kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

時間の流れ

2018-03-31 | 陸上競技
tokushoを転勤してから3年が経過しようとしています。本当に早いものです。今年度は我がBOSSであるesk先生が定年退職を迎えられます。

一緒に競技指導をさせてもらって本当に多くのことを学ばせてもらいました。時には厳しく、時には守ってもらう。短距離だけに特化してやらせてもらえたことは今の指導のベースを作ることができたと思っています。トレーニング系ではかなりヒントをもらいながらやっていきました。最初の段階では比較的重いメディシンを使っていましたが短距離系に本当に必要なのか?と言われ考える。瞬発的な動きを求められているのに重くてゆっくり動き始めても繋がらないのではないか。その辺りのことを常に話ながら指導してきました。

また、同時期に長距離を専門とされているhry先生も一緒に指導していました。冷静に物事を見ておられて熱くなりすぎる部分も常に指摘してもらっていました。hry先生は私よりも数年早く転勤されていました。hry先生も今年で定年退職。かなり思うことがあります。

tokushoは私達が赴任した時には本当にジョギングクラブでした。商業と工業が合併する直前にesk先生が赴任されtokushoの1期生の時に初めて一緒にやるようになる。esk先生が赴任された時は工業側も本気で競技をやってはいなかったのでなかなか難しかったようです。明日からこの3倍やると伝えるとほとんどがいなくなったと言われていました。そんな中からのスタート。本当に何もないところからスタートしたかなと。

その年運良く中国大会に進みました。一緒にやるようになって4年目、esk先生が指導されていた円盤投げの選手が奈良インターハイへ。翌年はトラックの部は私が指導している選手が多くの種目で活躍してトラック優勝。フィールドの部はesk先生が指導している数名でフィールド優勝。何もないところから始まったチームが県総体で総合優勝しました。その年は沖縄インターハイ、私も指導者として初めてインターハイへ。

無名校がリレーでインターハイに進んだり中国大会の100mで複数入賞する。そこにはやはりBOSSであるesk先生の存在がありました。奈良インターハイから今年の山形インターハイまで短距離から跳躍、投擲で9年連続で出場することができました。地方の普通の学校でここまでできるというのはなかなかないと思っています。

私が転勤してからは短距離は募集せず。転換する時に「代わりを見つけてくる」という話だったのですがそれもなくesk先生一人になるため難しい状態になりました。そこからは一人で投擲中心に進んできました。本当にesk先生がいたから山口県の投擲は前に進んできたと思っています。

今回の定年退職に伴いesk先生も学校を去ることになりました。その後の人事はよく分かりませんがtokushoの陸上競技部の短いながら輝いていた歴史は一旦終止符を打つことになるのではないかと思います。もちろん今でも選手がいますからきっとesk先生がどのような形かでサポートされると思います。それでも寂しすぎます。強化指定をもらって二人でやっていましたが、基本投擲についてある強化指定だったと思っています。その部分はどうなるのか?全く先が見えないかなという気がしています。

今日の朝、その事をtokushoの卒業生に伝えました。彼ら彼女たちにとって高校時代の中心であった陸上競技部。どのような形になったとして活動を通じて学んだ事や身につけたことは失われません。誇りに思ってもらいたいなと思います。

寂し過ぎる。心からそう思います。今は陸上競技部ですがそのうち陸上部になるのか。競技を通じて選手たちが成長する姿を見てきた私たちとすれば本当に寂しい。楽しいという本当の意味。ここを理解することができるのは本気になった者だけだと思います。

一つの時代が終わろうとしているのかなと。tokushoのOBやOGの「想い」を背負ってやっていきたいなと思います。それを引き継げるのはみんなの姿を見ていた私かなと勝手に思っています。tokushoの選手達と少しだけでも一緒に練習してきたうちの選手がそれを引き継ぐ。実際にmihoやmakinoとは何度も一緒に練習をしてきました。何かしら感じ取るものがあったはずです。

想いを繋ぐ。前を向いていきたいと思います。それしか私には出来ません。

年度末の今日、複雑な想いを胸に時間を過ごしています。上手く表現できません。情けない。
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中国合宿最終日

2018-03-31 | 陸上競技
やっとここまで。書きたいなと思うことの全ては書いていないですが。まー可能な限りということで。

前日のスマホ紛失事件の余韻がある中、この日の朝セブンイレブンに行きました。hys先生と二人だったのでセブンカフェのレギュラーを2つ注文することに。ナナコカードで購入。が、引かれた値段が300円でした。年配の方だったのでレギュラーとラージを間違えられたのかなと半ば諦める。が、出てきたカップは普段見ない柄のレギュラーサイズ。レシートを見てみるとカフェラテになっていました。いや、滑舌悪いとしてもレギュラーって言ってるんだからラテにはならないやろ??

違いますよ、と話をしたらテンパる。ワタワタなってしまいました。数分間その場で留まることに。これ、私だからありえることなのか?もう日常茶飯事すぎて笑えません。ogw先生に報告すると「スマホ紛失が面白すぎてそれくらいのネタは普通」と。いや、普通ではないから(笑)

最終的。この日は走ることにしていました。様々な事情で急遽女子400mの指導をすることになったtmr先生。最終日は一緒にやろうと事前に話していました。これにより25人近い人数での練習になります。最後ですから故障者も出ている。その中でテンションを上げて練習したいなと思っていました。とはいえ、ヨンパの選手達とはかなり関わっていますが400mの選手はこの日に始めて話をするという子が大半。それでも一緒にやるからには差をつけずに関わりたいなと思っていました。

練習開始前にグランドに行くとすでにヨンパ選手がダブルダッチをやっていました。なかなかです(笑)予定では考えていなかったのですが流れに乗ってヨンパ選手の指導の下、ダブルダッチをやっていくことにしました。もうやりたい放題(笑)しばらくやってから芝生へ移動。マークを使ったアップを。ゲーム性を持ったアップにしました。競争感覚でやると盛り上がります。冬季合宿とは異なり少し動いただけで体が温まるのもあります。というかこの時点でかなり暑かったのですが。

おんぶからの一周回る動きをやって軸系とスタビでの力発揮をアップに加えました。とにかく楽しく盛り上げながらアップ。周りからうるさいと思われたかもしれません。集中を妨げると言われる可能性もあるのですが選手の練習に対するモチベーションを上げるためにはやはり必要だったかなと。

そこからは走練習。時間的にほとんどありません。全てを含んで2時間です。アップにそれなりに時間を割いていますから他の時間がない。また、ドリル的な動きをヨンパ選手は何もやっていません。スプリントにつながる動きをやっていないので細かいことはやっても仕方ないかなと。ここ最近の私の練習の流れの中でやっていくことにしました。スパイクを履いて少し走ってそこからB走とDM走。やりたい動きを伝えて走る中で意識をさせることにしました。30mから50mまで。これだけで15分くらい使ったでしょうか。動き的に身体の前で動かす中間の動きです。

最後はグループ分けをして150mを3本。これを3セット。本当は4本3セットにしたいところなのですがそれをしてしまうと2セットで終わってしまいます。予選、準決勝、決勝をイメージして走りたかったので3セットを選択しました。リレー形式。エンドレスリレーとは異なる形です。ヨンパ選手には前日に資料を渡していたのですが読んでも理解できなかったとのこと(笑)きちんと読んでください(笑)

450mを3人で走る。1本走ったらそこでそのレースは終わり。1走を走った選手は次の1本は3走。2走を走った選手は次は1走。3走を走った選手は次は2走。一本一本レースを切って再スタートさせます。それにより常に接戦になります。一切スピードを緩めることができない。自分の走りで負けてしまうことになるからです。得点性にするともっと必死になるのですが。

合宿の最後はエンドレスリレー。これは色々な場面で見かけます。比較手に盛り上がる。しかし、今回の狙いは「耐乳酸性」です。スピードレベルを落としての練習をすると意味がなくなります。エンドレスリレーは不完全回復で回ってきます。200mの距離でないと上手くできません。この距離でやると女子はスピードが落ちてしまいます。狙いと別になる。そこまで意識して意図的に150mでのリレーにしました。

1セット目は比較的余裕。間をジョグで繋ぐと思っていたみたいで案外余裕があったと言っていました。レストは90秒前後だったかなと思います。3分の予定でしたが歩くのが早くてそこまで時間を必要としませんでした。2セット目からかなりきつかったようです。2本は走れるが3本目でかなりの負荷になる。ここが狙いです。上述のように4本にするともっときます(笑)。が、あえての3本。3セット目は強くなりたかったら最後まで自分で走り切るようにという話をしました。まー参加している選手の雰囲気からして手を抜く感じは全くないですが。スピードが落ちるところで粘れるかどうか。ここも大きい。しっかりと走り込んでいました。盛り上がっていました。

最後に補強をして終わり。トンパとリズムで。全員で一緒に。声を出して盛り上げながらやっていきました。途中しんどい練習もあったと思いますがなんとなく最後に盛り上がっていたら楽しかったという感じで終われる(笑)ごまかしている感じもあるのですがまー良いかなと。楽しかったと言っていたので(笑)

やりたいことはできたかなと思います。練習が終わった後や閉講式の後に何人もの選手が挨拶に来てくれました。今回の練習のことや今後の練習についての質問をしに。ありがたいことです。自分達が何をしないといけないのかをしっかりと考えてもらえたらと思います。あくまで実践的な練習にしたつもりです。学校で少しでも取り入れてくれるといいかなと。特別な練習をしても一時的な話にしかなりません。そうではなく課題克服のために使える練習にできたら良いなと思っています。

選手のおかげで私自身も楽しめました。元気をもらった感じですね。これまで指導してきた中で一番積極的だったと思います。こちらも工夫はしますが選手自身のモチベーションや目標意識に大きく関わると思います。こちらも必死に指導したいなと思う選手達でした。なかなか出会えることのない機会でした。感謝しかありません。

なんとか無事に合宿を終えました。私の声はガラガラ。日焼けしていました。やれることはやれたかなと。

充実した数日間でした。ヘロヘロですが(笑)
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中国合宿3日目〜午後〜

2018-03-31 | 陸上競技
3日目午後。午前中の練習をかなり引っ張っていたので午後は15時から2時間、補強中心に行うことにしていました。最終日は400mパートと一緒に走り込むようにしていたので午後は休ませたいなと。2時間と限定しての練習。ここ最近は時間の管理はしっかりとやるようにしているので(笑)昔はひたすらやりまくっていましたが。

最初にバランスディスクを使ってのドッヂボール。グループ分けてDM投げをやりました。落ちたら腹筋をやってまた上がってくる。その繰り替えし。しばらくやってから今度はその上で片足スクワット。もちろん自立できないので補助をつけて。バランスディスクを使ってボディコントロールの練習を少しやっておきました。

で、もう一度身体を使うという意味でバランス系の練習。バランスとジャンプを組み合わせました。できないなりに一生懸命やります。そのまま倒立練習。肩の上に腰を持ってくるという練習をしました。基礎です。自分で軸を作るためにどうするかを身体で理解してもらいたいなと。ペアワークでの倒立まで。

そこから軸作りをやっていきました。特別な練習ではなく自分たちで学校でやろうと思えばできる練習を中心に。前の記事にも書きましたが軸を作ってから力を発揮するというのが最近のテーマです。スタビでの力の発揮の練習もしました。案外盛り上がる。

力の発揮ができたので今度は上半身と下半身の連動を図る。股割りスクワットとシャフトトレーニング。これも多少なりと時間をとって説明しました。トレーニングをするのにも順序があると思っています。思いつきでやっているように思われがちですがそれなりに組み立てています。まー適当だと思われている方が気が楽ですからね。雑な指導しますねって言われておきたい(笑)

手押し車なども行いました。まーこれも楽しみながら。軸を作って身体を動かすという感覚の中でやっていきました。単純に手押車をするのではなく何を目指すのか。この辺りのことも意識しながらしっかりと。残り20分になったのですが選手が「ダブルダッチやりたい」というので最後の10分くらいはダブルダッチで。元気です。

単に補強をしていると思われるかもしれませんがやはり意図のある練習をしたい。遊んでいるように見えても実は違う。そういう練習をしたいなと思っています。芯を鍛えるトレーニング中心ですね。

なんとかやりたいことは出来たかなという感じです。選手も楽しみながらやってくれているので問題ないかなと。まー私は風邪気味だったこともあり声が枯れてきていましたが。
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中国合宿3日目〜午前〜

2018-03-30 | 陸上競技
前の記事のようにテンションが微妙な中で3日目スタート。ネタではなくこの手のことが降ってきます。笑いの神様に愛されているのか?!

3日目、この日はメイン競技場での練習。今年の中国大会が行われる会場。ここでの雰囲気と風の状態を理解してもらうために実践的な練習をすることにしていました。

アップは当初予定していた内容から若干変更。なんせ選手がダブルダッチをやりたがるので(笑)。この日は午前中の練習を引っ張るつもりでいました。他のパートが終わってからでないとできないこともあったので。アップを長めにとってもいいかなーと。他のパートの状況はよくわかりませんが女子ヨンパの選手達、とにかく意欲的でした。そして明るい。ダブルダッチをやっていてもワイワイ言いながらやります。楽しそう。

ある程度やってからDM投げ。真上投げと叩きつけ。そこからDM投げのリレー。最初芝生の上でやっていたのですが朝露の影響でDMがびしょ濡れになる。もう一種目あったのですがある選手が「先生、タータンでやりたい」とアピールしてくる(笑)他のパートもやっているのでこちらとしても遠慮していました。が、選手がやりたいというのでタータンの上で強行(笑)邪魔にならないように一気にやってしまいました。

さらにマークを使ったアップを。これも合宿などではよくやります。内転筋を鍛えたり敏捷性を養うという意味合いがあります。遊んでいるように見えますがそれなりに考えてやっています。盛り上がってくれていました。毎回の練習の中でサイキングアップができるかどうかです。沈んだ雰囲気の中ではやりたくないので。

かなりテンションが上がってきたのでそこからハードルドリルを。壁を使ったものと抜き足を意識したワンステップハードルを実施。前日までの練習で抜き足がきちんと前まで持ってこれないという部分がありました。メニューに組み入れていた部分もありましたがしっかりと抜き足意識した練習を。更にハードル連続抜きを。やりたい動きを強調して組み立てました。

そこか各自で身体を動かして1台目までのアプローチを。これもなかなか上手くいかない部分です。そこを克服する練習を計画しました。完全にオリジナル。パクリといえばパクリですが(笑)。ヨンパ、歩数が非常に大切になります。1台目までは23歩から26歩で走ります。ショートハードルのように8歩で走ると決まったパターンはありません。だからこそその1台目にどうやって臨むかは大切な話だと思っています。が、「足が合う」「足が合わない」という漠然とした雰囲気の中ではやることが多い。

そこを克服するために20m地点と35m地点に「中間マーク」を置きました。幅跳びなどの跳躍系の練習の中から取り入れました。跳躍では踏切を合わせるために中間マークを置きます。そこでどれだけズレているかで踏切がズレてくる。安定したストライドを確保する必要があります。実はヨンパも同じではないか。そう考えるようになりました。歩数が多いからこそある程度目安が必要だと。45m走ってから合わないというのではぼぼ無駄です。その前の段階で何か問題があるのです。前段階での動きを定着させることが必要不可欠だと考えています。そこをペアワークで見ながら確認しました。

ある選手が「24歩で行きたいのに行けない」と相談に来ました。中間マークの歩数を確認してみるとすでに1歩多い。この段階で絶対に無理だと思います。話をして25歩にさせました。これから24歩で行きたいなら中間マークの時点で上手く調整していくようにと。25歩に変更した事でスムーズになりました。走力やストライドも大きく影響しますがやはり途中の段階でどうするかだと思います。35m地点からは少しだけ刻み気味に入りたい。そこも含めて中間マークの練習は「学校で自分で練習する」という部分には適しているかなと思いますね。選手から教わる事があります。

何本かやる中で足が合うようになる。いや、我ながらいい練習だったなと思いますね。ヨンパ関係の指導者は是非とも導入してもらいたいですね(笑)。ヨンパは確実に特殊種目だと思います。ポール並。細かい事を丁寧にやっていけるか。ひたすらハードル跳んだだけでは改善できない部分もあります。だからこそ戦える可能性が出てくる。改めて思いました。

そこから全員でハードルを設置して3分割走。400mHを分割してそれぞれの区間で意識するポイントを考えさせました。計画しているレース計画を実践で試す。1セット目は細いことは言わずに走らせました。狙い通り?失敗する選手が続出。力に余裕があるので切り替えないといけない区間でも歩数を減らさずにいきます。走り終える事が大切ではない。あえて分割していますからそれぞれの区間での意識をするべきです。その事を話して2セット目へ。

山口の競技場はバックストレートが向かい風になります。それを感じてもらいたい。いつもよりストライドを意識しなければ届かなくなります。そのために何をするか。ここの部分は個別にかなり話をしました。選手自ら質問をしてきます。珍しく順番待ちみたいな状態になりました。最初の段階で細かい指導を受けたいのであれば自分から動く事を求めていました。受け身の選手にはこちらから話しかけるようにしていますが、自分から質問したり聞いてくる選手に対しては言葉を交わす時間が増えます。当たり前の話だと思います。

余裕がある状況で歩数を切り替える。ここはイメージ作りです。17歩から19歩に切り替える選手が走り終わった後に「ピッチアップのイメージができて上手く切り替えられたけどどうでしたか?」と聞いてきました。前日からの流れが上手くかみ合ってきているなと感じました。本人達が感覚を磨いていく。そのためのきっかけを作れたと思います。

疲労云々ではなくやりいことがどれだけできるか。単純に200mHで5台跳ぶ、10台跳ぶというよりは効果的だと思います。そこにどのような意図があるのか。実践的な練習をしたいと思っていましたからこちらの狙いは伝わったと思います。マニアックすぎてなかなか分かりにくい練習だとは思いますが。

とにかく積極的に関わってきてくれる。ここに大きな意味があると思います。短期間のコーチングですからそれぞれが持っているものを引き出すというのが一番かなと。選手の表情が良いなどの思いました。私自身をやる気にさせてくれる。本当にありがたい。

ハードルの切り替えなども含めて一律の三分割走にはしませんでした。3台目まで同じ歩数で走って4台目で切り替える選手もいます。その選手はやはり3台目で終わるのではなく4台目まで走る方が良い。5から6台目で切り替える選手は3台目で区切って4台目から7台目まで走る方がいい。本人達が考えどう計画するか。そこはすごく大切だと。こちらから「こうしなさい」ではなく自分たちで考えてどう判断するかだと。私はこの場だけの指導。学校に帰って計画するためには理解させる必要があるので。

13時過ぎまで引っ張りました。9台目まで跳ばしましたから他のパートがいるとなかなかできませんから。本人達は考えながらしっかりと取り組んでいました。いや、こちらが楽しい。油断して走りを見逃すとすぐに質問しにきますから(笑)

ここまでがヨンパの専門練習でした。かなり良かったと思います。自画自賛(笑)
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中国合宿3日目〜スマホ紛失する〜

2018-03-30 | 陸上競技
中国合宿3日目。一応運営委員なのでコーチとは別の活動があります。7時半集合。そのため7時には宿舎を出ることになります。コーチだけやっていたら良いというわけではない。いや、なかなかしんどいですね。それでも朝だけは手伝わないといけないなと。

今回の旅館には駐車場が4台分しかありません。そのため少し遠くに駐車して歩く必要がありました。朝はhys先生がそこまで車で運んでくれました。ありがたい。送ってもらう前に近くのLAWSONでコーヒーと2リットルの水を購入。前日がかなり暑かったので水分補給だけはしなければいけないなと。

私とkbt先生、tmr先生が一緒に車で運んでもらいました。ありがたいですね。車を降りて忘れ物がないか確認。いつものことですが置き忘れる事が多いので一応チェックするように心がけています。自分の車に乗ると「携帯電話が接続されませんでした」との通知。Bluetoothで接続するようにしていますから持っていなかったら分かる。え??持ってきていたと思うけど?!という気持ちになりましたが自分自身を一番疑っているのでもう一度宿舎に戻ることに。情けない。

が、宿舎に戻って探したのですがどこにもない。かなり探したのですが。ひょっとしたらhys先生の車の中に落としたのか?チェックしたにも関わらずです。急いて競技場へ行ってhys先生の車の中を確認させてもらいました。残念ながら見つからず。うーん。やっぱり部屋に忘れたのか?再び戻る。宿泊用のバックの中までひっくり返して探しましたが見つからない。うーん。LAWSONに買い物に行ったのでそこに置き忘れたのか?一応確認しにいきました。店員さんに聞いて見ましたが見つからない。

あの短時間に落としたのではないか?!警察に届けられているかもしれませんがこの時間から行っていたら指導ができなくなります。迷惑はかけられません。最期のかすかな希望としてhys先生の車の中に落ちているのではないかと。最悪指導の途中に警察署まで遺失物届を出さないといけないかなとかなり落ち込んでいました。

競技場に到着する。他の委員の先生は準備をしていたのでそれを手伝わなければいけません。トボトボとサブトラックに向かって歩く。

すると正面からtmr先生が走ってくる。なんだろう?と思うとその手には私のスマホが!!え?なんで?

話を聞いてみると車の中でガタっと音がしたので自分のスマホが落ちたと思って手で探ってそのままポケットに入れていたとのこと。多分、私が置いていたスマホをそのまま確認せずにポケットに入れたまま車を降りたのだと思います。スマホを開いてみるとkbt先生から着信が入っていました。電話かけてみたら見つかるんじゃないかという話になったようです。電話をかけた瞬間にtmr先生「このスマホってkaneko先生のですよね?」とポケットから出したようです。

その場にいたみんなは大爆笑。kbt先生からはtmr先生がスマホを持っている写真とogw先生とtmr先生が満面の笑みで写っている写真が送られていました。いや、笑えんから(笑)

私は基本的に置き忘れをかなりするので一番疑うべきは自分自身だと思っています。それでも見つからないというときは間違いなく落としている。まさか他の人のポケットに入っているとは思いません。なんなんだ?!(笑)

このおかげでかなりのロスをしました。まー周りの人は最高にウケていたので笑いを提供することはできたのかなと思いますが。それにしても(笑)毎回毎回、奇跡的なネタを提供するというのはある意味天才ではないかと思いますね。普通ではありえない。私は警察署に行かなければいけないのでは?!という不安しかなかったのですが。

そんなバタバタの中で練習開始を迎えることに。まーなんなんでしょうね。始まる前にネタを提供できました。これだけで記事になる。忘れずに記録しておきたかったので(笑)最悪です(笑)
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中国合宿2日目〜午後〜

2018-03-30 | 陸上競技
2日目午後。すでにアップで何をしたか記憶がなくなりつつあります。昼休憩を挟んでサブトラックに行くと何人かはダブルダッチをやっていました。「先生、アップ終わりました!」とのこと。待ち時間に自分達で練習していたようです(笑)何を目指しているのか。

午前中にかなりやっていたのでアップは少しでもいいかなと思ってきました。ダブルダッチを少しやってバランスディスクを使ってのスクワットなどをやったと思います。あれこれありすぎて思い出せない(笑)

身体が温まったのでそのままスパイクを履いて練習。午前中に3歩ハードルを行なったので午後はカーブでの4歩ハードル。午前中に使ったハードルをそのままにしていましたからそれぞれ1歩分伸ばす。前の記事にも書いたように走りに合わせてストライドが変わります。それに合わせてハードルインターバルも変更。逆脚になった時には次のハードルインターバルが遠く感じるという部分を感じてもらいたかったので。

逆脚を使った時のハードリンク。意識的に距離を稼ぐ。更にはスピードが上がってきてからの上半身のブレをどうするか。逆脚で減速する理由は苦手だからというのもありますが上半身がコントロールできなくてばらけてしまうことがあります。それがそのまま着地のブレにつながる。

今回は右リードの選手が多くいました。左リードになった時の腕の使い方はかなり大切になります。右肩が開いてしまうため上半身がついてこない。そこからのブレが大きくなる。また、カーブの走り方を覚えてもらう必要があります。無意識に走っているのでレーンの真ん中を走っています。これではロスが多い。本人達は走っていても気づかないのでこちらから指摘。4歩ですから内側と真ん中を交互に走ることになります。直線の4歩ハードルでは分からない部分ですね。

休憩を挟んで今度は歩数の切り替えの練習。これもオリジナルだと思います。走っていていきなり歩数を変えろというのは器用な子であればできると思いますがかなり難しい。逆脚を使うとしても4歩ハードルであれば同じリズムで走れます。これであれば簡単。しかし、歩数が増えるとリズムが変わってしまいます。ここが難しい。本人達がとうその感覚を掴むか。自分たちの課題を書き上げさせましたがそこには「足が合わずにハードル前でチョコチョコとなってしまう」と書いていました。ここがヨンパの最大課題。減速すると一気にハードルインターバルの速度が落ちて行きます。

これも初日に話をしましたがヨンパでは2台目に最高スピードを迎えてそこからスピードが落ちていきます。逓減する感じですね。チョコチョコとなって大幅に減速してしまうと次のハードルインターバルは更に落ち込みます。女子は特にこの部分で差が出ると思っています。ここを理解してどうハードルインターバルを走るかを考えないといけないと思っています。

歩数の切り替えに関しては「自分のストライドを知る」ということが必要になります。17歩ならどれくらいのストライドなのか。18歩はどうなのか。そのため実際のストライドを意識したマーク走を行う。そのままの流れの中で「歩数の切り替え」を考えたマークを置きます。17本ストライドのマークを10本置いて10m間を置く。そこから18本ストライドのマーク10本置く。この練習の中で実際にどれくらいピッチアップしなければいけないかを感じ取るのです。

マニアックな話になっていますね(笑)。実際にやってみてピッチアップの感覚をつかませました。実際歩数の切り替えを行うのは多少疲労感がある時です。それでもストライドが変わるという感覚は持っておきたい。最初は2つのパターンしか作っていませんでしたが本人達の申し出があり4つのパターンに増やしました。16歩から17歩への切り替え、17歩から19歩への切り替え。2歩増えるのはかなりストライドが変わります。20センチ近く変わるのでむずかしい。直前で合わせるのではなくトータルで合わせる。だから戦略戦術が必要になるのです。

そこから実際に35mのハードルインターバルを作って切り替えの練習。1台目までにしっかりとスピードを上げてきちんと切り替えをする。本当は3台分置く方がいいのですが翌日以降のことを考えて2台分のみ。最初は戸惑っていましたが本数を重ねる中で調整できました。合わなかった者はすぐに質問しにきます。「合わなかった」とか「今のどうでした?」とか。「ピッチ上げすぎて届かなかった」という選手もいました。本当はマーク走と組み合わせながらやると効果は高いと思います。場所の関係でそれはできませんでしたが。

上手く出来るようになると「今の見てました?かなりスムーズにいけた!」とアピールしてくる(笑)。それでいいと思います。自分がうまくできたら笑顔でそれを表現できる。そういう感覚をうちの選手も持ってくれたらいいなと。淡い期待(笑)

ヨンパは練習しようとするとかなり走ることになります。出来るだけ実際の距離を走らずに狙いとする部分の克服ができるように工夫しなければいけないと考えています。この辺りも感覚の問題ですが。こちらが出来ることはすべてやっておきたいと思います。数日間の関わりですがこういう性格なので感情移入します。良いことか悪いことかは分かりませんが。

面白くない内容だったかもしれませんが、好きな人には好きな記事だと思います。一部のマニアに受けるblogを目指しましょうか。
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中国合宿2日目〜午前〜

2018-03-29 | 陸上競技
2日目、この日はコーチングもありましたが朝から会場準備。ポールの支柱の準備をしたり投擲のネットを立てたり。7時半集合でした。いや、なかなかハードです。コーチングをするというのも結構大変ですが運営も大変。基本的には指導という立場で選手と関わっています。今年度から地区委員になったこともあり運営にも多少なりと携わることになりました。好き勝手やっていた時期とは異なり、それぞれの立場を意識してやらなければいけなくなります。なかなか大変です。

練習開始は9時半から。前日に話をしていたのですがこの日はアップでダブルダッチをやることにしていました。テンション上がるという意味でも。初めてやる動きなのでうちのNMに簡単にお手本を示させました。取り敢えず跳ぶ(笑)もう少し説明できると良いのですが。若干話が逸れますがNがgt先生に話しかけられたとのこと。「調子はどうなの?」と聞かれて「良いです」で終わり(笑)もう少し話しろよ(笑)。まー随分成長はしています。

ダブルダッチを8分という予定でしたが選手達がひたすら跳ぶので20分近くやったのではないでしょうか。導入段階ですから時間かかるのは仕方ないかなと。せっかく合宿に来たのに遊んでばかりいるじゃないかと思われるかもしれません。クレームがついたら謝ります。が、こういう機会がすごく大切だと思っています。自分の身体のコントロールというのができるかどうか。

ダブルダッチは遊んでいるように見えますが私的にはスプリントドリルと同じだと思っています。身体の前で足を動かす。もちろん最初は跳ぶだけで精一杯ですが慣れてくると色々とできるようになります。タイミングを計る練習にもなる。まーここは分かりにくい感覚かもしれないですが。分からない人には分からない。別に良いんですが。

そこからは軸作りをやりました。うちの学校がよくやっている練習です。大したことはない練習ですが。軸を作るという意味。なぜ軸を作るのか。スタビなども軸作りとしては大切な練習だと思います。しかし、単に軸を作ることが大切なのか。本当に大切なのは軸を作った状態で力を発揮することだと思います。そのために何をするか。どこかでやっていたわけではないのですが考えた結果思いついたのが今のパターンです。本当に大した話ではないのですが。何パターンかやっていく中で軸を保って力を発揮する事を覚えます。末端ではなく中心部からの力の発揮を覚えてもらうようにしています。

更にバランス系。ここもかなりやっています。バランスを保ちながら何をするかというのも最近のテーマです。別に隠しても仕方ないので書きますが。T字バランスやバンザイバランスとジャンプを組み合わせています。単純にバランスを取るのは難しくない。いや、正確には難しいのですが。その姿勢の中で片足ジャンプをする。身体を浮かして着地しする。その時に緩衝せずに受け止める。さらには静止する。これはかなり難しい。保てません。

実際の走りにも繋がる。静止した状態でのバランスを取れたとしても動きの中でのバランスを取れるかどうか。ヨンパなどは跳んだ後に着地してバランスを崩すというパターンが多い。これによってレースの流れが止まってしまう。そうであればそれに対応する感覚を作らないといけないと思います。軸を作るというのは常に中心を固めておくという部分もあります。その中でどうするか。昔ほど単純に寝転がっての腹筋をしなくなった理由はここにあります。力の発揮が違うと意味がないかなと。この手の練習を意識的にできれば確実に体幹は強くなります。

難しい練習をひたすらやる。特殊な練習をやる。これはあまりやりたくないなと思っています。今回はヨンパ。実際問題、学校の練習では「ハードル跳んでおけ」で終わるパターンが多いのです。ある意味特殊な種目ですから。実践的に活かせる要素を織り込んだものにしたいと思っていました。軸やバランスはいつでもできる。スプリントにも活かせる。そうであれば何をするか。普段からできることをやりたい。また、学校の練習の中に取り入れることができる練習をしたい。

話を聞くと200mHなどを頻繁にやる学校もあるとのこと。そこにどのような意図があるか。単純にハードルを跳んでいたら結果が出るわけではないと思っています。実践的な練習というのは何か。しっかりと考えさせたいなと思いました。それもあり資料も作成。どうすればレースに活かせるか。そこだけをしっかりと伝えたいと思っていました。

1時間以上身体作りに時間を割きました。そこからはハードル基礎。前日と同様の流れで。この日は踏切も意識させたいと思っていました。ハードルリードの動きに踏切を入れました。強い踏切からその力を前方向に変える。進まない選手に対しては腰を押したりしながら感覚をつかませる。抜き足は単純にやるのではなく直線的にしっかりと運ぶ。更に前まで。股関節が詰まる感覚をつかませたいと考えていたのでそのための動きも組み込みながらやっていきました。

ドリルも同様にやっていってそこからハードルでのタンブリング。これはなかなか出来ません(笑)身体のコントロールという意味でも難しい。見た動きができるかどうかというのも大切です。何本も繰り返しました。これは抜き足をしっかりと前まで持ってくるという動きです。リード脚と抜き足が同時に着くくらいの感覚でやります。ひたすらやる中で身についていきます。

で、一歩ハードルへ。女子はこの部分が弱い。抜き足が前まで持ってこれないので強い接地になりません。あえて距離を伸ばしていきました。この中で逆脚の動きもやる。ここにはさまざまな意図があります。ヨンパのハードリングはショートハードルとは違うと考えています。パワーを使わずにハードル上で移動距離を作るというのも必要だと考えています。すぐに着地するのではなくハードル上で移動する。これによりハードルインターバルの走りが楽になります。ここも感覚。やる中で身につけさせたいと思っていました。

午前中の最後はカーブでの3歩ハードル。これは17歩の選手と19歩の選手で別に作りました。ショートハードルの3歩ハードルとは意味が違います。決まった距離を3歩で走るのではなく狙った歩数に必要なストライドを確保する。ヨンパの特色だと思います。3歩ハードルをやってある選手は詰まる、ある選手はバウンディングになるというのはこちらの準備不足だと思っています。これも私のこだわり。本当に実践的なハードリングをやりたいのであれば歩数によって配置するハードルの距離は変えるべきです。

少し遠いという選手もいました。その選手には一歩ハードルでの動きを意識させました。最終的には届くようになる。バウンディングで走っている選手はいませんでした。自分がどのくらいのストライドで走れば良いのかを感じ取れるかどうかです。届かないならストライドを少し伸ばすかハードル上で移動するか。どちらかです。かなりスムーズにできるようになりました。

今回参加してくれた選手、貪欲です。出来なかったらひたすら聞きに来ます。何人も走るので見逃していることもある。「次行くので、課題ができているか見ていてください」と積極的に聞きに来る。いやー、楽しい。強いから楽しいのではなく求めて来るのが楽しい。強くなりたいという想いが大きいからだと思いますね。

という事です2日目午前中終了。久々に真面目にblog書いてますね。たまには。楽しい記事にはなっていないかもしれません。マニアックな内容が大半。私的には最高に楽しい(笑)
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中国合宿1日目

2018-03-29 | 陸上競技
25日から28日まで山口で中国合宿でした。前の記事にも書いていましたが引き受けということもあり準備などもありました。本当はうちからは5人の参加予定でしたが色々とあって4人の参加になりました。無理はさせられない。が、無理をしなければいけないという時期。難しいところです。

実は24日の夕方から微妙な寒気がありました。ひょっとしたら気温が低くなってるんだろうなと考えていました。25日は朝からクシャミが止まらない。花粉症なの?!という気分になりましたがどうも違う様子。寒い。暑いのにかなり寒い。やられる一歩手前という感じでしょうか。それでもやるしかないという感じですね。与えられた役割を果たすという義務感はありますから。周りからは大丈夫だろうと思われていたと思いますが。かなりキツかった。

朝から会場準備などを行なって午後から開始。開講式自体は予定よりも早く始まったので練習開始も早まりました。今回は13名の参加。1人は最初に治療に行っていますから12人でした。サブトラックでの練習でしたが、多くのパートが集まっていたので最初はミーティング。野外音楽堂で実施することに。山口県の選手に声をかけていました。私が移動する前に歩いて向かっていましたから大丈夫だろうと思っていました。が、待っても来ない。後から来たパートは自己紹介を始める。それでも来ない。あまりにも来ないので探しに行くと音楽堂の外側で座って話をしていました(笑)

何やってるんだという話でした。何人かが山口県の選手なのに知らないの?みたいな突っ込み。更には「ほかのパート、自己紹介始めてたよ」と伝えると「私達はもう終わりました」と(笑)。中四国合宿で知り合っていたのもあるのだと思います。まーそれで良いんですが。

ミーティングはヨンパの専門の話。今回の合宿でやりたい事を伝えました。冬季練習とは違います。シーズンが近づいているので実践的な練習をしたいなと。前回山口で開催された中四国合宿に参加して私が指導した選手も2人いました。とはいえ当時とは本人達の感覚も違うと思います。今回はヨンパに必要な練習に特化していくことに。何をやりたいかというのをざっくり話して資料を渡してそこからグランドへ。

サイキングアップをメインにしました。しっかりと練習できたら良いとは思うのですがやはり普段やらない場所でほとんど知らない人間から指導を受けます。私の性格さえ分からない状態でやらなければいけません。そうであればまずはテンションが上がって距離感が近づかなければいけない。選手同士も同様です。この手の時にはコミュニケーションタッチから入るようにしています。そこからバランスディスクを使ったスタビ古今東西(笑)バランスディスクの押し相撲など。幸いムードメーカーになる選手も複数いたので盛り上がりました。これにて練習の最初のステップは終了。

そこからは真面目に。ハードルに必要な練習を取り入れていきました。抜き足が前まで抜けないという選手が多いのでこの辺りはしっかりと改善していきたいなと。壁を使ったハードルドリル。ここは普段からやっている選手もいると思いますか足だけの動きになる。これでは面白くないのでどうやって進むかを考えながらやりました。抜き足も同様。まー本当に基礎的な事です。どこかでやっていたとかではなく必要だと思うので取り入れる。そんな感じでメニューを思いついています。

並べてのハードルドリルも。これは普段の練習の癖が出ます。女子の課題である抜き足をどうするか。できません。寝てしまう。股関節が使えないのです。この手の抜き足の癖はなかなか修正できません。可能であれば早い段階できちんとした抜き足の軌道を覚えておいてもらいたい。時間をかけて丁寧にやりました。二人一組で見ながら。自分の足の動きがどうなっているのかを判断してもらいたい。

さらにはリズムハードルも。これも重心の移動を意識した練習です。最初は少し詰め気味にやってそこからどんどん伸ばしていく。これは逆脚の練習にもなります。いきなり逆脚でハードルを跳べというのは難しい。段階を追ってハードルを越える練習をしていきたい。短時間ですがそのキッカケを与えたいなと。リズムハードルを行うと抜き足が前まで来ない選手が顕著になります。ローリングしたり抜き足が遅れたりする。これもペアで見ながら話をさせました。もちろん私も指導はしますが。最初は出来なかった部分も最後にはある程度形になっていました。選手の頑張りがすがい。

まー私はキッカケを与えるだけの仕事だと思っています。他のパートよりも話しかける頻度は多いかなと思います。きちんとやりたい事を理解してもらってそれをどうすればいいかを考える。とにかく明るい雰囲気の中で練習を進めることができました。選手に恵まれているなという感じでした。

良い練習ができたかなと思います。自画自賛(笑)まー選手のおかげなんですが。ちょっと時間を作って更新しておきたいと思います。真面目に。
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やれることを

2018-03-25 | 陸上競技
金曜日、この日の午前中は仮入学でした。そのため練習は午後から。受付業務があったのでその部分をやってから合宿準備。練習開始は13時としましたが12時前に集合としました。今の学校では行ったことがないですが勧誘のためのビラ配りを実施することに。これも経験かなと。積極的に人と関わることを目標にしました。

午後から病院に行くという選手がいたので1人だけ別メニューで。この1ヶ月かなり苦しんでいました。こちらも出来る限りのことをやりたいという想いの中でも関わってきました。とにかく出来ることをやる。そこだけです。どうしても無理をしてしまいます。もちろん、無理をさせなければいけない時期ではあると思います。そこのバランスをどうするか。

あえて走るメニューは避けてトレーニングと自転車こぎ。ひたすら負荷をかけました。見ていると必死です。練習開始前に話をしていました。どこを目指すのか。どんな思いでやるのか。ここです。自転車だけでは重心移動がありません。そのため壁とドリルを組み合わせました。休息時間にそれをさせます。かなりきついと思います。

3セット実施しましたが2セット目は200mを意識した内容。かなりハードです。それでも叱咤激励しながらやらせました。最終的に自分自身に返ってきます。しんどくなって気持ちが落ちる時でもきちんと話をしながらやっていくことで乗り切れる。途中から涙も出ていた気がします。それでも一切手を抜かない。必ず結果につながると思います。競争させながら必ず結果を出したいと思いますね。メニューを与えてやっておけというスタイルではありません。選手と共に進みたい。

実際問題。この部分がこの1ヶ月くらい自分の中での葛藤の一部でした。適当にやっているのであらばこちらも適当に関わればいい。しかし、本気でやっている。こちらも何とかしたい。それでもうまくいかない。痛みがなければ走れる自信はあります。気持ちが切れないように保ちながらやっていく。周りもそれがわかっていますから自転車こぎの時には声かけをしてくれていました。男子の存在がありがたいですね。

他の選手は久しぶりに屋外での走練習。中国合宿に参加する者もいますが関係なし。合宿があるので練習量を調整する気はサラサラありません。ここで勝った負けたの話ではないからです。練習の延長線上にある。普通通りの練習の中でやっていくと決めていました。疲労で走れないというのがあったとしてもそれは最初から分かっている話。トレーニングも含めてやっておかなければいけません。

前日室内で簡単に加速段階の練習をしていました。金曜日は一週間ぶりにスパイクを履いた状態になるので意図的に重心移動を作り出したいなと考えていました。そのための加速ドリルを。しっかりと確認させたいというのもあり2サイクル実施しました。この日は本当に久しぶりに私自身も練習をじっくりと見ることができました。一つ一つの動きを確認。気になる点があれば指摘。こうやって動きを作っていく時間は私にとって本当に楽しいですね。この感覚。あれこれありすぎてこのういう感覚を忘れかけていました。それぞれにやるべきことがある。使命というと大げさかもしれませんが私がやるべきことはここにあると確信しました。

グランドが広く使えなかったので途中に120を走るメニューを省略。ランジサーキットを行ってからタイヤ引き。最後に120を1本。疲れはあったと思いますが動き的には全く問題なし。力がついているなと実感できました。女子のリレーの最大課題である4人目。新入生を含めて多少なりと形になりそうです。4人目がどれだけ走れるか。インターハイに行くという話ではなくもう一つ上を目指します。それは私が思っているのではなく選手自身が考えていることですから。

寝転がっての体幹補強が少なくなっているなと思っていたのでそのことを話して終わり。家で100回だけでもやればいい。こちらはヒントを与えますがやるかどうかは選手次第ですから。私がメインではない。そこも考えながらやりたいですね。

ちょっとはblogらしくなってきたでしょうか。やれることをやります。
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合宿準備

2018-03-24 | 陸上競技
金曜日、天気が持ち直しました。練習に関してはまた別に。忘れないうちにやったことを書いておきます。

実は日曜日から中国合宿があります。前回は4年前に鳥取中国合宿だったと思います。島根もあったかも。4年前は選ばれましたが辞退。リレー練習をするためにはやはり学校でじっくり時間をかけてやる方が良いと判断しました。当時12秒20と12秒35の2人がいましたが。全体での練習を優先。感じが悪かったかなと思う部分もありますがチーム最優先でした。翌年は中四国合宿の時点で辞退。合宿に参加させる水準ではないと私が判断して。ここに関しては批判を受けるのかもしれませんが。

そこから2年間は中国自体が開催されませんでした。全国合宿の引き受けが広島だったので物理的に無理だろうと。今回は久しぶりの開催です。まーこの時期の開催に関しては色々と難しい部分があります。怪我をさせるわけにはいきません。負荷を増やす部分も難しい。あれこれ考えさせられます。

今回は山口県開催。引き受けるからにはきちんと責任を果たさないといけません。が、本当にあれこれあって合宿どころの騒ぎではないという感じでした。引き受けたのにも関わらず練習に関して考えることができないとは。普通の感覚であれば引き受けたらやります。私な普通の感覚なので。だからこそ計画を立てなければいけない。が、本当に無理でした。

そこで金曜日に空き時間を見つけてひたすら作る。全体のバランスを考えながらになります。練習のコンセプトを明確にしながらやらないといけない。今回はミーティングもやることにしました。練習で何をやるのかきちんと話をしてから進めていきたい。

こう見えても練習に関してはかなりこだわりを持って取り組んでいます。合宿だからといって適当にやるのは嫌。計画を立てる。前回中四国合宿で作成したメニューの焼き直しをしながら立てていきました。シーズンを前にしてやるべき練習は何か。ここです。走り込みだけをやるのであればかなり楽です。が、実際のレースで活かせる内容にしなければ参加した意味がなくなります。

ヨンパ自体は特殊性が強いと思います。単に走って跳んでおけでは一部の能力の高い選手であれば対応できますが普通の選手ではなかなかできない。そのことも含めて対応する練習をしたいなと。1台目のアプローチをしっかひとできるようにしたいなと。そのためのヒントを先日閃いたのでそれを実施してみたいなと。共通して上手くいかない部分への対応ができれば面白い。まー私が楽しみながらあれこれ探りながら練習できないと面白くないですからね。

前回のものを修正した部分があるのでマンネリ化すら危険性もありますが。まーそれはそれで許してもらおうかなと。サイキングアップは常にやりたい。まーシーズン前に遊び感覚でアップをするなと言われそうですが。まー前向きに練習に取り組むためには私的にはありだと思っています。批判されたら謝ります。以前のことがあるので。

コーチングに専念するというのは必須だと思っています。運営委員になっている部分もありますから簡単ではありません。コーチングをするのであれば最優先すべきは選手だと思っています。あれこれ言われたとしても選手が満足する練習ができるかどうかです。そういう感覚の中で生きてきました。もちろん全てが正しいとは思いませんが。何のためにやるのか。ここだけは外せないなと思いますね。

真面目に計画を立てました。さらに不在時の学校のメニューも考えなければいけません。こうやって競技のことだけを考えられる時間は本当に幸せだと思います。それ以外のことが多すぎる。それが普通なのかもしれませんが。没頭して考えていると競技に対する想いと向き合うことができます。やっぱり好きだなと。blogに記していくことで気持ち的なものも分かります。自分自身と向き合う時間が必要。

また書きます。
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