の場面で「批判」が飛び交います。Yahooのコメント欄などはすごいですね。誰かが何かをしたら全員が批判をする。気に入らない人がいれば叩けばいいのです。それにより人生が変わる芸能人も数えきれないくらいいます。

私のblog。表現が気に入らないという人もきっといるでしょう。前も普通に書いていたら「自分が良い指導者と勘違いしている」「調子にのるな」とコメントされたこともあります。無記名で。例えばここで「赴任した時は闘うチームではなかった」と書けば当時所属していた者からすれば「自分たちは一生懸命にやっていたのになんなんだ」と言われるでしょう。客観的に見ることとその中で生活している者とでは感じる感覚が異なると思います。

それ以外にも私の行動が気に入らないという人もいるでしょう。合宿で指導した際にも無記名で「調子にのるな」「お前の練習やるなら合宿でやるのではなく学校でやれ」みたいな書き込みもありました。ではどのような指導をすれば良いのか?具体的な答えを示して欲しいと応じましたが返答なし。「批判」は簡単です。が、その批判に見合うだけの「代替案」があるのか。お前の指導は悪い、というのであればどういう指導をすれば高校生に相応しい指導ができるのかというのを明確に示してもらいたいなと思いますね。

今はたまたま女子選手が来てくれています。かなり実績がある選手です。が、同じくらいの選手はたくさんいました。うちの選手が伸びていないと言われるかもしれません。が、インターハイに進んだり県で勝つことを繰り返しているという事実はどうなのか。特別な指導者だとは思いません。が、ある程度は指導していると思います。色々な部分を含めての指導。その中でひょっとしたら保護者も「気に入らないな」と思われているかもしれません。それは受け止めていくしかないと思っています。

預かった選手に対してはこちらも責任をもって向き合います。あれこれ批判を受けるかもしれませんが選手優先です。ひょっとしたらうちの学校を選んだ事を後悔する選手も出てくるかもしれません。今の所、来るんじゃなかったと言われる事はありません。そこには意味があると思っています。それだけの時間と労力をかけています。以前は中国大会に進む事を考えた事なかった選手達もいました。別次元の話だと考えていたでしょう。それは仕方ないと思っています。「競技をやる」という段階に達していなかったのはあります。数年前と比べると本当に闘う事を意識し始めたと感じています。

今の3年生、1年生の時は「練習をやる」だけでした。2年生になって本気で戦いたいと思い始め、最終的には競技者になりました。この変化は本人達が1番感じていると思います。中学時代とは随分違うはず。負けて涙を流す。立ち上がれないくらい涙を流す。それは必死に上を目指したからできること。1年生の感覚のままだったら涙を流すほど力を注げなかったと思います。明らかな変化。1年生の時に何を言っても入らなかったと思いますが、今ならわかる。それは価値観が大きく変わったからだと思っています。

何の話かよく分からなくなりました(笑)。私が直接何かあったというわけではなく。ちょっと思うことがあったので触れておきたいと思いました。現場でしか分からない感覚がある。それだけは確か。毎日グランドで見ていく中で分かることもある。一生懸命という言葉。この言葉の中にも大きな差がある。これも確か。

まとまりません。まーいいか。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国体練習会

2017-09-24 | 陸上競技
土曜日、この日は国体練習会でした。日程的にはこの辺りでしか組めないのもあります。国体まであと2週間。ここはしっかりとやっておかなければいけない部分です。

コーチはそれぞれ日程が合わず短距離は私のみ。まーやるしかなので。ここ最近の体調不良からの回復が万全ではない状態ですがこの状況で指導しないというのはありえません。やるしかない(笑)。担当しているハードル選手が「走りたい」という事だったのでしっかりと走らせたいなと。普段は有酸素系の長い距離での走練習とのこと。うちのNも走らせておきたいなと考えていたので短めの距離でしっかりと走らせたい。更には少年Bの女子もいるので一緒に走らせることに。

とはいえひたすら走るわけにはいきません。その前段階をきちんと作っておきたいなと考えていました。男子も一緒だったのである程度までは一緒にやっておきたいなと。身体ほぐしは各自で。その後はスイッチングの部分を。低いフレキハードルがあったので利用して行うことに。まーこれも考え方なのですが私はミニハードルを使いません。様々な理由がありますが。やりたい動きがあります。その動きをやるためにはミニハードルはちょっとマイナスになる。

私の考え方ですから。フレキだと大丈夫なのですがミニハードルだと顕著に出て来ます。私は直線的に足を運んで身体の前で入れ替えたい。が、ミニハードルを使うと当たってしまうのが嫌なのだ避ける動きをします。特に女子は。膝が開いてしまう動きも出てしまいます。だからやらない。やっているのが間違っているとは思いません。ただ私はやらないというだけ。

スイッチングとスキップ&シザースを組み合わせました。これも意味がある動き。スイッチングで膝を引き出す。この引き出しと重心移動を一致させる。なかなか難しい動きだとは思います。この感覚はどの種目でも必要なのではないかと。成年選手も1人来てくれていました。普段動きのことはやらないみたいなのでせっかくなので身につけてもらうことに。

そこから短距離と跳躍に分かれました。ウインドスプリントをやってからカーブ直線。この辺りから全力ですね。ロングスプリント選手は速い動きができないということだったのであえて走らせる。流れの中でチューブ5歩を。これも成年選手に確認しながらですね。こちらがやりたいことと本人の感覚が合わなければやらないほうがいい。今回は問題なさそうだったので一緒にやってもらうことに。チューブ5歩は単に引っ張っているわけではありません。かなり意識するポイントを入れています。簡単に説明してから何本か実習。

そのまま前半マーク。これもチューブ5歩の流れの中で。意識するポイントを伝えて繰り返しました。2セット実施。男子は2セット目からスタブロを使っての練習へ。ちょっと難しい動きの部分があるのですぐには改善できません。当然ながら一気に変えるわけにはいきませんから話をしながら。女子はこのまま中間マークへ。

この辺りはうちのNのためにやっているという感じもありますが。県新人は本当に厳しかった。本当に走れていませんでしたから。あの状態で勝つというのはやはり強さはあります。が、きちんとしたスピード練習が0です。だからこそこの日しっかりとやっておきたい。きちんと国体に向けて準備をしていかないといけないですからね。

中間マークは成年選手が希望していた部分もあります。11秒台で走る選手にとってもこの部分は課題になるのです。まだNは足元にも及びません釜こうやって一緒に練習することで刺激を受けると思います。やはり股関節の開きが違うなと感じます。こちらも大きな刺激になる。ここも2セットやりました。普段からするとかなりスローペースで練習をしました(笑)。普段はこの間に補強などを入れてかなり追い込みます。まー仕方ないですね。

ある程度動きを作ってから走練習へ。かなり時間を使いました(笑)メインは短い距離での乳酸蓄積。爆発的に乳酸を溜めていく感じですね。ロングスプリント選手だけでしんどいのでショートスプリント選手も一緒に。120+150+120。大した量ではないかもしれませんね。まーやり方次第でこのメニューもかなりキツくなります。休息は90秒。トラックを一周使いながら実施。Nは1セット目は120+120で。ロングスプリント選手の最初と最後で一緒に走らせました。

これを3セットやるので2セット目は少年Bの選手を120+120にしました。Nは150+60。150は後ろから追いかける形にしました。さらに後ろから成年選手に追われる。なかなかしんどい(笑)。あっという間に抜かれてしまいました。1セット目の元気な時にもう少し競争させたかったですが「力不足」を感じるには十分な刺激でしたね。折り返しの60mは全く動かない。こういう経験をするというのが必要ですね。

ロングスプリント選手はかなり乳酸が蓄積していました。狙い通りですね。普段とは違う形で乳酸を溜める。さらに追われたりする事で一切緩める事ができません。全体的に良い練習になります。最後のセットはNは120+60で。久しぶりに追い込めました。悪くないですね。この日にやりたかったメニューはできました。

少し休憩してから修正走で60mを2本。更には30mバウンディング。終了です。

やりたいなと思うことは全てできたかなと。ロングスプリントの練習の合間に入って引っ張るというのはお互いにプラスになります。Nにとっては久しぶりにの追い込み練習。質の高いメニューができたかなと。この手の練習を国体までにあと数回やりたいと思います。

コーチとして参加していますがやはりうちの選手が気になります。今回は女子全般を見ましたからきちんと役割は果たしたかなと(笑)。

途中で男子は練習を抜けました。翌日レースがあるというのとカーブの走りがしたいという事だったので。師匠から「男子忘れてないか?!」と言われました(笑)。覚えています。

体調は万全ではないですが多少なりと動けたかなと。良い刺激になりましたね。収穫ありかな、と。国体に向けてそれぞれがしっかりと取り組んでもらいたいですね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素早く動くに課題を置いて

2017-09-23 | 陸上競技
金曜日。前日に治療に行ったこともありかなり回復しました。とはいっても走ったり動いたりできる状況ではありませんが。尿管結石から来ているというよりは「腰を痛めた」というレベルの話でしょうか。火曜日から身動きが取れなかった状況からは脱出しつつあります。

この日は特別な予定もなく練習に参加できると思っていました、が、放課後は会議(笑)。そこまでにある程度メニューを作ろうかと思ったのですが尋常ではない忙しさに追われそこまでたどり着かず。いや、本当に「息つく暇もない」という感じです。かなりバタバタ。どうなんだ。

1時間ほどしてから練習へ。今週始めての練習参加。このタイミングで補修で遅れていた者も参加しました。私が行ったときにはハードルドリルをやっていたのでそのままの流れに合わせて進めました。ドリルまで。

そこからは全体での練習にしました。久々にマークアップを。競争をしながらとにかく速く動く感覚ですね。ここ最近の練習では不足している部分。思いつきの種目も含めてかなりの種目をやりました。地味に罰ゲーム付きで(笑)。マークを使ったアップが終わってからはラダー。本当はこれを一番やりたかったのです。

大きな動きはやっていますがここ最近はアジリティーの部分が不足している気がしました。もっと速く動かないといけない部分があるがそれができない。ラダーは足先だけになりやすい。その部分を意識しながらもっと中心から動かす感覚を持たせたい。

まーできません(笑)。見た動きをそのまま真似してやるというのが十分ではない。最初からできないのは当然だと思います。だからこそ練習をしていく。できないからやらないというのではなく「いかにしてやるか」です。とにかく色々な動きをやっていく。どれが正解でどれが間違っているということはない。そうであれば可能性のある動きはやっていくしかないのだと思っています。これも競争をしながら速く速く。

さらにハードルリズムスキップ。これも2人1組で競争させました。私が不在時に全体的に声が出せるようになってきました。大きなことです。県新人前はほぼ崩壊していた感じはありましたがもう一度0からの再スタート。それが実際にできている感じはしました。もちろん、目標にはまだまだ遠いですがそうやって少しずつ進むのは大きいかなと。リズムスキップも大きく速く。しっかりと取り組めていたかなと。

最後に少しだけ走りました。スパイクを履いてウインドスプリント。そこから3本だけ10バトン。3本だけ25並走。練習的には落とし気味。それでも様々な刺激が入ったのではないかと思います。普段やらないことをやる。これからはそういう機会も入れていきたいなと。

以前、愛媛のsri先生が私が中四国合宿で指導している姿を見て興味を持ってくださいました。まー飽きさせないようにあれこれやっていましたから。私自身が楽しみながらできないとやはり練習ができない。それは間違いないと思います。選手が楽しくやれるかどうか。楽しさの意味を考えながら取り組んでいけたらいいなと思いますね。

前に進む。それしかないと思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分達でやり続ける

2017-09-23 | 陸上競技
あまりにもバタバタし過ぎてblogにたどりつきませんでした。まー仕方ないのですが。遊んでいるわけではないのですがなかなかプライベートの時間というものが確保できません。まー体弱くて休んでしまうのはほぼプライベートじゃないかという話になるのですが。

木曜日。この日は前日と比べると随分回復。少しはかがむことができるようになりました。このレベルで回復というのもどうなのか?!という話ですが。それでもかなりキツい。何なんだ。朝から国体関係の事や年末の練習計画のことで色々と考えました。年末はじっくり練習したいなと考えています。うちの中心選手は県外に出るという意味での刺激があると良いのかもしれないはとは思いながらも時間を有効に使うことも考えています。どういう選択になるかは分かりませんが私的には9割気持ちが決まっています。まー考えます。

国体関係の電話をしている時に師匠から「mtz先生の所に治療に行けば良いのでは?」とアドバイスを。確かに。選手を連れて行く事は多々ありますが自分自身治療対象になるというのはありませんでした。半ば強引に午後から休みを取り治療に行くことへ。無理矢理にでも自分自身で時間を作らなければケアなどは出来ません。

そのため午後の練習はこの日も自分達でやってもらうことに。私的にはこれも苦痛です。が、本当の意味で治さなければ今後も選手に迷惑をかけます。二日連続で任せていましたが三日連続へ。時間がない中でメニューを作りました。真面目です(笑)

この日も前日同様数人が遅れて参加することに。10月の最初に学校行事でイベントがあります。その関係であれこれ借り出される事が多い。更には週末の検定に向けて補習。部活だけをやっているわけではないですから当然起きうること。与えられた時間を有効に使ってもらいたいですね。

メニューはトレーニングと走練習を半々で。かなり疲労は蓄積していると思います。二日連続で結構な負荷をかけています。それでもやり続ける。必要なことだと思いますね。今回の県新人のようにタイムレースになることもありますが高校生はある程度の基礎体力が必要です。一本だけ速くてもそれが何本も出来ないようでは勝ち上がっていると事はできません。当たり前の感覚ですがそれを考えたらメニュー自体も自然に見えてくると思いますね。

アップメニューをやってからDM投げ。遊び感覚で投げながらのリレーを。そこからはお決まりのシャフトトレーニングを行って更にハードルジャンプ。これまでジャンプ系を控えていたので少しずつ入れていきたいなという感じです。締めでDM投げ。補強が多い気はしますが(笑)。

補強ばかりはできないのでそこからは加速ドリルを。もう一度確認のためにです。今回のメニューの資料には比較的細かく注意点を記載しました。どこまで読むかはわかりませんがきちんと「ポイント」を抑えた練習をさせたいなともうので。これを2セット実施。加速段階の動きをしっかりと作り直したいなと感じていたので。トレーニングで与えた刺激をしっかりと走りに結び付けていく。ここは重要かなと。

終了後、シャフト補強30mとバウンディング30m。本当に負荷をかけ続けました。疲労度はかなりのものだと思います。だからといってこれから先のことを考えるとやはりやるべきことがある。そこだけは外せないなと思っています。かなり疲れていると思いますが今はやります。

自分たちでやる。やらざるを得ないという状況だったのは確かです。いつもは私があれこれ支持を出しながらやる練習ですが今週は自分たちでやる。多少なりと成長をするのではないかと思っています。前に進む。ここだけです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

走るのも任せる

2017-09-21 | 陸上競技
水曜日。この日も不調。朝の段階でズボンを履こうと思ったのですが腰が痛すぎて脚が上がらない。寝転がって履く。更に靴下に関しては履くのに10分くらいかかる。痛くてしゃがめないんです。何をやってるのか分かりません。

授業はやらないといけないので必死にやりました。なかなか辛い。選手には申し訳ないですがこの日もメニューを作成して自分達でやってもらうことに。ここは理解してもらわないといけないかなと。私自身は練習に出たいのですか状況としてそんな感じにはならないので。悪化させて国体にまで迷惑をかけるわけにはいかないですからね。

前日のトレーニングにより間違いなく全身筋肉だと思っていました。朝の段階で痛いと言っていました。これはこれで狙い通りの話です。筋力的に弱っているからこのような状態になる。当然の結果です。だからこそ無理にでも負荷をかけてやらないといけないのです。

アップメニューから始めてDM投げ。この日は遠くに投げることを目標にしました。強く投げるというメニューもやりますが、爆発的に力を発揮するためには全身を使って遠くに運ぶ必要があります。距離を決めてそこまで投げることを目標。

いつも通りにハードルドリルをやってからDM往復走。これも久しぶりです。この日は検定と補習があったのでなかなか思い通りの練習にはならなかったかもしれません。その中でできることをやってもらうしかない。有酸素系のトレーニングが不足するのでどこかで入れたいのはあるのですが。全員に均等に負荷をかけるのは難しいですね。

シャフトトレーニングを休憩時間代わりに行ってスパイクを履いてウインドスプリント。そのままチューブ5歩。選手の話によるとこの後から全員参加になったようです。できないことをあれこれいってもどうにもならないのでとにかくやれる事をやるという感じですね。

この日は走ることにしていました。加速段階と中間の動きを徹底したいなと。とはいえ前日のダメージが残っているのでどこまで意識してできたかかはわかりませんが。動かない中でやるという感覚。動かないから諦めるというのではなくしっかりとやっていかないと次に繋がらない。動かないから見えてくることもある。

前半マークをやって中間マーク。本数は3本ずつだったでしょうか。それほど多くはしていません。限られた本数の中でどれだけ意識できるか。こういう時に私は不在。逆に意味があると思っています。いつでも私が声をかけてやらせる。そうではなく自分達でもやらないといけないんだという意識を持たせる。狙ってそうやっているわけではありませんが結果的に良い方向に向かえば良いなと。

各自で2本程度走ってから休憩がてらスパイクを脱いで軸系の練習。軸各種をやってから倒立やバランスディスク。体幹意識ですね。

最後にタイヤ引き。これも初めてのパターン。タイヤ引きで往復走をしました。更にスプリント。タイヤ引きの中に幾つかの課題を入れておきました。それぞれが何を意識してやるのかは分かりませんが。後日談になりますが女子キャプテンが日誌に「タイヤ引きをする中でスプリントのどの部分に生きるかを考えながら走った」と書いていました。こういう部分なんだと思います。単に走るのではなく「何のためにやるのか」という部分を考えながら意識しながらやるだけで効果は全く違うと思いますね。

本当に任せっぱなし。自分達でどこを目指すかです。県新人前に男子は色々とありました。本当の意味で0からのスタートです。失うものは何もない。この段階で私が手助けをするのではなく自分達で模索しながらやるというのも必要な時間なのかな、と。

本当に練習を見れていません。その中でどうするか。選手次第だと思います。

寝返りうつのが痛い私にはこれくらいしか出来ません。笑えない現状です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絶不調の中で・・・

2017-09-21 | 陸上競技
前の記事にも書きましたが尋常ではない腰の痛みに襲われています。そのため火曜日は練習どころではない。完全に生活ができないレベルだったので早退させてもらいました。とはいえ、練習を放置するわけにもいきません。「やっておけ」でもいいんですが。国体に向けての準備も必要です。Nは膝を痛めていたのでスピード練習がこ2週間くらいできていません。その中で勝つというのはこの子の勝負強さだとは思いますが。県レベルでは大丈夫でも上のレベルでは厳しい。そうなるともう一度作り直す必要があります。私が弱っていてもやることは変わりません。

やはり最大の課題は「筋力の回復」だと思います。実際問題2学期が始まってほとんトレーニングができてません。それどころではなかったというのもありますが。うちの練習の特徴としては「身体作り」があります。ここがきちんとできるかどうかで結果に直結してくると思っています。そこが不十分の中で迎えた県新人でしたから・・・。

私は不在ですが結構ハードなメニューを課しておきました。アップメニューをやってからDM投げ。更にはスーパー体幹補強。ひたすら補強です。久々にハードルを使った股関節補強を入れておきました。もちろん見ていないので何とも言えないのですが、日誌等をみるとしっかりとできていたようです。

以前は「トレーニングはトレーニング」「走りは走り」と明確に分けている部分がありました。それが故障の予防につながっていたとも思っています。ここ最近はやはりそれを融合させていく必要性を強く感じています。大阪に行って以来、その部分の感覚が強くなっています。そんなもの「当たり前だ」と言われるかもしれませんが(笑)。トレーニング系をかなりやってから久々に「足運び」の練習を入れておきました。直線的な足運び。膝締め。そこからチューブを使ったもも上げ。ドリルだけが上手くできてもそれが走りにつながらないというのでは意味がありません。ドリル的な動きで終わるのではなく走りにつながる動きを入れておきたいと思っています。

シャフトトレーニングをしてからハードルジャンプ。ここは最近のお気に入りです。重心移動の少ない補強が終わってから走りに入るためにジャンプ系を入れる。それで力の方向性を決めていってから走り始める。別に正解かどうかはわかりません。私がやりたいだけ。スパイクを履いてからウインドスプリント。片足スキップ、両足スキップ。私はフォローレッグの部分が重要だと思っています。スイングで進む。その時に腰が進んで重心移動が生まれる。まー分かりにくい(笑)。これまでとは違いこの部分もトレーニングの中に入れ込むようにしています。そのままショートスプリント。

で、スパイクを脱いでシャフト補強(笑)。ひどいですね。ここ最近は距離を短くしていましたがこの日は意図的に30mへ。前回は10mでやっていますのでかなりきついと思います。やるしかないのですが。前任校の感覚が残っている部分もあるのですがシャフト補強が強くなるとスプリントに直結する気がしています。重心移動も大きくなる。こういう部分は続けていきたい。最後に40m程度の距離をスパイクで数本走って終わり。

文字にするとそれほどやっていないのではないか?という気になりますがかなりきつかったと思います。それでも「楽しくできた」という報告でした。新学期が始まってからのことを考えると大切な感覚だなと思います。強くなるために必要な要素です。

私は絶不調。選手はひたむきに練習ができているようです。続けてもらいたいですね。

備忘記録程度に・・・。見ていないので細かく書けないのです・・・。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする