kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

気持ちのコントロール

2023-10-30 | 陸上競技

上手く書けませんが。自分の中でかなり「もやもや」することがあります。ここに関して自分の中で上手く処理できない部分があって。「私だけ?」みたいな部分もあります。

 

世の中は平等ではないと思います。話をする中で「10人のうち1人がめちゃくちゃ働けば残りの9人が楽ができる」というのも聞きました。そういう考え方もあるのだと思います。「やる」から回ってくるというのもあると思います。「持ちつ持たれつ」という部分も考えるべきだと思っています。これは「ある部分」はこちら側がやるので「この部分」は別の人がやるというものだと思います。それが正常な姿かどうかは分かりませんが。

 

いつも明るく前向きにやっているわけではありません。

 

話が少し変わります。県体がありました。が、とにかく酷いなと。突然メインスタンドで「集団応援」を始めるチームがありました。かなり遠くでしたが「おかしいだろう」と思って叫ぶ。が、全くやむ気配がない。役員の途中でしたが近づいて行って指導。幅跳びの選手には申し訳ないなという気持ちが強くあります。競技をしている上の部分で集団応援を始める。更には招集が完了してスタート前に勝手にトイレに行っていなくなる。ガチガチで競技会を運営するのは面白くない部分もあります。しかし、譲れない部分というか「きちんとやらないといけない」ことに関してはやらないといけない。それもあってかなりのストレスを感じました。

 

自分の中で処理できない感情があります。「別に私でなくてもいいじゃないか」という気持ちもあります。その気持ちに抗うには時間が足りません。世の中の流れは変わってきています。それだけは間違いない。それなのに「同じこと」を求められるというのは自分の中で受け入れがたい。

 

この部分に対して自分がどのスタンスで考えるか。非常に悩ましい部分です。感情の処理ができる気がしません。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラーメン記録

2023-10-26 | 陸上競技

ダイエットをしているのですが、結局我慢できずに食べています。その分、運動量を増やして対応しています。特茶と適度(!?)な運動。可能な限り歩くようにしています。それで本当に良いのかという話です。糖質を控えない限りはきちんとしたダイエットにならないのではないか。分かってはいるのですが。

 

ラーメンを食べるたびにインスタとFacebookでは更新しています。まーblogは「陸上競技のこと」を書きたいと思っているので。とはいっても競技のことよりも雑談的な部分の方が圧倒的に多い気がしていますが。とりあえず、食べたラーメンの内容を載せておきます。味などはご想像にお任せします。そこについて触れるといろいろと問題があるかもしれないので。めちゃくちゃうまいなと思うところもありましたし、そうでもないなと思うところも。

 

広島に中国新人に行ったときに駅に「ばくだんや」があったので食べました。

 

tokushoの時に中国新人で本店に行きました。その時に何を頼んだのか覚えていませんでした。久々に行ったのでどれくらいの辛さがいいのかわからない。「旨辛」が10辛と書いてあったので「旨いなら大丈夫だろう」と思って注文しましたが、食べたらめちゃくちゃ辛い(笑)。もともと辛い物は得意ではないのに。1人でお店の中でむせていました。完全に「素人」ですね(笑)

 

鹿児島国体の時に食べたラーメンも。

 

熊本ラーメン。チャーシューを「角煮」にしました。焦がしニンニクが効いていました。駅で食べたのかな。まーそんな感じでした(笑)

 

 

今度は宿泊先の近くにあった「豚とろ」です。かなり有名店みたいです。多くの観光客が来ていました。多分、本店。駅の中にもあるということでした。

 

 

こちらは「のり一」。これも宿舎の近くにありました。kd先生から勧められていたお店です。これまで食べたことがないくらいのすっきり感。ここも多くのお客さんが来ていました。

 

 

これも鹿児島。「小金太」です。これもお土産売り場で「ご当地ラーメン」として販売されているくらいの有名店です。こちらはかなりのお客さんが並んでいました。ガイド本なんかにも記載されているのだと思います。うりは「チャーハン」だということでした(笑)。

 

 

さらに鹿児島。これも宿舎のすぐそば。「さだ」というお店です。国体期間中にお世話になっていた定職の大将からのおすすめ。鶏白湯ラーメンでした。豚骨が多い鹿児島の中で珍しいのかもしれません。スープがおいしかったですね。

 

ここからは愛媛。宿舎の近くに「煮干しらめーん」があったので行ってみました。「瀬戸内ラーメン伍式」です。煮干しの風味がよかったですね。結構濃い感じが分かってもらえると思います。

 

 

せっかく愛媛に来たのでなんとかもう一杯ラーメンを食べたいと思っていました。朝調べてみると「朝ラーメン」があるということだったのでフェリーで帰る前に7時半くらいに行ってみることに。「NORI」というお店です。すごくあっさりしていて朝からでも全く問題ないラーメンでした。

 

 

山口に帰って。せっかく東側に行ったのでどこかおいしいお店はないかと色々と聞いてみました。平生にある「周月」というお店へ。大盛にしたらめちゃくちゃ麺の量が多くて(笑)。熱盛がおすすめのようです。

 

 

 

最後に色々あって長門(山口の日本海側の方)に行ったので、帰るのが難しいなと思って新山口駅の近くに泊まりました。またもkd先生から「近くにラーメン屋がある」と勧められたので行ってみることに。「〆らー」という名前のお店です。「しじみラーメン」を食べました。麺も少なめでちょうどいいかなと。

 

 

かなりのラーメン生活です。これで痩せようというのはだめかもしれませんね。できるだけ運動をしながら「食べる」ことは保ちたいなと思っています。全てに制限が入ると面白くないですから。しかし、「糖質」が多すぎるのでこれが疲れが抜けない要因の大部分を占めているのではないかとも思っています。悩みます。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色々と思う中で

2023-10-26 | 陸上競技

思うことを。

 

色々と考えていることがあります。ずっとクラブチームを立ち上げたいと思いながら実現に至っていません。20年位前から「地域のスポーツ」に関心がありました。中学校時代から同じ指導スタイルの中で一貫した指導をすることで高校に入ったときにスムーズに対応できるのではないか。当時、中学の先生に相談したこともありましたが「難しい」という感じではありました。まー私の指導スタイルも今とは全く違って「かなり厳しい」指導が中心でした。その状態を見ていたら「一緒にやるのは不可能」と判断されていたのでしょう。

 

今でも県内での知名度はほとんどないと思います。中学校も高校も私がどのような人間でどのような指導スタイルで選手とかかわっているのかは理解されないと思います。それはそれで仕方ないのかなと。目立つために何かをやろうと思っているわけではないですし。「強化したい」というのはあります。どうすれば他県ときちんと戦えるのか。指導者が減っていく中で「選手の能力」に頼ってやっていたら一時的な活躍はできるかもしれませんが長続きはしないと思っています。どこかで変えないといけない。そう思っています。

 

実際に若い人たちがクラブチームを立ち上げて活動しています。おいていかれています(笑)。とはいえ、これまで培ってきたノウハウをどのように活かしていくかは私自身考えていかないといけないと思っています。今はskyの女子の指導をさせてもらっています。選手にとってそれが幸せなことなのかどうかは分かりませんが。この歳になって未だに全国大会で入賞するというのはありません。指導力が足りないんだろうなというのは明確です。

 

が、先日fnt先生から「来年のIHの決勝で勝負できたら」というメッセージをいただきました。これは本当にありがたいことです。実際にその舞台に選手を立たせたことのない私が本当にそこまでできるかどうかは分かりません。それでも「来年戦いたい」という気持ちはこれまで以上に強くなりました。片手間に「練習計画」を立てるというのは私にはできません。本当にそこを目指すのであればこれまで以上にコミュニケーションを取りながら長期的な視点に立って練習を考えていかないといけないと思います。

 

秋のシーズン、故障気味でレースに出れなかった選手が数名います。週末に県体があります。ここで試合に出すのかどうか。選手自身は「出たい」と思う部分があると思います。しかし、本当に出る意味があるかどうかです。十分な練習が積めていない段階で中途半端にレースに出る。そこから何を得るのか。ここも考え方だと思います。陸上競技を楽しむためには「記録が出なくても試合に出る」というスタンスは必要だと思っています。そこがモチベーションになるでしょうから。「試合に出ないのに練習をする」というのでは楽しくない。何のためにやっているのか分からないからです。

 

それでも「出ないでよいのでは?」という投げかけをしています。11月の中旬に記録会がありますがこれも含めてもう出場しないでいいのではないかなと。記録を出したいので試合に出るという選手が何人かいると思います。その思いを押さえつける気はありません。しかし、限られた時間をこれから先に向けてどのように「投資」するかです。冬季練習がきちんとできる状態に持っていく。万が一、不十分な練習量で試合に出て故障をしてしまったら冬季練習ができなくなります。そこに対してリスクを背負ってまでレースに出る必要性があるかどうか。ここも考え方だと思っています。

 

「IHで戦いたい」という想いがあるのなら「中途半端な状態」でレースに出ることはあまりプラスにはならないと思っています。上述のように「モチベーションの維持」という意味で「結果は出ないけど試合には出たい」というのであればそれでいいと思っています。考え方を押し付けるのは良くないと思っています。以前の私であれば「出ない」と決めたら出ませんでしたが、今の時代そのスタイルは合わないと思っています。

 

そのあたりのこともきちんと話ができればいいなと思っています。分かってもらえるかどうかは分かりません。しかし、本当に「IHで戦う」というのであればどこかで「やる」「やらない」を判断しないといけないと思っています。この冬の取り組みがすべてを変えていくと思います。昨年の冬、週2回だけ練習計画を立てさせてもらいました。それが6回になったときにどれだけの変化を示すか。これまでの概念を捨てながら「競技力を上げるため」に何をするのかというのが重要になってくると思っています。

 

基本は「考え方」だと思っています。競技に対してどう向き合うか。何を目指すか。競技を嫌いになってもらいたくはないと思っています。それで辞めてしまうというのは誰も幸せになりませんから。まだ自分の中でクリアにならない部分もありますが。「進む方向性」を明確に示したいなと思っています。

 

また書きます。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝ってもらう

2023-10-25 | 陸上競技
少しタイミングが遅れていますが。
 
えーっと。47歳の誕生日でした。特別何もなく過ごす予定でしたが。朝、クラスに行くと生徒にお祝いをしてもらえました。というか、何が起きたのか分からなくてめちゃくちゃビビっていますが(笑)教室が暗かったので「電気くらい付けろよ」と思って入った瞬間だったのでビビりました。
 
クラッカーでお祝いを。私は愛媛のお土産を渡そうと思って準備していたので逆にお祝いをしてもらうというのは想像していませんでした。私の誕生日を知っているというのもあまり予想していませんでしたし。自分からそれをアピールすることもないですし。理由は分かりませんがクラス全員でお祝いをしてくれたのはありがたいなと思っています。
 
2年生の時から担任をしています。何度か書いていますが「受け入れられているか」はわかりません。私みたいな人間が担任をやっていてこの子達が幸せなのかどうか。それでもこうやって時間を作ってくれたことに感謝したいなと思います。何より嬉しいのが「私のため」に時間を割いて色々考えてくれたこと。黒板にモノを貼ったりプレゼントに一言メッセージを書いてくれたりと「私のため」に少しでも時間を作ってくれたこと。他にもやりたいことがあったはずなのに。
 
 
女子が多いクラスです。色々と気を使います。セクハラ疑惑をかけられたら取り返しがつかないことになりますし(笑)。担任というよりは「父親」という感じの関わり方なのかもしれません。年齢を重ねて関わり方も変わってきたのかもしれません。若い時には「年齢が近いから」と言われることもありました。感覚的に近いので生徒とあれこれできるのだろうと。そいう部分はあったのだと思います。今は親子以上の年齢差があるかもしれません。それでもある程度の距離感を保ちながらやっていけているのかなと。
 
いつも言っていますが私は生徒に好かれるために何かをしようとは思いません。ダメなものはダメだと思っています。それでもこの子達が楽しく高校生活が送れるように何ができるかは考えていきたいなとずっと思っています。それが周りから批判されても。周りに大きな迷惑をかけない限りはこの子達がやりたいようにやらせてあげたいなと思っています。
 
まー文化祭の準備の時に周辺に多大な迷惑をかけたというのはありますが(笑)。その時も私が周囲から怒られるのではないかと気にしてくれた生徒もいます。「お世話されている」のかもしれませんね。
 
本当に山のようなプレゼント🎁をもらいました。何が何だか分からないまま(笑)こうやって色々考えながらプレゼント🎁を選んでもらえることにも感謝したいなと思っています。ネギとかケチャップとかよくわからないものもありましたが。プレゼントの表に一言メッセージも書いてくれていました。よくわからない赤白帽子には寄せ書きのように。こう見てみると「担任」という感じは少ないのかもしれません(笑)。
 
 
この子達のために何ができるか。与えるというよりも「与えられる」ことの方が多いなと思っています。本当にモチベーションが低い時でもこの子達と関わると元気がもらえます。この2年間、何度も私自身がしんどくなった時があります。昨年は本当に教員辞めたいと思っていましたし、転職について真剣に考えていた時期があります。そんな時に教室に行くと訳の分からない話をして盛り上がることができた。「負」のエネルギーだった部分が「正」のエネルギーに変えてもらえた。大きなことだと思います。生徒がどう思っているのか分かりませんが、私は出会えて良かったなと強く思います。
 
卒業まで残された時間はそれほど多くありません。それぞれの目標や夢に向かって進んでいく手助けができたらと思います。まだまだやることは多いですし、進路実現に向けてやっていかないといけないことがたくさんあります。全員が「やりたいこと」に向けて進んでいけたらと思っています。
 
同時に何人かの教え子から直接メッセージをもらいました。ありがたいことです。この子たちに私が何をしてあげられたのか分かりません。それでも卒業して数年たってからもメッセージを送ってくれるというのは幸せなことだと思っています。この子たちと共有してきた時間が今の私を形作っている。この子たちから学んだことが大きな財産になっています。
 
幸せな時間でした。感謝したいと思います。本当にありがとう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑感

2023-10-23 | 陸上競技

思うことを。

 

中国新人、国体、U18と3週連続での試合でした。私自身かなりダメージを受けています(笑)。今回はかなり日程が詰まっていて本当に大丈夫なのか??という感じでしたが乗り切りました。金曜日が寒すぎて風邪をひいてしまった感じがありますが・・・。

 

春の中国総体を終えてから数か月は我慢の時間でした。本当はもっとやるべきことがあったのかなと思っています。中国総体の後に強化期間をある程度設けられたらよかったなというのもあります。20秒走を何度かやっていきましたが、それだけではベースアップには届かなかった気がします。結局、IHでは「惨敗」という形でした。それ以後無理やりIHに間に合わせた反動のため思うように練習が積めない。結果、秋のシーズンの最初は十分な走りができませんでした。

 

U18の時にmtm先生と少し話をしたのですが「ピークをどこに持ってくるか」という話だと思います。年間に3回も4回もピークを持ってくることはできません。言い方は悪いですが「捨て試合」も必要になってきます。すべての試合で「結果を出す」というのは難しい。それでも「結果を出させたい」という思いが先に立つこともあります。年間でどこにピークをもっていくのかは重要なことだと思います。

 

今回300mHに出場したKuさんは春先特に何も意識しなくても走れていました。とはいっても慣れていない部分もあるので400mHが1分6秒84→1分7秒91→1分6秒32→1分4秒76→1分3秒91→1分3秒03という感じです。不器用なのもあるので上手くレースが作れません。が、本来であればこの最初のスタートラインが「1分2秒」くらいでないといけなかったのかなと思っています。「初めてだから」という話ではなく「戦うためにどうするか」と考えた時に「1分6秒」からスタートして「1分00秒」になることは考えにくいかなと。修正をして対応できるという話ではなく「根本的な力が足りない」という段階だったと思います。この段階で「IHで戦う」というには遠い目標だったかもしれません。

 

その後、秋のシーズンの初めは本当に悲惨な感じでした。1分8秒81→1分07秒09という感じで「走れていない」というのが出ていました。中国新人で1分05秒34まで復調しましたが通常考えたらこのタイムで「国体で戦う」というのは難しかったかなと思います。それでも国体では44秒41のPBを出し、U18では44秒10でB決勝2位。かなり走れるようになったと思います。もちろん課題はかなりありますが。これまで本人も「面白くないな」と感じていた部分があると思います。それでもやっと「スタートライン」に立てたかなという気持ちはあると思っています。

 

個人の批評をしているわけではありません。やはり「チーム」としてどこに「ピーク」を持ってくるのかだと思います。mtm先生のところは間違いなくIHです。そこでどのように戦うかを考えたときに狙う部分は明確になってきます。そうなるとそれ以後、どれだけ選手がモチベーションを保てるかというのが大きな影響を及ぼします。高校生ですからずっと気持ちが張り詰めていけるわけではないと思っています。ひょっとしたらそれができる選手もいるのかもしれませんが、「大きな目標」を達成したときの「喪失感」は少なからず出てくると思います。うちにとっては「IHに出場する」というのがそれだったと思います。「IHで戦う」というのを目標に掲げていた部分はありますが、実質「IHに行けるかどうか」というレベルでしかなったのでそれ以上を求めるのは難しかったのかなと思っています。

 

100mで追い風参考ながら12秒21を出しました。100mHも追い風参考ながら14秒19を出しました。さらに今回のU18で300mHでB決勝で2位となりました。本当の意味で「IHで戦う」といえるくらいの水準になったのかなと思っています。遠すぎる目標は「夢」のような話になってしまいます。「できたらいいな」と思っているだけでは絶対に無理だと思います。「戦う」というのが「夢」のよう話になっていて「実際にできるかどうかわからない」という水準では難しいと思っています。

 

チームによっては「中国大会に進みたい」という目標があると思います。何度も書いていますがそれを否定する気は一切ありません。それぞれのチームにあった目標だと思うからです。すべての高校生が「IHに出たい」と思っていない。それぞれがベストを尽くしてどう戦っていくかだけだと。今のチーム状況であれば「IHで戦う」ことを目標にしてもいいのかなと思っています。ラウンドを進むだけではなく決勝に残って「本気で戦う」という人生で何度も経験できない空気感を感じる。それができるチームは限られていると思っています。

 

幸い、半年である程度の「形」ができたと思っています。この流れを途切れさせないことが重要かなと思っています。本人たちがどこを目指すのかを県体が終わってからもう一度見直していく必要もあります。私自身が「IHで戦いたい」と思うわけではありません。選手本人が「どこで戦うか」を考える必要があります。私が強引に引っ張ってそこまで引き上げるのではない。足りないところを補いながらサポートしていく。そのためにはこの冬の取り組みが重要になるのかなと。まだ週末に試合が残っています。ここはここできちんとやっていかなければいけません。しかし、長いスパンで見た時に「来年の春にどうなっているか」を考えないといけないと思っています。「消化試合」ではない。やれることは何かだと思っています。

 

まとまりません。今頭の中にあることを吐き出しておきたいと思っています。また書きたいと思います。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U18〜300mH〜

2023-10-22 | 陸上競技
金曜日、愛媛でのU18。300mHに参加させてもらいました。年度当初は国体で決勝に残りたいというのが大きな目標でした。間に合うかどうかという話になっていましたがポテンシャルからすればそこにたどり着けるのではないかなと。春先は比較的順調に来ましたが、前半から攻めることができない部分もあって後半失速するというレースが続きました。速く動くことができないというのもあって冬季練習で足りない部分が補えなかったというのが大きい気がしています。

無理やりインターハイに間に合わせた結果、反動で夏場は全くといって良いほど動けませんでした。貯金がない中でやってきた反動が大きかったのかなと。チーム全体が萎んでいた感じがあります。そこから秋にかけてやっと動き始めてきた。この部分は国体について触れた部分で書いています。やっと戦えるという水準が見えてきたかなと。今回のU18に関しては「2本走る」というのが大きな目標でした。国体の時の課題を克服しながらどのように戦っていくか。きちんとチカラが出せれば43秒中盤が出せるのではないかなと思っていました。あとは連戦の関係でどれだけエネルギーが残っているのかというだけ。厳しいなとは思っていましたが、ここまできたらやるしかないなという感じでした。

金曜日は朝イチのレース。9時半スタートです。それも2組目。その関係もあって朝早くから身体を動かしておこうという予定にしていました。5時20分からの朝練。勤務時間外労働のレベルを越えています(笑)。私は4時40分くらいから散歩。5時20分から車がほとんど来ないところでアップを軽くやることに。とにかく身体が動く状態を作っておきたいなと。

7時には競技場に着いてメインでアップ。少しだけsri先生に挨拶ができました。大きな大会を仕切るというのは本当に大変だと思います。こちらは参加させてもらっているだけなので競技に集中できます。ありがたい。朝の段階ではそれなりに気温が上がっていました。雨予報ではありましたがなんとか持ってくれそうな雰囲気。元々のランキングは30番目でした。国体で14番目くらいに上がっていましたが、他の選手もレース経験が少ないというのもあってどれだけ記録が出せるか分からない。自分の走りだけを考えるようにと話をしながらやっていきました。

予選は1着プラス3というハードなレース。B決勝が実施されるので16人は2本走ることができます。どう戦うか。2組目の7レーンでした。前半から攻めたいと思っていたので5台目まで16歩で走るようにしていました。身長があって手足が長い。筋力が付くまではなかなか走れないだろうなという感じがありました。まだ速く動けません。それでも17歩を使うと走りではなくなってしまいます。ランキングトップの選手が同じ組にいるのでついていかないといけません。

レースとしては4台目まである程度我慢できました。本当は16歩で行くのでリードを奪いたいところですが速く走る16歩ではないので。ちょうど4台目を越えたところがテントで見えません。5台目を越えたところでリードを奪われています。前に何人かいますが追いきれないという感じでした。それでも最後まで17歩で押し切りました。記録は44秒10。連続での自己ベスト更新です。とはいえもう一本走れるかどうかは微妙な位置。





次からのレースを必死で確認(笑)人生で初めて他の選手の記録をメモりながら見たかも知れません。1着に入っていないので残りプラス3に入らないと決勝には進めません。というか、走り終わった時点でプラスの5番目なのでもうA決勝は不可能(笑)。他の組の選手の走り次第でもう一本走れるかどうか決まります。

戻ってきてから本人が「5台目からおかしかった」という話をしていました。確認をしてみると5台目から8台目までずっと逆足の17歩になっている。走っている途中で分からなくなったようです。とはいえ、逆足で17歩で行くってどうなのか。8台ハードルを越えるのに2台利き足、6台逆足です。この辺りを見てもらっても「未完成」というのが分かると思います。だからこそもう一本走らせてあげたいなと。経験を積むことが必要になると思っているからです。

5組が終わった時点でタイムが全体の14番目。なんとかB決勝に残ることができました。1本だけだったら残りの時間どうするのか?という無駄な心配もありましたかまだ(笑)。とにかくもう一本走れる。これは大きなことです。1本目で力を出しきれなかったというのはありますが、それでもまた走れる。全国の上位選手と一緒に走ることができます。これはこの場でしか経験できない。

かなり時間が空くのでのんびり過ごすことに。私はこの間に歩いて2.3キロくらいのところにあるラーメンでも食べようと(笑)かなり評価が高いお店だったのでぜひ行きたいなと。25分くらいかけて歩いて行きました。




まじか(笑)このタイミング?!Googleでも「臨時休業」までは把握はできませんでした。なんなんだろう。こういう時は選手の「流れ」が良くなります(笑)結局昼食は食べられず。

B決勝のためのアップを始める前から小雨が降って気温がかなり下がっていました。肌寒いというかもう「寒い」くらいの話です。対応はしていますが、それでもレースをするのはしんどいなという感じがありました。アップの時に私は3台目まで行っておきたい(可能なら4台目)と思っていましたが本人が1台目まで3本くらいやって「もう良いですかね?」という感じでした。これも国体の時の経験。見ていて「もう少し」と思う時はやっておいた方が良いと思います。本人に話をして3台目まで。風の向きが違うのでどれだけ生きてくるか分かりませんが。

レースは8レーン。9レーンの選手が棄権していたので一番外側ということになりました。実際にまだレースが作れないので前を誰かが走ってくれている方が良いのですが。前半からしっかりと走ります。が、やはり少し置いていかれる。これは来年度の課題だと思います。5台目まで16歩。この時点で4〜5番目だったでしょうか。他の選手が前半から行っているのもありますし、17歩で押し切れるというのもあるので後半の3台でかなり差が詰まりました。まだ力が余る感じもあります。グングン追いついて最後は2着でフィニッシュ。タイム的には微妙ですが全体で10番目まできました。




やっとここまでという感じです。本人曰く2年前は200mでB決勝に残って10番目だったということです。戻って来れたらというなが正しい評価なのかもしれません。きちんと練習を積んでどこを目指すか。ここはすごく大切なことだと思います。可能性が出てきた。そこだけは確かです。早い時期からヨンパをやらせることに対して「もっとショートスプリントを磨いた方が良いのでは」という意見もありました。経験種目です。器用な選手であれば対応できるかもしれませんが、今でもまだまだレースで上手く走れません。だからこそこの1年間を布石として来年に繋げて行きたいなと思っています。

戦うかどうか。そこを見極めながらやって行きたいと思います。まだまだやることは多い。そこだけは確かです。あとは私のモチベーションの問題か。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛媛でU18

2023-10-21 | 陸上競技
前の記事の続き。

木曜日に愛媛に向かいました。フェリーでの移動はかなり気持ち的に楽です。昼過ぎには競技場に到着しました。愛媛国体以来。みきゃんの大きな看板が。





到着して少ししてから練習へ。翌日の朝が早いのでできるだけ早めに練習をして宿に戻ろうと。練習はメインで。バックストレートの風が難しい感じでした。まだまだ不器用なので練習を重ねていくしかないなと思っています。

練習では最初の何本か1台目まで遠くなってしまいます。身長があるので少し遠くからでも踏み切れます。これは最大の武器かもしれません。その反面インターバルでピッチが上がらないという問題点も。16歩で走れるという利点がまだまだ活かせません。筋力的なこともあるでしょうし、神経系の話もあると思います。とに確認経験を積むしかないかなと。

1時間半くらいの練習で早々に競技場を立ち去ることに。国体でお世話になったメーカーさんがいらっしゃったので挨拶を。スパイク購入に関してかなり尽力いただきました。おかけである程度戦える目処がついたというのもあります。

ホテルに戻ったのが15時過ぎ。あまりの疲労に少しウトウトしていました。16時前くらいに目が覚めたので散歩することに。宿泊先が松山城の辺りでした。愛媛大学や松山大学の目の前。が、周辺にお店はほとんどありません(笑)調べてみると道後温泉まて2.5キロくらいの距離だということ。前回の国体のことがあったので歩いてみることに。

道後温泉駅へ。路面電車がかなり走っています。が、私はひたすら歩く(笑)修学旅行生が溢れていました。どこから来たのか分かりませんが楽しそうに歩いていました。



ここまで来たので前回国体で宿泊したホテルまで歩いて写真を。懐かしいです。このホテルに泊まってアーケードを歩いていたらお祭りに遭遇して何故か1人だけ参加することになったのです。よくわからないですが(笑)





当時の写真を発見したので載せておきます。意味がわかないですよね。コーチ陣はめちゃくちゃ笑っていました。置いて帰られたんですが(笑)


歩いて戻って食事へ。翌日が試合なので何を食べるのかという話になりました。近くに鉄板焼きのお店があったので行ってみることに。三津浜焼きというメニューがありました。お好み焼きのような箸巻きのような。




美味しく頂きました。せっかくなのでご当地のものがいいですね。本当は鯛飯があるらしいのですが、人がめちゃくちゃ並んでいるのを見たのでここは諦めました。

おかげさまで21時まで人眠りにつくことができました。久々に健康的な生活をした気がします。翌日は朝9時半からレース(爆笑)早すぎますね。それでもやれることをやるしかないのですが。

また書きます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハード日程&愛媛に行く

2023-10-21 | 陸上競技
本当は国体のことをもう少し振り返りたいのですが。その暇もなく愛媛に向かうことになっていました。この日程はなかなかハードです。国体自体が例年に比べて遅かったのも影響しています。こればっかりは仕方ないのですが。

火曜日に国体から戻ってきました。そのまま少しだけ練習へ。この日に考査が終わっていたので練習開始が早くなっていました。タイミング的に練習の終わりの部分だけ見ることができたかなと。そこからコインランドリーに行って洗濯。火山灰がかなりついているので家で洗うよりはこっちの方が良いかなと判断。待ち時間に車の中で寝ていました。帰宅してもう記憶がなくなっていました。完全ダウン。






水曜日は仕事へ。1週間近く不在でした。タイミング良くなのか考査期間と重なっていたのでなんとか最小限の負担で済んだのかなと。とはいえ、戻ってからあれこれやり続けないといけませんでした。練習計画も立てなければいけません。本当に時間がないなという印象。練習に行けたのは17時くらいか。

国体から戻って来て久々に練習を見る。今度は大人数になります。国体は完全に個別対応でした。それがチームに戻ってくると全体を見ながら個別に指摘するという感じになります。どちらが細かいのかは分かりませんが。この日は全体の前半は任せることに。個別に300mHの練習を少し。幸いタータンがあるので直線を長くとって練習できました。

全体はバトン練習をしたかったのですがメンバーが揃わないのでいるメンバーだけで練習。ほとんどできません。あと1試合だけですから何とか繋いでもらいましょう。バトンの並走までやってから股関節中心の補強。ここはかなりやりました。まー大切です。そこから最後の走練習へ。

前日までか考査期間だったこともあり走る量は減っています。その辺りのことは仕方ないかなと思っています。翌週の県体に向けてある程度の刺激を入れておかなければいけません。言い方は悪いですが消化試合のような部分もあります。競技場が下関なので向かい風が強くて記録がでないる可能性がある。中国新人、国体と連続している選手にとっては負担も大きいかなというのがあります。とはいえ、来年に向けての準備が始まっています。そうなるとある程度の走りができないと面白くないでしょう。その辺りも含めて走らせました。

とにかく走る量を減らしたい。走らないわけではないですが、量を増やして怪我をするのだけは避けたいなと思っています。この日はショートスプリント系が120-120-90。ロングスプリントが150-150-120でした。これを1セットだけ。本当に昔の私からした圧倒的に少ないですね(笑)競争させました。150がスタートして合流走のような形で120をスタートさせる。いや、国体に参加した2人は自信を持てたのかもしれないですがめちゃくちゃ走れていました。大きな刺激をもらうことは必要です。2人とも戦えるという手応えを感じた部分もあると思います。とにかく速かった。

終わってからすぐに往復走。50mです。ショートは1.5往復。ショートハードルは1.5往復、ヨンパは2.5往復。それぞれをグループに分けて行いました。一斉に行うにはスペースが足りないので。心肺機能に多少なりとも負荷をかけておく。ここ最近の練習の流れからするとこの部分が圧倒的に足りなくなっていました。本数を重ねるというのも今の私の考え方からすれば随分違っています。短時間で負荷をかけてパッと終わる方がいいなと。もちろんそれなりに声掛けをしながら負荷をかけていかないとできませんが。

そしてそのまま舎監へ。なかなかです。翌日から愛媛に行くので出発が早い。80分程度かけて学校に来てまた逆方向に戻るというのは精神的にも肉体的にも負担が大きいので舎監に入りました。これにより自宅に帰る機会はほぼありません。10月は6日くらいしか家に戻っていないのではないかなという感じです。これは本当に良いのか?大いなる疑問。

早朝にフェリー⛴️に乗って愛媛へ。2時間くらい休むことができます。色々とやらないといけないこともあるのでプレゼンの準備もしながら。




とりあえずこんな感じで火曜日から木曜日の午前中を過ごしました。また書きます。心身共に結構やられています😆





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鹿児島国体~少年女子100mH~

2023-10-19 | 陸上競技

鹿児島国体4日目。女子の100mH。県総体で14秒54を出していました。中国大会では8位となりIHに出場できず。その後、不注意により2か月競技会に出れない状況に。せっかく流れができかけていたのに勿体ないなという印象です。skyの悪い部分がもろに出ている感じですね。これでは戦えない。

 

その後、微妙に復調してきましたが県新人は散々な結果に。15秒かかっていました。最後まで走り切れない。それでも中国新人は14秒41まで。通常の2年生レベルで14秒4で走れれば合格点だと思います。中国のレベルも上がっているのでこのタイムでは確実に来年IHに届くという感じではありません。やることは多い。県新人以降は5歩ハードルなどを入れながら走る練習をしてきました。感じとしてはかなり良くなってきていたかなと。


国体は月曜日なので日曜日入り。昼前に到着して少し食事をとって。ショートハードルの練習ができなくなりました。時間帯的にバトン練習などが入るのでホームはハードル設置がない。これはなかなか厳しい。もっと早く練習させれば良かったのですが。諦めてショートスプリントのみ。これは仕方ないかなと。同じタイミングで4継の練習が入っていたのでその練習を見ることに。こればっかりは仕方ない。


月曜日は朝からメイン競技場へ。前日中に入れていないので入っておきたいなというのがありました。成年のヨンパ選手にも手伝ってもらいながら。彼女はショートハードルで13秒6まで出しています。見てもらうことで何か刺激をもらえたらなというのがありました。朝早くから手伝いにきてくれて本当に助かりまさに。


今回はハードルの距離を補助員が調整してくれるということになっていました。最初の5歩ハードルで「1足詰め」でお願いしました。これが恐ろしいことで補助員がハードルの高さを1つずつ上げていきます(笑)いやいや、それは「詰める」ではなくて「上げる」ですよね。さらに3台目は3足詰めに。意味がわかりませんでしたが多分1台目から一足ずつ詰めていくと思ったのだと。毎回きちんと設置されないので結局自分でやることに。せめてハードルのことが分かる人が役員、補助員につくと良いのかなと。大変だとは思いますが他県の先生方と苦笑いしながら。


アップの感じとしてはかなり良いなという印象でした。ハードリングに関してはかなり良くなっています。まだ左肩が開くというのがありますがそれでもハードルのリズムも良くなっています。これで走れれば14秒2台は出せるのでは?という感じでした。ヨンパ選手も「かなり速いですよね」と評価してくれていました。14秒4ではないなという感じ。少し自信を持ってくれたら良いなと。


実際のレースは2人欠場。同じ組にIHチャンピオンがいます。このレベルで4組1着取りですから決勝進出は厳しい。タイムをどうするかという話になります。PBを出して14秒3台で走れれば良いなという感じでした。レースは前半からかなり攻めていくことができました。9台目で少しバランスを崩しましたが最後まで大崩れせずにフィニッシュ。3着でしたが前を2着の選手とは大きな差はありません。まートップは13秒39だったのでこれはどうにもならないのですが。かなり記録が出たなという手応えがありましたが、速報で追風2.3mという放送が。残念。公認にはなりませんでした。


それでもタイムは14秒19でした。これは今までの感覚からしたらかなり速い。ハードルを始めて1年足らずです。この状況でこれくらいのタイムが出せるというのは凄いことだと思います。非公認ですがタイム的には1.2年生ランキングで20位前後まで上がります。一冬きちんと練習ができればIHで戦えるのではないか。それくらいの感じを受けました。


が、次の組で2年生が公認で13秒38と13秒42(笑)このハイレベルはなんなのか?決勝では4位の中国地区の選手が13秒52。追風参考とはいえこのレベルでないと決勝に進まないのか?と思うとしんどいですね。決勝進出ラインが13秒9なのでそこは目指せると思います。13秒6を切ろうと思ったらやはり根本的なスプリント能力が足りないなというのが顕著に出ました。この冬の課題はとにかくスプリントを上げるのみ。県記録の更新は視野に入ったかなという気がしています。


それでもハイレベル。それだけは間違いない事実です。諦めるのではなく戦うためにどうするかを考えていけたらと思っています。本人もある程度の手応えを感じてくれたと思います。追風参考とはいえ14秒19ですから。


今回3人がskyの短距離として走りました。IHでは全く太刀打ちできませんでしたが、今回はある程度のの手応えを感じでいます。夏の不調の時期を乗り越えられたかなと。走るスピード自体は上がっています。これを冬季でどう持っていくか。私自身も色々と考えることがあります。戦うためにどうするかをきちんと見極めていけたらと思います。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鹿児島国体~少年女子300mH~

2023-10-18 | 陸上競技

競技のことを。

 

金曜日に女子100mの予選があって土曜日は翌日にある女子300mHの選手が鹿児島に来ることに。前日入りです。本当はメイン競技場で前日練習ができればいいなと思うのですがそれは難しい。できる範囲でどうするかです。

 

午前中は女子の400mHのアップに付き添うことに。前回の300mHでは2位になっていました。今年は100mHで結果を残していますが400mHは上手く走れていません。それでも何とかしてあげたいなと。成年選手ですから大学でやっていることがあると思います。本人の感覚を聞きながら課題となる部分を見るという感じでした。この途中で300mHの選手が到着したので一緒に成年選手のアップを見ながら。62秒1で予選落ちとはなりましたが、久々に前半から積極的に走れたかなと。今後の復調が楽しみです。

 

300mHは昼からの練習となりました。今回は男女ともに4継を組みたいという強い願いがありました。普段は別々の場所で練習をしている成年選手、少年選手が集まってリレーを組みます。色々な刺激になる部分があります。即席チームですが「リレー」を中心にチームとして団結できればいいなと。昨年はきちんと組めませんでした。今年こそはという強い思いが。昨年度優勝した少年Aの選手が予選通過できませんでした。そのため急遽、女子の4継の1-2-3走のバトン練習もすることに。何とかしてリレーを組みたいということで400mHの成年選手を3走に使うことに。本人納得の上で。

 

同時展開で300mHをやっていきました。300mHの練習は火曜日に無理やり実施しただけです。直線からのスタートの練習がほとんどできていません。この日はとにかく1台目まで合わない。元々器用なほうではないので難しい部分です。ある程度やって3台目まで数本。前日の刺激としては多いかなというのもあります。なんせ「やっていない」ので対応策を打たないといけない部分もありました。

 

そこからスポーツメーカーが出しているブースへ。以前から「スパイクがあっていないのではないか」というのがありました。走りのタイプ的に違うやつのほうがいいのではないか。そう思っていました。スパイクの試し履きができるのでお願いして使わせてもらうことに。今使っているスパイクの話をすると「IHや国体に出る選手でこのスパイクをはいている人はいない」とのこと。柔らかすぎる気がしていました。本人の感覚的に試し履きしたスパイクがよさそうということで無理やり交渉(笑)。何とかして履かせたいなと。

 

そこにあるサンプルは貸し出しはしていないようでした。どこかにないかと聞いてみると宿泊先の近くにあるシューズショップにあるかもしれないので聞いてみてくれると。運よくそこに1足スパイクがありました。予約をして購入することに。こんな冒険があるのかどうか(笑)。結果が出なければ批判の対象になる部分もあります。それでも「きちんとできれば結果につながる」と感じていました。

 

翌日は朝から練習をする。時間帯はそれほど早くない開始時間でしたが、スパイクを慣らすために朝メイン競技場で走っておくことに。この時点でかなり動いていました。スパイクパワーもあるかもしれませんが、春先と同じくらいで走れるようになっていました。タッチダウンも4秒5~7で走れています。久々の感じです。きちんとできればある程度走れるのではないかなと。まだまだ粗削りです。きちんと力が出せればそれなりに戦えるかもしれないなと感じました。5組1着プラス3の条件です。この条件では次のラウンドに進むのは厳しい。せめてPBを出すことができれば次につながるかなと。

 

実際のレース、前半から遅れずについていくことができました。しかし、16歩で詰まりまくっていました。練習でのタッチダウンよりも0.2秒ずつ悪い感じです。スパイクが新しくなったのもあってまだ慣れていないのも影響したかもしれません。レース全体の流れを見ていると練習でのタッチダウンで走れればトップ集団で走れるのは間違いないかなという印象です。詰まる部分をどう処理するか。5台目まで16歩。そこから17歩で。5台目まで遅れていました。やはり前半の流れをもっとよくしないといけません。最後まで17歩で押し切れました。

 

タイム的には44秒41でした。きちんと走れれば43秒台が出せるなという印象。43秒中盤で走れれば来年に向けて大きな刺激になります。国体での決勝進出のためには42秒台が必要になります。今の力ではそこまで届かないかもしれません。走力的なものもありますし。しかし、前半を16歩で走れるというのは大きな武器だと思います。タッチダウンをもっと上げていくことができれば43秒台に届くと思います。練習では4秒5、4秒7、4秒7くらいで3台目まで入ります。試合の時は3台目までのタッチダウンで0.5秒くらい悪い。最低でも5台目まで5秒を切るくらいで入らないといけない。

 

それでも「上手くいけば戦える」という手ごたえを得ました。まだまだ無名ですが、持っている力を引き出すことができれば勝負することができる。U18 に出場しますが上位16人には入れれば2本走ることができます。A決勝、B決勝がありますが最大の力を出せればA決勝も可能かもしれません。行くからにはそこを目指したいなと思っています。まだまだ「原石」の状態です。磨き切れていません。周りがどう評価するか分かりませんが、きちんと走れるようになれば戦えると思います。

 

スパイクパワーがあるのかもしれません。それでもやっと「戦える」という可能性が出てきました。まだまだやることがたくさんあります。何とかしたいですね。

 

また書きます。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする